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not equal
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
「やっぱりお前はあの涼なんだな」。
で、始まる2巻。
隔月刊で二年かけて完結した結末は、読者から色々要望があったそうですが、二人はちゃんと父子という設定で進みます
距離を置いた親子としての愛を希望した果だったけれど。
家は、所有者の希望で、取り壊す事になる。
色々あって、果も気持ちに正直になることに決める。
涼君の気持ちを受け入れて、東京で二人で暮らす事に。
不思議なお話でした。二人が幸せなら、それでいいです。
果の若い頃にタイムスリップした涼君、果は涼君の瞳にそっくりな女性と恋をして子を成す・・・こういう展開なら、果は、涼と会うために恋をしたということなんでしょうか。因果の不思議を描いた作品でした。
人の縁と因果は巡るので面白いです。
---
★タイムトラベルものを読んで思い出したこと
嘘だと思って聞き流していたことがあるのですが、私の風水の師匠(阿闍梨)は未来を見てきたといつも言ってました。事実かどうかは、阿闍梨が語っていたことが実現していけば証明されるのですが、とても悲惨な未来の話なので、外れて欲しいと思ってます。
平和なうちに、今を楽しみましょう。
中盤までは1巻以上に悲恋の雰囲気が強まっていました。タイムスリップから還ってきた凉は、少年だった果にぶつけたのと同じ熱量をそのまま現代の果にもぶつけますが、凉があの頃から一度も自分の前に現れなかったことや、未来の自分の息子だったというあまりにも重過ぎる事実に、果は強く拒絶します。
結局凉がタイムスリップして果との愛を育めたのは、唯一優しかった祖母も亡くなり両親からは愛されず孤独に飢えていた果を救うためだったのでしょうか。正直それが未来の息子である必要性があったのかは最後まで私には分かりませんでしたが、誰よりも果に近い存在でなければならなかったのかもしれませんね。同じ血が流れているからこそ、理解できることもあるのかもしれない。悩んだ末に初めて温かく大きな愛に包まれた果は、かつての少年のようでとても可愛かったです。
評価が高いのは知っていたのですが、絵柄が自分の趣味ではなくなかなか読めておりませんでした。が、近親相姦が好きなので読んでみたらやはり評価通りのコミックスでした。最高です…。
発売からはかなり経っていますが、昨今のいわゆる「設定だけのなんちゃって近親相姦」とは違い、最初から最後まで"葛藤"しふたりの行く末を追えて読んでいてとて胸をうたれました。何が正しくて何が正しくないのか「≠」という意味が最後までキーになっていました。
内容はとても素晴らしいだけに、どうしても全体的に駆け足な感じは否めませんでした。せめてあと1巻まで伸ばし、丁寧に描いていただけたら満足度はもっと高かったと思います。
本物の近親相姦は苦手で、なかなか読む気にならないのですが、、、
皆さまのレビューが素晴らしくて、これは読む価値があるのでは?と気になりまして。
結果、読んで本当に良かった!
大好きな作品になりました。
作家さまの、
伝えたい、これがかきたい、
という熱量がヒシヒシと感じられました。
タイトルも、スゴい!
ああー、自分の語彙力ないのが情け無い。
自分がもともと男同士の恋愛に惹かれるのには
エロたのしー萌えるー!ももちろんあるけれど
【どんなに咎められても他の誰も代わりにはなれない唯一無二の存在】として求め、求められるのを感じたかったりするからというのもあって、
そこがこの≠はドンピシャでした。
とても真摯に向き合っての結末だからこそ説得力もあるのだと思います。
とてもいい意味で作品に押し切られました。
やっぱり受け入れられないという方もいるでしょうけれど、流し読みして終わるようなお話しではないと感じます。
現代に戻されて、父子として対面した二人。
父親に拒否され、改めて父親(14歳の時の)と寝たことがズシリと心にのしかかる息子が、駅のホームであれこれと考えるシーン。
「生理的嫌悪感の本質って何なんだ」というモノローグ。
ガチ親子が何故、私の地雷なのかといったら、生理的に嫌悪を感じるからとしか言いようがなくて、悩む息子に対して説得すべき言葉を私は持っていない。
ダメといったらダメ!としか感じていなかった私に対して、この言葉は結構突き刺さりました。
俺さえいなければ…と無意識に投身しかけたり、息子と寝てるようなヤツに何かを教わるなんてそんなのは不幸だからと長年やっていた版画教室を畳んだりと、罪の意識に最後の最後までとらわれている父親の姿が良かった。
ハッピーエンドではあるけれど、のほほんハッピーではない苦さが漂う終わり方が秀逸だと思ったし、罪深さを充分自覚しながらも、生涯でたった一人の好きな男と一緒にいたいと思う父親のことを私は否定できませんでした。
