条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
オレは全部あの人のものだから
与你携手游行
とってもビュアでキュンとする二人のお話でした。
小嶋ララ子先生って可愛いタッチで意外と毒があってエロいイメージだったのですが、とても可愛い純愛な二人でした。
なんかぼんやり読んでで菊地くんは大学生で塾講師のバイトしてる設定なのに大学卒業して講師してるんかと勘違いしてた。
生徒であり、大学の友達の元カレって立ち位置の赤星くん高校三年生。
塾講師バイトの大学生と受験生の赤星くんの7、8年間?位のお話。
受験生って大事な時期だから恋愛にうつつ抜かさないように、合格したら初体験ってするんかと思いきやそのタイミングでするんかーい!と思ったし超絶朝チュンだったし。なんか消化不良。
少女漫画誌での連載だったんか?なんて思うくらい清いよ。
赤星くんってば、彼氏である菊地くんと離れてしまっても自分の行きたい学校に進むのが潔い。
京都の医大って京都大学の医学部ですか?想像つかんくらい賢い子なんだな。
しかし、6年間殆ど会えないくらいお互い忙しくてすれ違うってそんな事ある???
作ろうと思えば休みあるでしょうよ。
一巻完結、5話プラス描き下ろしで学生時代から社会人まで描いたら駆け足にもなるわな。6年ほとんど会えないまま最後は一緒に暮らしましたとさに落ち着きます。もうこのまま何もないのかと思ってたら最後酔っ払い赤星くんのおしゃぶりサービスがありました。ちょっと可愛かったんですけど、酔ってて記憶にないって残念すぎる〜。そんな赤星くんの首筋にはたくさんのキスマークがあるのですが、酔っ払って寝ちゃった赤星くんに対しての愛おしさが爆発して菊地くんちゅっちゅしまくったんかな?
シーモアで購入。
白抜き修正
高校生の智沙と大学生で塾講師秀緒との恋。
始まりは友達の恋人。
智沙の一途な思いに秀緒の気持ちが…
智沙が仔犬のようにかまって愛してと普通ならば重すぎるのが、自分の気持ちに真摯に表現しているのだろうと思えて、こちらも応援せずにいられない。
智沙が大学に入ってからの遠距離恋愛の時期はもう少し読みたかったけれど、きっと、秀緒といるために頑張ったんだろうと。もちろん秀緒も。
胸がギュッとなる場面も思わず笑ってしまう場面も、1ページ1ページ大切なものに。大事に読みたい作品です。
一途に想うチサ君をみてひかれていく先生と、相談しているうちに段々先生のことを好きになっていくチサのゆっくりな恋愛ストーリーがなかなか良かった。
BL初心者だった頃に大好きだったララ子さんの作品。
全国模試1位に教えられるって相当頭良くないと無理だよね。そういえば志望校の一つが菊池の通う大学か。高学歴カップル。
この作品、合格するところまでで終わってたらこんなに心に残らなかったかもしれない。合格して遠距離恋愛が続いて、はれて再会するところまで描いているからこそ好きな作品です。再会して攻めの秀緒が泣いてしまうところも、いいバランスの2人だなと思います。
さらに、およそ4年かけてこの続編「パラダイス・ビュー」が出ています。ちょうど商業BL離れしていた頃の発売だったので全然知らなくて、かなり驚きました。しかし積極的にオススメかっていうと、この一冊だけでも満足できるので迷うところがあります。
「君とパレード」
「パラダイス・ビュー 」
さだまさしさんの歌「奇跡〜大きな愛のように〜」がラジオで流れてきて、歌詞を聴いて、思い出したのでまた読み返しました。
歌詞とこのシリーズのテーマに共通するものがあるように、私には感じるので、どちらかを見聞きすると脳内でスイッチが入ってしまう。曲を聴くとこのシリーズを思い出すし、逆にこのシリーズを読むと、さださんの「奇跡」を聴きたくなります。
智沙は、富裕な家に生まれたけど、夫婦仲が悪い両親は義務を果たすだけの物しか子に与えない。情愛を受ける事ができない環境で、我慢をすることだけ学んで育った子。拒絶される事にとても恐怖を抱いている。
智沙が求めた秀緒は、大家族の中で愛情をたっぷり注がれて、愛にいじられながら育った優しい人。当たり前に家族の愛を受けて育ったので、過剰な愛を疎ましく思うくらいの人。だから、智沙の孤独の深さが最初理解できなかった。
