花は咲くか (3)

hana wa saku ka

不知道花开否

花は咲くか (3)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神310
  • 萌×269
  • 萌25
  • 中立2
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
38
得点
1903
評価数
413
平均
4.6 / 5
神率
75.1%
著者
日高ショーコ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
シリーズ
花は咲くか
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784344823808

あらすじ

無愛想な美大生・蓉一に惹かれはじめた桜井は、思わず蓉一にキスを。蓉一もまた桜井への恋を自覚し、次第に変わっていくが…。
(出版社より)

表題作花は咲くか (3)

桜井 和明,37歳,広告代理店勤務,ディレクター
水川蓉一,19歳,美大生,下宿屋を営む

その他の収録作品

  • あとがき(描き下ろし)

レビュー投稿数38

蓉一、成長しています

一歩進んだ2巻、3巻では二歩下がりかけましたが、進みました!
この2人にしてはかなり進んだ方ですよコレは!

蓉一の周りには昔から蓉一を甘やかす大人しか居なかったから、言葉にしないでも分かってくれたんですよね。必要な事とか、困ってる事とか。
蓉一が同世代の子達と違って、何か欠けてると感じるのはそのせいだったんだなと遅ればせながら理解しました。

ピュア、言い換えれば無知な蓉一を自分の感情のままに扱って、先の見えないような関係にはなりたくないという桜井の考え方が、素晴らしく大人。
だからじれったいのですが、そこが良いです。
意外と蓉一の方が思い切りが良かったな、と感じました。
ちゃんと言葉にして伝えられたし、どうしたいかも分かっている。
この巻で、一気に成長したなぁ。

気がかりは転勤話…。

0

人気シリーズ3巻

桜井(広告代理店勤務ワーカーホリック気味)×蓉一(美大生)

くっつくのに時間がかかる CPだと記憶してたら、もう3巻でイチャコラしてた笑

敵に塩を送る藤本(蓉一と同じ大学に通う美大生)。藤本が塩を送り続ける一冊です。割といい奴なのに、負け戦に挑んでしまったから…
食堂に一緒に行くだけで喜ぶ藤本は可愛いし、好きな相手にすぐに好意をみせるのも、鬱陶しいかもしれないけど可愛い。

玄関でのキスの後の桜井、やっぱり蓉一の言葉が欲しいわけで。うまく言えないからって言葉にすることから逃げてたら結局は伝わらないぞ!ってとこを蓉一が克服していく物語なんだなー。

しかし今まで仕事は出来るけど、若者に振り回されてる印象だった桜井が、モテオーラ出してきて「この人かっこいいわ」と気付かされる。玄関にしろソファの蓉一への「目 閉じて」にしろ今まで女と遊び倒した37歳広告代理店マンの雄って感じがエロい。

蓉一の父親の蓉介。魅力ある人物でみんな蓉介のことが大好き。菖一(蓉介の兄、菖太の父)も結構損な役回り担ってきたんでしょうけど、浮気と子どもは別問題ですよ。しかしなんだかんだ蓉一のことも、みんな大好きだと思うんだよな。蓉介を通して見れてたとしても。

0

閉塞的な環境下でもがく子供達

 蓉一の可愛らしさが高まってきましたね。1巻の序盤でなぜ桜井に対してあんなに突っかかるような物言いだったのか不思議なほど、本当に年齢相応、むしろ実年齢より少し幼いくらいの純情さが垣間見れるようになってきました。桜井がついつい付け込んでしまいたくなるのも分かるなぁ。藤本も桜井のライバルポジションとして依然存在感は主張してきますが、肝心の蓉一にとってはほとんど眼中にないという感じで気の毒に思うほどでした(笑)。でも、藤本はメンタルも強そうですし、これから他にいくらでも恋愛できるような気がするので、憎めない奴として豪胆に生きていって欲しいですね。

 蓉一と桜井の恋愛面以外にも、水川家の大人達と子供達との間にある確執や、それぞれの進路のことなども描かれ、いろんな要素が複雑に絡み合う展開となっていました。日高先生はこういうお家騒動みたいなのを取り入れるのがお好きなんでしょうか? いつも犠牲になるのは子供ばかりでなんともやりきれない気持ちになりますが、身勝手な大人達と正面から向き合ってぶつかることで、少しでも子供達の成長に繋がって彼らが今後の人生を豊かなものにできるよう祈るばかりです。菖太と竹生も伸び伸びと生きられるようになって欲しいな。

0

本当に好きだと、思えば思うほど。大人だから進めない。

…そうは言っても。やっぱり桜井さんは大人で。手練れだとも思うし。(主に女性に)モテて来たんだろうなぁ、っていうのが分かる。意外にもだから怖い、恐れてもいて。この先のこと、年が離れていて、とか、もちろん男同士だとか。そして、真っさらの『蓉一の無知が怖いんだ。』。
何度もキスをしていて、衝動的に、もぅここはキスするとこ‼︎っていうのが、大人の桜井さんには分かりすぎる程に分かっていて。衝動的な筈なんだけど、桜井さんは冷静で。蓉一が『うまく息継ぎできてないとか。』分かってて。そう言えば、この先に進むのはもちっと後なんですが、思ってたより、この巻はチュッチュッしてて、驚きました‼︎ そ、そんなにしてましたっけ⁈っていう。そういうタイミングを逃さないところが、もぅ‼︎ 桜井さんのニクいところです。この男は‼︎(モテる筈だよ‼︎だってカッコいいもん。)

と、いうわけで。ものすごい勢いで牽制かまして来る藤本。牽制になっていないけれども。蓉一を見ているから、蓉一の変化に気づく藤本は、結構ガツガツ蓉一にも踏み込んで来るし、桜井さんにも正面から言いたいことを言う。そして、蓉一と一緒に学食行くってだけで、上がるのだ。ちょっと、だいぶ可愛い。年の離れた大人より、俺‼︎って、思ってるけど、後半、大人たちの間に入って行けない俺、っていうのも自覚していて。恋としては一方通行なんだけど、いい感じで外側に感情を出し始めた蓉一の、きっかけにはなってきているのだ。

