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boku no shiru anata no hanashi
◆僕の知るあなたの話(表題作)
片方がヤクザなのにこんなにほのぼのしてていいの?と思うくらい、穏やかな作品でした。ワンコを通り越してふにゃふにゃな雰囲気でヤクザの渋沢に迫る、波亜人のキャラクターが新鮮でした。渋沢が受けなのも最高ですよね。こんなに警戒心がなくしっかりしてない子がヤクザとデキてしまう展開には現実味はないですが、BLファンタジーとしては十分楽しめ、殺伐とした日々を生きる渋沢が癒されればいいなと思いました。
◆ソテードオニオン
高校生同士、お互いの好意も自分の好意も自覚していながら、不器用な進み方しかできなくてもどかしい手順を踏んでくっつくのが可愛らしかったです。全部分かっていて、布石を打ってあげる根岸の大人な性格に惚れました。
短編4本。
どのお話もテンポ良くスムーズに無理なく進みおもしろかったです。
キャラも好感持てて、みんな好きです。
表題作に出てきたホストの尚は「あかないとびら」に収録されていた「冷たいさびしがり」の子よね。
どういう時系列かわからなかったので、他の方のレビューを拝見すると、本作の方が先なんですね。
「冷たいさびしがり」では尚は39歳と言っていたし、一緒に住んでいた人はマンションを残して死んでしまったの、本作の西島のことだったんですね。納得。
そうか、元ホストだったのか。
「あかないとびら」の中でいちばん好きなキャラだったので登場してくれてうれしい。
本作でもいい奴だったし。
表題作の2人もよかったし、ハゲがいい味出してた。
「オ…オレ アニキ好みの男じゃなくてすいませんっ」
に笑ったw
ツタ先生の他作品でもナイスな脇キャラ多くて、キャラ立ちしている脇役を描かれる漫画家さんの作品はたいていおもしろいのでうれしいです。
あとがきで「かみさまの目をぬすんで」の2人の受け攻めが結局決まらず、その2人が先生に首根っこ掴まれ引っぱってこられて正座している絵がかわいらしくてツボりましたw
母親の連れてきた男に恋をした 理由は簡単 だれより優しくしてくれた人だったから
ちょっとアホな子とヤクザの話
そんなつもりで読んでたら大間違いだった
鈴木ツタさんの作品ってちょいちょいツボついてくれるので定期的に読みたくはなるんだけど 実を申せば【三軒隣の……】にあまりハマれず どハマりした【メリーチェッカー】と【BARBARITIES】を繰り返し読んでるたけの状態で これはよろしくない と今回チャレンジしてみたんだけど ツボついたどころかどたまぶち抜かれた気分
親との縁が薄く孤独に傷ついていた少年をこれ以上傷つけ孤独にしないよう立ち回るも意図も容易く傷つけてしまう 傷つけないことより自分が傷つきたくない離せない大人のエゴってやつが思いの外滲みでてて だからなのか重くなりすぎないところで軽く切り上げられちゃって 途中までの表題作の重みが………ちょっと勿体ない
で挙げ句は それまで普通だった思考回路を変に揺るがすアホの子推し
不覚にもツタさんの描く大柄ポンコツが大好物 そんなものチラつかされたら重みとか勿体ないなんてどっかにぶっ飛んでっちまって 気がつけば 深いたんだか浅いんだか 真面目なんだか不真面目なんだか
この独特な後味 ある意味通常運転のツタさんだった ←特にあとがきw
表題◾︎松本波亜人(はあと 高校生〜ホスト)×渋沢(ヤクザ)
単行本の5割ぐらい。
ストーリー:波亜人は母親の恋人だったヤクザの渋沢のことが忘れられない。突然会いに行った高校生から、卒業してホストになった後も関係は続いていて…
ヤクザものが苦手なのですが、この攻めと受けの関係性はとても好きでした。波亜人からの好意を流し続けていた渋沢がそれを受け入れるとき…好意はもちろんあれど、個人的には贖罪も含まれているって解釈をしたい。
この辺りもっとドロッと描くことはできると思うのですが、そういうのは鈴木先生の絵柄にあってないんですよね〜勿体ない。
◾︎根岸×玉央(たまお) 高校生
タマネギCPです。CP表記的にはネギタマだけど。
◾︎斎藤(武士 幽霊)×翔太(高校生)
◾︎楢崎×若月 (同じ会社で違う部署)
レビューのために再読
【僕の知るあなたの話】【僕の知る僕らの話】【あなたの知る僕らの話】
ずっと母親に虐待をされていた美人ホストの波亜人(攻め)とヤクザの渋沢(受け)という組み合わせ。