二人が出会って、愛を知り、死が二人を別つまでの物語は、何度読んでも感動するところがあるので好きです。
続篇のタイトル、パラダイス・ビュー;paradise エデンの園、天国、 悩みや苦しみのない、楽しい世界
・・二人にとってのパラダイスは、想う人がいる場所、という意味なのでしょう。
想うその人が居れば、そこが魂の故郷ってことなんでしょうね。傍を離れられない魂の片割れ的存在ってことだと思う。
年相応の青さのある2人が手探りで愛を育んでいくお話。
ララ子先生のふわふわと可愛らしい絵柄と物語がマッチしていて優しい雰囲気です。
友人の世良から恋人だと紹介されたのは、とても綺麗な男の子だった。
秀緒がアルバイトをする塾の成績優秀な生徒で、けれどどこか人を寄せ付けない懐かない猫のような印象がある智沙。
ところが、実は愛情深くて一途で健気な愛らしい子なんだと気付いた時には、もしかしたら秀緒はもう恋に落ちてしまっていたのではないでしょうか。
なんとも思っていなかった存在が、ある日突然小さな何かをきっかけに愛しくなっていく。
そんな、人が恋に落ちる様子が水彩絵の具のような淡いタッチで描かれています。
智沙と自然消滅する事を望んでいた世良の所業を知ると、秀緒から電話を貸して貰って世良と会話をする智沙の笑顔が愛らしいのにとても切なくて。
世良には何かもうちょっとあって欲しかったなあ。
もし私が秀緒だったら友人関係をやめてしまうかも。
でも世良とのエピソードがないとお互いを知ることにもならなかったわけで…
巡り合わせというものはいつ何時訪れるか分からないものですね。
「お願い、誓って」
「万が一あなたがオレの手をはなすようなことがあったら、オレはきっとあなたを一生呪う」
一見すると重い一言だけれど、智沙は好きになった相手を丸ごと愛し、丸ごと愛される事を望む愛情深い子なんだと思う。
そんな智沙が秀緒だけに見せる、色とりどりの表情がすごく可愛いのです。
この、自然消滅すらあり得る微妙な年齢での6年間もの遠距離恋愛を見事に乗り越えた2人の愛の深さが良い。
ここが少し駆け足だったので、もう少しじっくりと読みたかったかもしれない。
当て馬も居らず、ただ優しい2人の恋がどんどんカラフルに色付いていく。
そんな柔らかい雰囲気のお話でした。
続編があるようなのでまとめて購入したのですが、こちらの1冊がかなり幸せそうなのでちょっと読むのが怖かったりして。
このまま続刊も読んでみたいと思います。
受けの智沙の表情がくるくる変わるのがとても可愛かったです。容姿も華奢で可愛らしいので、これで女々しさの目立つ性格だったらちょっと苦手な部類に入っていたかもしれないけれど、自分の重たい愛情を嘘偽りなく菊池に宣言してみせたり、菊池の気持ちを明かされないまま迫られた時には毅然と突っぱねたり、けっして流されやすくはない強さを持っているところがとても魅力的でした。
対する菊池も、智沙が世良と付き合っていた頃は不誠実な世良に憤ったりしてその誠実さが際立っていましたが、いざ自分が智沙に好意を伝えようとすると、行動が先走ってしまったり、智沙の不安を読み取れずフォローしきれなかったり、年上としては至らないところも多々あったように思います。でも、彼もまだ社会人になる寸前の学生。智沙とそう変わらない未熟な年頃なんですよね。そこが逆に等身大で良かったんじゃないかなぁと。2人が付き合いだしてからは試練になりえそうなことも軽々と乗り越えていってしまいましたが、相手を信じることができる2人にはまだ簡単なことだったのかもと思いました。
すきだなー
ちょっとクセのある作品も多いララ子さんの、純粋なる純愛。
可愛さが溢れていて、菊池・赤星ともに愛しいと思えるお話でした。
初めは菊池の友人と付き合っていた赤星ですが、友人の裏切りにより失恋してしまいます。
その時には菊池はもう赤星に惹かれていたので、2人は無事に恋人同士に…
悪い人は1人もいません。
菊池の友人すら…
当て馬もおらず、でも2人は進路のために遠距離になったりして少しの切なさがあります。
それでも互いに揺るがない強い気持ちに、胸が熱くなりました。
ホッコリだけでも甘さだけでもなく、ちゃんと心に残る作品です。
可愛すぎます!
