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hana nomizo shiru 2
只有花知晓
2巻、あっという間に読了してしまいました。
期待していたように1巻より断然萌え度アップしてました!
有川が御崎を、って言うかお互いにですね、意識し始めてから良い感じになるまでが描かれていました。
すんなりそうなった訳ではなくて、花のネックレスや御崎の着信の相手がどうい関係なのかが過去と共に明らかになります。
川端は御崎をどうしたいんだろう。
自分は安全な場所を見つけて、御崎を縛り付けているだけのようで腹が立ちますね。
一方、川端と対峙した時の有川がカッコ良かったですねぇ♡
告白もキスもお部屋へのお誘いもキュンキュンしました!
3巻はどう展開するのかもワクワクします。
大量着信を残す謎の男、御崎が着けていたネックレス、御崎が誰かを好きになるのを恐れる理由…
色々と明かされてきました。
今回読み返すにあたり、言葉で表されている以外の部分に注目しています。
有川の部屋(寝床?)や研究室、駅の構内。
そのどれをとっても臨場感があり、素晴らしいなと感じました。
御崎のおじいさんの部屋などは、その一場面で古い家特有に感じる懐かしさと心細さが伝わってきました。
言葉選びも素敵な作家さんではありますが、それ以外で表される世界観もあわせて楽しめる作品だと改めて感じました。
何でもそつなくできて、女子にもモテててきて、これまで挫折や真剣な悩んだことがないであろう有川が、御崎のことで悩む姿がいいですね。
片思いに焦がれる男性の姿って萌えるんですよねw
有川宅に御崎が訪ねて…過呼吸になった御崎を有川が抱きしめるシーンはよかったです。
きゅん萌えてやつですな。
で、川端のうさんくさいことw
言っていることもうそくせぇ〜と思うのは言い過ぎでしょうかw
その前に、1巻で電話で有川にあんなこと言うのが不自然というか違和感というか、どんだけこじれた関係なんですか?と思わせぶりですか。
御崎の祖父が亡くなった時に、泣いている御崎を慰めるためか知りませんがキスしますぅ?!
せいぜいハグでしょうが!?と思うのですがw
御崎との過去の因縁みたいなものが2巻で描かれたことだけなら、川端が御崎にそこまで執着するのがよくわからないです。
3巻で描かれるかもしれませんが(再読だけど覚えていない)
ま、有川と御崎ははれて両思いになったので、ここからどうなるか、思い出しながら3巻を楽しみに読みたいと思います。
花のみぞ知る(2)では、御崎くんのストーカーである川端氏の存在が明るみになります。
御崎くんはご家族が事故や病気で亡くなり、ほぼ天涯孤独状態です(親戚はいると思います)。
そんな御崎くんを守りたい川端氏が不気味に描かれているので、有川くんの王子様っぷりが眩しいです。
途中、有川くんが自分の気持ちを自覚するまでの繊細な心の揺れが読んでいるこちらまで切なくなりました。
ただ、御崎くんが病気の有川くんのお見舞い?に行った時は「差し入れ持っていけばいいのに!」とツッコんでしまいました(笑)
有川くんが御崎くんに告白をしてキスをするシーンは素敵です。
駅の構内で男性の御崎くんにキスをするなんて、本当に好きじゃないと出来ないですよね。
(もしかしたら、天然だから気にしていないのか?!)
花のみぞ知る(2)のラストは終電がなくなった御崎くんを有川くんが自分の部屋に誘うところまでですが、誘い方も男らしくていいですね~。
ちなみに、こちらのショートストーリーは『きみのお城』です。
おそらく小学校低学年と思われる2人が公園で出会うお話です。
有川くんにもらったお花を御崎くんが押し花にしていたらいいな~と思いましたが、小学校低学年男子にその発想はないでよね。すみません。
しかし、小学生の2人も天使のように可愛いです!
