条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
探りながら伺うように誰かを好きになって それでも今の関係を壊したくない でももう少し近づきたい って 胸に抱く淡い恋心って性別関係なくこういうもんだよなって
のっけから切なくなる
自分をよく見せることも 周りに合わせることも 馴染むことも出来ず苦しんだ
言いたいこと 言わなきゃいけないことも言えず理解もされない そんな中で放った一言
こらえたぜ
込み上げるものぐっとこらえて耐えましたよ
てか これ短編集だったのね
読むモノに迷うと御意見伺いに参じるbl(AI)ソムリエがめっちゃ推してきて 今更の購入 はじめましての作家さんだったけど
どれをとっても 他人と関わることに臆病で1歩ズレた感覚だったり 天の邪鬼だったりで そこをわかってくれる相手になついていくと言うか ほだされると言うか
この子達の他人と交われない感じがついついわかっちゃって苦しいんだけど エロばかりを追って物足りない欲で溢れちゃう前に この恋とも愛とも言いきれない 好きから少しはみ出た淡くもどかしいものに悶えるのもたまにはいいな
ボーイズ・エロ を求める方にはイッサイおすすめできないんだけどねw
何年かぶりに読み返しました。
そして何度読んでもまた同じようにキュンキュンするなぁ~と実感。
2008~2009年に雑誌掲載された作品集です。
6つのカップルのお話が収録されていますが、そのうち4つの作品に描き下ろしの「おまけ」が付いていたり、あとがきにもびっしりと作品解説されていたり、とても丁寧に作られた1冊だと思います。
小椋さんの描かれる小さな子供達や、純粋な心を持った青年とか、上手く気持ちを言葉に出来ない不器用な子とか、とっても胸にジンとくるんですよね。
なんかこう、キュンもするんですけど、ジンと涙ぐむシーンも多いです。愛しさが溢れ出てくるような、そんな感じです。
どの作品もそれぞれ魅力あるのですが、個人的には『せんせい、あのネ』と『せんせい、それでネ』のシリーズと表題作が特に好きです。
特に『せんせい、あのネ』シリーズは保育園児のしゅう君にやられました(笑)。
ほんと可愛くて愛しいです。
なんと表現したらいいのか分からないですが……
とても可愛い話。
であったのは、確か。
部活の先輩後輩のラブラブ話だったり。
ボロ屋に迷い込んだピュアな少年の話。
久しぶりに再開した幼なじみの話。
などなど、とてもかわいい話のオンパレードでした。
私としてはとってもよかったです。
ちょっと前のBLの作者さんのオムニバス的なものを、しかもかわいらしい絵のものをご希望の方には是非、オススメしたいと思います。
そうじゃない人はちょっと楽しめないこともあることかもしれません。
ムクさんのチビっ子キャラは必見です(*´Д`*)
…あ、でも1番の見所は“おたふく仮面”かもしれません(ノ∀≦。)ノぷぷ-ッ笑
■みづいろとぴんく、それからだいだい。/おまけ■
百成(バスケ部後輩)×瑞木(バスケ部先輩)
寡黙な部活の後輩・百成と付き合い始めた瑞木は、とうとう百成の家に行くことになる。
いつも口数の少ない百成…今日のことだって突然で戸惑っている。
期待と不安、ふたりきりの家の中、これから…一体どうなってしまうんだろう?
「塗る…いっぱい…塗り込める…はーっはーっはーっボタボタ(荒れまくる呼吸と垂れる鼻血)」に噴いた(*ノ∀`)ノ゙))アヒャヒャ
ちょっ百成落ち着けwww
受け視点だとクール攻めのように描かれているけどとんでもない!
実はアノ告白もテンパってたのねwww
何コレ可愛いー。
ってか全裸でねーちゃんに発見されたけど大丈夫かい?
■泣いた白い鬼■
大洋(高校生)×ちひろ(売り専)
昼間でも薄暗いおんぼろアパート。
幼い頃に母から言われた「あそこには怖い鬼が住んでいるのよ」という言葉。
高校生になり飼い猫を追って入った其処にいたのは…?