大人に翻弄されている子供たちの話しと言えば。ここに来て菖太の父、菖一さんが登場する。この男は水川本家の当主で、蓉一の父、蓉介と竹生の母の長兄に当たる。菖太は当主の愛人の子なので、一族からおそらく疎まれている。本来なら長男の息子なのに。中学生の頃から蓉一の家で下宿して、バイトを沢山して、早く家からも独立したいと考えている。竹生や蓉一は菖太に無理をさせたくないし、とっても大事に思っていて。菖太もそれを痛いほど分かっている。ここ、泣いてしまった。感情を滅多に出さない蓉一が初めて菖太を庇って、大声で立ちはだかるのだが、所詮は子供の言うこと、と一蹴される。怒って家を飛び出した菖太を追うのは竹生。竹生もまた、自分の進路については悩んでいる。けれど、菖太には今無理をするより、大学へ進んで欲しいと願っているのだ。割と無愛想だけど、几帳面で綺麗好きで優しい竹生が私は好きだ。日高先生が、どうして竹生を幸せにしてくれないのか、意味がわからない‼︎ ぷんぷん。
菖太がバイトをしているなりに考えていて、物流の仕事に興味を持っている事が分かる。それなら、と竹生は優しく言うのだ、進学を考えてみろよ、と。

一方で同じ頃、部屋を飛び出した蓉一を追うのは桜井さん。蓉一の無知に踏み込むのは怖い、と思い少し距離を置こうと考えていたので、関西支社への栄転を受け入れていた。ところが、蓉一はきちんと言葉にしてその想いを伝える。「あなたが好きです。」と。
『言葉を交わすだけで、世界が変わるような気がした。』
「言わなくていい」と言ってまたキスをする桜井さん。きゃー‼︎ キザ過ぎる‼︎
「…言えって言ったり、言わなくていい、って言ったり、…桜井さんってワガママですよね。」って、いっぱいいっぱいになりながら言う蓉一が可愛い♡ あんなにキスでトロトロになっちゃってるのに。蓉一の精一杯の可愛い反撃。たまらん! もちろん桜井さんもたまらない。関西への転勤を受け入れたことをここで少し後悔している。次に桜井さんの家に行く時には替えの下着を持って行く、という蓉一には腰砕けだよ。うははー。

ところで、家の管理人をしてくれている強面だが、心配症で優しい吉富さんや、柏木さん。長兄の菖一さんに至るまで。亡くなった蓉一の父、蓉介が周りの人たちに物凄く影響を与えていたことが分かる。彼らの人生や進路にまで。そして、彼らにとても愛されていた事も。偉大な父の影響がそこに今も厳然とあることが、残された蓉一や彼ら全ての人たちに今も影響している。

あとがきの蓉一7歳、菖太5歳、竹生9歳、がとっても可愛い。(大人しそう過ぎるけどね。)
桜井さん、26歳…これはダメ‼︎ こんなんめっちゃモテてるでしょー‼︎カッコ良すぎる‼︎

0

動き出した2人の恋・・・

何度も読み返している大好きな作品の一つです。

少しずつ、自然に2人が恋に近づいていく様子が丁寧に描かれていて、サブキャラ達も皆魅力的で、年齢層も幅広くて、本当に読みごたえのある素敵な作品です。
また、日高先生の絵もとても私は大好きで・・・
とりわけ私は桜井さんの仕事で疲れた~という感じの中から出てくる何とも言えない色気にノックアウトです。あと、桜井さんのストライプのシャツ姿が好きです。
1,2巻は、恋かもしれない・・・という感情に戸惑ったり・・・な桜井さん視点での展開という印象だったのが、この巻になって、蓉ちゃん視点もばんばんててくるようになって、ようやく2人が向かい合い、それから前を向いて恋に向かって歩き出したんだな・・・という感じになっています。
それまでの桜井さんは(なんだかんだ中身は案外子供っぽいのですが)大人なので、大人ならではのずるさもあって自分の気持ちから逃げようとし、蓉ちゃんは生まれたての雛のような純粋な子どもっぽさゆえの真っ直ぐさがあって、でもその分桜井さんに対する気持ちが何なのかまだ理解していなくて・・・
でもこの巻で、桜井さんも遂に自分の本当の気持ちから逃げるのはやめよう・・・と決め、蓉ちゃんも色々ちゃんと考えるようになり・・・。

そんな中、桜井さんの転勤話が(蓉ちゃんから離れようと思い桜井さんが受けてしまっていた)・・・という感じで次巻に続きます。


3

頑張る蓉ちゃん。

すごい!蓉ちゃんが頑張ってる。
一巻でどうしようもない無愛想だった蓉ちゃんが、まだまだ不器用だけれど色々な人の言葉で変わろうとしている。
本当、蓉ちゃんは正直最初はかなり苦手なキャラでしたが、二巻目からどんどん可愛くなってきました。でも最初のは、言葉が足りないとかそういうのでもなかったなあ(笑)

あと悪い子じゃないのはわかるんですが、やはり藤本はどうも不得手で。
蓉ちゃんが藤本に流されるような子じゃなくてよかった。
そういう展開だったら、ちょっと無理だったかもしれません。
本当、蓉ちゃんは桜井さんしか見てないんですね。ああ、こういうのたまらない。

あとがきの絵で、改めてびっくり。
年の差もの大好きですが、7歳と26歳かあ。うわあ。

2

伝えることの大切さ

 3巻でやっと表紙が桜井と蓉一の二人になりました。実は『花は咲くか』の表紙は裏表紙まで一枚絵になっていて、1巻の蓉一の後ろには少し離れて桜井、更に後ろに菖太とタケさんと言う構図になっています。2巻の桜井の後ろには桜井に視線を向ける蓉一と、蓉一の肩に手を掛ける藤本。そしてこの3巻では見つめ合って蓉一の腕を取る桜井ですが、裏ではもう一方の腕を藤本が掴んでいて・・・なんとも意味深です!