初めて読んだ時の感情がはるか前過ぎて忘れてしまった。結構前の作品なので、ひょっとしたらこの雰囲気のBLモノはこの作品が走りだったのかもしれませんが、いま読むとよくある展開に思えてしまう。これが売れたから類似品が増えたのかもな。BL史には名前が残る作品だと思う。
川端(御崎の祖父の教え子)はなかなか面白いキャラです。家庭の抑圧で〜って設定はありきたりなのですが、ここでガッツリ手を出すことはなくサイコ気味ストーカー化しているのがBL漫画には珍しい感じ。1巻は毒が薄かったので、毒を投入してくれた、人間らしい厭らしさある川端は嫌いじゃない。
※電子書籍ひかり カバー下、裏表紙無し
有川と御崎の関係は徐々にではありながらも、割とスムーズに距離が縮まっていくので、すれ違いが長いなどと感じることもなく十分萌えの得られる2巻目でした。有川は1巻の中盤くらいまで自分の感情のままに行動するところが目立っていましたが、こちらではもうかなり普通の性格のキャラになっていた気がします。普通に悩んだり、普通に反省したり。私はそれも彼の心の変化だと受け入れ楽しめましたが、最初の頃の有川が好きという方には、ちょっと物足りない展開かもしれませんね。
ただ、川端というキャラはまだ掴みきれていません。御崎の回想で、彼と川端がどんな関係性を築いてきたのかは分かりましたが、回想の中の川端と、今の川端がどうも繋がらないんですよね。回想での川端は思ったよりありふれた人間で、自分の気持ちも客観的に捉えられ、御崎を襲いかけたことを除けばそこまで悪い人には見えなかったんです。でも、今の川端は若干自分のことも見えなくなっていて、表情にも危険な執着心、依存心が滲んでいるように見える。彼がこうなってしまう過程を、もっと詳しく知りたいなぁと思いました。3巻では彼にも救いがあればいいなぁと思います。
1巻がとてものんびりと穏やかな印象だったので、このまま2人の心の揺れをじっくり描くのかと思っていたら、2巻でかなり物語が動いたので驚きました。
恐らくもう両片思いになりかけている御崎と有川。
1巻に比べ、表情がまるで違います。
ようやく感情が表に出てきた2人の間に現れる不穏な影。
何度もしつこく御崎に電話をかけ、御崎に贈ったネックレスを「首輪」呼ばわりする男・川端聡。そして、明らかになった御崎の過去。
両親を事故で亡くし、寡黙な祖父にひきとられたこと。
そこで出会った、祖父の研究に関わる学生・川端聡。
人懐こい川端が家を訪れてくれるお蔭で、祖父とも徐々に打ち解けた頃、たくさんの花が咲き乱れる大切な温室を祖父から譲りうけた御崎。
ところが突然心筋梗塞で祖父が亡くなり、本当の「一人」になってしまった御崎は、優しくしてくれた川端にキスされ、「違った意味」で川端を意識するように…。
一度は御崎を押し倒したものの、ふと我に帰った川端は、世間体を気にして自分の彼女を紹介しますが、御崎に対する電話や干渉はどんどん度を越していきます。
良い人を装って孤独な御崎に近づいたくせに、結局は御崎を受け入れることもせずただ振り回して傷つけた。その癖未だに未練がましく、しつこく御崎に関わろうとしてくる。
見ていてイライラする嫌なタイプの当て馬でした。
川端から貰ったネックレスをつけられそうになるだけで過呼吸を起こしてしまう御崎。その御崎を抱きしめる有川。
変わり始める2人の関係。
川端から彼女を紹介された時のショックを引きずり、有川の告白に対しても、なぜ自分が女じゃないのかと自分を責めて泣いてしまう御崎の姿が切なかった…。
でもそんな御崎にキスし、抱きしめる有川。
自分を丸ごと受け入れてくれる有川に出会えて本当に良かったね、御崎。
このあたりでは、表情がくるくる変わる2人が愛おしくて堪りませんでした。
少し重ためだった2巻。
辛かった分、3巻では2人の幸せな姿がたくさん見られますように。
そう願わずにはいられない、切なさの詰まった一冊でした。
色々あるけど静かなお話に感じます。絵のせいかな?
二人の関係が進みましたね。
それにしても川端よ、なにしてくれてんの?ですよ。一時は御崎のいい兄であり心の支えだったかもしれませんが、御崎に手を出したりネックレスを押し付けたり束縛したりストーカーまがいな行動までして。
自分の葛藤を御崎で晴らそうとしてるのかな?その上有川にまで余計なこと言って。
御崎は男の人しか好きになれなくなったのかな?川端のせいで。どこまで御崎を苦しめるの!
有川はなぜそんなに御崎の夢を見るのか。気になって笑った顔が見たくて御崎の一番好きな人になりたかったんですね。
初めて恋の苦しさを知ったのですね。
研究室のお手伝いあっさり辞めちゃったけど。
最後に駅でキスして両想いに。
先に読んだ花のみやこでが切なく、タイトルも切なそうだったので心配してましたが、青春ものですかね。
きみのお城
これは子供時代に遭遇してたってことなのかな?
1巻でも思いましたが御崎は3年生?有川と同じ年?すごく専門的なことをしてますね。理系だからかな?
1巻は優しげな二人と花が印象的な穏やかなお話だったのに、2巻は最初から波乱含みな幕開けです!