受の赤星くんは、ゲイで一途。それもかなり重い一途。予備校に通う成績優秀な高校生。
攻の秀緒くんは、彼女に振られたばかりの予備校バイトをする大学生。
そんな秀緒くんが、友人からつき合っていると紹介されたのが、予備校の赤星くん。
でも、赤星くんは振られます。
そこからが、二人のキュンキュン話なのですが、赤星くんが失恋で号泣するところが、可哀想で、可愛くて!
やることなすこと、全て可愛いんです!
付き合う時に言う言葉も、重いんだけど、赤星くんなら許せる!
遠距離になっても、ちゃんと自分の気持ちを言葉にして、6年という長い間もお互い好きでいられる。最後のところでは、秀緒くんと一緒に泣きました。
心が暖かくなる本当幸せなお話です。
すみません。受重視なレビューになってしまいました。私好みだったので。。。
絵柄も含めてフワフワ甘い少女漫画のような雰囲気に満ちていましたが、特に余白が空虚ではなく二人を包む優しさでいっぱいに満ちていました。
読み返してみたら、付き合う前の智沙って無口・無表情・一匹狼って描かれているけど、それはほんの一瞬で、そんな冒頭設定があったことすら忘れてた。
恋した智沙は、ちょっと重いけどそれだけ必死で一途で一生懸命。
攻めの秀緒が「していい?」って聞いたときに「してくれるの?」「ありがとう 大切にします」って答えた智沙が哀しい。
それには理由があって、前の恋人(ちなみにそいつは秀緒の友人)と付き合っていたとき、いざ裸になったときに男だ・・・と萎えられて振られた手痛い過去があり、ゲイの智沙にとっては一種のトラウマになったんだろうなぁって。
6年間も遠距離恋愛になるのだけど、そこの部分はかなりあっさり描かれています。
描こうと思えばいくらでも、それこそ一冊分くらいでも膨らませられるのに、あえてそうしなかったのはきっと「君じゃないとダメなんだ」という思いが共通していて、その思い一点でお互いの孤独の辛さにも耐え忍んだからじゃないかなぁって思いました。
そしてここからは続編のネタバレです。知りたくない方は見ない方がいいです。
この作品にはパラダイス・ビュー(上下)という続きがあって、すごく気になって色々調べてみたら、なんと最後の最後に智沙の最期が描かれているという・・(病気で先立ち秀緒が看取った)
めっちゃ衝撃を受けました。
この作品中で一生懸命生きていた一途でちょっと乙女な智沙が、続編最後では亡き者になっているという。。。。
ズガーーーーンと悲しくて悲しくて、それだけで泣けて泣けて・・・・
私の中ではこの作品が、生きていた頃の智沙の思い出集みたいな感じになってしまいました・・・。
いつのまにかそんなに感情移入してたんだか不思議なんだけど、それだけ智沙が可愛かったという訳で。
ララ子先生と言えば、やっぱりキラキラした綺麗な絵が素敵ですね。
表紙に誘われて買いました。
お話は可もなく不可もなく…
智沙くん(受け)のキャラ立ちや頑張りと比べると、菊地先生(攻め)が弱かったかな、とは思います。
それでも十分萌えられるとは思いますので、萌評価。
ちょっと重めの受けや、教師と生徒の恋が好きな方はどうぞ。
ノンケの塾講師×ゲイの生徒というカップル。
大学生と大学受験生なのでそこまで歳は離れていないはずなんですが、受けの智沙がかわいらしくてけっこうな歳の差カップルに見えました。
もう智沙が可愛くて可愛くて可愛くて…。女の子かと思っちゃいます。
