肉食系社長は意外にカマッテちゃん?

発情オオカミ君愛を叫ぶ

hatsujo ookamikun ai wo sakebu

発情オオカミ君愛を叫ぶ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神28
  • 萌×234
  • 萌27
  • 中立3
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
19
得点
360
評価数
97
平均
3.8 / 5
神率
28.9%
著者
碗島子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784812480717

あらすじ

就職難に喘いでいた原智之20歳。雇ってくれるならどんな会社でもいい!と面接を受けたのは人材不足の青木デザイン事務所。採用になったのは嬉しいけれど、「しっかり働かないと、ヤリ捨てちゃうよ?」と社長の青木正嗣に脅しをかけられる。入社早々、前途多難!
変態社長×小動物系ゆとり君の恋の攻防戦はエロ&爆笑必至☆

表題作発情オオカミ君愛を叫ぶ

デザイン会社の社長
新卒の新入社員

同時収録作品しあわせのツボ/しあわせのツボ②

26歳,彼女に振られた会社員
居酒屋で出会った青年

同時収録作品優良物件あります

後輩社員
先輩社員

その他の収録作品

  • 腹ペコ狼君の場合
  • 雇われリスっこの苦悩
  • おあずけ狼君とリスっ子の覚悟
  • 優良物件にて(「優良物件あります」の描き下ろし)

レビュー投稿数19

ガラの悪い変態社長と小動物系新人君

この社長がバカで変態で憎めない良いキャラです。
そして鈍感力高めのリス系男子新人くん。

ちょっとかわいいから遊んでやろうくらいに思っていた社長が、どんどん彼にハマって行ってどうしてそっちに行っちゃうんだ!っていう行動で彼にアピール。
ここら辺、椀島子先生のそういうところが出ていてとっても良いです。

他、2編同時収録。こちらも大変良かったです。
「優良物件有ります」は上記のカップルの隣の部屋の住民が壁の薄さにいやになり後輩に愚痴ったところ彼と同居することになり、なにもかも出来る男の後輩くんにムラっと。

「しあわせのツボ」こちら①②とあり、
①の方では、攻めのよも君視点で描かれていて、よも君が彼女に振られた日に笹目君と不思議な出会い方をしてワンナイト。
でも、笹目君のことが忘れられなくて彼を探すけど笹目君の手掛かりは彼がくれたしあわせになるツボと、自分が貸してあげたパンツだけ。
②は笹目君視点から描かれていて面白かった。

笹目君の立ち回り方がかわいいです。

0

碗先生、やっぱ好きだわ〜

この作品11年前なのですね。
碗先生の変態的な部分、この時から変わらないんだなとうれしくなりました。

液体で汚すの好きですよね。今作では砂糖追加で激甘なコーラ液、コーヒーフレッシュをぶちまけてました。好きな子に貸した自分のパンツ越しにペロペロしちゃってて、「自分のパンツ舐めてる、よ?」って言われてんの面白かった。
それとどこかずれててヘンテコな人物の面白さがあります。だいぶ変人だなと思う奴を周りが受け流してたり軽く突っ込むだけでスルーする感じ。独特のテンポ感が私は好き。

3カプのお話が収録されてますが、2組目と3組目のお話が私は好きでした。

【優良物件あります】
1作目【発情オオカミ君愛を叫ぶ】の青木社長の住むアパートの隣に住む矢場。壁が薄くて喘ぎ声に悩まされてたら、爽やか後輩 聞太くんからお家に来ないか誘われる→すごくリッチなマンション→お部屋は綺麗だし、手料理は美味い→一緒に住んでもいいですよ→速攻引っ越してくる。なトントン拍子に同居スタート。
こんなの、聞太くんただ優しいんじゃなくて矢場の事を狙ってるに決まってるやんw
同居する内に意識し出して…って、どんなけちょろいんやと思いますが、上手くまとまってめでたしめでたしでした。