波乱の元凶の川端の登場で物語に深みが出てきました。御崎と川端の過去のエピソードが少女マンガのようなストーリーの中でやけにリアルに感じて、川端は嫌な奴だし不気味に描かれているので気持ち悪くすらあるのですが、その分有川が素敵に見えてしまいます。1巻では天然王子様なんてレビューしてしまったけれど、川端と対峙したときや、御崎を追いかけてまっすぐに見つめるシーンは本当に格好よかった。一緒にいると自分まで幸せな気持ちになれそうで、有川みたいな育ちの良い幸せキャラって大好きです。ラストで有川が御崎を部屋にお泊りに誘うのですが、そのストレートな誘い方がまたいい感じです。
だけどBLとしてはもっと有川が人間くさくてもいいんじゃないかな?この巻では御崎を好きになって迷ったり戸惑いもあるけれど、もっともっとぐちゃぐちゃになってもいいと思う。有川のキャラが綺麗過ぎて、やっぱり王子様なんですよね。それが私には少女漫画っぽく感じてしまうのです。
次巻はお泊りです!読んだはずなのにすっかり忘れてるな私。楽しみだー。
めっちゃ良かったです!ただ、他のレビューとかにも書かれてましたが、川端さんのキャラ設定や、御崎くんとの関係がやっぱし微妙ですよね〜。そこがやはりどうしても☆5にできなかった理由でもあります。
もちろん有川くんも御崎くんもとっても可愛い!!なんでも卒なくこなせちゃう有川くんが御崎とのいろんな事について頭を悩ませるシーンなんかは、堪らないですね!!
そして、御崎くんいや御崎きゅん!!可愛い!!川端さんに「好きなんでしょ?」って言われたあとのあの表情!!!ぐっときました!(//∇//)
ふわふわした感じのふたりがひたすら可愛いのですが、ここに来て有川君の男前な部分が出てきたなという。
有川君はふわふわ系かと思いきや、割としっかりしていたのですね。しかも、言うべきところはハッキリ言える!
うわー!いいぞっ!いったれ!
と、有川君のキャラに惹き込まれてしまった二巻でした。
何にも執着なく軽やか爽やか~に人生を謳歌していた様子の有川君が、御崎といると感情が揺れて乱れるのがいい。
そして彼に感情移入してしまうともう、御崎くんのかわゆさが半端ではなく、大変なことになります。
抱きしめるシーンはほんとにキュンキュンしました。
あ、あと最後の駅のシーン!
うわあー!御崎、かわいいよー! ぐうの音もでません。萌えました。
川端さんが出て来ても有川君のほうが得体の知れない強さみたいなものを感じさせるので、安心して読めます。
ふわふわ可愛いくせに、やるな有川……!
不穏な雰囲気が漂う二巻でした。
川端さんというキャラクターの現在の立ち位置がよくわかりませんが、川端絡みで掻き回される二人の状況にとても緊張しました。
その中で、高校時代の御崎くんの色気と、有川くんの告白に対する泣き姿が本当にすてきでした…!有川くんのセリフは本当に本当にかっこいいです。
この先も川端さんと色々ありそうで不穏な空気は拭いきれませんが、楽しみに読みたいと思います。二人が幸せになりますように!
番外編の「きみのお城」は違った意味で二人がかわいくてとても素敵ですよ!
有川くんは頼りになる男だった(・∀・)
第1巻では、有川くんの奇天烈ながらも強烈な自己中さと強引さに絆されてしまった御崎くんが気の毒な感じでしたが、有川くんはあれから彼女とも別れ、御崎のことが気になる! と腹をくくったからには見せてくれました、男の根性を。有川くん、同性を好きになってしまった! なんてそんな葛藤ありません! そんなちっぽけなことピョンと飛び越します。一目が気になる? 空気を読め? なにそれおいしいの?
( ´∀`)b
いや〜いいですね〜こんなに愛されると、流石の御崎くんも首を縦に振らざるを得ないですね。
雰囲気からして粘着質な感じで不愉快だった御崎くんの過去の男、川端さんは相変わらずとても不愉快な感じで絡んできます。しかし、明らかに御崎くんは有川くんを好きなので、どこまでも独りよがり。なのに変なドヤ顔を決めたり、御崎は俺のもの、といった態度で非常に薄ら寒い。御崎くんも優しい子な上、優柔不断気味なので、川端お前いい加減にしろ、と言えない。過呼吸を起こす程のトラウマを植え付けられているにも関わらず。川端に対して人懐っこい人だという初対面での印象を持ったようですが、いくら"人懐っこい=好みのタイプ=有川くん"という図式が成り立つとはいえ、私は納得いかない‥。だって川端キモいもの。取り敢えず川端、君は髪を切りたまえ。
さて、川端をこき下ろしましたが、私のお気に入りの有川くんは良い意味でも悪い意味でも自分勝手なので、このまま強引に第3巻まで御崎くんを引っ張っていく模様です。彼の名誉にかけて一応書いておくと、彼なりのほんの少しのポーズ程度の悩みはあったようですが、私達普通の社会人からしたらおつまみレベルの悩みで。御崎にどうやって接したらいいのかと悩んでいたくせに、いざ会ったら御崎くん窒息しちゃいそうなほどの抱きすがり。第2巻はこれが表紙ですね。相変わらず素敵ですね。
御崎くんは、安心して有川くんに身を任せればいいと思います。
なんとなく思わせぶりな雰囲気だけで、恋愛未満のまま終わった前巻。
ここへ来て、ようやく有川は自分の気持ちがなんなのか深く考えはじめます。
こんなに御崎が気になるのはなぜ?