思考回路も乙女ぽかったので、まるで普通の女の子の恋愛を見てるみたいだなあと思い、最初はBLとしとの良さがいまいちわかりませんでした。けど、可愛いから付き合ってもらえるけど、女の子にはなれない、可愛くて近づいてくる人も可愛いところに引かれているだけなら、結局女の子を選んでしまう、というゲイならではの辛さや恋の難しさがきちんと描かれていてよかったです。
智沙が最初付き合っていた男が、ほんとにこんな男いるの?てくらいいい加減だったので、フラれて落ち込んでいるところを秀緒に慰められてそのままお互い恋に落ちる・・・という展開はトントン拍子でちょっと都合がよくも感じました。でもその後、智沙が進学して遠恋になったり、それでも関係を切らないよう2人が頑張って頑張って頑張る姿がとてもよかった。
結ばれたところで終わらせない、という作品は純粋に作者さんの手腕を感じて感動しました。
蛇足ですが、その後社会人になった智沙がかっこ良すぎて(可愛さも残してるんですが)この二人でその後をもう少し読みたいなあと思ったら・・・。続編があるのですね。
でもそちらはかなりせつないストーリーになっているらしく、「苦しいほどせつない、胸が痛いほどせつない」というのが私は苦手なので、この幸せなままで終わらせたいという思いもあるため読むかどうかは保留にしたいと思っています・・・。
丸ごと一冊ひとつのストーリー。
かわいいですね~。
小嶋ララ子さんの作品は、絵がカワイイので
読んでいても女の子に見えてしまう事が多いですが
この作品もやっぱりそう。
普通の恋愛モノ?と時々思いながらさら~っと読めました。
でも、ちゃーんと芯の通った性格の男の子なんですけどね。
基本的に、ほぼ幸せいっぱいなストーリーなので
ツライ悲しいストーリーは苦手・・・って方だとか
そういうのを続けて読んだので、
ここらでヒトツ「ほわわわわ~ん」な作品読みたいわーって方には
ぴったりな作品だと思いますw
とにかく可愛らしい、女々しい受けが見たい!というときに最適の一冊。ララ子さん作品の受けは、ほんとみんな可愛い!
あざといんだけど、男子だから無駄な感情移入せずに、あまあま感を堪能できます。
ララ子さんの作品の中でも、特にこの君とパレードはツボにはいりました。赤星くんのような、健気な美少年受け、大好物です!また塾の同級生の女の子から、ちゃんと男の子として好きになられてるかんじも私的には萌ポイント。ちょっとしたことなんだけど、そういうエピソードを挟んでくれることによって、赤星君は十分男として魅力的なのに、先生との関係では受けになっちゃうのね、っていうプレミア感?みたいなものが付加されて、非常によい感じです。
私の大好きな甘々カップルのお話でした。ふ~、ごちそうさまですたー☆
まずふわふわした絵の通りの雰囲気。お話も表面上はふわふわ・甘ーい感じ。二人の関係も、これでもか、というくらにのんびり進みます。お互いに忙しくてなかなか会えない。
で、よくあるじれて暴走、にはなりません。
ちゃんと筋を通すまで我慢する。なんていうか二人とも自分の気持ちを抑えるのが上手なんですかね?そう思ってみると、告白した時の菊池先生の気持ちはどれほどのものだったのか、と思います。軽く書いているので、ついさらりと流して読んでました。
二人に共通するのは、小さなことを大切に大切にかみしめるところなのかな。貪欲とは正反対の、つつましいお付き合いです。
そこに時折、ものすごいことを言ってしまう赤星君。あ、むっつりなのね。美人で可愛いネコ君と思わせておいて、実は欲しいものは全力でつかみに行く。そこに魔性の素質を感じて、これからの成長に妄想が膨らみました。
菊池先生には、ぜひ赤星の魔性に堕ちてどろどろに病んでいってほしい。赤星以外見えなくなって狂うさまが見てみたい!