本を入手した当時は、虐待されて行き場がない高校生とヤクザといういわば底辺に生きる二人の切なさ、行き詰まり感みたいなのを読みたくて入手したのですが、何だか違うなぁと違和感を感じてそのまま放置していました。
そんな入手当時の思い込みがようやく抜け切った今、再読。
この二人には私が当初期待していたどうしようもない行き詰まり感みたいなものが決定的に欠けており、そこが以前読んだ際、何か違う、これじゃないと思ったところでした。
もちろん薄暗い風味はあるのですが、それを打ち消すのが元・被虐待児である波亜人の素直でピュアなキラキラした存在です。渋沢に言い渡された男の三か条を必死に守りつつ渋沢をずっと健気に慕っている。虐待を受けて育ってきたのに行方不明になった母親の帰りをじっと待っている。人を憎むという事を知らない笑顔のあまりの眩しさが少し切なく哀しい。
そして過去虐待されようが、取り巻く周囲がどう変わろうが、ホストになろうが波亜人の本質は「変わらない」のであり、そこが渋沢も「なんかほっとするよ。」と言っている。そして「変えたくない」からずっと変えてしまうような要因から自分が盾となり波亜人のことを守り続けている。
この話は切なさを感じつつも、波亜人の可愛らしさ、そしてヤクザである渋沢がずっと波亜人を守り続けた挙句「渋沢さん、かわいい、かわいい」と波亜人に抱かれちゃうというところを味わうべき本というか。
もちろんそこに波亜人の母親絡みのエピソードなども描かれているのですが、そこまでダークな扱いではありません。
【ソテードオニオン】ネギちんと玉ちゃんという高校生カプもの。この呼び名で判るとおりバカップルで、あーだこーだ言ってるアホっこ二人を愛でる話。
【声が届くのなら】まさかの守護霊との恋。
【かみさまの目をぬすんで】10年前に親友に告白されて拒絶した過去を持つ男。社会人となり同僚から告白されるのですが、高校生時代に告白された当時を思い出しつつ現状になぞらえて男自身が成長している様が描かれていました。
しかし、前途多難だと思われます(笑)
何故か家にあって、すっかり忘れていたのでもう一回読んでみました。
ほほう?
893にホスト………ツタさんは好きですが、何でこんな地雷だらけなのに買ったんだろう。
いい子だけれどちょっと頭の弱いホスト×男前な893。ああ、矢張りおっさん受けなんですね。
おっさん受けで好きですが、ホストものと893ものが不得手なのでイマイチ萌えず。
でも、母親の死に気付かせないように気遣う893さんはよかったです。
個人的には侍の話が一番よかったかなあ。
好きな作家さんでもネタは気をつけようと知った一冊でした。
お好きな方にはたまらないと思います。
ツタさん祭り開催中です。読めば読む程好きになります。
ただ、やっぱり初期の頃の方が線に丁寧さを感じるのは私だけでしょうか。
(いや、今のも好きなんですけどね)
◆『僕の知るあなたの話』『僕の知る僕らの話』『あなたの知る僕らの話』
母親に暴力を振るわれ捨てられた松本波亜人と、その母親の元恋人だったヤクザ・渋沢のお話。
波亜人は渋沢を探して見つけ出し、兎に角スキスキアピールしまくる。
男同士の恋愛感情や体の関係を全否定する渋沢は、オツムの弱い男前・波亜人を何とか宥めながらも、心の拠り所として甘えさせてやる。
いつ母親が帰ってもいいように、と、渋沢と同居する事になった波亜人は以前住んでいた場所を手放さないが、実は母親は恋人と心中を図り死んでいた。
その事実は話せないでいる渋沢は――と進んでいきます。
上記3話、続き物です。2話目から、渋沢目線で、内容も多少シリアス傾向にあるかと思います。
本当に波亜人はおばかなんだけど、その真っ直ぐな感情が渋沢には偉く光って見えて、自分のドス黒さを思い知る存在なのだと思います。
そして母親が死んだ事を言わないでいるのも、「あいつが壊れない為の優しさ」と言い訳して託けて、本当は根っこの部分では…という。
ヤクザと高校生~ホスト、という設定。
嫌いじゃないし寧ろ好きですが、あまり心に残らなかったなぁという印象でした。
◆『ソテードオニオン』
小学校からの親友で高校でお付き合いを始めた2人。
コクって来てくれたネギちんと、それをOKした玉ちゃんのお話。
玉ちゃんを好きだと言う学年一の巨乳で可愛い女子との橋渡しをした玉ちゃん。
いざ2人が付き合うと、面白くなくて仕方ない。
いつかの帰り道、それをネギちんに告げると、「俺とデートとかセックスとかしたいの?」と言われ――と続いていきます。
私、このちょっとおばかでピュアな感じ、好きです!