【しあわせのツボ】
3組目のお話が1番好き。
四方田(よもだ)くん、彼女に振られて居酒屋に行くと知らない男子笹目(ササメ)くんに懐かれて、なんだかんだで一晩泊める事に。
この2人のやり取りおかしな事がいっぱいなんだけど【しあわせのツボ】がポイントになるお話です。彼女さんお喋り好きで、よも君を振ってくれてありがとう。よもだくんもササメくんも変わった苗字で良かった。これが、田中と佐藤だったら出逢えてなかったかもしれない。

シーモアで購入
白抜き修正

1

変人と普通の人の短編集

短編集。
絵も内容もさほど古さを感じないのがすごいですね。

□表題作
青木社長がだいぶん変人w
原にセクハラするけれども、暴力まではいかないので何とかセーフ。
最初は戸惑っていた原が逆に青木社長を翻弄する時の青木のリアクションがツボ。碗先生のこういうところ好きです。

□優良物件あります
青木社長の安アパートの隣人の話。
同僚が彼に気があり同居を持ちかける。BLあるある。
この2人は普通の人でした。

□しあわせのツボ
一見普通だと思っていた、よも君が変態だった。
笹目がよも君に興味を持つくだりも変わってる。

0

表題作以外も良い!!

表題作は、笑えてHなお話。
新卒で受かった会社は仕事的には良いが、社長が変態。これはふざけているのか?本気なのか?!
と言うのが受の気持ち。
流されて、ほだされている感が多いにありますが、面白くて良かったです!!

次の作品は、上記の2人がアパートの隣に住んでいるというサラリーマン。壁が薄いため、後輩のマンションに同居することに。。。
う?これどっちが攻?となりましたが、書き下ろしで判明。

そして、私が一番気に入った3作品目。
彼女にフラレて、一人酒をするために入った店で酔っ払った男に絡まれ、奢らされ、挙句の果てに泊めさせられ。。。
でも、美味しく頂いてしまったというお話。
これだけじゃない!!その後というか、種明かしみたいな展開で、なるほど!となりました。

碗島子先生の作品は何作か読んでいますが、いい感じにクセがあり、今作品もエロさが好きです。

6

ハッときてきゅん

はあああああ。
好き。

攻めが先に好きになる。
遊び人風攻めがピュアっ子受けの気を引くのに、ちょっと病むくらい手こずる。
ピュアっ子受けが計算なしの天然。
笑える。

わたしの4大ツボを押しまくられてしまいました。
これだけ押されたら、ものすごく健康になれそう。

デザイン会社の社長と新入社員の愛の攻防戦です。
社長のあほっぷりが突き抜きてて楽しい。
リスっこの新入社員の天然ぷりも可愛い。
タイトル通り、発情オオカミくんこと社長が、ことあるごとに愛を叫んでました。
切なくないのに、シリアスにもならないのに、きゅんきゅんが止まりません。
碗先生の他の作品同様、どんな小さな文字も見逃したくなくて、目を皿のようにして読みました。
可愛い、楽しい、大好き。

同時収録は社長のアパートの隣人の話。
こちらはちょっとあほの子な会社の先輩が後輩の手中で心地よく転がされる感じでした。
これも楽しい。

もうひとつの同時収録は、彼女に振られた会社員が飲み屋で隣になった怪しい男に…というもので、こっちも楽しかったです。

いやなひとがいない。
読んでいる間、ずっとにやにや。
読後感もすっきり。
最高です。

2

同時収録作の方が好み

◆発情オオカミ君愛を叫ぶ(表題作)
 碗先生のシュールギャグに、社長×新人部下というキャラ設定が組み合わさるとこんな感じになるんですね。個人的にはほぼセクハラ案件なので、ブラックな会社や上司に過敏になっている時に読むと不快に感じる可能性もあるギリギリの作品でした。『妄想怖男子』でも妄想の中で似たようなシチュエーションがあるけれど、あれはもう関係性が出来上がっていて日常化している感じだったので抵抗なく読めたのかも。対してこちらはそもそも性的対象として採用するというぶっ飛び設定から始まったので、「これはあくまで創作!」と意識する必要がありました。また、社長の魅力も完全には理解しきれず、新人の原も流されてるだけでは?という感じが否めなかったので、あまりハマれませんでした。