そして、有川が思い悩んでいる相手を知らない友人に指摘されて、自分では男相手だからそれは無いと思いこんでいたが、相手が男だろうが女だろうが、端から見れば自分の悩みは恋の悩みで、自分が御崎へ持っている感情は恋愛感情なのかもしれないと、思い至るのですが、、
御崎と川端との因縁話を挟んで、
有川が御崎への感情を恋愛感情と認めて、肉体込みの関係へと一歩を踏み出すまでを描いた第2巻。
1巻を読んで、受けも攻めも好きになれた今作。2巻目も二人の
距離感だったり表情が可愛らしく、面白かったです。
御崎は、あれ?ツンデレどこいった?ってな感じで有川に恋してる
空気が半端なかったんですが、有川も有川で1巻とはだいぶ変わって
ました。1巻ですでに御崎に好意は持っていたものの、2巻では
川端さんの挑発の甲斐もあり、その感情がもっと濃く、そしてリアルに。
そのため、自分を上手くコントロール出来ないという初めての事態に
悶々としてました。どっからどうみても君ら完全に両想いじゃ…と
思いつつも、男と男なので御崎がなかなか想いを伝えられない部分も
納得できました。
そして御崎と川端さんのつながり、御崎の過去も回想で出てきたんですが
全体的に切ない雰囲気で御崎が泣きじゃくるところは悲しかったです。
が、私が川端さんを嫌いなせいもあるかもしれないけど、あれで
川端さんを好きになる!?というくらい、過去の川端さんも全く
魅力的に感じられませんでした。中途半端に手をだして逃げただけ
じゃないか…。
それに有川が御崎におそらく告白をしようとしてたところに
川端さんが現われて2回目の牽制をするん場面も、かなり中途半端。
あの有川がそれくらいで諦めるわけがない。終いにドヤ顔で「あの子は
酷くされるくらいが好きなんだよ」と言った時はメガネを叩き割りたく
なりましたが、その後有川がちゃんと決めてくれたのでちょっとだけ
すっきりしました~。有川ナイス!!
その後の駅でのキスはかなり萌えたな~!周りを気にしない有川
だからこそ、というか。ああいうのって御崎みたいに自分が男
だから…と気にしているタイプにとってはかなり嬉しいと思うのです。
メイン二人の思いが重なったのは良かったんですけど、その分
川端さんの消化不良感が凄かったです…。正直、何のために出て
きたのかよく分からない。メインはもちろん大事ですが、それと
同じくらい当て馬だって大事な存在だと思うので、もうちょっと
違う書き方があったんじゃないかなぁ…と、かなり残念な気持ちに
なりました。3巻でも絡んでくるのかな…。(不安気)
このお話の連載は季刊誌で。
たった三巻ですが、「セブンデイズ」同様、とても長い時間をかけて描かれています。
一巻は私は神評価。
巻が進むごとに絵も話も印象が大きく変化します。
二巻は一巻の流れをくんでいながら、印象が違うという。
季刊誌連載ゆえの難しさを感じる作品でした。
有川くんが、御崎くんへの恋心を自覚する巻です。
自覚して、悩んで、自分の夢にショックを受けて。
勉強も手につかないほど恋におぼれた状態を、はじめて知ります。
有川くんの家を訪ねてきた御崎くんは急に具合が悪くなって、有川くんは慌てたり嘆いたり。
そんな意外な一面が愛おしくて。
この時の、有川くんの長~いハグがすごく良い!
七話と八話で出てくるこのハグ、実に三ヶ月間も(笑)
このシーン、この巻で一番好きです。
川端とのお話は、一番可哀想な人だなぁと思いました。
自分の性癖を否定されたり、自分で否定してしまうと、人は歪んでしまうのでしょうか?