 キスはしたものの、問題は山積みな二人の関係。蓉一の真意も理解できず、藤本の蓉一に対しての積極的な態度も気になり、自分がどうしたいのかすらわからない桜井。激務の上、更に転勤の打診も重なって、このまま離れてしまえばとさえ考えてしまう。若い藤本と違って、情熱のままに踏み込めない。大人ってこう言う時に考えすぎちゃって、本当に面倒です。それでも思いを断ち切れない桜井が「あの無知をいっそ利用したい、自分のものにしたい、もうそれしか考えられない」とまで思う。迫りくるようなモノローグ。「今すぐに、会いたい」桜井の気持ちの高ぶりが手に取るように伝わって来ます。あぁ、日高先生はすごいな。
 電話でのいつもと違う桜井に戸惑い、気持ちがわからないことを怖がる蓉一は、会うのを断ろうとしますが、いいタイミングで藤本から電話がかかってきます!藤本はここでも最高です^^いつもナイスなタイミングで、二人の仲を知らず知らずに後押ししてしまう。いい奴なだけに気の毒になってしまうほどです。
 久しぶりに会った二人は、桜井の部屋の玄関で情熱的な2度目のキスをします。はぁ・・・とても素敵なキスです。素敵過ぎて上手く説明できない。キスだけでここまで萌えてドキドキするBLって他にあったっけ。
 おまえの言葉で気持ちを知りたいと言われた蓉一は考えます。今までの自分と桜井と知り合ってからの自分、これまでの他人との関わり方、そして言葉にしなければ伝わらないことを理解して、変わる努力をはじめます。心の中で感謝するだけだったタケさんに「ありがとう」と伝えたり、菖太と父親の言い合いにも体を張ったり、そして桜井にも「あなたが好きです」と伝えます。懸命に気持ちを伝えようとする蓉一に、大人のキスをする桜井。お泊まりの約束も取りつけて、幸せいっぱいのはずですが、実は転勤を受けてしまっていて(゚Д゚;) 
ええ~~~!いつも間にっ!ぐずぐずしている癖にこういう返事は早いんだね桜井 (♯`∧´)
 無表情だった蓉一が桜井以外にも沢山の顔を見せるようになり、本家と蓉一、菖太の父と蓉一の父親との関係も少しずつ明かされて物語は進んで行きます。とりまく人々の人物像や彼らの背景も描かれた、とても丁寧な作品です。こういう作品はやっぱり好きだなー。みんなの蓉一への愛情もほんわか感じられて、その中でじっくり進む二人の関係に何度でもドキドキさせられてしまいます。

2

おもしろい

かなり面白い

1

四方に伸びる

衝撃のキスの続き。
藤本のちょっかいにちゃんと拒める蓉一を見て、やっぱり桜井が特別なんだと感じる一幕。

2人の微妙な心の機微が見え隠れしては抑えきれない想いの正体に振り回され始め、理性の働かない高揚感に当てられてしまいます。
それでも仕切り直しができる桜井の大人具合に安心してしまったり。
蓉一のあどけなさに不安も頷けてしまったり。
「考えてみてくれ」と言った桜井の言葉に、閉じきっていた蓉一の心が外へと向きだし、段々年相応な表情が見れて嬉しくなりました。
突如場面は急転しますが、言葉にして気持ちを伝えようとする蓉一の精一杯な姿を菖太も竹生もちゃんと分かっただろうし、桜井もちゃんと蓉一の気持ちを知ることが出来た。
なにより通じ合えた2人の、キスシーン。
無防備なお泊り発言に一気にさらわれてしまいますが、何度見ても熱を感じることができます。

0

あああ、もうっ!

カワイイ!
可愛すぎる、蓉一!!

そんな蓉一に変えたのは、桜井なんだよなぁー…。

3巻目にして、こんなに変わるなんて!蓉一!
反則だぁー!

ああ、素直…正直、口下手、そして無垢。

でも表情がびっくりするほど変わってきて、
それがたまらなくいい!

「桜井さんの解釈でいいです」
「俺 ちゃんとわかってますから」

「あなたが好きです」

蓉一って、胸にずどーんってくる台詞ばかり言いますよねぇ…。

主人公の桜井(攻め)も
そんな台詞ばかり言う蓉一だからこそ、
あんなにのめり込んでしまったんでしょうけどね。

蓉一の表情はもう完全に
恋してますね。

とにかく可愛いです。

1

「目の色が変わる」って表現が好き。
他の人間には決して見せない。
意識しているわけではないのだけれど、はたから見てもわかるくらいに
ソワソワしてたり、目で追ってたり。
そういう描写がすごく好きです。
本人は気づいてない。でも周囲かららモロバレ。
なんかそういうのっていいと思うのです☆.。.:*(嬉´Д`嬉)くぅ~

展開的にもガッツリ、ラブにかたむいてますしね。
楽しみが増してますよね。
チュゥひとつでもなんか満足してしまう。
良い作品です

無駄におっさんたちが好きなんだけど
どーなのよww

1

キス、キス、キス…な3巻。

前巻、勢いでキスしてしまったものの、
歳も離れてるし、学生だし、男だし…と
仕事が多忙なのをいいこと?に、蓉一と距離を置こうとする桜井さん。

なかなか会えないことにしびれを切らし、
追いかけてきた蓉一との玄関先でのキスシーンに
めちゃめちゃキュンとしてしまいました。
それまでのぐるぐるモードとは一転、がっつく桜井さんがカッコよすぎる!