あとがきで「倫理観はとても大事な感覚だからこそ、常に懐疑的でならなければいけない」「二人の結論が許せなくても、それもまた正しいのだと思います。」とあるように、ガチ親子って最高だよねー!背徳感が萌えるよねーー!!みたいなガチ親子萌え布教の為の作品ではないところが、ガチ親子地雷の私でも最後まで読み通せた最大の理由だと思います。
大事なのは、自分の頭で一度は考えてみることなのかなぁと。
だから読んでみて、やっぱりガチ親子ってナシよね……と思うのも全然アリだと思う。
ガチ親子地雷の私が読めた理由として他にいくつかあります。
・父親が37歳なのに非常に若くてお互い似ていないので、親子感が皆無で視覚的に抵抗がまったくない。
・生まれて間もない頃に別れて以来、小さい頃に一度会ったきりなので親子として過ごした時間がほぼ皆無。そのため親子という実感が非常に希薄で、家族愛や父性愛といった親子の情が育まれる前に恋愛感情が芽生えてしまったという設定の妙。(一つ屋根の下で育った一般的な親子の話だったら、私は絶対に読めなかったと思う)
だから、ガチ親子地雷の人でも、大丈夫そうなら読んでみてほしいなぁ……って思いました。
多分、読めると思う。責任は負えませんが……
世間とは「ノットイコール」でいいから自分たちは「イコール」でありたいという二人。
どこかでひっそりと幸せでいてほしいなぁと思います。
それにしてもタイトルが秀逸で、神だなって思います。
たくさんの素晴らしいレビューがあるので迷いましたが
感想だけでも、と思うくらい響いた作品です。
難しいテーマにタイムスリップという空想要素を
流石の手腕で組み合わせたストーリー。
池玲文先生はモノローグも哲学的で、いちいち刺さります。
凉も辛いけど果は何倍も辛そう、と個人的には思いました。
対外的インモラルが、ということはもちろんですが
22年間て!
しかも事故でも病気でもなく煙のように自分が好きな人が消えてしまうとか…!
考えただけでもエンドレス悶々です。
やっと、やっと会えたらむす…こ…。
しんどい。
果は22年の間、母親はじめ家族ともいろいろ辛いことがあったでしょうし、
2人の世界でベッタベタの愛で報われてほしい。
超余談ですが
凉の母親、お水かなーと思ってました。
綺麗なキャリアウーマン!
1巻に引き続いての雑感的なレビューではありますが、こちらはセリフの引用などもしているので未読の方はご注意ください。
***
この作品には1巻と2巻の両方に一度ずつ、果と凉が2人で精霊流しを見に行く場面が登場します。(この作品は長崎が舞台)
物語の肝になっているシーンです。
1巻では、14歳の果が流れる精霊の光を見ながら「早く人生を全うしたいな」と言い、「何となく末続果という人間が解ってきた気がする」と思った17歳の凉が、そんな果に「俺と…友達になる…?」と提案します。
ここから「俺が守ってあげるね──」に繋がるまでの果の心の中は、果と同類の人達にはおそらく難なく手に取るように分かるんじゃないかなと思います。
果と凉の一つ目の始まりの場面です。
そして2巻では、1巻の〈現在〉の方の時間からさらに数年が経って40歳を過ぎたであろう果が、あの日と同じように無数の魂が流れて行くさまを見ながら今度はこんなことを言います。
「死にたくない」「だって今…生きてて一番幸せなんだ…‼︎」
そこからの凉のセリフがタイトルである「≠」の意味へと繋がっていきます。
果と凉の二つ目の始まりの場面です。
この二つのシーンが大好きなんです。
心に留めるように何度も読み返しています。
「早く人生を全うしたいな」が「死にたくない」に変わるなんてことは現実的にはそう簡単にあることではないからこそ、お話の中だけでも果がそう思えたことが良かったねと思うし、救われた気持ちになれるのかもしれません。
ルールや秩序というのは元からあったものじゃない。
だから「正しいこと」「正しくないこと」(つまりは倫理観)が一から十まで世の中と必ずイコールである必要はないんだよと。
自分にとっての「幸せ」が狭い世界でしか存在出来ないものだとしても、幸せは幸せ。それが真理。
外に出してあれこれ言われるのなら自分だけの小さな世界に大事に閉じ込めておいたらいい。誰かに認めてもらわなきゃいけないもんでもない。
この作品が教えてくれるのはそんなこと。
凉は自分の父親の幸せを願って「呪い」をかけたけど、読者はこのお話を読んである種の呪いを解いてもらえるんじゃないかな。
囚われていた心がこの作品を読んですーっと溶けました。
ずっと大切にしたい神作品です。
近親相姦ものにはやはり多少なりとも嫌悪感を持ってしまうのが普通だと思いますが、池先生の繊細で美麗な絵とタイムスリップという特殊技のお陰で、その辺の道徳観念をつい忘れてしまっている不思議な作品です。でももちろん、絶対無理!って方はやめといた方がいいと思います。
不安と寂しさを紛らすように過去で過ちを犯してしまった二人ですが、現代に戻ってしまえば、涼にとってはついさっきのことだし、果にとってはもう22年も前のことなんですよね。その時間差が切な過ぎる!