一巻の花のペンダントトップ、しつこい電話、駅で走っていた訳、それらが二巻で判明します。
御崎くんの生いたちも。
有川くんの気持ち、御崎くんの気持ちがグッと接近します。
御崎くんのゲイとノンケという戸惑いもあって。
なかなか素直にすんなりとはいかない二人ですが。
宝井先生独特のリズムとか空気が、ふんわり包み込んでくれるような巻でした。
このリズム感や空気感が、合う人と合わない人にわかれる作家さんですね。
私は非常に好きです。
有川のぶっ飛び加減が落ち着いたのでようやくいい感じに思えた2巻でした。
ここからの有川と御崎は普通のBL展開で安心しました。
BLとは関係なく、一番切なくなったのは御崎のおじいちゃんのお話。
おじいちゃんと過ごした家のことやおじいちゃんが亡くなったシーンで悲しくなりました。
そして御崎の過去も明かされて、一巻で御崎が何か過去を抱えている感じがしたのですが、
その謎も分かって良い展開でした。
しかーし。川端が中途半端なキャラで、どう捉えていいのやらと。
川端は御崎の携帯に電話して、そこに有川が出たら、有川を牽制するのですが。
理由にならない理由で御崎から有川を遠ざけようとする姑息な川端が感じ悪い(笑)
川端は御崎が男と付き合っているのを見て、自分ができなかったことを現実にした有川に嫉妬したんでしょうね。
でも、嫉妬して醜い自分をさらけ出しただけで、川端は男を下げて終了。
本当にただの八つ当たりで、あんな言葉で有川がめげる訳ないと思いました。
当て馬にしてはヌルイし、有川の敵にあらずという感じでした。
当て馬様のおかげでますます二人の絆は深まりました。
有川と御崎の間に流れる空気が変わり、幸せ色が漂い始めた所に注目です。
研究室に携帯を忘れて行った御崎。
その携帯に何度も着信があり、何か緊急の要件ではと思った有川は、
迷った末に御崎の携帯に出てしまう。
電話は川端からで、意味深な話の上に「君が飽きたら返して」と有川に言います。
そして混乱した有川は、川端が有川に何か言ったのではと動揺する御崎と、
口論になってしまいます。
初めて自分をコントロール出来なくなり、ジレンマに悩む有川。
御崎がゲイである事にも気付き、川端に嫉妬する自分に戸惑います。
じわじわと、有川が悩みながら自分の気持に気付いていく様子が、すごく良いです。
なんか読んでる私までじれったい切なさに、悶えそうになります(笑)
そして中盤、御崎の昔の回想で川端の正体が明らかになります。
元カレがストーカー状態になってるのか?と勝手に思ってたんですが、
ちょっと違うようですね。まあ、アブナイ奴には変わりなさそうですが。
亡くなったおじいさんの遺品から自分の写真を見つけて、
泣きじゃくる御崎が可哀そうで、私も泣きそうになりました・・・
御崎の手を放したくなくて、川端の事を聞けない有川。
自分の気持を有川に悟られたくない気持ちと、気付いてほしい気持に揺れる御崎。
なんかもう読んでいて切なくて切なくて・・・
特に御崎の、
――どうして俺は男なんだろう――
の所は胸が痛かったです。
最後、この巻の一番の見せ場は、やはりこの駅のシーンでしょう!
川端が現れ、御崎の気持を有川に暴露してしまいます。
動揺する御崎を庇う有川、男です!やさしいです!!カッコイイ~
「誰に許される必要があるんですか?」には、感動すら覚えました(笑)
そして、泣きながら告白する御崎が、もうキュンキュンに可愛かったです!萌・・・
やっとお互いの気持を確かめ合った二人。
次巻、どんなふうにこのラブは盛り上がって行くんでしょうか!?
まるごと一冊が、ひとつのストーリーです。
前回の出会い編・・・と言えるような第1作からの続き。
御崎くんの過去が見えてきました。
御崎くんが心に何か抱えているな~と言う感じが
前作読んだ時の印象でしたが、
御崎くんというよりも・・・川端さんに問題ありでしたねw
川端さんによって、心に何かを抱えさせられてた、
という感じでした。
その川端さんの呪縛(笑)からの解放を
どうするのか・・・と言うところで終わっています。
前作に引き続き、わりとゆったりお話が進む感じです^^
どこか気むずかしさがあるような御崎ですが、徐々に有川と打ち解けていきます。そんなとき、前巻から少しずつ出てきていた川端の存在が明らかになり始めるのです。
有川が川端の電話に出たことで、これまでうまくいっていた二人の関係がぎくしゃくし始めます。その上、これまで何でも器用にこなしてしまうと思われていた有川ですが、彼の中でも確実に御崎に影響されてしまった部分があるのです。御崎と関わるようになってから、これまでしっかりしていた有川が些細なミスを起こしてしまうところが可愛いのです。
御崎の高校時代に川端との間にあったこと、そしてそれが今の御崎にとって彼を苦しめいている…。「どうして」と言う言葉がこれほど胸に響いてきたのは久しぶりです。
