ほのぼのラブカップル「みいくん」と「恵ちゃん」の天然ねこ系ボーイズラブ☆

いとしの猫っ毛

itoshi no nekokke

猫毛般的可爱软发

いとしの猫っ毛
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神116
  • 萌×255
  • 萌41
  • 中立6
  • しゅみじゃない18

--

レビュー数
30
得点
929
評価数
236
平均
4 / 5
神率
49.2%
著者
雲田はるこ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
シトロンコミックス
シリーズ
いとしの猫っ毛
発売日
価格
¥638(税抜)  
ISBN
9784862639196

あらすじ

恋人のみいくんの元へ意を決して上京してきた、天然どさんこボーイの「恵ちゃん」。エセポルノ小説家でもある「みいくん」が管理人をする『またたび荘』が愛の巣になると思ったのに、個性的な住人たちに囲まれてなかなかラブラブ空気になれず。みいくんも恵ちゃんとのHの機会を狙うのだが・・・。
アンソロジー「Citron」でも大人気連載中。

表題作いとしの猫っ毛

花菱美三郎,ポルノ小説家,24歳
沢田恵一,会社員,24歳

同時収録作品いとしの猫っ毛

フリーター 土屋春樹 21歳
北原千冬 31歳

その他の収録作品

  • 特別編「恵ちゃんのひみつ」のマキ
  • 特別編「みいくんのひみつ」のマキ
  • 人物紹介
  • あとがき

レビュー投稿数30

山越え谷越え幸せに

まずこの表紙。
縁側で眼鏡掛けて読書をしているみいくんに、ちょっとイタズラ心で自身の髪の毛をフワフワさせる恵ちゃん。
「あぁきっと、幸せなんだな」
と素直に感じさせてくれる事に胸がキュンとなります。

小さな頃から片思いをしていて、お引越しを機に恵ちゃんに告白して付き合う事になったみいくん。
お付き合いはしているけれど、「えっちなんて無理」と笑って言われたみいくんは、恵ちゃんのその一言でバリバリのチキンになってました(笑)
6年遠距離で付き合って、恵ちゃんの一大決心で東京にお引越ししてきた事がたまらなく嬉しいけれど、勿論その先にも進みたいと当然の如く思う。
でもうまくいかなくて、恵ちゃんに嫌な思いさせたくなくて…と優しいみいくん。

兎に角可愛くて可愛くて仕方ないんですね、みいくんは。恵ちゃんに甘々(笑)
と言うより、天然で可愛くなっちゃう恵ちゃんが罪だと思う、みいくんの萌えツボ抑えまくり。
同い年なのに、まだまだ子供っぽいのは恵ちゃんで、無邪気さ過ぎてみいくんの気持ちを振り回しちゃいます。

でも、しっかり恵ちゃんだってみいくんの事を「恋人」って思って居た。
だからヤキモチだって妬くし、初めてそれを「苦しい」って思えた。
みいくんの方が少しだらしなくて、いつか来てくれると信じては居たけれど、信じるのが辛くて、寂しさを紛らわせる為に、遠距離中に浮気もしちゃう。
それを責めないのは、「東京に越して来たくても来なかった(来れなかった)」という負い目が恵ちゃんの中にあるからかなーと思いました。
簡単に決められない事だし、働かなきゃならないし、恵ちゃんの性格だから適当に家族に言い訳して来る事も嫌だったのかなと。
そのせいで、みいくんを不安がらせてしまったのを、自分は責められないと思って居るのかなと思いました。

それでも今2人で居る、ほのぼのあたたかい空気の中の幸せは、新鮮で嬉しくてたまらないでしょうね♪

最後の最後でちょびっとえっちをしてますよ、むふふ♪
何ででしょう、この2人のその姿を「嬉しい」と思うのは…まるで親心(笑)
でもみいくん、スピードキングの本領発揮だから…ね(笑)

先に進めば進むほど、幸せを感じたい2人です。大好きです。

雲田さんの絵柄は大好きで、懐かしさの中に今っぽさも兼ね備えられていて魅力的。
その上、ちょいちょい出てくる『とがらせる口』に色気やらエロさやら色んな物を感じられる!!

ほのぼの幸せーを感じるのにちょうどいい甘々加減で大好きです。

8

日常生活の中にある切なくも暖かい二人のドラマ

またたび荘にみーくんの恋人、恵ちゃんがやってきた!
という所から始まるこのお話、絵柄もそうですが、すべての雰囲気がほのぼのしていてとても癒されました♪
群像劇のような、いろんな人たちが出てくるところも好きでした。