和風ファンタジーでも始まるのかと思ったら違いました。
ちひろが書いた小説の主人公「頭の欠けた女の幽霊」はちひろ自身のことなんだろうな…。
大洋の母親の言葉、おんぼろアパート、ちひろの小説…色んな要素が合わさって…最後にドアが閉まっていく2コマが非常に印象に残った。
切ない話。
でも…何故か苦手な感じ…モヤモヤと落ち着かない(´・ω・`)
■眠れる君のまつげが揺れた■
暁生×みつる ※高校生・幼なじみ
1年前、教室で眠る暁生にキスをしたみつるは、自分の気持ちを自覚して…以後暁生の寝顔を見るのが怖くなってしまい…。
飄々とした攻めだなぁ。
最後の「ねっ…寝たふり…」「へたくそ~」のやりとりが可愛かった。
■きらきらのせかい/おまけ■
次春×佐和 ※幼なじみ
長い入院生活から家に戻ってきた佐和は、驚くほど印象が変わっていた。
前はよく懐いてくれていたのに…。
おまけの方で、佐和が元気なさそうなのを電話ごしに察知した次春が友人に再度「恋人と電話かー?」と言わせて「羨ましいだろ」で佐和のテンション上がる展開が何か好き、良いなー。
■木曜日の憂鬱■
会社員×男娼
生まれのせいで酷い暮らしだったから、お金を貯めて知らない土地で変わろうと思っていた。
けれど…毎週木曜日に客として来るあの人との時間がいつの間にか楽しみになっていて…。
優しそうなお兄さんじゃないか(〃▽〃)
こういう展開結構好き。
■せんせい、あのネ/せんせい、それでネ/おまけ■
北川 貴也×立花 央樹 保育士同士
男しか好きになれない保育士の立花は、過去の失敗から恋に臆病になっていた。
そのため、顔は怖いが子供が大好きな北川に惹かれていく自分の気持ちに気付きながらも決して誰にも知られまいと心に決めるのだが…。
ムクさんの描くチビっ子は本当に可愛らしい(*´Д`*)
ぷにぷにぴよぴよしてて…思わずぎゅーっと抱きしめたくなる。
切なくて優しくて可愛らしさもあるお話でした。
収録作品の中では1番好きだな(*´∀`)
“おたふく仮面”にはポカーン・・・・・(゚Д゚;)・・・・・となりました。
良いこと言ってたんだけどねw
北川先生…子供に流行りのヒーロー番組は深夜2時~2時5分になんてしませんから!
「納豆フラーッシュ」…い…嫌な攻撃だなΣ(ОД○*)
臭いとネバネバの合わせ技かよ…。
表題作の「みづいろとぴんく、それからだいだい。」
この中で一番好きな作品です。
2人が初々しくてとっても可愛いです。
そして大好きな童貞攻め。
初めてで鼻血だしちゃう百成に萌え・・・!!
焦って鍵がうまく開けられないシーンがイイ好きです。
百成の口下手なところも童貞さを助長させていてポイント高いです。
可愛らしいぴゅあっぷるにキュンキュンしました。
いくつかのお話が収録されていますが、今回は好みの作品が多くて嬉しかったです。
結構以前から表紙を見掛ける機会はあったのですがなんとなくスルーしてました。
ちょっと気になったので購入してみることに。
買って良かったです。
なんか、ほわんとしてるのにストーリーもしっかりしてて、きゅんとする感じです(タイトルそのまま 笑)。全体的に可愛かったです。短編集なので色々読めるのも良かったです。
表題作の『みづいろ~』は、攻めのももちゃんがクールというか無口で最初全然話さないのにこんなんで付き合うことになるって何?と思っていたのですが、読み進めるうちに受けのミズキ先輩のことがすごく好きなのが伝わってきて余裕ない感じが可愛かったですww
あと好きなお話が『せんせい、あのネ』のシリーズです。(あのネが前・後編とその後のそれでネとおまけ)
顔が怖い保育士北上くんのギャップにやられましたwww保育園でのストーリーなので登場する子供が可愛いのとそのやりとりも萌えるww
唯一残念だったのは木曜日の憂鬱というおまけも合わせて合計8P位しかない漫画の意味がよくわからなかったところです。これはなくても良かったのでは?と思いました。
【みづいろとぴんくそれからだいだい】
後輩:百成×先輩:瑞木の高校生ものです。
バスケ部の話で、百成は寡黙すぎて他の先輩からは煙たがられていました。
でも瑞木だけは百成を庇っています。
レギュラーがダメだったのにも関わらずです!