読んでいて途中に苦しくなるところもあるのですが、好きになることの苦しみや切なさと言った要素がお好きには人にはお勧めの1冊です。
御崎にキスをした有川はその後御崎のことが気になってたまりません。
その感情は今まで有川が持っていなかったもので、そのことにとまどいを隠せない。
研究室に忘れられた御崎の携帯に川端からの着信。
有川はそれを受けてしまいます。
明らかになる御崎の過去。
自分の御崎に対する感情の意味に気づく有川。
教授に頼まれて御崎の研究を手伝いっていた有川が研究室を離れると知ったとき御崎は勇気を出して有川に会いに行きます。
そして・・・。
御崎にはまだ解決していない問題があるけれどふたりの思いはやっとつながりました。
子ども時代の回想が可愛い。
なんだこの川端という男は。
気色悪いの一言に尽きる。
いい大人の男がどうしてそうなったんだ?と。
執着やヤンデレ系は内容によってはそんなに嫌いではないのですが、
このキャラは中途半端だし、なんだろう?ただひたすら気持ち悪かったです。
有川同様、いかにも作りましたという感じのキャラに見えたのがいけなかったのかもしれません。
川端は今更出てくる意味がさっぱり分かりません。
とって付けたように保護者づらするのもものすごくおかしい。
だって御崎は大学生ですよ?独り立ちしようと思えばいくらでも出来る歳です。
そして、川端の八つ当たり的に傷つく御崎。普通に御崎が可哀想だ・・・。
川端さん、頼むからこれ以上恥ずかしい言動はやめてー。
有川のほうはずいぶんマシなキャラになっていたので一巻よりは読めました。
きっとこの中で一番普通なのは御崎だと思います。
1巻では完璧な男である有川くんがちょっと取り乱したり嫉妬したりするシーンがあってよかったです。しかしながらまだまだうーん。優しすぎる。いい男・いい攻の理想で塗り固められた感が払拭されないです。有川くんをどうも好きになれません…かと言っても受の御崎も好きになれないってのがね。「俺が女なら」って言っちゃったところは正直萎えた。それ言っちゃう受は苦手です。
あと当て馬の川端さんが一番気に入らない。なんかキャラが定まってない感じが…
やっぱな…私的にはまだまだパンチが足りない…ゆるやかで大きな事件にもかかわらず静に進んでいく感じが物足りなくて残念だな。受の悲しく辛いトラウマがあるからこそ読み手としてより心苦しくなって揺さぶられることを期待しちゃうんです。
酷評気味になってしまいましたがストーリー的には好きなので中立で。
美形でモテるタイプの好青年・有川(法学部生)と、ちょっと影のある美人で大人しめの青年・ミサキ(農学部の研究生)のラブストーリー第2弾。
1巻は「出会い編」で恋の展開はなかったけど、2巻でようやく二人の恋が始動した感じです。
また、ミサキの過去や、過去の男(未遂。元彼ではない)が出てきて、1巻で感じた爽やかさよりは、シリアスさが増しました。
しかしながら、1巻で感じた『ちょっと浮世離れしたような上品さ』には変わりはなく、キレイ系の話だな~…という印象が一番強い。
どのキャラも好青年や優等生、恋の手段も正攻法。
誰もが持ってそうな汚い感情や表現は出てこないし、素直で真面目でキレイだけど、理想的すぎて物足りないというか…
絵柄や作風にはあっているのでいいのですが、個人的にそこまでキュンとはきませんでした。
優等生ばかりの花園だと展開が読みやすいので、だからこそちょっとした変化球とか意外性とかあったらいいのにな…と思います。
この世界観を壊さないような、あっと驚く意外性。そういうものが見れることを2巻では期待していたので。
ストーリー展開としては、ミサキを精神的に縛っていた男がいろいろアクションを起こすことで二人がそれぞれに自分の気持を自覚するにいたり、告白して両想いになるところまでが描かれています。
過去の男のせいで、駅という公共スペースでの予期せぬ告白シーンを迎えることになるのですが、有川がぜんぜん動じてなく、堂々たる告白を行った上にその場でキスしたりするとこは好きでした。
「有川ってこういうときでもやっぱりマイペースでぜんぜん狼狽えないんだ…。すごい!」…みたいな。笑
そういうキャラのブレなさは好きです。
でも、「おっ!」と思ったのはそこくらいかな……。
なーんかキレイにまとまってはいるけど、深みがないというか…温度が伝わってこないというか…面白みがないんだよな~…。。。
うまく説明できなくてスミマセン。(´_`)
終電がなくなったミサキを自宅に招くとこで終わっているので、続きは3巻へ。
《個人的 好感度》
★★★・・ :ストーリー
★・・・・ :エロス
★★★・・ :キャラ
★★★・・ :設定/シチュ
★★★・・ :構成/演出
2巻ですね。
うわー、よかった!