お互い好き同志だったのに伝わってなくて、でも玉ちゃんの気持ちを敏感に察知したネギちんはソッコーで彼女と別れて玉ちゃんにコクる。
いやー!やっぱ学校の屋上は青春色強くてキュンキュンします♡
◆『声が届くのなら』
強面の翔太と、その背後霊・善五のお話。
カツアゲから一人の生徒を守り、誰も居なくなると突然武士の姿の男に声を掛けられる。
拙者と言うわ、刀は持ってるわ、宙に浮くわ…奇妙だと思って居ると、何と翔太の背後霊だと言う男!
そんな善五に「お慕いしている」と言われ――と進んでいきます。
ちょっと切ないかな?と思いつつ、何にも考えずに読み進められるオチが待っています♪
幽霊と人間が致しちゃうお話はよくある設定だと思うので真新しさは有りませんが、随所に出て来るギャグで大いに笑いました。
◆『かみさまの目をぬすんで』
今年三十路に足を突っ込む地味男・楢崎と、年下で若くて男前の同僚・若月のお話。
高校生の頃、友達に告白された楢崎は、無神経な言葉を放った自身の言葉に自分を追い詰めていた。
そして今、同様に同性から告白されている状況に脂汗が流れる。フラッシュバックする。
地味で目立たない自分を、何故彼は好きだと言うのか。
少しでも話してみないと分からない。そう思い、楢崎の方から積極的に話しかけるが――と進んでいきます。
高校時代のその思い出は、そんな言葉をぶつけながら全く友達を嫌いにならなかった。寧ろ好きだったのではないかと思って居た。
だから、次こそは失敗しないと決めていたのに、この時までロクにチャンスが来なかった為、実の所、楢崎は恋愛を知らない、というのですよ。
正にこの楢崎の「好き」だの「愛してる」だのを知らない状況がいいと思いました。
だからこそ、失敗したくないから若月に積極的に話しかけるし、それで若月の赤面した顔とか少し意外な一面を見つける事が出来たのです。
「僕は君を凄く好きになるって 何だか確信があります」
と返事をした楢崎は男前!ほっとして涙流した若月も可愛い!
まぁこれからは何も知らないド天然な楢崎に振り回されつつ、若月ももっと彼を好きになるんだろうなと思えました。
表題作のほかは、ほっこり出来る内容が多かったです♪
おぉー男前なヤクザ×美人ホストなら掃いて捨てるほどあるけど、美人ホスト×男前ヤクザかぁ。
新しいなぁ・・・。
BLも昔からは考えられないほど門戸が広がったよねぇ・・、と思いながらお会計を済ませましたw
うーん。
このシリーズがまるまる一冊か、作中に出てくる弁護士さんとNO.1ホストの派生カップルも混ぜてか、といったような同じ世界観でまとめた方が好みだったなぁ。
表題作のシリーズでは、受けの男前ヤクザの渋沢さんが顔しかとりえのない波亜人くんの帰宅を待ち続けているお母さんが無理心中で亡くなったのを隠すために関係を深めるんです。
「無様で滑稽」だと自覚している行為を続けていく、薄氷一枚の上を歩いていく関係に「これは!」と思ったんですが・・・ほかの作品の降り幅が激しくて入り込めないというかなぁ・・。
親友同士から恋人になった学生ものと守護霊とケンカの強い高校生もの、恋愛感情が理解できない人と生真面目な人とのオフィスラブ・・・なんですけど・・・。
降り幅大きすぎやしませんか!!(笑)
ちょーっと切り替えが厳しい作品でしたねぇ。
表題作は3部作で、顔はいいけど頭がちょっと弱いホストと男前なヤクザさんのお話。
他に短編が3作品とそのうちの一つの番外編が収録されています。
高校生同士で幼馴染、高校生と幽霊、同じ会社に勤めるサラリーマン同士の恋、とそれぞれ設定が全く違っていて、どの作品も楽しめました。