なんだか私、どうしようもない変態のようですが(否定はしません)、だけどそんな想像をしてしまうような本当にかすかな毒の香りを感じてしまいました。どこにもそんな描写はないのに。
あるとしたら、赤星の家庭が壊れていて愛情の基盤が持てていないこと。そこからくる、異常なまでの一途さと束縛。「誓って」「呪う」なんてことを、かわいくおねだり顔で言えてしまうところなんでしょう。
生活のすれ違いも、甘んじて受ける。(別れたわけでもないのに、6年ろくに会いもせず過ごすなんて今まで読んだことない・・)欲しいもののためだったらどんなこともいとわない思いのすさまじさが、ほんとうにさらりとお話に入っている。
そのへんが、ただ甘いだけのお話とは一線を画しています。
深読みして深読みして、作者さんの本当の意図はどこにあるのかを探りたくなる。そういう多重構造を作れる作家さんなのです。
これまで長編はあまり書いておられないようですが、本当に好きなものを好きなように、長編にしてじっくり掘り下げながら書いてみてほしいと思う作家さんでした。
ただ甘くかわいらしいお話をさらっと読みたいだけだったら、Hも少ないしいまいちかも知れません。ふんわりと隠されたものを味わうのが好きなら、なかなかの作品だと思います。
ララ子さん初読み。
かわいらしい絵柄は勿論、
性格も含めてかわいいふたりでした。
ララ子さんの絵って、
わかりやすく「萌え絵」
って感じがしますね。
糖度が高い要因のひとつだと思います。
ストーリーとしては、
遠距離の6年が最終話で
駆け足に語られるのが残念ポイント。
もう少しその辺もゆっくり
見たかったというのが本音です。
あとは、絵柄も性格も含め全てが
あまあまだったので、
シリアスなトラウマもあるものの、
甘さがそれを上回っているように
感じてしまい、ちょい胸やけ気味。
一捻りある感じが好きな
自分の好みには合いませんでした。
優しく萌え萌えな雰囲気を
味わいたい方にはオススメ。
智沙はちょいヤンデレ気味だけど、
基本乙女な感じでかわいいです。
でもちょっと、秀緒も乙女感あるかも。
優しさ成分が多いので
そう感じるのかもしれませんが、
若干百合感ある…かな…。
ただ、読後感は、
読み応えがあるっていうよりも
さらっとしてると思う。
感想はひたすらかわいいかわいい。
お話しはちゃんとあるんだけど
日常的なことが大半なので、
骨組みのしっかりした
ストーリー系が好きな方は
物足りなく感じるかもしれません。
ララ子さんの絵は大好きなのです。ほんとに!