なんていうか、焦れったい感が消えたわけではないんだけども、かなりかなりの進展ぷりでした。
どっちもはっきり芽生えて、最後には…。
そこまで行くんだっていうのが最初に読んだ印象。
ここで終わってもなんか許されるんじゃ…と思いかけたり(いや、それなりに問題は残ってるんですが)
まずは今回は川端と御崎の関係性でしょう。
完全にデキた後での川端の過度な執着的な感じなのかと思ってたらそうでもなく。
手出しも中途半端な感じで。
それは川端が抱えてる「真っ当であらねば」みたいな意識のせいもあるんだけども。
そういう周りのプレッシャーに負けたというか、それを超えてまでの域に行けなかったのが川端なんだろうな。
にしても、彼女と引き合わせたり、それでいて過保護っぷりを発揮したり。
挙句、御崎が自分の感情もバレてるだろうことをわかった上で距離をおきたいと言ったのに反発したり。
ホントは御崎のことが好きなんだろうな。
ただ、それを認められないだけで。
そんな川端に付き合わされている御崎はとても辛いだろうな。
そんな中で御崎は有川と出会って。
恋に臆病になりながらも、少しずつ前へ前へと。
有川へと向かっていく気持ちがなんだかステキ。
有川の方もどんどん意識して。
意識してしまう理由とかまで思い至って。
有川が川端に告げた言葉が印象的でした。
あと、「きみのお城」のチビ御崎の笑顔が可愛すぎる!!
「固い約束」
2巻の中の扉絵が朝顔で青色が非常に綺麗でした。
巻末の描き下ろしでは2人の幼少の頃のお話があり、その間にもアサガオの花が。
「またいつか」という約束を図らずとも果たしている描写なのかなーとにやにやしました。
2巻ではお話が動き、ラブ要素もきました!!
1巻で焦らされた分、御崎が過呼吸で口を抑えるシーンだけでもうドキドキしてしまいました。(笑)玄関先で抱きしめるシーンはとても素敵で今回表紙のイラストもこのシーンです。
最後の告白の台詞も素敵でキュンキュンしました。それでも逃げ腰な御崎に有川からのキス。いいですね。素晴らしいです。
そして有川は自分でも制御できない感情で1巻よりも表情が豊かで大変可愛いです。
池島くんのいう通り人間っぽくなったというか。
今回いっぱい出てきた川端さんはヤンデレ系です。
家庭が家庭だったようで歪んだ愛情を持ってしまうのは仕方がない様な気もします。
「こんなに御崎が可愛かったら手出しちゃうよね。ダメだけど手元に置いて置きたくなっちゃうよね!うんうん。」なんて妙に同調してしまったりもしました。(笑)
また続刊が気になる引きだったので楽しみに待ちたいと思います。
この作品の宝井さんは、ゆるい、というか、ちょっとぬるいスープを飲んでいるような感じです。「セブンデイズ」は透明感がある中にも、メリハリがついていましたが、どうも本作はメリハリが足りないんです。
おそらく1つで終わるコマ割りに2~3余計なカットを入れているので、冗長なリズムになっているのだと思います。
けもけもぱぷさんも書いていらっしゃましたが、悲しいところで、思いっきり悲しませてくれないのは、なんだかぬるくて、もやもやしちゃうのです…
いろいろ内容的に薄いような?
宝井さんは好きなマンガ家さんだし、このもどかしいぐらいの淡い雰囲気、線の細い、幸薄そうなかんじが好きなんですが、それでも、このはなしの感想としては薄い。
設定は少し暗くて重いくらいなのに、この薄さ、淡さのおかげで、そこまで暗いはなしには思えないのが、いいのか、悪いのか。
あと、もともと不安定な絵柄だったんですが、びみょうに崩れ始めているのが心配です。顔のバランスが、すごく微妙。まぬけ顔に見えるときと、個性、絵柄に思えるときと、ぐらぐらしてます。
絵柄の変わっている時期なのか、それとも忙しくて荒れているだけなのか、わからないです。
内容は食い足りないし、絵柄も心配で、次の巻を読むのが、待ち遠しいような、怖いような感じです。
面白かったです~♪約1年待たされた甲斐がありましたw1巻はほぼ2人の馴れ初めに丸々1冊費やしたような内容でしたが今回はお話の鍵になってたネックレスに纏わる謎も明かされ、ようやく本編に突入したって感じかな?