好き嫌いはあると思いますが、私はあのラストで満足しました。
綺麗な絵だな〜とだけ思って読み始めたら哲学エッセンスがある作品でびっくりして繰り返し読みました。
最後まで結末が見えず、心中したりしちゃうんじゃないかと怖い思いをしながら読み進めましたが、とりあえずハッピーエンド?。
ずっとシリアスな感じなのですが、1巻最初のハゲ生徒さんが出てくるところや、年齢をサバ読むところで癒されます 笑
でも大麻の伏線は回収されたのですっけ?? そこだけ良く分からず。。
この作品で作者さんの伝えたかったテーマ、倫理観について興味が湧き、
ホームページ見てみたら、もっのすごく綺麗なイラストの中に
おわーーっと!! カニバリズムとか出てきてびっくりします。
人間がどんな方向で、どこまで深く人を愛せるのか、どこまで遠くにいけれるのかを模索されている方なんだろうなぁ、、と思いました。
倫理観なんて、民族や宗教によってだいぶ変わってくる曖昧な価値観なのだから、二人の価値観が合ってそれが幸せなら良いではないか!
と思います。
ガチ親子ですが、父親が異様に若く見えることもありあまり抵抗なく読めました。寧ろ大変美味しゅうございました。
あらすじを少々…
離婚した母親と暮らす凉が、一人でいる父親の元へ行き、そこでタイムスリップし過去の父親と愛し合ってしまう。
その後、凉は現在に戻る。
息子と関係を持ってしまったことに、愕然とし凉と距離を置こうとする父親果。気持ちを押し殺し、忘れようとするがお互いに惹かれずにはいられない。
もしかしたら、別々の道を歩むことを選んでしまうんじゃ…と途中ヒヤヒヤしましたが、ハッピーエンドで安心しました。
ところで、凉の母親はひょっとして二人の関係に勘付きはじめてたんじゃ?と思ったりもしました。
一番の萌えポイントは、一巻で果が年齢サバよんだあとプイッてそっぽ向くシーンです。
あの夏、果と愛しあい、このままずっと一緒にいたいと願ったのに、現在に戻って来てしまった凉。父と知っていたのか?と問いかける果に・・・。
凉が生まれた日のことを、凉の名付けを思案した日々を、凉が消えてからの22年間をすべて覚えている果にとって、禁忌に対する恐怖ははかり知れない。方や父親としての果を知らない凉は、母との会話で近親相姦を自覚しても、それでも果が好きなんだとより強く思い、倫理や禁忌についていくら考えても、答えが見つかるわけもなく、再びタイプスリップしようとしたり、個展のために東京に来た果に会いに行っては、ただ愛されたいと願う。
ある日、果が多額の養育費を長年仕送りして来たことを知り、自分が子供としてずっと愛されていたことを、複雑ながらも嬉しく思う凉は、果を苦しめたくない。果には笑っていて欲しい。14歳の果に出会ってから、それだけが俺の真理だったのだと思い出して「果を諦める」と告げるのです。
ここから数年の二人の距離が切なくてたまりません!お互いに気持ちがあるとわかっているのに、離れなくてはいけないと思うのに、どうしても離れられない。親子の振りをしてでもそばにいたい。会えば余計に思いは募るのに、会わずにはいられない。凉が果の住む町の近くに就職したことで、毎週のように食事を共にする二人ですが、東京への異動の話が持ち上がり、淋しさに耐えきれなくなった果は、大雨の中、とうとう自ら凉の元へやって来ます。このシーンで、物語の冒頭の「明日、俺は父親に呪いをかけた」という言葉の意味がわかったような気がします。あれは「一人ではいられなくなる呪い」だったのだと。ひとりぼっちの果が、2度と一人にならないようにと願った凉の呪い。だから一人になった果は、凉の母と結婚して凉が生まれたんだと思う。そして今、たとえ倫理に背いた関係だとわかっていても、それがどんなに苦しくても、再び凉を激しく求めてしまう。
自分のせいで凉の人生をめちゃくちゃにしたと悩み、2度目の精霊流しの夜に「死にたくない、今が一番幸せだから」とすがる果に、凉がかける力強い言葉が、解けない2つ目の呪いになればいいのにと思う。世間の倫理観と彼らの幸せはノットイコール、互いの幸せがイコールなら、それでいい。
この先ずっと二人が苦しむことになったとしても、世間が彼らの関係を認める日が来なくても、誰からも理解されなくてもいい、もう一人じゃないから・・・。
どんな終わりになるのかと怖かった。二人が幸せなら私も満足です。どうかあの夏の呪いが永遠でありますように。絶対に解けませんように!