中でもやはり表題作が一番気に入ったのですが、ヤクザの渋沢さんが特に好きです。
鈴木ツタさんが描くオヤジさんは、時々私の萌とは違う時があるのですが、この作品は渋くて男らしくてカッコイイのにとても優しいところが私の好みとぴったり合ってました。
お話の展開も短めの作品なのに捻りがあって、流石ツタさんだな~と思いました。
実はこのお話で脇役で出てくる尚が、「あかないとびら」に収録されている「冷たいさびしがり」の主人公と同一人物です。
時系列的には「冷たいさびしがり」がこの作品のずっと後、という設定です。
尚が気に入られた方には特に興味深いお話かな。もしかしたらちょっと落胆する所もあるかもしれませんが・・・。
笑も散りばめてある物語なのに、
なんとなく切なくなる作品でした。
波亜人は、一時期母親の男であった渋沢のことが気になって仕方ない。
高校時代から追いかけ、卒業してからは、
ホストで生活をしつつも、渋沢を追いかけています。
波亜人自身つらいであろう環境で生活をしてきたのを
渋沢は知っているので、自分が波亜人の逃げ場になってやりたいと
思っている。
何だかんだ、波亜人のことをつっぱねていたけれど、
やっぱり、波亜人自身のことが気になって好きになっていったのだと
思います。
初エチは、何とも驚きでしたが、末永く幸せになってよ!!!
と思わざるを得ないカプでした。
今度CDが出るんですよね。
それで気になってて。
気になりながら、本屋とかで見てたら表紙の彼が自分を見てるような気がして来て。
「買って?」って言ってるような気がしてきて…(爆)
結論から言えば買ってよかったです。
非常に満足しております。
今までに読んだツタさんの作品の中で一番好きかもv
母親の愛人として出会った渋沢。
どこか優しい彼に惹かれて好きになってしまった波亜人。
けれど、その恋は渋沢にストップをかけられていて。
微妙な距離感で2人は接するのだが…。
バカでかわいい波亜人。
ホントばかですね。
ホテルとエロの大発見のくだりがバカらしくて非常に好きです。
でも、ただバカなだけじゃなくてちゃんと考えることもできるというか。
真実を知って自分が優しくされていた意味を考えて。
それでも笑顔というか、常に無邪気な笑顔を見せるところがとてもかわいい。
一方の渋沢。
まさかのオヤジ受!
しかも乗っかってますし。
そうやってどこか演じるようにして波亜人に真実を知られないようにと思いながら。
でも、決してそれだけではなく。
それまでに積もっていた想いも当然あって。
ただそれを波亜人のようにストレートに伝えるには踏ん切りがつかなかったり、大人になりすぎてたり。
最後の最後でようやくその感情を吐き出せてよかった。
なんだかとてもハートフルな作品でした。
個人的には西島と尚が非常に気になりました。
この2人はどんなふうにして一緒に暮らすところまで辿り着いたんだろう。
尚がいう「うちの人」って言い方が非常に好きですvv
「かみさまの目をぬすんで」
楢崎がとにかく不思議というか付き合うには大変そうだなーといった印象。
何事も1つ1つ確かめていく感じがなんとも。
でも、それがどうにも彼の魅力にも見えてきてしまう…。
絶対、こんな人付き合うの面倒だと思うのにツタマジック☆
番外編でも楢崎の質問責め?は健在で、これはある意味、逆言葉責めになっていけるんじゃないかと…。
あとがきで受け攻めが決まってないとおっしゃってましたが、個人的には若月×楢崎希望かなぁ。
それで若月を質問責めにしてどこかいたたまれない気持ちにしてしまえばいいと思う(精神的、楢崎×若月みたいな感じ?)