…と言っても最後はやっぱり「え?まさかここで終わんの!?」な場面で強制終了させられちゃう訳ですが☆…うぉ!何このデジャヴΣ(゚Д゚)w
まぁ↑はさておき今回は前巻で張られていた伏線の回収と御崎と川端との過去、そして本気で御崎に惹かれていく有川の葛藤と自覚が見所だと思います。
有川を好きだと認めながら自分の気持ちを受け入れられない御崎の理由…それには恐らくネックレスの贈り主・川端が深く関係してくるんだろうと思ってたんですが、正しく予感的中でした。
度重なる不遇な環境の中で唯一心の拠り所であった川端に急速に惹かれていく御崎。しかし恋だと自覚した途端、裏切りとも取れる川端の仕打ちに傷付き、恋愛に対してトラウマが残ってしまった訳なんですね。
そんな経緯もあり川端から貰ったネックレスに未だ縛られている御崎に対して、有川の方はというとコントロール出来ない御崎への衝動に自分自身で持て余してるって感じでした。男女の恋愛だったら話はもっと簡単だったんでしょうが、御崎が男であるが故に元々ノンケの有川としては初めて知る彼への衝動が恋からくるものだとは到底気付けない訳です。
でも無意識ながらも御崎と川端の関係に嫉妬し、その罪悪感に悩む姿は誠実である彼の性格がよく表れてて凄くキュンキュンさせられましたし、だからこそラストの告白もまた格別に感慨ひとしおってもんで!←なんせ2冊もマタにかけてますからw
…しかし、あの続き方は生殺し過ぎる…
そして!今回忘れてならないのが満を持して(?)登場した曰く付きの男・川端w
想像してたのはもっとヤンデレ系かと思ってたんですが、実際はただ自分勝手な器の小さいカンチガイ野郎でした。ま、結局彼がどうしたいのか未だに訳分かんないんですけど(笑
でも役どころとしては上出来だったです!中途半端な当て馬ならむしろ居なくていいというのが私の持論なので、そうゆう点ではいい仕事してくれたんではないかとw
執着しまくりの川端がこのまま大人しく引き下がるとは思えないし、2人の愛を深める為にも彼にはもうひと頑張りして欲しい所ですねw←個人的に
その辺は続きの展開を期待して、また1年?じりじり待ちたいと思います~♪
2巻やっと出ましたー!
色んな事がまだ解らなくて、
人当たりの良い有川がどうしても気になって近づきたいと思っているのは御崎であること。
御崎にはネックレスに何か因縁めいたものがあって憎んでいるけど手放せないような?
頻繁にかかってきても出ない電話。
何か家に対してのトラウマめいたものがあり、そして御崎にまつわる良くない噂とか・・・
それらの謎が一気にというより、御崎のこだわりの部分というのが判明しました!
御崎が捨てたいと思ったネックレスは、激しく御崎を傷つけて、そして縛りつけいる一人の男の存在に繋がったのですね。
その男の存在が実に気味悪いです!
歪んでます!執着が怖いです!
しかし、それが判明したことにより、二人の気持ちがより近づきました!
有川が誠実なのがいいですね。
御崎を意識して夢にまで見てしまう。
その気持ちに揺れ動きながらも、御崎にずかずかと土足で入り込むことはしなくて、ひたすら優しくてあったかい。
御崎を縛りつける男の登場に激しく動揺した時、抱き締めたことで顔を赤くして、泣いている御崎がかわいいと思っている、そう思う有川も何だかかわいいw
そして、男前な部分も見せる。
確かにお話は切なさを含んだものなのかもしれませんが、それを全面出しなのではなくて、若者二人の恋愛を全面にきちんと押しだして、爽やかさと綺麗な空気を漂わせています。
それが気持ちよく、じめっとしない、そしてモヤっとさせない良い点なのかな?なんて印象を受けました。
酷い男の登場に痛い展開になるのか、危ぶみましたが、ラストの男前エンドで救われました!
しかし、まだ完結ではないのですね。
二人にまだ過去の男は障害として立ちふさがるのでしょうか?
描き下ろしのチビッコエピソードに運命が♪
3巻は来年でしょうか?・・・・待ちます・・・
待ちに待った2巻でしたよ!!!
御崎と有川の展開。少し進みましたよ。
あと御崎の電話相手出てきました。うん、正直もう出てくんな☆
さくっとバラしちゃいますが、最後には思い通じてます。でもそこからの展開は次巻になっているので、本当に気になるところで終わりました。
やっぱり宝井さんの発行スピードは遅いですが、一つ一つが丁寧で背景もしっかり描かれているので、待つ以上の価値があり、満足が大きいですね!
今回は御崎の過去が少しと有川と川端の会話、両想いが主にあります。おまけ漫画では可愛い御崎と有川が……///
ニヤけながら読んでしまうと思いますww
話し自体、大きな波とかないのですが、なんとなくほんわかしてニヤニヤ、ニコニコといった感じです。
二人が両想いになるのは、川端が御崎の気持ちを勝手にバラしてしまったことからですけど、有川が逃げた御崎を追う前に川端に宣言! すぅーとしました。もー二人の邪魔しないで!もういい!御崎傷つけたんだからもうしゃしゃってこないでいいよ!…って感じ。
もう迷わず神作品です!!