追伸
2012年のサイン会で配られたノットイコールの小冊子が、池先生のブログで公開されています。あまあまの二人が見られますよ!
親子で男同士で・・・
そんな普通ではあってはならない禁断の愛なのに
不思議と二人を応援したくなる、そんなストーリー。
お互いに、好きで好きで仕方ないのに
もう、どうしようもないほど愛しているのに
だからこそ、相手の幸せを一番に願って距離を置く。
だけど、それが自分の本当の気持ちや幸せとは違うから
作中に、何が『イコール』で『イコール』じゃないか・・・
涼が果に語っていますが
このストーリーの全部がこのセリフに託され
すべてを語っていて・・・
社会のルールとか、世間の目とか、一般論とかに惑わされない
自分たちの揺るがない、愛する気持ちが今ここにあることを
力強く訴えていて、読んでいて「はい、その通りです」と答えたくなるような
説得力のある言葉でした。
内容的には、近親間のラブストーリーなので
悲しい結末にならないで欲しいと…祈りつつのラストでしたが
予想に反したHappyendにホッとしつつ、
少しだけ複雑な思いにもなりましたが
タイムスリップという、あまりにも現実には有り得ないストーリー展開も加わり
やっぱり二人の『イコール』が世間でいう『ノットイコール』でいいんだと
私なりに納得する結末でした。
読者は凉視点であるからこそ、凉の感じている現実と過去とのギャップ(当たり前ですが)に胸がチクチクなりますね。凉にとってはついこの間の出来事であっても、果にとっては20年自分の記憶に座り続けた消し去れないものなのだから仕方ないと分かっていても……。
けれども果が問いただす、凉は果を父と知りながら行為に及んだのか、には間違いはないと思います。確かにそう。だからこそあの時、思いとどまれるのは何も知らない果じゃなくて凉だったはずなのに。むしろ凉から進んで事を運んでしまったんですもの。
1巻ではまだ頼もしさのあった凉も、それはただ相手がまだ幼い果であったからで、2巻ではどんな主張をしたところでより大人である果に跳ね返されてしまうのがとても辛くてなりませんでした。たしかに凉が言っていることには無理がありますし、果が正しいというのも十分わかります。分かるけれど、この凉の行き場のない思いを昇華させてあげたいと強く願ってしまいます。
ただやっぱり凉が若いなと感じるのは『親としても愛せないのに恋人としても愛してくれないの』と言い放つシーンです。どちらもが辛い思いをしているんだぞ…ッと拳を握りました。そんな無茶を言うなと、でもそれを言ってしまうほど、果に今は恋人として愛されたかったんだとも感じるのです。
親子関係ですし、厳密にいえば恋愛した相手は20年も前の存在ですし、自分はまだ10代で親の庇護下に置かれているし、だからただ真っ直ぐな思いしか持ち合わせない他になんの武器もない、だけれどもなんとか叶ってほしい……そう苦しくなりました。
1巻では凉視点で話は進んでいましたが、2巻では果サイドのストーリーによって彼の背景や凉誕生についても描かれています。さんずいじゃ水も滴るイイ男すぎるから、欠けてるくらいがちょうどいいよね、このセリフもとても好きです。凉の母親でかつ果の元奥さんはとてもサバサバしていて素敵ですよね。そんなところもあったからこそ、果も夫婦関係を築けたのかもしれません。
またモノローグが印象的なのはこの巻も同じで、一番好きなのは「どうせ何度も捨てられるんだ」です。なるほど、なるほどそう落ち込んでしまうのかと納得しました。彼自身も自分の過ちに気が付いているからこそ、誰を責めるでもなく最終的には自分を呪うんだなぁ……。
少し派手めな見た目とは裏腹に純粋にただ果だけを思い続けて(童貞に戻りかけたりもして)いる凉の姿には胸が痛みましたし、記憶のなかの凉と現在進行形で現れる凉とをすり合わせて恋しい愛おしいそれでも親子だからと踏ん張ろうとする果の心境にも苦しみました。
改めて孤独に陥りそうな果がついに凉のもとで再びひとつになるベッドシーンでは、読者として純粋にうれしいという気持ちと、それでもこれはダメなことなんだと悩む気持ちがせめぎあいました。凉はやや色ボケしてしまっているけど、果は分かってるんですもの、俺の息子って。切ないというよりも、どうにもできないやりきれない思いになりました。
タイトルの意味にも唸ります。だからこそ描き下ろし漫画の「=」には、短いながらも考えてしまいました。世間の=、自分たちの=、それぞれの違いに対する自分の決意……。
最後まで悶々としましたが、しかしついつい考え込んでしまうほどストーリーはとても面白くて何度にも読み返しています。
あと1巻はじめの呪いについてが、最終時に果側からのモノローグとしてもつづられていましたね。呪いをかけた、というのは「今に至るまでずっと凉という存在を忘れることができないような」呪いをかけた、ということだろうか? と。
今ふと、そう思いました。明日、呪いをかけるのだから。そういうことなのかな。
最後に、長崎弁萌え!