この2人の更にその後とかあるといいのになー。
表題作はシリーズで、3話分。
コミックスの半分ほどですが、オヤジ好きなら迷わず買うべき!(笑)
ホストとヤクザ(オヤジ)でオヤジ受けv
自分の母親の恋人だった男・渋沢に告白した波亜人。
ヤクザの渋沢は母親に虐待を受けている波亜人が気になってはいたが…。
真っ直ぐ一直線!の波亜人に対し、渋沢さんの揺れる気持ちもいいvv
実は例の三か条は、自分の気持ちを抑えるためだったんじゃないか?
…とかw(妄想)
波亜人は可愛いし、渋沢さんは色っぺぇ。
読み終わって、はぁ~っと満足のため息が漏れましたv
私の大好きなヒゲオヤジの登場ですw
ツタさんの描くヒゲは素晴らしいですね←
はあとのかわいさは異常です。
渋沢に関してはもうかわいいどころの騒ぎじゃないw
私は何気に本編よりソテードオニオンの方が好きでしたね^^
この2人の距離感がたまらなく好きです。
なんでみんなしてそんな可愛いんだ・・・
表題作シリーズ。
お馬鹿ホスト攻のヤクザ受。ヤクザの渋沢さんが苦労人ですごくいい人だった。ホストになった波亜人に母親の死を告げられずとった彼の色々捨て身な行動が愛しくなってしまう。
基本的に渋沢さん好き好き大好きな波亜人が終盤でうっかり格好いいと思ってしまった私の負け。
個人的には高校生二人の話がかわいらしくて一番好きだったかもしれない。
高校生のネギちんと玉ちゃん。
ネギちんはグラビアアイドルの卵の美女を振って玉ちゃんに告白します。
これと言って大きな事件が起る話ではないですが、この元親友の二人の距離感と、若さと馬鹿馬鹿しさが好き。
相変わらずカバー裏が楽しいことになっています。
何人かでやって答え合わせとかしたら楽しいだろうなあ。
この本を読んで、自分が鈴木ツタ作品のどこに惹かれているかはっきりしてきました。そういう意味で面白いというか興味深かったです。
『キャラの後ろ暗さ』だったんだ!
楽しめたんですけども、他のツタさんの本と比べるとそれほど心をつかまれる感じはしなかったです。心のウラにちょっとした陰が有るために思い悩むとか、本人はウラとか陰なんて意識して無いけど周りがそれに巻き込まれちゃうとか、そういう後ろ暗い要素が少なかった。きっと私が萌えるツタさんの作品はそういうモノがじわりと融けていく話なんだろうな。
●表題作+2話。
ホスト青年×ヤクザのオヤジ。舞台が舞台だけにひねくれた奴がドサドサ出てくるかと思いきや。
ホストの波亜人は頭の中がだいぶ残念なことになってるけど純粋で、ヤクザの渋沢も波亜人を真っ直ぐにきちんと考えていて。そういう、“主役の二人にウラが無く、変にひねくれていない”事が良い持ち味になっている気がします。あと、ハゲがイイw
この作品は後ろ暗さも有るっちゃあ有るんですがちょっと弱いかな…。渋沢の後ろ暗さが、そんなに切羽詰まった感じがしなかったからかも知れない。これが、他の作家さんが描いた作品だとしたら結構萌えるような気がします。
●ソテードオニオン
高校生二人の話。付き合う事になったのに、玉ちゃんもネギちんも相手の心が良く分からなくて困ってる様子が可愛い!カラッとしてます。でもやっぱり…何かが足りない…
●声が届くのなら
侍の幽霊×ケンカの強い高校生。侍、明るっ(笑)高校生が侍を許す流れにもうちょっと厚みが欲しかった…!
●かみさまの目をぬすんで+番外編
同じ会社で働くリーマン二人の話。仕事が出来そうな感じの若月くんから突然告白されたサエない楢崎さん。別に二人に接点は無いのに何故…?
これは後ろ暗かった!楢崎さん面白いvやっぱりツタさんの後ろ暗いキャラってイイです!!前髪も新しい。目がすっぽり隠れるくらい長いv書き下ろしマンガのオチも…そういうモノの言い方する人って居るよ居る居る!そして攻受決まってないという衝撃的事実w頑張れ若月くんww
でもこれはこれで別の何かが足りないような…楢崎さんが若月くんを受け入れた決定的なポイント、とかかなあ。
◆まとめ
この後に出た単行本では、ここで足りないと感じたものが随分きちんと描かれていると思います。これからも頑張って欲しい作家さんです…!!!