イラストとしてはこういうフワフワした線も有りだと思います。
でも内容が絵の通りのBLで、これが悪いとは思わないけど、
乙女度数が高くてついていけないことが多くて・・・。
乙女の理想や妄想を煮詰めた感じの内容で。
ちょっと恥ずかしくなってきます。セリフとかに。
男の子が言わないセリフを言っちゃう受けさんに、少女漫画を読んで苦笑する男の子の気持ちになるというか。
なんか100%のドリームを垣間見た気がして、どうしてだか気恥ずかしくなる。
越えられない、乙女ドリームの壁がある…。
けれど遠恋あたりの二人のお話はまぁまぁ好きでした。
ここもドリームっちゃドリームですけど。
でも強い絆や深い愛情みたいなものが見れたのは良かったです。
この本のおすすめは描き下ろしです。
お医者さんになった赤星くんのちょっとだらけた一面が見れます。
ありちょっとえろ。
本編もきゅんとしていいですが、個人的には描き下ろしが一番良かったかな、と。
もう、表紙を見て即決でレジに持っていったうちの一冊です。
好きなんですよー、このふわふわ感////
色合いも好きだし、何よりララ子さんの漫画はファン意識で無条件に買ってますからね、手当たり次第に(キリッ
私、少女漫画のヒロインに感情移入できないクチでして、滅多なことで泣いたりとかってしないんですけど、なぜだかBLジャンルとなると、漫画だろうと小説だろうとゲームだろうと涙腺が弱くなっちゃうみたいなんですよね。しかも、その泣くタイミングが人とちょっとずれてたりとかして。何が言いたいのかって、そうです、私、この漫画にも泣かされたんです、ちょこっとだけ。
一冊まるごとで完結のお話なんですが、CPは無難に塾講師×生徒です。いや、生徒×塾講師か?まあとにかく、私の大好物黒髪生徒くんのほうがですね、付き合ってた相手(もちろん男の人です)にフラれちゃうんですよ。そのときに、塾講師の眼鏡くん(眼鏡も私の中では重要な萌えポイントです)が、「早く この細い体にぐさりと刺さった深い棘をぬかなくては」って台詞を、心の中で思う場面があるんです。もう私、この一言にやられてしまったんですよー…。ほら、痛みとか悲しみとかって、人によって感じ方が全然違うじゃないですか。だから、どこまで踏み込んでいいのか分からなくて、何も言えなくなったりとか。言葉って便利ですけど、肝心なときに限って使えないものだったりもしますよね。
相手を大切に想っていれば尚のこと、慎重にもなると思います。傷付くのって、誰だって怖いですもんね。
この漫画はまさに、そういう、言葉じゃどうにしたってカバーしきれない感情の機微を物凄く繊細に描いてくれていると思います。
なんていうか台詞のひとつひとつが、大切に紡がれてるというか。
色々あって、二人は恋人同士になるんですけど、そこは王道、まさかの遠距離恋愛に発展。六年も逢えないとか淋しすぎて私ならダメかなあ……。とはいえ、最後はサプライズもあっていい具合にいちゃいちゃして終わります。
私は、残り数ページってときに裏描写が入ると、気恥ずかしさも一入でパニックになります。なぜここに持ってきたんだ、どうせなら遠恋になる前に思う存分ヤっとけよ!とか(笑)思ったりもして。いや、いいんですけど。
個人的には、恋人同士になるまでの過程をもう少し掘り下げてほしかったかな、と。遠恋は、どっちの視点で描くかで雰囲気ががらっと変わっちゃったりもするので、漫画としては中だるみ部分に該当すると思うんです。遠恋の場面を掘り下げるなら、本当に丁寧にしないと、いざ再会したときのキャラの心境に読者がついていけず、「???」ってなることも少なくないですし。
たとえばですけど、学生時代の恋愛が社会人になってまでも続いて……っていう流れは、個人的にすごく苦手なんです。くどくなっちゃう気がして面白くないというか。
なので、「君とパレード」も遠恋に突入したときはおいこれ大丈夫か、なんて、一瞬ひやっとしましたが、思っていたよりも好印象の展開でした。
「会いたい」「くるしい」「触れたい」「さびしい」
それでも、君じゃなきゃダメだなんて、そんなことを思えるくらいに大切なんですね。