ガチ親子の恋の話。親子で男同士で超、禁断な話ってワクワクしちゃいました。実の息子だから愛しちゃいけないって自分の本当の気持ちと葛藤するのとが、超せつなかった。涼は、好きって言ってくれた14歳の果のところに戻りたいって思っちゃうのもわかります。題名が≠だったので、果の親に家を渡せって言われて、ヤケクソになって涼に抱いてもらったんじゃって思って、もしかしてバットエンドになるんじゃってドキドキしちゃったけど、ちゃんとくっついて安心しちゃった。バットエンドだったら、せっかく神作品なのにっとガッカリしちゃうところだった。
1巻の最後で果と想いが通じ合い、過去の世界で果と共に生きていく決心をした凉。
なのに、その途端に現代に戻ってしまいます。
そして「お前はあの"りょう"なんだな」と父である果に強く拒絶されます。
この2巻は、凉と果どちらの気持ちも本当に切なかったです。
元気のない凉を心配する母親に、強い後ろめたさを感じた凉が見た夢。
何故か凄く印象に残ったシーンで、たった2ページなんですが、
余りの痛さに胸が詰まって泣きそうになりました。
「俺の事、好きって言ってくれる果に会いたい・・・果が好きなんだ・・・」
と果の前で泣き崩れる凉が、本当に可哀想でした。
そして果もまた"りょう"が突然目の前で消えてからの長い22年間を、
一分一秒が長い孤独に耐えて生きてきたのです。
"りょう"が自分の息子だったと知った果のショックは、計り知れません。
果にキスをしてしまった凉が、物思いにふけるシーンも切なかったです。
周りが見えなくなるほど考え込んでいる凉の想いと姿が痛々しくて・・・
最後の――どうせ、何度も捨てられるんだ――には、私も泣きそうになりました。
そして、自分の気持ちが果を追い詰めていると気づき、果を忘れると告げる凉。
この時の果の表情と、凉が去った後の果の涙と
「・・・行かないで・・・っ」と言ったつぶやきは、
読んでる私も本当に辛かったです。
父子の近親相姦という禁忌。
二人が迷いを乗り越えて両想いになってからも、果は悩み続けます。
俺がいなければ凉は幸せになれる?と考える果が、読んでる私も辛かった・・・
だから、凉の力強いセリフに私も救われる気がしました。
タイムスリップという非現実的な上に近親相姦という重いテーマ。
ハッピーエンドと言うにはちょっと辛い・・・
読んだ後に余韻が残る作品でした。すごく良かったです。
現在に戻ってきた凉が最初に感じたこと、
それは若かった果(父親)に対してしてしまったあまりにも重い罪の意識でした。
それなのに自分が果を好きだと思う気持ちが止められません。
それでもやがて二人はお互いに普通の親子の振りをしようとします。
もちろんひかれ合っていることはどうしようもない事実としてあるけれど、
忘れるべきこととして、お互いに距離を保とうとします。
まぁ凉のお母さんが二人の事を知ったときの気持ちを考えるとそりゃそうするべきでしょうね。
しかし、あふれる想いは止められず。
寂しくて、果のほうから凉のところへ飛び込んで行きます。
そして親子という事実がきっとこれからも二人の首を絞めることになっても、
この絆を手放さないという選択をするんですね。
いや~よく考えたらすごく重いテーマでした。
でも果がどう見ても父親年代に見えないし、凉も父親に全く似ていないから、
近親相姦という部分があまり感じられないんですよね。
ま、そこが画面的に救いだと思います。
前の巻の時、あとがきにて池先生が「父子ものだし、タイムスリップだし、万人受けしない」というようなことを仰っていたんですが、万人受けしなくてもこうして私にヒットしたんで池先生は私にとって貴重な方であります。
そして「才能がなくてもしつこくやってれば良いことがある」と。
才能はあります!むしろこのファンタジー路線でしつこくやって頂きたい!!←何様か!?
本当にこの作品含め、池先生の路線が好きだ~という話です。
そして1、2巻を通して気になったことが一つ。
だんだん修正がひどくなっている!!!
なぜなんですか!?