みーくんと恵ちゃんは道産子ボーイで幼馴染同士。
二人は6年間の遠距離恋愛を経て、東京で再び再会したのでした。
みーくんは恵ちゃんのことがすごく好きですよね。
もちろん恵ちゃんもわざわざ東京に出て一緒に暮らそうって言うんだから、相当好きだと思うんだけど、でも。
でも恵ちゃんとみーくんの好きって同じ好きに見えないのってなんでだろう?
何となく恵ちゃんのラブって「友達として大好き」と「恋人として大好き」の両方を感じます。
みーくんのほうは真正のゲイってこともあってかな、恋愛対象としての恵ちゃんへのラブを感じます。
きっと幼馴染同士、周りの人たちには分らないような理解しあってる部分とかもあるんだろうな。
みーくんが寂しさのあまり浮気してしまっていたけど、そういうのも、恵ちゃんは許すとか許さないとかそんなんじゃなくて、二人が育てた絆があったからこそ、分かり合えるんだろうなと思いました。
人間の弱いところや汚い部分も描かれていて、ほのぼのしているけれど、決してお綺麗なばかりの漫画でもないように思いました。
またたび荘のほかの住人達も面白いし、今後も楽しみなシリーズでした。

3

色鉛筆みたい。

読み直しをし過ぎて本に変なくせがついてしまいました
本も猫っ毛。

カラーの一コマ非常に好きです。
みいくんが後ろから愛しのけいちゃんを
抱きしめるように座るところも
けいちゃんがみいくんのメガネかけちゃう
ところも。

幼馴染ならではの空気感があります。

道産子けいちゃんついに上京の巻です。

共同生活情報を知らなかったけいちゃんは
早速帰りたくなったりしますが、2人だけでは
気がつかなかったお互いのことや
色んな人との繋がりは、
2人にとって、大切な事なんだなと思いました。

2人の事を認めないおばあさまも
皆大切な人達です。
けいちゃんがおばあさまに
『僕も悩んで悩んで悩んで、美三郎さんを選んだんです』
と言うセリフが好きです

掃除後のやりとりで、髪どめしたまま
真面目に言っちゃうのも、好きです

特別編は最高でした。

ピースしながら成長していく
けいちゃん。
みいくん暗くて綺麗です。

最初はけいちゃんが好きになれず
無神経だな〜と勝手に思い込んだりしちゃいましたが
けいちゃんはきっと直感型なのかな
たんてき?
みいくんのどんよりには、けいちゃんの
笑顔は必要

2

個性が詰まった住人とほっこり下宿生活

かの有名な漫画を彷彿とさせる、今ではめっきり少なくなってしまった昔ながらの下宿が舞台。
住人は一人一人キャラが濃く、皆愛すべき人物です。
念願叶い、北海道からけいちゃんの元へやってきた田舎っ子みいくんは、住人に圧倒されつつも、徐々に下宿らいふに馴染んでゆきます。
けいちゃん&みいくんの微笑ましくほっこり暖かな生活模様が覗けて、とにかく癒されます。
縁側から見渡せる庭の木々、麻雀やお酒、小説に猫……
世界観がとにかく素敵なのです。

2

けいちゃんのふわふわ猫っ毛

この作品で雲田はるこ先生を知りました。
水彩画のようなふわふわした絵柄、ほっこり優しい気持ちになれる読後感。
ふんわりした幸せな心持になれる作品が大好きな私にとっては、お気に入りの一冊になりました。
猫っ毛のどさんこボーイけいちゃんと、その恋人みいくんの二人が主人公。
可愛い猫もたくさん出てきます。とにかく雲田先生の絵柄がとっても可愛い!
お互いがお互いのこと大好きなんだろうなぁ、ということがすべてのコマから伝わってきて思わずにやにや。
登場人物も優しい人ばかりで癒されます。
可愛いBLが読みたい人には是非おすすめしたいです!

2

肌寒くなってきたら読みたくなる大好きなシリーズ

東京はここ数日で一気に寒くなって、寝具を冬仕様に変えたら無性に猫っ毛が読みたくなりました。
この三連休は猫っ毛祭りにしようかな。

現時点で本編5冊、小樽編(過去編)1冊、時系列バラバラの番外編1冊の計7冊出ています。

これから読む人に私が推したい読み順は、ズバリ「小樽編」から!
発売順に並べるとこの本編1巻がシリーズのスタートなんですが、人によってはあんまりかな〜って思っちゃうと思うんです。
2人が可愛らしくてほのぼのするカップルなことは読み取れても、どういう過程を経て恋人になった2人なのかはまだ裏側に隠されている状態なので。

ぜひ「小樽編」から読んでください!
それからこの1巻に戻ってきましょ。

それをまずは伝えたいので、ここに書き残します(ミΦ ﻌ Φミ)ノ

▼オススメの読み順
いとしの猫っ毛 小樽篇
いとしの猫っ毛 (1)〜
いとしの猫っ毛 番外篇(こちらは脇役カプのお話も入っているので、本編を読んでからどうぞ)


(あ、でも『Citron』や昔の『Cab』(東京漫画社)系の雰囲気が好きな人だと、発売順にこの1巻から読む方が逆に想像が広がって楽しめるかな?・・・とも思うので、お好きな方からどうぞ!)

【電子】シーモア版:修正-、カバー下なし、裏表紙なし

2

ほこほこピュア

まず表紙を開き数ページのカラーの雰囲気に
この漫画の良いところがぎゅっと凝縮されている気がします
(電子書籍版だと収録してない所もある?)