黒髪くんがヤンデレの属性を持ってたり、眼鏡くんが攻めきれずぽろぽろ泣いちゃったり。……ララ子さんは私の萌えポイントを網羅しているのかと言いたい。
作中、黒髪くんの家庭事情を知った眼鏡くんが、「しっかりしているようにみえるのに 時々 思いきりグラつくのは 愛されることの基盤があやふやなままだからだ」って思う場面があるんですけど、ここで涙腺がどぱん(決壊)。そうなんだよ、そのことが実感できてないと、自分の恋愛に対してどこか臆病になったり、自分を卑下して、どんどん自分を追い込んでっちゃったりもするんだよ、なんて考えさせられたりとか。
余談ですが、スピンオフで、黒髪くんの元彼の後日談とかがあったら面白そうかな、と思いました。憎めなかったですね……言ってることはひどいのに。泣かせたくなかった、って素直に言える人は、根本的にやさしいんじゃないでしょうか。私の愛すべき(笑)黒髪くんに、女の子と比べられるつらさを痛感させておきながら、ただで幸せになれると思うなよコノヤロー、と言えないくらいには憎めない子でした。
私としては文句なしの、満点作品です^^
私がララ子先生を好きになるきっかけをくれた作品です。
男友達の恋人として紹介されたのは、自分が講師をしている塾の生徒の男の子だった―。
という出会いから始まり、関わり合う中でじっくりと互いへの気持ちを育てながら
いつのまにか恋に落ちていたふたり―。
淡々としている中にも、ぐっと胸に響く言葉やシチュエーションがちりばめられていて、
せつなくなったり、あったかい気持ちになったりします。
ララ子先生のやさしくふんわりとした画風がとても合っていて、とても素敵な作品だなと思います。
ふたりの恋の過程をじっくりと描いている作品なので、
過激なのは苦手…という方でも抵抗なく読める作品ではないかと思います。
おすすめです!
受けが女の子っぽい感じとか、攻めもやたら泣いちゃうようなのは
好みじゃないはずなんですが…。
それだけじゃないララ子さん。ギャップ萌え。
受けの赤星智沙は可愛らしい外見よりも
意思が強くて愛情深くて誠実。
友人の恋人として出会った攻め、大学生で予備校の講師バイトの菊池秀緒。
普段は無表情なのに友人の言動で表情がくるくる変わる様子に
いつしか惹かれる秀緒…。
これはもう他人のものだから、というわけじゃなくて、智沙自身が気になります。
気になる人が傷付くのは見ていられないし、自分も苦しい。
どうにかしてあげたい、いつも笑っていて欲しいと願うのは
恋心以外のなにものでもありません。
お互いが相手の為を考えて行動をした事で、距離が縮まる。
恋が加速する。
それだけじゃ終われない現実が訪れ、遠恋に…。
二人とも新しい環境にあくせくしながらも電話はかかさずいながら
やっぱり会いたい、抱きしめたい、体温を感じたい。
ふいうちで朝、秀緒のアパートを訪れた智沙ですが
小児科の研修医になって、30分以内で移動出来る箇所に落ち着ける事を報告。
「一緒に暮らそう?」
告げられて秀緒は泣き崩れます。可愛い…。
こういう、嬉しくて泣く男子はいいですね。
こんな涙は惜しまなくていいと私は思うのです。
描き下ろしの『それから』は
一緒に暮らせているのにすれ違いでなかなか一緒に寛げない二人。
でも智沙が同僚にコンパへ誘われ、早く帰るつもりがウォッカで酔わされ、
帰ったとたん廊下で秀緒にご奉仕。ゴチソウサマ♪
お互いが唯一無二の存在ならば、
多少の行き違いも乗り越えられるし、ずっと一緒にいられる。
優くて甘いだけじゃなく、“きゅううん”も洩れなくついて来ます。
最近ときめきが足りてないな…、という方にお勧めです。
みなさん、お疲れさまです。
大変です
↑(ごめんなさい、皆さんには関係なかったです)
私は、昔から友人などから【あんたは、心が死んでる】とか、【泣いたことある?】などいろいろ言われてきたのですが、この君とパレード のあらすじで潤ってしまいました!?、
もしかして、涙腺が緩くなったか?、このお話が良すぎるかのどちらかですよねwwww、
絶対買って読んで、ボロボロに泣きたいと思います!(Tへヽ)(/へT) シクシク..
