昭和元禄落語心中(1)

shouwa genroku rakugo shinjyuu

昭和元禄落語心中(1)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神8
  • 萌×29
  • 萌7
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
15
得点
99
評価数
27
平均
3.8 / 5
神率
29.6%
著者
雲田はるこ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ITANコミックス
シリーズ
昭和元禄落語心中
発売日
価格
¥562(税抜)  
ISBN
9784063805147

あらすじ

*BL作品ではありません

満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎。 
娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。 
昭和最後の大名人・八雲がムショで演った「死神」が
忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。 
弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……!?
昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け!!

(出版社より)

表題作昭和元禄落語心中(1)

レビュー投稿数15

大傑作(やさしい世界)

長らく積んでいてやっっっと読み始めました。
ドラマ→アニメ→原作という、源流へ遡る順になってしまいました。
でもそれでよかったかも。先に原作を読むと人物の声とかどうしても自分のイメージが固まっちゃうから。

雲田先生の作品を読むのが久々で、読み始めたら、ああ雲田先生だあぁぁ〜とうれしくなって。

キャラがみんな生きているんですよね。
人間味がある。愛らしい。どこか憎めない。
ストーリーはもちろん、雲田先生が描かれる人物が大好きです。

与太郎がまさに人懐っこくて実はかっこいいのにアホかわいくて。
八雲師匠とのやりとりなんかもう最高。

八雲師匠がまた深みも色気もあるすばらしいキャラで。

小夏もいい。
小夏と八雲師匠、小夏と与太郎のやりとりもいい。

松田さんもいい。
言い出したらキリがない。全員と、全員のやりとり全部がおもしろい。すばらしい。

与太郎のセリフの
「寄席ってのはあったけぇんだよ」
「落語の世界は駄目な奴にだってちゃんと優しいんだ」
が、雲田先生が描かれたいこと、描かれる作品世界そのものだなと思いました。

ストーリーに触れずじまいですが、それはもういいかなw
内容を知っているのに、こんなにワクワクするとは思わなかった。

あ、アニメは原作通りかと思ったら、一部細かくところでアニメで描かれていない場面があり、うれしかったてす。読んでよかった。まだ1巻ですけど。

でも大傑作なのは間違いないと確信しています。まだ1巻ですけど(2回目)。

アニメを観た時、終盤特に泣くような場面じゃなかったはずなのにずっと目頭が熱くて。
原作ではどうなるか楽しみに読み進めたいと思います。

0

古典へのいざない

BLだと思って、この作品を読むのはお勧めできません。なぜならBL要素は介入する余地がほぼないと言ってよいような作品だからです。確かに八雲のビジュアルはやけに色っぽく、受け臭がすごいです。また、雲田先生もBL漫画家さんですので、BLに決まっている!!とはやる気持ちはよくわかります。が、繰り返しになりますが、これはBLとカテゴライズしてはいけないと思います。BLというエンターテインメントというより伝統文化の伝承をテーマにした本気度の高めの作品だからです。ちなみに私は妄想と現実をごったにした人のレビューのみでBLと勘違いし読み始めたよこしまな腐女子です笑
落語心中はその名の通り落語と心中しようとしたほど落語を愛した噺家のお話です。落語と心中するとはどういうことなのか。心中する者の心持とは。
ここから飛んで私は近松門左衛門の心中ものを読みまくりました。近松のシナリオは文章が5・7・5で紡がれ、しかもそれでいて意味が通っている。衝撃を受けました。それはさておき、この作品を読む方はいろいろ考えてみたい人、日本人としてのこころを考えてみたい人におすすめです。

1

私には合いませんでした…

何かと話題になっていた本作、落語のお話ということですぐ読んでみよう!という気にはなれず敬遠していたのですが作者様がBLを描いている方と知って非BLの本作も読んでみました。

落語についての知識は全く無い私でも特に違和感無く読み進めることができ、上手くまとまっていてよく出来た作品だと思いますが特に良いと思う所も悪いと思う所も無く、私は1つの作品として面白い!と感じることが出来なかったので続きは読まないと思います。