この玄関先でのキスシーン、
雑誌掲載時はもう少しディープなキスだったんですよね。
コミックス版で残らないのはとても残念なのですが…

他にもいろいろなキスシーンがあって、
薄暗い部屋で手を繋ぎながら、
「もっと触りたいし、触られたい…」と見つめ合う二人が初々しい。

ああ、付き合いたてっていいなあ、と
ほんわかうれしくなる一冊です。

巻末の描き下ろしの、26歳の桜井さんがカッコイイ♪
こういうさりげないアングルが大好き。

3

ちるちるちるちる

ためになります。

脇キャラたちも魅力だから

『花は咲くか』の3巻です。

受けの蓉一は美大生で、親の残した自宅で下宿屋をしています。

攻めは40へ手の届く歳になった、広告代理店勤務の桜井。

蓉一は慣れない恋心にまるで子供のように真っ直ぐ。
反面、桜井は20近い年の差に自分はもう年齢的にも良いとしても、未来がまだ未知数の蓉一にこの道を選ばせて良いものかと悩みます。
そんなところは年長者の冷静さといいますか、酸いも甘いも知っているだけに慎重になってしまう悲しさですね。
わたしは桜井よりの年齢ですから、わかるなー。

恋だけでなく、対人関係でも蓉一はすごい勢いで成長しています。
スポンジが水を吸収するように、今まで閉じていた心を解放している様に驚かされます。
菖太の父親(蓉一の父の兄)へ、菖太のために自分の意見をぶつけるあたりも。

蓉一の成長が著しい反面、桜井の方が自分にブレーキをかけだすという両極端な巻ですね。

相変わらず、脇キャラも立っています。
菖太の境遇も、竹さんの気遣いも、吉富が母親のように気を揉むあたりも。
こうして主人公たち以外のキャラが魅力的なことも、この作品の素晴らしさかな。

2

階段を昇る様~

こちらもまるごと一冊全部がひとつのストーリーです。

巻を増すごとに面白くなっていく!
感情の変化を見ているのが、たまらないですっ。

蓉ちゃんがどんどん変わってます。
いいですねぇ、恋で人が変わるっての^^
いわゆる成長ってヤツですね。

でも桜井さんが、まだモゴモゴモゴモゴしてる感じw
そりゃぁそうなんでしょうけどね。
大人って思うまま突き進めないですよねー。
真っ直ぐ突き進んでくる蓉一を
どう導いていくんだろう、ってのが見モノです。

恋してキラキラしている桜井さんが、
仕事でもキラキラし出しちゃって、いかにも!なところが
笑えちゃったりしますww

1

蓉一の成長

周りの人の証言は過言ではないくらい、蓉一は周りに守られてそだったんだろうなと。
初めて家系外の人物に興味を持ったがために蓉一は色んな事に気付き始める。
っていう内容です。

思っている事を必死に伝えようとする蓉一が何とも健気で可愛い。
あと、蓉一と親密な関係になるにつれ桜井さんはやっぱり大人なんだなーと感じます。
でも離れてると結構必死なんですよねwそこもまた人間らしくて良いです。
桜井さんは桜井さんで、歳の差とか、色々葛藤することはあるわけで・・・
でもそこが蓉一の成長にもつながっているのかな。

登場人物全員に過去があって感情があって色んな関係性があって、
それを丁寧に表現できる日高ショーコさんは本当にすごいです・・・!

考え事をしていて茶碗を落とした蓉一に対する大人の反応から、どれだけ甘やかされて育ったか伺えますよね。食事シーン本当に好きです。
毎回ご飯をガツガツ食べている菖太が、今回つらい状況に会います。
菖太には幸せになってほしいなぁ。竹さんよろしく。

今回桜井さんと蓉一がらぶらぶで満足です。

2

蓉一の成長が眩しい

前巻の最後で桜井にキスされ、頭真っ白になっている蓉一。
そこに藤本にも「お前のことが好きなんだ」とキスを迫られ、ますます混乱します。
一方桜井も、あまりにも子供で経験値が無く従順すぎる蓉一に、
積み重ねてきた時間の違いを実感し、流されているだけなのではと不安を抱きます。
そこへ、関西へ栄転の話が浮上して・・・

蓉一が、不器用ながらも目に見えて成長していきます。
もともとが無垢な状態だったから、染まりだしたら早いんでしょうね。
桜井になかなか会えない事に焦れて、自分から行動したり。
今まで全く平気だった「沈黙」を、怖いと感じるようになったり。
大学の同級生と話してみたり、
竹生や菖太にも、二人をどれだけ大切に思いっているかを言葉に出して伝えてみたり。
とにかく、蓉一の周囲の人達がびっくりするほどの変化です(笑)

そして、桜井の不安も、すごく理解できます。
素直すぎる蓉一に、恋愛することの根本的なところを理解していない気がして、
一歩を踏み出すことを躊躇してしまうところとか。
桜井としては蓉一を想っての迷いなんですが、蓉一には正しく伝わらなかったよう。
切ないすれ違いですね・・・

とにかく、蓉一があまりにも不器用で、愛しい限りです!
素直で駆け引きも何も知らない無垢さが、とても19歳とは思えない。
桜井と出会った事で、初めて卵の殻を破る事ができた雛、といった風情です。
巻の最後にはやっと桜井と分かり合えて、いよいよラブも盛り上がっていきそうです♪

1

大人も子どもも悩みなさい(笑)

相変わらずのんびりのんびり進むふたり(笑)
大人になると若い頃のように冒険はできないよね、桜井さん?でも、突然現れた蓉一の友達、藤本を意識したり・・・。
この巻は、逆に蓉一の方がまっすぐ自分の気持ちに向かっていきます。
これが桜井さんがもうなくしてしまった若さなのね。
しかし、若者にも悩みはあるようです。
竹生と菖太、藤本もそれぞれの想いで悩んでいます。
巻末のあとがきを読んで改めて桜井さんと蓉一の年齢の差に愕然としました(笑)
年の差カップルは苦手なんだけど・・・このふたりは大丈夫なんですよね~。

2

じれったいオマエの愛にうざったい程Pure my Heart

何がようやくって、ようやく気持ちが通じ合いました。
もちろんそっちはマダですよ(笑)

本当にじれったいですね。
でもこういうじれったさは好きです。
蓉一の初恋・恋心を言葉にする・丁寧に進む恋愛。
じれったいといっても、蓉一が『初めて』だからこそ共感できる部分が大きいと思います。
そして蓉一が擦れていないところも魅力だと思います。

また、桜井も経験のある大人という立場ですが、
彼はそれを逆手にとって蓉一に迫ったりしないところが良いところだと思います。
蓉一が「桜井のことを好きである」という自覚をするまで待てるところがいい。
見た目はおっさん中身は子供ですが、「大人」らしい分別もあるんだなーと。
桜井さんもじれったいけど、でも相手を大切にしているからこそ待てる、そんなところが良いなと思いました。
この巻に来て、桜井に対して今までで一番カブが上がりました(笑)

まだまだじわじわしています。
恋愛面もそうですが、他の面でも水川家のことなど気になる展開があります。
次巻で花は咲くのかー!?