2巻の最後なんて果のアレが白くなってる・・・。
い、いんですけど・・・いや・・・やっぱりそこは・・・ごにょごにょ・・・。
と思ったりしました(笑)
高校生:芦塚凉×銅板画家:末続果の第2巻です。
1巻ではタイムスリップから戻ってこれたところで終わりましたが、
次はお互いの葛藤ですね。
私はこういうのが読みたかったのですよ+゚。*(*´∀`*)*。゚+
普通の親子としてなのか、それとも恋人になるか・・・。
しかも何気に3年越しの恋です。でも凉からすれば3年かもしれませんが、
果からすれば22年の歳月が流れていて、本当にその間は辛かったと思います。
だからその「りょう」と目の似ている女性と結婚したら、まさか大好きだった
「りょう」が自分の実の息子だったとか、本当にびっくりだったと思うし、ショック
だったと思います。
とありきたりな事しか発言できませんが、最後には無事、想いが伝わってよかったと
思います。
凉の母親がこの事実を知ったらどんな気分なんだろうか・・・と考えても見ましたが、
まさか、自分の息子と元・夫が付き合ってるなんて知ったら卒倒するだろうな・・・。
とかざっくりとしか想像できませんでした・・・。
でも、最後思ったのが、17年も離れて暮らしてた父親と一緒に住むと聞いた時は
正直どんな気持ちだったのかなぁ~とそこが気になりました。
まぁ自分は再婚するという話が出ていたので、あんまり気にしなかったかもしれませんが・・・。
できれば、そこの描写も描いてほしかったと思いますが、果は本当に色々大変な思いを
していたので、幸せになってほしいです。
ー戻れ戻れ戻れ!
果とりょうが愛し合っていたあの日に戻ってくれ。
そう胸の中で訴えるほど、漫画の中の彼らに深く感情移入してしまう作品。
決して甘くはない「禁忌を犯す」という行為を、
鮮明に、そして生々しく描いてくださってます。
それはあまりにも切なくて、悲しくて苦しくて
許されないこと。
だけどそれでも、自分の感情に嘘はつけない、
恋は盲目とはこのことなのかと。
なんとまあ胸が苦しくなるお話。
最後まで、どうなるのかどうなるのかと、ハラハラさせられました。
ものすごい近親相姦ですw
うまく説明できないけれど、なんか自分に対して後ろめたい気持ちになったw
うーーーん、もう何にも言わないからとにかく読んで!
って感じです。
これぞ神
一巻を読んで、二冊まとめて入手しなかったことを激しく後悔し、
速攻で購入した二巻…
実は果の子ではなかったというオチはやめて欲しい、と思いながら開いたのだが、
安易な結末にせず描き切られていて、強く心を揺すぶられて読み終えた。
元妻にも、実の母にも明かせない重いタブー。
それを抱えながらも共に生きていくことを選んだ二人。
思い出の場所に、精霊流しを見に行く二人。
かつて15の果は同じ場所で「人生を早くまっとうしたい」と言ったが、
彼はそこで「死にたくない!」と言う…
この関係こそが、この愛こそが、彼が生きる意味なのだと思う。
にわとりが先か卵が先か、考え始めるときりがない話ではあるが、
涼と恋に落ちて、涼と似た瞳の女性と結婚して、涼が生まれる。
果はタイムスリップによって彼と出会ったことによって、生きる意味と未来を手に入れた。
長く苦しい22年間という時間が間に用意されていたとはいえ。
彼の孤独を救う為に、この不可思議な出会いはあったのだろうと思わされる。
ただ、若くそれなりに幸せに育った涼にとってもそれでいいのか?という思いも残る。
全ては果の為の奇跡であったように思えるのだ。
そして、抱える葛藤の深さもその分果の方がずっと重い…
疑問も残らなくはないし、伏線を全部回収でスッキリとはいかなかったけれど、
そんなことどうでもよくなる位素晴らしかった。
二人の心情、季節感、構図も素晴らしい流麗な絵で細やかに描きながら
倫理とはなにか?タブーとはなにか?
甘くお気楽なBLが増える中、実はBLが避けては通れないテーマを、
美しさや甘さ(がないとね、やっぱり!)も兼ね備えつつ描いている傑作だと思います。
池先生は二巻に渡る作品は初だとのことですが、今後は更なる長編で
素晴らしい作品を読ませて頂けるのが楽しみです。
CDが1巻分のみで終わってしまい続きが気になるじゃねーか!というわけで書店へ走って手にした第2巻。
ここでは現在の2人を中心に、それぞれがどう在るべきかが描かれています。
息子の凉は父子であることはわかっていても、それよりもどちらかと言えば「好き」という感情が前に出ていて。
一方の父親・果はなんとか自分の中に折り合いを付けて「父子」という距離を保とうとしている。
でも、保とうと努力してはいるけど、いろいろな場面でギクシャクしたり感情が溢れたり。
結局は、根底にある「好き」という気持ちが消えていないからでもあるのですが。
