おかま口調のゲイに惚れられて尽くされてほだされる!?

幸せになってみませんか?

shiawase ni natte mimasennka

幸せになってみませんか?
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神50
  • 萌×277
  • 萌61
  • 中立12
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
45
得点
753
評価数
204
平均
3.8 / 5
神率
24.5%
著者
腰乃 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
シリーズ
隣りの、鮫島くんと笹原くん
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784904101599

あらすじ

年付き合った彼女にプロポーズ!…したら振られました。
黒岩和弘42歳、飲み屋で出会った見知らぬゲイと
人生初のヤケ酒、人生初のラブホテル、人生初の男との×××
―ってハメ外しすぎた!
即刻忘れるつもりが翌朝会社で再会。
しかも左手小指には酔って渡した婚約指輪が…。
くそっ!何が何でも回収せねば!

『隣りの』キャラも登場する表題シリーズほか
純情高校生×淫乱リーマンシリーズも収録した
ボリューム満載コミックス☆
(出版社より)

表題作幸せになってみませんか?

ガチホモ営業マン
42歳,サラリーマン,堅物課長

同時収録作品名前で呼んでください

高2,コンビニバイト
リーマン

その他の収録作品

  • 昼休み
  • 幸せになれそうですか?
  • 書き下ろしの続き①(巻中)
  • 書き下ろしの続き②③(カバー下)
  • Please call my name

レビュー投稿数45

こんなにおじさん萌えするとは!?

表題作は年の差リーマンCP。超堅物の黒岩とゲイのマコト。
黒岩が戸惑いながらも、マコトに至れり尽くせりお世話されて徐々に受け入れていく過程が最高。
困り顔の黒岩が超かわおじさん。
ポジティブで柔軟なマコトは攻め上手w
何度も「おもろい〜w」と声が出た

超真面目おじさんが実は流されやすく騙されやすいの超かわ(発見)
それをいい感じに持っていくマコト強者w
そのやりとりがおかしくえちもいい。
前作「隣りの」に出てた涌井が黒岩と同期で出てくるのも

ツボ:マコトに借りた柄物のファンシーなパジャマを着て所在なげに猫背な後ろ姿の黒岩さん

1

一般的な欠点も個性として受け入れてくれる人もいる

◆幸せになってみませんか?(表題作)
 堅物な年上の黒岩がなかなか憎めないキャラで面白かったです。結婚指輪を用意したその日に彼女に振られた彼。一見彼女の方が酷いように見えるのだけど、彼女の言い分を聞き黒岩の性格も見えてくると、確かに彼にもいろいろ至らないところがあるなぁと納得できる。彼の常に相手より優位に立っていたいという気持ちはきっと無意識なんだろうけれど、敏感な人には伝わってしまうもの。それを年下の二子川が窘めるのではなく、欠点というより黒岩の個性として受け入れてあげるところに、彼の懐の深さと経験値を感じて素敵だなぁと思いました。自覚できた黒岩は、きっと今後二子川を大事にできるんじゃないでしょうか。

◆名前で呼んでください
 硬派だと思っていた清楚な見た目のリーマン・高島の突き抜けたビッチ感に、大滝と同じく目が点になるほど驚きました。大滝の真剣な話を全部色事に持っていくという技は、ある意味すごい。寂しさを埋めるために自棄になっているわけでもなく、心の底から豊かな性生活を楽しんでいる、そういう彼のスタンスは私の目にはむしろ好意的に映りました。人間の本能にオープンで、素晴らしい。もちろん、大滝の純情に最後は応えてくれるので、ハピエンが好きな方も安心してくださいね。

1

ちょっとくたびれたリーマン

ちょっとくたびれた?リーマンかっこよかったです
黒岩さんが、正直で生真面目すぎる故、なかなかな言葉も出てきますが重苦しくならないところが私は好きでした

ニコくんの打たれ強いところが、可愛い
あんなにポジティブなのに恋愛に関してはちょっと重めなところも可愛いかったです

プロポーズしようとしたらふられたり、空き巣に入られたり、ドタバタ展開なのに、その中で2人の気持ちがドタバタしながらも穏やかに育まれてるところが好きでした

1

押しに弱すぎるところも萌えます

彼女にプロポーズしたのに振られてしまった真面目男黒岩は、男に振られた二子川と居酒屋で出会う。振られた者同士意気投合しなぜかラブホテルへ入ってしまい、彼女に渡すはずだった指輪を酔った勢いで二子川へプレゼントしてしまう黒岩。二子川にエッチなことをされてしまい動揺する黒岩だがもう会うことはないだろうと思っていたら実は同じ会社の人間だった。指輪を返せ返さないとやり取りしつつ二子川の献身的な態度(もちろん下心あり)に心地良さを感じながら、押しに押されてハッピーエンドに。

黒岩を振り向かせるために二子川が献身的に頑張る姿も応援したくなるし、黒岩の押しと快楽に弱いところも萌えました。

1

愛だの恋だのは、人を信用する所から始まるんです!