1

ほっこりする作品


変化することが大きなテーマでしょうかね

1巻からサクっと読めてしまう、けれどほんわかほっこりするような作品です。

絵もキレイで読んで損はないです。ようちゃん好きです。

1

心を開くということ

 藤本から告白された蓉一は、少なからず戸惑っていると思われますが、彼が今何を思っているのかは、私は掴みきれませんでした。そんな折、桜井に持ち上がった栄転の話。蓉一のことを考えて、あえて離れようとする桜井が大人に見えました。蓉一はまだ何も決まっていない学生で、方や桜井は年の差や世間、人並みの幸せを考えてしまうのです。

 これから桜井とどういうことになるのか「分かっている」という蓉一ですが、桜井も追うところがあり、ちょっとじれったさを感じました。

 後半は、蓉一と桜井、藤本だけではなく、菖太とその父親の進路を巡る問題が描かれています。誰かが泣いているシーンが、あんなに美しく思えたのは、みんな真剣に悩んでいるからなのでしょうか。

 3巻まで読んでみて、ともかく嬉しかったのが蓉一の表情が豊かになったことです。これまで周りを寄せ付けないオーラを発していた彼が、藤本、桜井など他人とも言葉を交わせるようになっただけではなく、どうしたら自分の気持ちを伝えられるかを真剣に悩んでいるのです。絵で気持ちを伝えるという方法もありますが、こうして表情や自分の気持ちに素直に向かい合ってくれたことが、読んでいて心が温かくなりました。

1

両親他界、美大、年の差

桜井×蓉一

おじさんものは好きじゃないけど
っていうか、桜井さんの年じゃおじさんじゃないな

蓉一がとにかく綺麗で、魅力的でした。

両親の事や色々背景がまだまだ展開できそうですが、
最終回よんでもなお、続きがみたい

急に好きになる速度に応じた描写は、不完全燃焼気味ではありますが

ともかく蓉一が綺麗。

桜井さん年齢よか老け気味。

回を重ねるごと、又最初から読み直したくなる
色々考える事ができた
素敵な作品でした、

でも小さな矛盾点もあったり
すっとしない部分もありますが、
ただただ蓉一が綺麗なので
満足(^∇^)

桜井さん羨ましい。〜

0

おじさんが青年に手ほどきとか妄想すると・・・(/ω\*)

不器用ながらも少しずつ進展する桜井と蓉一の距離。
ついに、お互いの気持ちをすり合わせ、確かめあった二人!!テンションパーン↑です!

自分におっさん萌は特にありませんが、おっさんになりきって読むと萌度倍増でした~(^q^)/
桜井の視点で読むと、「何も知らない無垢な若い子を自分の手であれこれ染めちゃうぞ・・・」みたいな妄想が湧きます。ヤダッ!いやらしいッ!!おじさんハァハァしちゃうぞ☆彡(//∇//)
でも先のない付き合いなんかしたくないって考えるあたりが大人だなぁと。ここにきて桜井のことを見直したのでした。

そして蓉一視点で読んでもキュンキュンします。あまりにも蓉一が純白で!
私までLike A Virgin!の気分になっちゃいます!ドキドキするー!
なんかおじさんに翻弄されている気がするし、だから悔しいけど、でも分からないことだらけで。
どうしたらいいかのか分からない、その戸惑いが、その胸の高鳴りが私にも届いてきました。
甘酸っぱいわぁ♪

アッー!今回もじれったいYO!だがそこが気持ちいい!
しかし桜井のタイミングの悪さに爆笑www
そう、何事も上手くいかないのが人生ってもんですよね~。
ほんっと間が悪いっていうか。これからっていう時にね。ったく自分を重ねちゃったじゃないの!
でもそこからどう挽回していくか。そこが楽しみですよね~。
嫌なことがあっても、間が悪くても、遠回りしても、
ちょっとした人生の寄り道を楽しめたらいいなぁと、思います。

3

ホントに綺麗な絵だなぁ

レビューを書くのは初めてでうまく伝わるのか分からないのですが…w

この作品は最初1・2巻を買ってみておお!とかなり気に入ってしまって3巻を買いました。私の個人的な期待を裏切らない3巻でした。


年の差恋愛ならではの苦悩がリアルにわかりやすく描かれていました。
ここでは蓉一の桜井さんが何を考えているのか分からないことに対するむっとした表情がすごく可愛いです///だんだん表情の変化がわかるようになってきているのが良かったなあ。
そして3巻では蓉一の考え方というか、世界観というか、それらが少しずつわかってきたような気がしました。蓉一に少し近づいたぞ!と勝手に喜んでいます。
後は藤本ですね。彼はライバルキャラなのに2人が相思相愛すぎて入っていけてないのですが彼の言葉が蓉一くんの心をすこしだけ(ほんとにすこしだけw)動かしていました。素直な彼と平然を装う桜井さんのやりとりが面白かったです。

…読むたびに絵の美しさに感動しています…

1

変わることの怖さ

私のように動きのある展開好きさんであれば、
この作品は2、3巻まとめて読んだほうがいいと思うし、テンション上がってる時よりも心が落ち着いた時がいいと思います。
そう思うくらい丁寧な展開です。