無意識?のうちに溢れる感情はともかく、頑なに凉との関係を否定するような果に疑問に思うところもあったのですが、それは過去の大切なものを失くしてきたことが要因になっていて。
それなら、なかなか手を伸ばせないのも仕方ないのかなと。
近親モノでもBLとかだとわりと簡単にくっついて「幸せになりましたとさ。めでたしめでたし」みたいなお話が多い中で、このお話は最後の最後まで、きっとこれからも2人の周りには付き合っている限り後ろめたさのような背徳感のようなものが付き纏うことでしょう。
それを2人でなんとか乗り切って、最後には「やっぱり選んでよかった」と思えるといいなと思いました。
嗚呼、CDが楽しみですv
すみません、最後まで冒頭の一節の意味わからず、呪いってなんですか?誰かわかる方教えてください。
互いに世間と=にならなければと思う心と、互いが=になりたいと思う心の葛藤が凉サイド、果サイド、ともに何度も繰り返されていて胸に痛いお話でした。
果自身の孤独は、祖母と両親、祖母の家が鍵になっていそうでそのあたり、もう少し読みたかったです。
最後、どちらを選ぶのかなと思いましたが、とりあえずは世間との≠をふたりは選択しました。
重い決断をしたのは果の方だと思うのでハッピーエンドっぽいですが、やはり、胸に痛いです。
過去の時間で愛し合ってしまった涼と果。
現在に時間に、涼が戻ってきた時には、そこには二人それぞれの時間が流れています。
この、二人の、それぞれに続いている時間。
この時間の差と、実の親子であることの禁忌をいかにして乗り越えるかを、理詰めでまとめきった第2巻。
恋愛的なロマンティックさでは第1巻の方がよりロマンティックですが、虎徹さんヒゲの当て馬キャラの登場もあり、最終的には二人が共に暮らすことを決意するハッピーエンドだし、まあ、よかったよね。
この胸の痛みが痛気持ちいい・・・(変態)
久々に切なくなりました。
もしも出会っていなければ、好きになることはなかったのに・・・。
もしも出会っていなければ、こんな運命をたどることはなかったのに・・・。
もしも、もしも・・・。
仮定しても、現実に起こってしまうとどうしたらいいのかこんなミラクル。
「もしも」を考えるのって楽しいですね。
でもこんな切ないもしもは・・・
現実に起こったらあまりにも悲恋でございます。
しかし息子がカッコいい~うへへh
あ~たまらん。むしろ私を押し倒して欲しいわ。
≠、完結巻。
「小さい頃からずっと果に会いたかった」。
「昔から会いに来てくれていたらこんな気持ち持たなかった」。
……この間、男女ではあるけれどそんな内容の番組を見ました。
【GSA】という「幼少期に何らかの原因で一緒に暮らさなかった近親者が再会した時、恋に落ちる心理現象」ものらしいのですが、凉の言葉はまさしくそれに近い気がする。
けれど。
本当にそうなのでしょうか。凉の感情は、それだけじゃない気がします。
二人の幸せは、彼らのみが知っている。
それが周りがとやかく言う筋合いなどない。常識なんてくそくらえな訳で。
……でもそればかりじゃいられない。
だから、凉も果も葛藤しているんですよね。
ずっと変わらず20年以上思い続けた果。
将来の自分の父親だと知りつつ、昔の果を抱いた凉。
心はお互い繋がったままだけれど、それは既に「親子」愛じゃない事が分かります。
『子供をつくる訳じゃないのに』という、凉の言葉が物凄く頭に残っています。
世間の倫理観、当然本当の血の繋がりのある親子。
どれを取っても、果の言葉を借りて言うところの「正気の沙汰じゃない」訳で。
それでも、それらを覆す訳ではなく、お互いの気持ちあらば、と自分らを納得させている気がします。
この作品を読んで最後まで気持ちがもやついたままです。
でもそれがいいのです。だからこそ素晴らしい作品です。
池先生も仰ってますが、最後まで「実父子」だったのが良かった。
ここまで読んで、最後の最後で『実は血は繋がっていませんでした』という展開では興ざめだったことでしょう。
最後の描き下ろし、【=(イコール)】。
果目線で話が進められています。
2人で暮らし始めた後のお話。
致していても、甘い空気が感じられないのはやはり、背徳感にまみれているからでしょうか。
世間の常識を切り捨て、息子との愛を手に入れた果。
凉よりずっと苦しんできた果。
そんな彼が手放したものはきっと大きかったのじゃないかと思えて仕方ありません。
それでも凉を選んだ事に意義があり、そしてそんな自分に底なしの愛情を与えてくれる恋人へ身を委ねる。
手離しの幸せはやって来ないかもしれない。
でも、2人の世界は幸せに満たされているといいなと願っています。
禁断愛完結。
過去と現在が繋がりました。
息子×父親
迷うことも進むことも真剣に考えるのは当たり前だろう。
ガチで同じ血がつながっているのですから。
22年間の時間は 父にとっては長かったのか短かったのか。
はたして答えは出るのか?