◆しあわせのツボ
 こちらも最初は受けの笹目の一方的な言動が目立ってハマれるか微妙だなぁと思いましたが、後々笹目目線で、攻めの四方田に興味を抱いたきっかけが描かれていたので、そういうことかと納得して萌えることができました。「しあわせのツボ」というタイトルもちゃんと活かされていて、碗先生にしては珍しくシュールさを抑えた素敵な出会いだなぁと感じました。

2

色々アウトなハラスメント社長〜

とにかく社長の奇行が過ぎる‼︎ ので、最初読んだ時は原くん同様にドン引きだったのですが。
何度か読んでる内にジワジワ来ます。
激しいセクハラも可笑しいですが、ゴリゴリ迫りつつも、原くんに好かれたいというナナメ上の発想で。
原くんが森ガールが好きだと言えば、似合いもしない恐ろしげな女装をする。
カッコつけて仕事を頑張ってみたり。
必死過ぎる社長に絆されて、流されて行ってしまう原くん…。
ダメダメ〜‼︎ と、読みながら思ってた筈なんだが、最後のピロートークを見る限り、社長を支えてくれそうな原くんには何だか期待してしまう。世話女房になってくれそうなのだ。

同時収録は、表題作の社長の隣に住んでいた矢場が、社長と原くんのエチの声に迷惑して、後輩の家に転がり込む「優良物件あります」後輩くんが、イケメン攻め。彼は最初から矢場先輩を狙ってたと思われ、まんまと落とされたみたいです♡

ノンケの筈なのに、彼女に振られた後、弾みで男の子とアッサリ関係をもってしまう、
「しあわせのツボ」
笹目くんが凄く可愛いと言っても、アッサリ超え過ぎないか⁈ という程にエッロエロです。
元カノもまた、友人に彼氏の事を喋り過ぎだし。(エチの事まで‼︎)
その個人情報を頼りに、その彼に会ってみたくなって。
会ったら好きになって。
用意周到に準備して、落とす‼︎と決めた笹目くんは、ストーカーなんだけど。
何だか可愛くて、許せてしまう。
「しあわせのツボ」は人それぞれ。ツボにハマる、と抜けられないよね♡
また、碗島子先生の「可愛い受け」は、いずれも、ぽにゃっとした、柔らかそうなエチな躰で、
行為がとってもイヤラシイ♡ 肌もしっとり、モチっとしてそうなんですよね。
とってもエロうございました!

3

攻めが攻めてる!

シュールでコミカルなお話ですね。碗さんらしいです。

「発情オオカミ君愛を叫ぶ」
新入社員の原が気になって仕方ない社長の青木が何とか気を引こう、エッチな事をしようとアプローチするのが笑えます。
リスのように小動物系の原にオオカミの青木は全然噛み合わなくて。男同士だしからかわれてるとしか思われてなくて。
いっそ青木が気の毒になってきます。

だからって汚い部屋でいきなりアソコにドングリ詰められちゃ嫌がるのは当然ですよ!

原は天然に青木をギュンギュンさせて。
青木の愛が伝わって?とうとうエッチに。いいのか?

青木のオオカミ具合と原の小動物的可天然愛さに参りました。

「優良物件あります」
先輩、いくら優良物件だけど後輩の家に引っ越しちゃうなんて思い切り良すぎ!
後輩との生活はとっても居心地が良くて。
なんやかんやと後輩に落とされちゃったかな?でも後輩からは手を出してません、最後しか。
後輩良かったね!
先輩はやっぱり実利優先なのか?
でも描き下ろしではいつもエッチしてるみたいで。
性欲解消だけじゃないですよね。

先輩の部屋がオオカミ青木の隣だったんですね。しかもあの二人がしょっちゅう致してたとは。うまくいってることがわかって良かったです。

「しあわせのツボ」
なんとなんと飲み屋で隣合わせた若者ササメが実はよもくんを狙ってたなんて!
でもいじらしいですね。
よもくんはゲイではないのにササメにガンガン攻めますね。
ササメ良かったね。

みんな攻めが攻めてるのが良かったです。

2

ギャグと胸キュンの絶妙バランス

しゃ、社長が最高だ〜!惚れる!