日高さんは一貫して "恋することにより自身が変わること" を描かれていると思いますが、その集大成的作品だと思います。
また長編だから書ける、今まで敢えて出さなかったであろう "家族" のことを新たに描かれてます。これまでの短編では匂わすことも、かなりきっちり描かれていていますよね。
どっちの日高さんも好き。
強烈に、もうどうしようもなく廻されるほどでもないけど、これはこれでじわじわと胸に効いてきます。

桜井の仕事に関する書き方も好きです。
大人な彼が本気の恋にあわあわしつつも、蓉一を大事にしてる姿がなんとも男前で好感もてます。可愛がることが大事にすることではないのですよね。相手の将来を考えて家族を思いやる。
なにより相手の意思を尊重することが、大人の恋愛ではないかと。

また蓉一が一生懸命で、その素直さが可愛い!3巻は蓉一、よく頑張った!って感じですね。日高さんの黒髪受君にハズレなしです。
桜井には男同士という葛藤があるけど、蓉一にはない。何故なら恋愛を意識する以前に桜井の存在そのものが特別であって、性の障害を感じるまででもないんですよね。そこらへんの桜井と蓉一のズレがいちいち可笑しいです。

また当て馬君の藤本だっていい男だし、従兄弟の二人竹生と菖太もかわいくって気になるし、オヤジ連中も魅力的。
この物語が終わる頃にはそれぞれの殻を破り、いびつでも花を咲かせてくれるのだろうと期待します。

徐々に近づき変わってきく二人、そして周りとの関係。
やっと3巻で想いを伝えてあえて、次に進めるかなというところで終わってます。このじれったさ!昨今のBLではありえません。でも即身体の関係のならないこういった作品がもっと増えて欲しい。。

まだゆっくり続いてほしい、作者さんが思う存分書き綴って欲しい!皆が幸せになれる結末を!と願ってしまいます。次で終わらないでね~~!

2

「一緒に帰る」

好きすぎる!!! 蓉ちゃんが変わっていく姿がたまらんな巻です!
2巻から神評価にしようと思ったんですが
じわじわと好き度が増したのを示したくて…
この巻で神評価になったので次の巻は神々か!?

私は年の差ラブにはやっぱり
「こんな年下に手だしちゃマズイよな」とか
「年上の大人に翻弄されちゃう姿」ってのが絶対
はずせないんですが この作品は只今絶賛その代表作です☆
全然中身に触れちゃいない!?
そりゃ~言っちゃーいけません、

実は前の巻のレヴュータイトルで早とちりした私…
間違いに気づいた方は「花は咲くかマスター様」です!

2

逃げずに進む

スローペーススローペースと思ってきたこちら。
いよいよ、2人の気持ちが繋がります。
徐々に「水川家の中身」が見えてきているので、そちらも気になる。

お互いがお互いを好きで、近付いて、心が相手でいっぱいになる。
大人な桜井はそこそこのセーブをしようと思うのだけれど、蓉一を目の前にすると気持ちが溢れだす。
一方の蓉一は、生まれて初めての感情の経験に戸惑います。
 会話の途中で無言が生まれると不安になる。
 何を考えて居るのか見えないのがとても嫌だ。
そんな事をグルグルと考え出す。
それでも真正面から向かっていく蓉一は、「無知って素晴らしい」と思える程の純真さを抱えて居ます。

桜井はそんな蓉一の純真さを怖く感じます。
年齢も年齢で自分は引き返せないし、蓉一のこれからを奪ってしまうかもしれない。
中途半端な事は出来ない、アイツに流されて欲しくない。
だから、自分の言葉で考えて伝えて、と蓉一にお願いします。

その後の蓉一は、本当に男らしくて可愛かった!
桜井に言われて、「自分の言葉で自分の思って居る事を伝える」という行為にも頑張って取り組む。
だから竹生にお礼は言えるし、菖太にもバイトや進学の事を告げる。
「みんなお前が心配なんだ」と。
うまく伝わらなくてガッカリもするけれど、徐々に伝わっていくといいなと思います。

何にも慣れて居ない、蓉一のたどたどしいキスシーンは心臓が止まるかと思いました。
真っ向から伝えた好きは、今後どう進んでいくのか心底楽しみです。

2

ヨウちゃん がんばれ!

桜井の言葉によって、19歳にして初めて、自分の気持ちを人に伝えようとし始める蓉一。
孵化したばかりのような、ちょっと突拍子がなかったり、微調整が上手くいかない
蓉一の様子が初々しくて可愛い。

互いに向き合ったかと思ったのに、ウロウロと迷う桜井。
大人だからこそ距離を取ろうと思いながら、でもやっぱり引き寄せられたり(笑)
こっちはこっちでやっぱり可愛い。

二人を取り巻く人々の、背景や心情も丁寧に書きこまれていて、
物語の深みを増している。菖太の泣き顔は印象的だったし、
単なる当て馬だと思っていた藤本の造形も、すごくいい。
(なにせ、藤本くん、表紙に進出ですよ?)

最後数ページ、もっと触りたいと思っている蓉一の
「泊まってもいいなら行きます」(おおお!)、そして替えパンツ発言に身悶え、
さらにページをめくったところで桜井が呟く転勤話に、
思わず「バッカーッ!」と呟いた私でした。

次巻が楽しみっ♪

あ、後書きのお子ちゃまトリオ、可愛過ぎ♡
そして、横にいる26歳桜井(社会人だよ)を見て、改めて年齢差を実感したのでした。

4

ピュアで良い!

3巻まできてまだキスまでしかしてないって、なんて純粋なんだ…!って思ったけど、でも、よく考えてみたらそうですよね。恋愛ってそんなに簡単じゃないし、しかも歳の差あるし、男同士だし…。
桜井さんと蓉一の、お互い手探り状態でもどかしい焦れったいほどゆっくり進むストーリー展開が、すごく読み応えありました。
そして、その丁寧なストーリーにぴったりの繊細で美しい絵が、さらに物語に深く引き込んでくれます。

あぁ…、早く続きが読みたい!