話題作だったので表紙を見かけることも多く目を惹かれる表紙のイラスト。ですが漫画として動いている絵はあまり好みでは無く少し残念でした。

BL作家様が描かれた非BLやマイナーな題材の漫画も普通に読みますが今回は「BL作家様が描いた非BLとマイナーな題材」が組み合わさっている事により私には合わなかったのかなと感じました。この作者様のBL作品は楽しんで読めそうな気がします。

1

落語と心中しようとする男と落語と生きようとする男

非BL作品です。読んでなるほど!
雲田はるこさんは一般、特に青年誌で描いても違和感ない作家さんなんですねえ。
『ITAN』はなんのくくりになるのかは存じ上げませんが(苦笑

刑務所から出所し、その足で尊敬する落語家・有楽亭八雲へと弟子入りした元チンピラの与太郎。
そんなハチャメチャな与太郎、過去を抱えている大名人の八雲師匠、そして養子でありながらも八雲を嫌う小夏(八雲と同門の名人で、故人の助六の娘)。
この三人がメインで一巻は進みます。

うーん、昔住んでいたお祖父ちゃんの家を思い出させ、ひじょうに懐かしい。
時代自体も昭和なので、落語という今は少し忘れられがちな文化がすごくマッチする雰囲気です。
雲田さんの絵柄はすごく独特なので好き嫌いが分かれると思いますし、わたしも好きかと言われると『うーん』と悩みます。
悩みますが!なんとも味のある作品です。
長い間弟子を取らず、自分の落語も助六の落語も自分が抱えて死ぬと決めていそうな八雲師匠の懐へ、スルッと入っていった与太郎。
こんなに一人の人間を尊敬し尽くし、そして生き甲斐を感じる物に出会っている与太郎を見るのも心地良いですし、八雲師匠が秘めていそうな情念も切ない。
なんと言いますか大人の漫画でした。

古くは『やじ○○学園道中記』『有○倶楽部』、そして『花より○花の○く』など、色々な少女漫画で作者さんの経験談の書き下ろしマンガがありましたが、こちらにも収録されております。
寄席へ行こう!な経験談マンガ。
こういう書き下ろしマンガ大好きで、すぐ行きたくなってしまう(苦笑
でもさすがに寄席は勉強して行かないと、話がわからなそうですね。
しかし、他の落語家さんの弟子としてちょい出した萬月さん。
好きだったー!また出て欲しいです。

3

新規開拓のつもりでしたが

人に薦められて読んでみたんですが、おもしろいと言えば、おもしろいおはなしだと思います。まんが、コミックとして、ちゃんとおもしろいし、とても読みやすいし、先が気になるような展開、エピソードも、すごくお上手だと思います。うまいマンガ家さんなんだと思います。

でも、萌えがない。
わたしの萌えるところがない。
わたしが、このジャンルに求めているのは、古い言い方ですが、胸キュン的な萌えなんですけど、それがありませんでした。ほぼ、まったく。

普通のマンガを読んでるのと同じだったら、ボーイズラブを読む意味がない。
どんなにうまいマンガ家さんでも、萌えが重ならないなら、まるで読む価値がないんですよね。

自分に、このマンガ家さんと同じ萌えがあったら、同じような萌えを持っていたなら、もっとおもしろかったのかもしれないな、ととても残念に思いました。
こういう、お上手な描き手さんと萌えが一致すると、作家買いもできるし、楽しいですよね。
自分が残念で悲しい。

1

とし和香

失礼します。

昭和元禄落語心中はBLではないと思われます。
作者の雲田はるこ先生はBL作品も書いていますが、本作は違います。
BLではないと思って読むとまた違うように見れるかも知れません!
雲田はるこ先生の書くBLはもっと萌が沢山あるので気が向いたら是非読んでみてください。

失礼しました。

何もないところから始まる

 刑務所の満期を終えて出所してきた、与太郎は、その足で自ら勝手に師匠と慕う八雲のところに赴きます。そこで、弟子にしてくれと懇願し、あっさりと弟子をとらないことで有名な八雲の弟子になるのです。
 かつて八雲には、同期の助六と競った中でしたが、助六はすでに鬼門に入っております。その助六の子どもである小夏と、身の回りの世話をする松田、八雲、与太郎との生活が始まります。

 与太郎の本名や生い立ち、なぜ刑務所に入ることになったのか、助六の最後、小夏の怒りの先など、まだまだ明かされていませんが、八雲の中に生きている助六を見て、二人の関係がどうだったのかなど気になりました。
与太郎が、『落語の世界は駄目な奴にだってちゃんと優しいんだ』という台詞があり、落語界、与太郎の温かさにほろっときました。 
 昭和という時代、「落語」という時代の過渡期に差し掛かった芸能を題材に、雲田先生の絵が見事に合っています。

0

先生! 取材ご苦労様です!!