ギャグが素晴らしいのに、ちゃんと色気もあってキュンキュンできるのがすごい!原くん天然素直エロ可愛いよ!社長が欲情するのも納得。しかし…いくら昔飼ってたリスと重ね合わせたからっておしりにドングリ詰めちゃいけません笑

そして、たまに原くん以上に社長が可愛いのが恐ろしい…。電車で肩を貸す場面と、原くんを泣いて引き止める場面の破壊力は抜群だった。可愛さと変態さと筋肉と仕事できるカッコよさと…いろいろと兼ね備えすぎです社長!

絵柄が柔軟というか、ギャグでもエロでもシリアスでも場面にぴったり合ってるのが読んでて気持ちよかった。

二作品目の最初に、その後の2人がちょっと出てて嬉しい。原くんすっかり逞しくなってるな笑

9

まるごと一冊表題作でも良かったな

表題作めっちゃ好き!
【愛に飢えたオオカミ(社長)】×【ほだされ系子リスちゃん(新入社員)】の暴走(迷走?)系エロラブコメディです。
攻め→→→→受けです。
愛と性欲の飢えがヘンな方向に暴走して、だいぶんキモい&ウザいキャラに成り下がってる社長はBLの攻め像として如何なもんかと思いますが、私は大好きです!
「惚れたら負け」とはまさにこのこと。
精神的下剋上堪らーん(^q^)

碗島子さん、ふわっとしたマシュマロみたいな絵柄なのにキャラとエロがたいがい変態臭くて好きなんですが、中でもこの社長の変態さ加減はアホすぎてもはや愛おしいです。
原くん(受)がいくらリスのように可愛いからって、お尻にどんぐり詰めて喜んでもらえるわけないw
「拾って磨いといたんだ」って言われましてもww
でも憎めないんですよね~
原くんのために一生懸命だし。
社長としてもちゃんとカッコいいのです。
「カッコいい」って“スマート”ってことじゃないよね!って思わせてくれる、原くんがほだされたのも納得の愛すべきキャラでした。
でもまぁ実際にいたら色々アウトな社長ですけどね。
いいところで終わっちゃうので、もうちょっと先まで読みたかった~~~!

表題作の他に、あと2シリーズ入っています。

『優良物件あります』『優良物件にて』
表題の社長と同じアパート(家賃3万5千円のボロアパート)に住むお隣さんのお話です。
原くんの喘ぎ声を男のものと気付かずオカズにしちゃってたお気の毒なリーマンがそのことを愚痴った後輩君のお家にお世話になって、あまりの居心地の良さに気付けばホモになってるお話です(笑)
好きな相手を落とすのに餌付けと身の回りの世話ってのはやっぱ効果絶大なのかな。
ラブかどうかは微妙な関係。

『しあわせのツボ』(全2話)
彼女にフラれてやけ酒してたリーマンが隣で飲んでた妙に人懐っこい見ず知らずの青年に懐かれて、そのまま成り行きでエッチしちゃって始まる恋のお話。
表題がインパクトありすぎて全部持ってかれちゃったけど、これも結構面白くて良かったです。
受けのササメちゃんの裸体の丸っこさがえっろいんですよね。
ガチムチのムチムチ感じゃなくて、女子的なムチムチ感でお尻と太ももがおいしいです。
女の子みたいな身体の受けは好きじゃないんだけど、ササメちゃんはなんかエロ可愛く見える。
ササメちゃんが何者かは後半明かされます。

本人の自覚の有る無しに関係なく、3カプとも年下の方がイニシアティブを握って年上をうまく翻弄しちゃってるところが、下剋上好きにはニヤニヤを隠せない一冊でした。

5

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