めっちゃいい子ですよねヽ(゚∀゚)ノ
初Hは百成が鼻血出したり色々邪魔が入っていましたが非常に可愛かったです!
【泣いた白い鬼】
高校生:大洋×売りをやっている青年:ちひろです。
ある家に鬼がいて近づくと大切な人がいなくなると母親に言われていたけど、
少しだけ覗いてしまったら母親が出て行ってしまいました。
自分のせいだと思い込んで数年・・・
高校生になり飼い猫がいなくなって探してたら、鬼がいると言われている
家に入ると・・・
まさかの童貞喪失wwというトンデモな話でした。
短編だったから、めっちゃ展開が早かったので出来ればもう少し読みたかったなぁ~。
【眠れる君のまつげが揺れた】
暁生×みつるの高校生ものです。
ド短編でしたが、こちらもかわいい話でした。
みつるが暁生が寝ているときにキスをするんですが、みつるは気付いていないと
思っていたら実は全部知っていたというねww
そこで終わってしまったので、続きが気になります!
【きらきらのせかい】
次春×佐和の高校生で幼なじみものです。
病弱だった子を近所の子が懸命に励まして外に出させようとするという話の
BLバージョンです。
個人的に佐和は髪を切った方が好きだったりします。
でも元・病弱で引きこもりの子が突然窓から飛び降りて大丈夫?って思いましたが。
【木曜日の憂鬱】
リーマン×売りの青年です。
この作品はド短編すぎて話がよくわからない話でしたので微妙でした。
【先生、あのね】
北上貴也×立花央樹の保育士ものです。
この作品の中で一番好きな話かもしれません。
立花は過去の恋愛のせいで、仕事一筋になってしまったけど、北上のおかげで
恋愛が出来てよかったねと思います。
しかし、小椋先生の描く子供は本当に可愛いですね!!
家に辿り着くまでがとても永く感じられ、2人の心臓の音まで聞こえてきそうなときめきに包まれます。
言葉少ない百成を細い糸を掴むような心もとなさで信じてついていく、先輩との微笑ましさに心が洗われ清々しい気持ちになれます。
「泣いた白い鬼」
心の隙間に入り込んだのはどっちなのか。
ひんやりと温かい少し隔絶された世界を見ているようでした。
「眠れる君のまつげが揺れた」
触れるようなキスに身動きがとれなくなってしまったみつる。
それを見守る暁生の努力に幼馴染2人の距離を縮める瞬間が堪らなく愛しくなります。
「きらきらのせかい」
きらきらと舞い落ちる土の欠片から、次春を通じて恐る恐る開いてつながる外の世界。
前向きな気持ちにこれから続いていくであろうささやかな幸せが感じられました。
「木曜日の憂鬱」
木曜日だけ会える人。
状況を変えるために遠くへ行きたいが、そうすれば会えなくなる。
メルヘンチックな切なさに辿たどしい想いの重なりが暖かく染み込みます。
「せんせい、あのネ」
顔の怖い保育士北上。
子どもを好きな気持ちとは裏腹に全く懐かれない。
そんな可笑しさを見守る立花は、北上に惹かれる気持ちを過去の痛手から向き合えずにいる。
天真爛漫な子どもたちに囲まれながら、後ろめたい想いをする自分を許せない。
北上の押しの強さに呼吸が楽になるような、好きを好きと認められるありのままの自分と、それを知っている人がいる安心感。包まれる幸福感に満たされます。
どれもこれも優しさが詰まっていて心をリセット出来る読み応えのある1冊となりました。