「知らないのならお教えしましょう。愛だの恋だのは、人を信用する所から始まるんです!」ガツガツ押して押しまくる、二子川の畳み掛けるような告白に圧倒されます!腰乃先生はノンケとゲイのその葛藤(ジタバタ⁈)みたいなのが多い、最新作もそうですね。そして、意外とノンケに失礼なことを言わせてたりする。(後に謝らせたりしている。)二子川も後で、『こんなに押しに弱くて、よく無事だったよな、この人。と、思う。早目に出会っといてよかった。』などと思いながら、黒岩にキスしてるのだが、黒岩はもぅ42歳だったりするので、別に早い出逢いでは無かったりもする。…ところが何だか可笑しい。惚れた弱みなのか何なのか、こんな堅物のおじさんをつかまえて、『可愛い』とさえ思っているのだ。42歳になって、3年付き合った女性に振られるって、39歳からやっと結婚とか意識して付き合い出したの?っていうのも今は都会だと普通の事なのかな?仕事にかまけてた?女性にモテてたから、身を固める気が無かった?とにかく付き合った女性に振られた事で、ヤケ酒をしていた黒岩は、丁度、失恋したばかりの二子川と出逢い、お持ち帰られてしまう。まさかの翌日、同じ会社の人間だと気付き、(二子川は昼間は意外とキリッとした営業マン。)運命を感じた二子川の猛攻たるや凄まじい‼︎そこに黒岩家に空き巣が入るなどのハプニングも重なり、胃袋を掴まれ、居心地の良い環境を提供され、結局、黒岩は二子川の手中に落ちていく…。年下のゲイが世話焼きっていうのも、腰乃先生らしい。「部活の後輩に迫られています」もこのパターンですね。アレは高校生同士だけど、こちらはおじさんだから。みっともなさも、その侘しさも、しんみりするよな哀愁さえ漂ってきます。それでもやっぱり恋って良いものだって思わせてくれる。温かいストーリーなんだな。他のレビュアーさんも触れてますが、私も以前読んだ時はあまり…刺さって来なかったんです。久しぶりに再読したら、「あれれ⁈ 何だかいいなぁ。」って。何度も読むとその良さが分かるのか、私自身の変化がそうさせるのか。そういう意味で不思議な作品だと思います。
同時収録は高校生のバイトくんと淫乱なゲイのリーマンの恋。爽やかなお付き合いを望んだ大滝くんが恋した彼は実は淫乱で、大滝くんは翻弄されまくり。もちろんそういう関係になることを期待してもいるが、セフレなんかになりたく無いし、ダンゼン恋人になりたいのだ‼︎ という奮闘記。
どちらもそうだけど、腰乃先生の描く濡れ場(‼︎)というか、もぅダイレクトに股間(‼︎)はとってもエロいです。このザリザリといいそうな毛の質感とか。棒だけでは無い、たわみ。たゆんとしたアレ。挿入される様子。(結合部‼︎)その擬音使いと共に、それは他ではなかなか見られない表現かと思います。感じている表情と共に是非堪能して頂きたい‼︎と、力を込めておススメしたいです。

3

年下攻め2種。①真面目受け②ビッチ受け

この作品、初めて読んだ時の印象はそれほど良くなかったんです。
でも再読してみて、あら不思議。なぜかほのぼのとしました。

「幸せになってみませんか」
超ど真面目、超カタブツの黒岩課長(42才)が、プロポーズを断られた!
その晩ヤケ酒の相手のオネエ言葉の若いリーマンと………
という始まりなんだけど、前読んだときは私の感情が黒岩寄りで、ゲイの二子川のチャラさが鼻についてたわけなんだけど、今回は、黒岩さん硬すぎ、こういう始まりもアリでしょ二子川がいいって言ってんだから気楽に付き合ってみ、となった。何があった私?
黒岩が構われて、ちょっかい出されて、ほだされていく感じはわかるけど、何で二子川が黒岩を好きになったのかが少し弱い気がしました。断られてる内に燃えてきたとか?