非BL作品です。
間違えないでね!
本屋の一般書の一角に平積みでドカンと置いて有るのは さすが!です。
BLだけの先生ではなくなりました。
うれしいですが 悲しいです。
先生が遠い場所へ行っちゃうよ~。
まだまだBLもたくさん描いてください!!先生!!
今回は 落語家。
今までの雲田はるこ先生は 絵がポワンポワンとやわらかい印象でしたが
この作品では するどさが光り人物画が引き締まっています。
落語をしているときの 目の動きが生きています。
落語家の手の動きが 落語を聴いている感覚になります。
私は落語が大好きなので これからの展開をさらに期待しています。

0

う~ん…?

表紙が素敵!そして雲田さん作品。と言う事で購入してみました。

与太郎が八雲師匠に惚れて(BLの意味ではなく)弟子入り、努力の末に一流の噺家になる、というぶっちぎりの青春モノ(?)かと思いきや、ちょっと違うんですね。

どうして八雲師匠は弟子をとらない主義を撤回して与太郎を弟子入りさせたのか、とか。
六助と師匠の関係は?とか。
う~ん、これからどうなるの?と楽しみになるお話でした。

ただ、他の方も書いてらっしゃいますが、非BLらしいですが、八雲師匠が色っぽ過ぎて腐のにほいが~~~。師匠、渋いし、色っぽいし、どうしてくれようか…!

2

次巻待ち遠しい

落語の漫画かあ、BLじゃないんだよなあ…しかも続き物だしなあ、でもほからなぬ雲田さんだしなあ…。と二の足踏んでました。
ご本人のサイトで「えろ無しなまぬるBLだと思って頂いても」とのことだったし、えーい買ってみるか!と。
買って正解です。素晴らしいいぃ!
雲田さんって今更だけどやっぱすごく漫画がお上手!メリハリがあって読み手をぐうっと引き込む力が強いです。
この一冊でなんと深みのあることよ。場所が移ったり時が流れて行ってもむりやり詰め込んだ感じが一切なし。登場人物が次々出てきても、えっと…とはならない。
漫画としてあたりまえのようで、これがいかに難しいかってよく思うんですよね~。読む側が「ん?」とならずにその世界にのめり込める漫画って案外そう多くもない。

刑期を終えたその足で、八雲師匠の元に弟子入りを頼みに行く与太郎。
弟子は絶対に取らないことで有名な八雲が、あっさり受け入れてしまうのは、与太郎自身の魅力のせいなのか、八雲がこのテのワンコに弱いのか。
剛しいらさんの初助師匠を彷彿とさせる、凛とした色気溢れる八雲師匠。
ヤクザあがりだけど素直で健気な大型ワンコの与太郎。とにかく一途だし、まわりの人をあっという間に惹きつけて空気を変えてしまう。
おバカなんだけど愛さずにいられないワンコが、今後噺家としてどうなっていくのか、八雲の過去になにがあったのか…ほんわかしたムードの中に時折見え隠れする血なまぐさいシーンや、怨念を感じさせるようなゾッとするコマがあり、ほんとに続きが楽しみです。

.

1

昭和の雰囲気たっぷり

この作品を読んで寄席に初めて行ってきました。
行動を起こしたくなるくらい面白かったです!

お話の雰囲気と雲田はるこさんの絵柄がとてもマッチングしていて気持ちよく読めます。
テンポのいいストーリー展開なので、さくさく読んでしまいました。
落語の知識が全く無くても問題ないです!むしろこれを読んで寄席に行ってくださいと言いたいです。

BL作品ではありませんが師匠の艶っぽさはぐっとくるものがありますよ。
与太郎も「馬鹿な子ほど可愛い」そのものです。

次巻の発売が遠いので気長に待ちます。

0

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う