ひらひら舞う桜の下じゃれあう二人
あおい海とアイス味のキス
カサカサ落ち葉のダブルベッド
小樽の冬、二人の白い始まりの思い出

まずこの漫画を開くと、そんな四季折々 情緒的な描写に胸を打たれます。

古ぼけたような絵柄に温かみを感じ、天真爛漫な恵ちゃんに癒され
この漫画を手に取って本当に良かったと思いました。

1

1〜4巻までの感想です

アホな私は5巻と番外編未ゲッツなのに読んで(通販到着待ち)それでも大感動し胸いっぱい溢れそうなので4巻までだけど感想呟きます。
ほのぼの二人の日常がつらつらと描かれていて…のんびりしていそうだけどテンポ良く山あり谷ありめちゃおもしろい!

恵ちゃんとみいくんがとにかくかわいい
でもちゃんと男性なのがミソよね。

恵ちゃんのかわゆさに萌え〜となるみいくんにわかる!となるw
恵ちゃんがみいくんの顔が好きというのが特大わかる!!!
最初、みいくんをよく見たら顔がいいわねと思っていたらほんとにめちゃくちゃ美形で✨
だらしないとこもあるけど、それもまた良し。恵ちゃんのことは絶対譲れないとこがいい。

二人ともお互いのことが大好きな関係性に極大萌えで、やりとりがいちいちかわいい。
一緒にいるうち距離のとり方とか二人とも変化や成長がありお互いを受け入れていくのがいい。
時々微妙に敬語になる会話がおもしろい。

0

クッソかわいくてモエ!

作者さんの描くキャラクターが大好きな私が、ひたすら可愛いと繰り返すレビューとなります。ご了承下さい。

はー、可愛すぎてしんどい。悶えます。
けいちゃんとみいくん、もういいオトナな二人なのですが、ひたすらに可愛いです。
可愛くて、時々色っぽくなるのがいい。
お互いに大好きなのがまたいい。
ゲイのみいくんがノンケのけいちゃんになかなか手を出せないのとかも甘酸っぱくていい。

交際6年間のうち遠距離6年。やっと一緒に生活できるようになり、ひたすら幸せな毎日に絡んでくるまたたび荘の個性的な面々。それに加え、みいくんの上司やらゲイ仲間も一癖も二癖もあるキャラばかりで…。

この巻でのお気に入り場面は、みいくんの祖母がまたたび荘に来た時のお話。以下セリフ引用のネタバレ含みます。

おばあちゃんがけいちゃんにみいくんと別れるように言うんですね。
その時のけいちゃんの返事と、それに加えておばあちゃんに言った「僕のことも孫だと思ってください」って。
なかなか言えませんよね、この言葉。
なんか感動してしまいました。
ただの甘々、ほのぼのだけのお話じゃなくて、なぜだかふんわり胸の奥がツンとなるお話です。

0

昭和テイストのイラスト

雲田さん初読みはこちらの作品ではなく「窓辺の君」だったのですが、
初めて読んだときも今回もそうですがとにかく絵が「昭和!」ということが何を差し置いても感想として出てきます(笑)

読んでいるうちに私が小さな頃に母が持っていた小物にこんな絵が描いてあった!!と思い出しました。私も昭和っ子ですが、この手の絵は多分私が生まれる前に流行った絵だなと。似ているテイストって「おはよう!スパンク」ぐらいしか思いつかないです。ここが記憶の限界。昔見た「はいからさんが通る」の紅緒の口が三角っぽい(ギャグ絵の時の)のとか似てます。やっぱり昭和だ。

平成生まれの子にはもしかしたら新鮮に感じる絵かもしれないですね。
何となくレトロ系お洒落な絵という感じです。私は嫌いじゃないですけどね。
ただ絵的に「かわいー!」とは思っても「萌え死ぬ」ことが出来ないのが残念かな。
ペロっと舌を出している絵なんてペコちゃんだと思っちゃいますよね。今時なら「てへぺろ」って表現してあげたいけどやっぱりペコちゃんのほうがしっくりくる絵だ…!
背景も昭和っぽいですよね、アパートなどの建物の絵とかも。あと服装も。何気に若干ラッパズボンになってませんか?ラッパズボンじゃない、パンタロンか!?今で言うブーツカットのような。

内容も昭和テイストなんですね。キャラも現代人とは思えない。でも現代人のお話のようですけれど(携帯持ってるし)
だけどこういうあったかい感じは好きなので楽しめました。
アパートでわいわい生活するのは大変そうだけど慣れたら楽しそうだなぁとも。東京には各地方から出てきた様々な人が集まっていて、寮とかシェアものだとこの漫画みたいな雰囲気ありますよね。どさんこボーイの二人が東京に出て(6年後に恵ちゃんがくる設定ですが)より添っている姿にはキュンっとします。
決して甘甘ばかりな内容ではないのですが、全体的には可愛い~お話だったと思います。

5

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