蓉一があんなに頑張って、素直に気持ちを伝えたんだから、次回は桜井さんにもっと頑張ってもらいたいな。

1

神神って出来ないですか?

この本は、桜井さんに年齢が近ければ近い程ツボに嵌ると思います。

恋愛が人生の大半を占めていた20代が終わり、仕事や家庭に追われてマンネリ化した日常。「え?ときめき?何だっけ?大昔聞いた気がするけど、オボエテナイョ」的な人生に成り下がってしまった30代以降には蓉ちゃんの純粋さは堪らない。きゅんきゅん来ちゃう。

蓉ちゃんの下着発言は桜井さんと一緒でソファーに突っ伏しちゃいましたよ。
と言うよりも、ソファーに突っ伏してどうにか本に戻って来たら桜井さんも突っ伏していて、「ああ、うん、、堪んないよね」と桜井さんに語りかけてしました。

3巻まで来てもチューまでしかたどり着けないこの話を若い人はイラッとするかもしれない。でも、30歳超えて読んでみ、そのじれったさが、桜井さんの気分が良くわかるから。

19

なんだこの胸のざわめきはww

少女漫画を読んだあとのようなこの胸の高揚感
でも少女漫画のような「なんだこのキラキラ男子っいねぇーよこんな奴イラッ☆彡」
もなく((笑)
あぁ男同士いえど恋は恋なんだなってきゅんきゅんしてしまいました('∀`)

3巻目にして未だキスのみとプラトニック極まりない作品ですが
じ・・・・次回こそはッッツツツ!!!!
まずはキスして、お互いの気持ち確かめて、というじっくり距離をつめていく感じが乙女的にはよかったり( ´∀`)
 
期待に胸を弾ませ待つことにしましょうか(笑)
なんだこの焦らしプレイはww

2

恋する力は強くも弱くも・・・

シリーズも3作目になると各キャラの背景が色々分かってきて
ますます惹きこまれるストーリー展開になって来ましたね。
それにやっぱりなんと言っても蓉一くんの変化が1番でしょうか?
桜井さんに自分の気持ちを言葉にしてなんて言われて、真っ直ぐに実行してる。
無愛想なのではなくて天然キャラでもあったんですね!!
なんでこんなに可愛いんだよっ!って感じで桜井さんのよろめく気持ちが分かります(笑)

そして菖太くんはお父さんの登場で今までの思いが結構爆発しちゃってますね。
でもこのお父さんもかなりの不器用さんな雰囲気ですよね。
それでも、父親の不器用な愛情は感じます。

そして桜井さん、やっぱり男同士&歳の差で大人な分テンパってましたけど・・・
いくつになっても好きな気持ちは止められないって事ですよね。
かなり無駄にあがいてましたけど、結局はダメダメですねぇ~
でも・・・無理やり離れようとして転勤、受け入れちゃって・・・・
う~ん折角いい感じになって来たけど、未来は未だ荒れる模様かも。
次にまたまた期待しちゃいます。

2

それよりも!(笑)

ほほー、こうなりますか。

というわけで3巻です。
ヨウちゃんと桜井の距離感のお話ですね。
ヨウちゃんの考えが見えないばかりに桜井の方が不安になるというか自重しようとするというか。
でも、いざとなると本心には逆らえず。
咄嗟の行動がその想いを如実に表しているのだと思います。
なので、ヨウちゃんの態度次第というような展開になるのですが。
うっかりナイスアシストな藤本によって、いろいろ考えたりしてどんどん成長していくヨウちゃん。
その気持ちも明確に、というかはっきりと言葉にして一歩進んだようでいて、最後はまさかの桜井そんな決断したのかよ!!で終わりってゆー。
これはまた波乱の予感ですね。
次巻が気になります。

そして、実はそれ以上に気になってしまったかもしれないのが菖太を取り巻く環境のお話。
彼のなんともいえない空気感はずっと気になってはいたのですが。
今回、まさかの涙でした。
いやー、泣くとはさすがに思ってませんでした。
あんなふうになるなんて。
そしてタケさんが男前なんだが。
なんだが…。
うーむ。
どうにも私の嗜好はタケ×菖太ではなく藤本×菖太に収まりそうです(爆)
いや、そんな展開なかったですよ?と言われたらそれまでなんですが、単純にそうなったら私が萌えるというだけの話ですよ、はい。
藤本もこの家の人たちのことにどんどん触れて変わっていくといいと思う。
でも、どうなるのかなー。
次巻は藤本優勢な巻になるのかなー。
2年後が待ち遠しいですね!!!!!(爆)

2

丁寧な物語

最近BL読んでないなー。けど何読もうー。と悩んでいたので、こちらで評価が高かったこの作品を1~3巻まとめて購入。

来ましたひさびさのキュン!

蓉一の桜井に対する態度がたまらん・・・!
蓉一の溢れんばかりの気持ちがこちらに伝わってきます。
けれどうまく気持ちが伝えられない不器用さに悶えます。

そな不器用な蓉一と大人な桜井のキスシーンとか、萌えるとかいう言葉を超えてます。

2巻の感想になって申し訳ないのですが、桜井をぐいと引き寄せ、『桜井さん』という場面に震えた・・・!


これだけ丁寧に作られている話は絶対にはずれはないと思います。

4

続きは気になる

あまりにも話の進みがのろくて、前の巻を読み返さないと、まったくストーリーが追えないんですが、ようやくBLらしくなってきたような?