小椋先生の作品はどれもこれもがやわらかく温かみに包まれていて、読者側の自分もやさしい気持ちになれます。しっかり描かれた人物も美しいですし、ちょっと出てくるちびキャラも愛くるしい。私は、比較的切なく苦しいものが好きなのですが、このほんわかした世界観がどうにも愛おしくて小椋さんのお話はとても好きです。
・みづいろとぴんく、それからだいだい
空の青と、色づく恋心と暮れる夕陽を連想させます。学生の間にしか味わえないあの独特な空間と世界の感じ方だと思うんです。
大人になるにつれ、年の差なんてものは気にならなくなるのですが瑞木と百成のころはまだまだそれが重要なファクターですね。だから不器用で下手くそなことが気になってしまう。慌てなくたってボタン、ゆっくり外せばよかったのに結局ブッちぎっちゃう百成、かわいいです。
・泣いた白い鬼
寂しさとわびしさ、それらと巧く付き合いながら生きてきたふたりの話だと思いました。
勘違いからはじまった彼らが、それぞれの埋めて欲しい気持ちや感情を補いあうことに気が付けて良かったなぁ。ひとりになることの辛さ悲しさが分かるからこそ、そばに居たいと思える大洋はとても優しいと思います。
夜を越えるごとに、ふたりの愛が深まればいいな。
・眠れる君のまつげが揺れた
衝動こそが本心。口付けたかったことこそ真実。
幼馴染だからこそ、心も揺れて決意も鈍って、一年越しに実になってよかった。
・きらきらのせかい
子佐和のぷりけつ! 次春に依存していたけれど、きちんと外を見て羽根を持つことができたのもまた次春のおかげ。サッカーという新しい世界をみつけた佐和の、一生懸命さが素敵でした。
「恋人と電話か?」なんて、嬉しいだろうなぁ! とにかくかわいい!
・木曜日の憂鬱
不器用なキャラクタを描くのがうまいなぁと思います。わがままを言わない、こらえてこらえて心に秘める。
解き放ってもいいのよ、しあわせは案外すぐ近くにあるんだよ。
・せんせい、あのネ
単行本収録作品内で一番好きです。保父さんものっていい。子供が描かれているもの好きです。
過去の恋人が既婚者であり、その現実をまのあたりにしたシーン。ほんの数コマですが、どれほど立花先生が傷つき抉られたのかがよく伝わってきました。
忘れようとして仕事に耽り、忘れられなくて苛み、忘れられなくていっそう苦しくなる。繊細な立花先生の色香はしゅうくんをも誘っていたと思うんです(笑)たー先生もですが、きっとあれは尊敬も籠ってる。いいふたりでした。いつか、たー先生が「チーム作れるくらい子供ほしい」って言ったアレが効いて喧嘩もするのでしょうが、それでもふたりで居て欲しいな。
あとたー先生…おたふく仮面は…深夜放送なので子供には伝わりませんよ…!!
短編集でしたが、私は十分満たされました。
全体を通して、小椋先生の柔らかい世界で統一されています。
表題作、
ぶっきらぼうで不器用な高校生の
純情な一面がちらりと見えるのは、
もう胸がドキドキたまりません!!
この作品だけで、「神」評価をさせていただきました。
恋人になったばかりの2人が家でエチをしよう
というだけの短編です。
でも、なかなか進めなくて、お互いドキドキしてしまって、
しかも鼻血が。。。なんて展開が楽しく読めてしまいます。
そして、強面で子供がなかなか懐かないことを悩む保育士さんのお話。
小椋さんの描くキラキラした世界がとても素敵で、
そして、どこか不器用なキャラクターが愛らしいです。