父親の姿が昔も今もあんまり変わってない。
若すぎです。もっと老けていてもいいのに。
だから息子とのバランスが納得できないなあ。
あんなかわいい父親いないよ。
Hの時は色っぽいです。
ストーリーは満足できました。
細かい内容は、他のレビュアーさんが課書いているので省略しますが、絵といいテーマといい本当に好みがわかれますね。
絵はきれいといえばきれいだけれど、グロイ部分もある。
感情の動きも人間くさいし、近親相姦(同性だけど)を正面からあつかって全く逃げがない。
現実にそういう人達に会ったら引くかもしれない。
でも、そういうテーマを救いがある展開で終わらせた池さんはホントウにエンターテイナーだと感じました。
BLだけど、ありきたりじゃないBLが読みたい方にお勧めです。
タブーについてここまで真剣に描かれた話は初めて読みました。
血の繋がりがタブーであることを分かって言いますが、このお話の結末が、よくある、実は血がつながっていなかった… という結末ではなくて心の底からホッとしました。
22年間も一人でいた果と向き合うには、二人の血がつながっていなくてはならないと思ったのです。
タブーはタブーなので、これからも二人に、特に父である果にかかるプレッシャーを思うと本当に重いのですが、血が繋がっているからこそ、ただの恋人同士よりも深い繋がりがあると信じております!
さて、ここまでシリアスな感じでレビューを書いておりますが、腐女子として禁断愛のエロスにも期待しておりましたよw
結果、満足でございます!!! 果さん、なぜそんなにエロいの///
昨今のオジサマ、お父様はエロ過ぎますわw
タイムスリップの必然性とか、タイトルの意味とかイロイロ考えてたことはあるのですが、それは読んだ人によって違うのかもと思い、自重します。
ぜひご一読を!
待ってました!第二巻。ようやく完結ですね。
タイムスリップで過去にとんだ攻(息子)が出会ったのは、若かりしころの受(父)。
いけないこととはしりつつ恋に落ち、二人は結ばれた。
何も知らなかったまだ若い父と身体を重ねてしまう。
禁忌の重さより~なお話から、現代に戻ってなところからですね。
あるいみパラレルワールドという感じではあります。
ありますが、父にしてみれば、過去に自分が味わった恋しい気持ち。
けれど、長い年月の経過があるわけで
けれど、息子にしてみれば、少し前まで全身全霊をかけて愛した相手なわけで。
この複雑怪奇な気持ちをどう表現していいのかわからないのですが
胸が騒ぎました。
このザワザワした感じって、気持ち悪いんだけど
なんか凄くいいよね+.(・∀・).+゚.。oO
22年。突然目の前から消えた恋しい人。
忘れるために努力してきた22年。
似た女性との間の子供。けれどそれが実は・・・
というか、理想の恋人を自らが・・・どこかで聞いたような(笑
ではありますが、しょうみ「実は血のつながりが無くて」よりも
ずっとこの終わりでよかったのかなとすごく読後思いました。
禁忌の色があるからこそ、重くてイイ。
心で否定しつつも、攻に若くみられたい
と、なんだかんだでかわいい父も良かったですな。
第一、17年も離れてくらしてて、顔もしらなかった相手。
よもや出会ったのは父だって存在をしらなかった22年も前。
血のつながりさえあれど、実際他人もかわらんのじゃ・・と思ってみたりはするんだけどな
この題名が一体何なのか?
このお話の主人公、凉と果の関係を真摯に問い詰めたこの結末と内容が、主人公に発言させてこの意味を明確にしていました。
父と子の禁忌の関係に必然をもたらす為の布石だったタイムスリップ。
彼等はその過去を体験して気持ちを持ち続けて、悩み苦しみ、そして出した答え。
池玲文さんの禁忌を突き詰めた真剣なストーリーでした。
14の時突然現れ出会い、好きになり、そして突然消えてしまった”りょう”が自分の子供だったのを知った時、ずっと好きだった人と自分が親子関係であったから、それに苦しむ果(このみ)
突然のタイムスリップで好きになった人が自分の父親と知り、もう一度過去に戻ってやり直したいと思うが、果を思う気持ちは現在も捨てられない凉。
今回の話は17歳の凉から20歳までの3年間の話です。
互いに好きなはずなのに、親子であることが二人のブレーキになっている。
早く大人になって自立して果と対等になりたいと望む凉と、一時は距離を置いた果とは再び交流を持つことでその気持ちが抑えがたいものであり、貫きたい愛情であることを確信としていく期間でもあったのですね。
ここで、この題名の意味を掻いてしまうと、試験の解答を教えてしまうようなのであえて書きません。
それがこの物語のテーマであったのですから。
タイムスリップという異常事態を置いたその理由は、決して都合ではなく、偶然の空間作用かもしれないけれど、それは気持ちを残したものの未練がつくりあげたものなのかもしれないな、、と少しセンチメンタルに考えても見るのです。
果の家のトラウマであったり、叔父の事であったり、ちょっともう少し知りたいと思う部分も無きにしも非ずですが、彼等がそれなりに幸せならば、何とか乗り越えていけるのでしょう。
本編が真摯な分、描き下ろしのエロに背徳感が満載の気がして、エッチな雰囲気が満載。
それにしても、果!本当にお父さんなのかーー!?www
かわいすぎるお父さんというべきか、おやじというべきかwww