「名前で呼んでください」
生真面目高校生がコンビニバイト中に見かける美人リーマンの客にときめいて…
いざ知り合ってみたら、美人はトンデモビッチだった!
貞操観念ゼロで名前も覚えてくれない高島さんに「棒」扱いされて傷つく大滝は不憫だ…
首筋にキスマークつけた高島さんにショックを受けて遂にガッつく大滝。性の温度差がいつ埋まるのかわかんないけど、ドタバタしながら何となくうまくいきそうな予感。

「幸せになれそうですか?」
攻めをやろうとする黒岩を騙して結局ヤる二子川。
この一編の見所?は、挿入時のめくれ、玉と竿の揺れ、リアルっぽい陰毛。

2

同時収録作が、秀逸!

同時収録作の「名前で呼んでください」!
淫乱な受けが、愛を知っていく話が好きな私には、どストライクでした。

「なんかシュッとしてて しっとり清楚で 癒しっぽい」とか見られがちな受けが、実は「なんかギラッとしてて がっつり強引で 淫らっぽかった」という話なんだけど、この、受けのリーマン、すごくいい!
いるいる、こういう顔が良くて清楚っぽいせいで、誤解されがちなビッチ!って感じで、超共感してしまった。

別に清楚ぶってる訳じゃなく、素直に気持ちいい事してるだけなのに、純情一途な攻め(童貞高校生)に、勝手に誤解され、惚れられて・・・。
いやー、良かったです。

3

オヤジ受けとオカマ攻め

42歳の受けというだけで萎えてしまうわたくしですが、初っ端の二人の出会いの際に攻めが泣きながら「マコトって呼んでください」というのに対して「む…そうか、わたしは和弘だ」とマジで返すのが天然で思わず笑ってしまう。

恋人に振られて酔っぱらい、まったくの他人同士が勢いのまま関係を持ってしまうというBLでは時折ある設定ではありますが、そういう細かいところがなんとも腰乃さんらしくて良いです。
なんというか設定はありふれていても、それを腰乃スタイルで昇華させてしまうという。

ただこれって、個人的にはエロなしの方が素直に楽しめたと思いました。
やはりオヤジ受けがネック…
反対ならばもっと萌えたかな。
あ、でも攻めはオカマ言葉なんでしたね。
昨今のBLではオカマ言葉=攻めという感じがあるので、やはりこの組み合わせがベストなのかな。

2

あたふたしつつも恥じらうおっさんをとくとご覧あれ!

表題作の「幸せになってみませんか?」

真面目が長所であり短所でもあるリーマン黒岩は、長年付き合ってきた女性に勇気を振り絞って告白するもあっさり振られ、一人居酒屋へ。
そこでおかま口調のゲイ二子川と席が隣になり、同じく振られて落ち込んでいた二子川とお酒を飲むうちに意気投合!ノリでホテルへ行き、そのままお口でされてしまいます。
翌日、昨日の出来事は事故だったと忘れようとしていたにも関わらず、二人は同じ会社だということが判明、黒岩は戸惑いを隠せません。
そんな最中、黒石の家に空巣が入るという事件が!!
弱っている黒岩は流れで二子川の家にお世話になる事に……甲斐甲斐しく世話を焼いて貰い、根が真面目で情や恩に弱い黒岩は、居心地の良さと共にどんどん二子川にほだされてゆきます。
真面目で堅物なおっさん黒岩が根っから明るい年下二子川に押し切られ、あたふたしている所は見ていてとても微笑ましい。
話の端々にデビュー作「隣の」に登場する涌井×小西も出てきていい味だしてます。

もう一作品収録されていますが、コンビニでバイトする学生君(鮫島くんと笹原くんに登場するあの大滝君)×買い物客の淫乱リーマン、このお話、かなりイイのですが、読んでからのお楽しみということで、ここは割愛させていただきます。

2

大人の弱さと勝手の萌えづまり


押しの強い攻も、押しに弱い受もすごく可愛い…(´⍪⌂⍪`)

おじさんだったのかって忘れてしまうような不憫黒岩さん。
けれど、おじさんは大事な要素。
おじさんだから萌えることも沢山ありました。
本当に!だめなおじさん可愛いですね…//

おかまな二子川くんはおかまじゃない口調の時にギャップできゅーんとします。
ああだからこうで、つまりは好きなんですよって伝える彼はえらいなぁ。
サブの皆さんも生き生きとしているし、腰乃節ともいえる語りも健在。ちょっと変わった出会いに組み合わせの二人が、散りばめるものがいとおしい。

後半戦のコンビニくんも、不憫で不憫な発展途上な攻。
押せ押せ頑張れっ、と応援したくなります。

というかもう、兎に角受をメロメロにして頂きたい。
頼む。
頼みます。定期的に覗きたい……

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