それでは、お先に失礼します。
パステルカラーの表紙がすごく美しかったので手に取ってみました。
近くに並んでた有名作家さんの作品とすンごく迷ったんですけどね…。
やっぱりそっちにすりゃ良かったかな…。
うう…なんて言うんだろ…薄味…?少食…?って思っちゃいました。
それぞれキャラクターに魅力もあるんだけど…。
チサちゃん、健気でかわいいんだけど…。三人共イイヤツらなんだけど、キュンに至らなかったなぁ…ゴメンね。ゴメンね。
特に遠恋になってからの6年間が…アッサリし過ぎてたなぁ…。
書き下ろしってどの作品でもだいたい得した気分になれるのに…いらなかったなぁ…。(でも菊地先生のオチンは異様に巨○で恐いくらいだった…。かわいい絵柄なのに…)
アッサリ6年間を描くより、愛に飢えてたからこそ愛にこだわるチサちゃんをたらふく頂きたかったなぁ…。
でも表情描くのが上手な作家さんですね。
特にチサちゃんが世良くんに振られて泣いてしまう表情(P32)が…あんな顔されたら…お母さんに秘密で冷蔵庫からミルクと毛布と給食のパン持ってって神社裏で飼っちゃったりするでしょ。
帯『オレは全部あの人のものだから』
いやーー、もうですね、キュンキュンしました!キュンキュン!
予備校のバイトをしている大学生の菊地[攻]は、最初友人の恋人として赤星[受]を紹介されます。
しかしその恋人はやはり相手が男だというのに少しずつ抵抗を感じ始めて離れて行く。
行きがかり上、菊池はそんな赤星と関わり始めるのですが次第に赤星が可愛くなって行く。
赤星がですね、ホントに可愛いんですよ、一生懸命で健気で。
菊池が魅かれるのも納得の可愛さ、容姿だけじゃなくて性格がすっごく可愛い。
この2人の恋愛がじっくり丁寧に、そしてキュンキュンさせる描き方で繰り広げられます。
2人の会話が実にいいんです、表情もいいんだけど何より会話がね、凄く良い!
抱き合う前に赤星が菊池に「ほんとうでございますか」と尋ねて、菊池は「ほんとうでございます」と答える。
そんな彼等の会話を読んでそりゃもうキュンキュンしちゃいますよ!ホントに!!
凄く可愛くてキュートな話でした。大好き!
あらすじから、純朴な少年が悪い男にひっかかかって、傷つけられ、それを見ていられなくて…… という王道の話だと思っていました。
確かに、間違ってはいないのですが、本書は一味違いました。
赤星くん(受け)が最初に付き合っていた世良という男、どうしても悪い奴には思えないんです。
いや、本当に一途に慕ってくれていた赤星くんを捨てるなんて最低のヤローなんですが、憎めない……
それもこれも、世良が本気で赤星くんを傷付けずに別れようとしていたからだと思います。菊地先生(攻め)の言うようにバカな考えだとは思います。
傷付けたくないなら最初から付き合うな!! と、思います。が、世良が赤星くんのことを本気で可愛がっていたことも伝わってくるんです。
これじゃ、憎めない; こんな性格の世良だからこそ、赤星くんも本気で好きだったんだろうな、と思います。
と、敵役がこんな感じなので、ピリピリするようなシリアスでは無く、ほんわかとしたシリアス(?)でした。
そして、菊地先生と赤星くんが恋人になるまでの話が1話~4話まで。残りの5話目と書き下ろしが遠距離の話になります。
欲を言えば、もっとじっくり読みたかった><
でも、これぐらいの量の方が感動できるのかも??
遠距離が6年? ぐらいあったと思うのですが、そこはあっさり終わらせています。
ただ、遠距離になるとき、菊地先生が世良に言った言葉には泣きました!!
帯の言葉にもグッと来ました。本書は心に残る言葉がたくさんありました。
読んで良かった!! この二人には本当に幸せになってほしいです。
たらいまのちゅーでも何でもするといいよ!!赤星くんカワイイよ!!!
オススメです。