続きは気になるので、続刊も買うと思いますが、主人公たちの感情を丁寧に王あまり、じれったいというか、もどかしくて、うんざりすることも。

話のテンポが、わたしとは合わないのかも。
一つ屋根の下という設定も、そんなに萌えツボではないので、そのへんも関係しているかもしれません。年の差ものは好きなんで、そういう部分での葛藤はおもしろいんですが。

2

世界が変わるという事

 クレッシェンドする蓉一の気持ちが手に取るように伝わってきて、読み手はダイナミックな臨場感に落ちていく。
 桜井の登場によって世界が色めいてきて、その事に戸惑いながらも前進しようとする蓉一には感動を禁じ得ない。

 おそらく日高は意図しているだろうが、この作品は無色だ。もちろん紙媒体が白黒印刷だからではなく。
 色の無い世界に属していた者が、外の世界の住人によって色付けられていく。そうして自分の世界が変わって、それを受け入れ今度は自ら筆をとる。

 桜井によって世界が変わった蓉一が自分から色を足していく姿が本当に素晴らしい。
 そして桜井もまた失いつつあった色を思い出し影響され、世界が再び鮮やかなに蘇る。

 相互干渉により共鳴する様が丁寧に、だけど大胆に描かれてる日高の極めて現代的な描写力には脱帽。
 クライマックスに向けて物語が進む「花は咲くか」、引き続き見逃せない。

5

おお!これは!二葉段階になりましたよ!

広告代理店勤務・桜井和明×美大生・水川蓉一です。

「神」に近いんですけど、続きものということで「萌×2」で!!
今回はお互いの気持ちがわかったので、めっちゃキスしています!
蓉一が、色んな表情を見せてくれます!!
そして!次の巻で!いよいよです!蓉一の替えの下着を楽しみにしています(*≧艸≦)

でも桜井が関西に転勤になってしまうので、どうなることやら・・・。
問題が山積みです(-_-;)

あと・・・菖太の父親が出てきて、また気になる展開になってきました!そしてタケさんと菖太のフラグが立ちましたよ!←この2人の話とかってないのかなぁ・・・読みたいなぁ~・・・

最後の、あとがきの、おそらく12年前の桜井・蓉一・菖太・タケさんに萌えました\(^o^)/
あらためて、桜井と蓉一の年齢差にびっくりですww

2

また長いこと待つのかと思うと…

待望の、待っ望の3巻!表紙は予想を大きく裏切って主役の二人!え、それってラストに取っておくかと思ったよ。
「3巻は誰だろう…藤本で藤?いやタケで筍?私としては吉富さんが桔梗の花を背負って欲しいとこですが、まあないですよね(笑)」などと、2巻のレビューで言っております私。吉富さんはなかったけど、バックの花が藤じゃないですか?藤!顔出さずして実は3角関係が表紙なんですね?

じっくりじわじわと関係を詰めていくというか進めていくというかグルグしてる二人が、焦れったいようなこのぐらいのスローさがいいような。
桜井さんも藤本から見れば、余裕のある大人の男ですが、恋愛はいくつになっても経験を積んでも、毎度動揺したり足掻いたり怖じけたりするもんですよね。
そんな桜井さんも可愛いのですが、なんといってもこの3巻では、蓉一の変貌ぶりに悶えまくりました。
桜井さんの言葉によって、自分の気持ちを人に伝えようとし始める蓉一…行動は唐突でなかなかうまいこといかないんだけど、そこがまた危なっかしくて幼さが愛おしい。
しかし親子ほど歳の差はあれど、別に未成年じゃないのに、この背徳感はなんでしょうねえ。キスしかしてないのになんとも言えない後暗さがよけいドキドキします。
でもって覗き見してるような気持ちになってしまうのも不思議(笑)
ほかの登場人物たちも今後が気になります。
みんながそれぞれ大きな変換期に入ってる感じで、今後がまた一層楽しみです。

7

萌え死ぬかと思ったww(大げさ)

まだ2巻の余韻が残ってる(もう1年なんだけど)というか、2巻の印象が非常に大きかったせいか、3巻が出るのにすごく待ったという気分がしません。
蓉一の無表情、見せない感情にかなりじれったさを感じながら、一体いつ花が咲くやら、、と思っておりましたら2巻でいきなりつぼみがポンポンついちゃって(w)
そして、この3巻。
マジ興奮しました!!身悶えました!!
何かいきなり、蓉一には”木瓜の花”が咲きだしたのか!?と思うほどに、変化をみせたんですよーーーーー。
やればデキる子じゃん、蓉一♪
でも、それは桜井を好きと自覚したからなんですよねv

桜井は、蓉一との20歳近い歳の差を考えて一人で、あーでもない、こーでもないと考えてヘタレて。
むしろ積極的に動くのは蓉一。
家に来なくなった桜井に連絡を取りたくて竹ちゃんに桜井のケータイとメアドを聞くというのがまず!
そして、言葉にしないと伝わらないという事を知り、
自分も桜井が何も話してくれないと不安ということは、桜井も自分が何も言わないと不安になるんだと気が付き、急に言葉で伝える事に積極的になる。
そして、そして、、、
ラストの蓉一の発言に鼻血出るかと思ったwww桜井じゃないのにwww
蓉ちゃん、おパンツもっていきなよ♪♪♪
しかし、桜井は関西転勤の話を受けてしまった後であり、一体?

また、今回菖太の父親が登場します。
それを通して想いの通じることの難しさ、そして大切さ、
これは蓉一の苦手とするコミュニケーションの問題と上手く絡んで、また一つの道を見せてくれたような気がします。
菖太の父親も決して悪い人ではない、彼も彼なりに不器用な人なのだと。
水川の従兄弟達の互いを思いやる優しい心を知ることができます。
菖太は竹ちゃんと何とかなったりしないのかなww
だって、菖一は女だったら竹ちゃんのお嫁さんになるのに、何て言ってましたからww

今回は互いが好きと認め合った回になりましたので、キスシーンが沢山出てきましたv
蓉一の変わる表情もとても魅力的でした。
どうして桜井なのか、という部分は見えてきましたが、桜井はどうして蓉一なのか?
きっとそのあたりが少し掘り下げられた時、二人は結ばれるのかな?なんて思うのですが。。。
次はいよいよ、、らしいです(ワーイ♪)

12

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