「あかないとびら」で鈴木ツタさんを知りハマってしまった私♪♪
今回もなかなかの萌えストーリーでした!!
・「僕の知るあなたの話」 母親から虐待を受けていた高校生波亜人(攻め)は、母親の元恋人であるヤクザの渋沢(オヤジ・受け)に恋心を抱き、ヤクザの仲間に入れてもらうよう頼む。それを突き放すことができずに数年一緒に生活するのだが、ある日波亜人の母親が死んでしまうという事件が起こる。渋沢はその訃報を波亜人に知れないようにと・・・。
かわいいオヤジ好きにはたまらない話だと思います。波亜人の泣きぼくろも
超エロい!!(●^o^●)
・「ソテードオニオン」 小学校からの親友根岸(攻め)と和田(受け)の高校ライフのお話。
読んでいて、すごくリアルな感じでした。実際に付き合う二人ってこんな感じなのかな・・・と♪♪ 青春だな~。
・「声が届くのなら」 ちょっとヤンチャだが正義感の強い高校生翔太と
翔太のもとに現れた幕末の幽霊善五の話。
・「かみさまの目をぬすんで」 恋愛にトラウマがある男楢崎と、楢崎を好きになった若月の話。
エッチ:★★☆☆☆ Hは全体的に少ないかな~という感じです。
ただ一つ一つのストーリーが良くて、そこもツタ先生の魅力だなと思いました!!おすすめは波亜人×渋沢の話。オヤジ受けは個人的に好きじゃなかったのですが、Hの最中の渋沢を見てなんか可愛い!!と思ってしまいました。
イラストの美しさのおかげですかね? 笑
『僕の知るあなたの話』『僕の知る僕らの話』『あなたの知る僕らの話』は、母に虐待される高校生(後にホスト)×母の元恋人でヤクザによる連作。
ほだされ系オヤジ受けは本来好きなジャンルのはずなのだが、思いの外ピンと来なかったのが正直なところだ(三作通してのお話としては、もちろん悪くない)。
その理由について考えてみたところ、受けである渋沢は外見も性格も非常に男前な、いわゆる男惚れされるタイプの人物であり、攻めである波亜人に対しても努めて父性的に接しているように見受けられるが、対する波亜人は男惚れ部分をすっ飛ばしていきなり求愛するところがどうも違うような気がしたのである。
短編連作であり、第一作である程度役割分担を明らかにする必要があったのかもしれないが、この早急な出足が後々に惜しい感じを残した感がある。
ところで『あかないとびら』のレビューの方にも書いたが、本シリーズで波亜人の同僚ホストとして登場する尚さんは、実は『あかない…』収録の『冷たいさびしがり』のメイン受け・西島尚と同一人物であると考えられる。
もしこの二作の関係に気付いていない人がいるならば、ぜひ合わせて読んでみて欲しい。
『ソテードオニオン』は高校生同士の可愛い雰囲気の作品。
鈴木ツタ氏の作品といえば直球というよりは変化球のイメージなので、こういうのも悪くないんだが正直需要があるのだろうかと思ったりもした。
『声が届くのなら』は元武士の背後霊×高校生という異色作。
いつ消えてしまうかわからない背後霊の気持ちに応えたあとのばかばかしいオチがよい。
『かみさまの目をぬすんで』はあとがきにも書かれているように、作者にすら受け攻めのわからない会社員カップルの恋の始まりを描いた一作。
そう、表題作の初回もこのくらいに留めておいてもよかったような気がするなぁ。
ツタさんの展開には驚かされる!!
ま、まさか兄貴が受けるとは、、マイファーストオヤジ受け、、悪くないねぇ~。
虐待のニュースが日常な今日、波亜人の孤独さにリアルな切なさを感じました。
こんな境遇の子が珍しくないんだな~と思うとやりきれんのよ。
しんみりとした話になってない分、波亜人の笑顔の無邪気さに泣けました。
波亜人の無邪気さを守ろうとした渋沢さんは漢だよ!受けちゃうんだから。広い意味で。
「お嫁さんに欲しいよ~!」と泣く波亜人に萌え。
とても切なくて、とても優しい話。
恒例の裏表紙!この方は本当サービス精神旺盛ですね。
妄想啓発問題、新たな萌が生まれましたよ。
用務員×生徒会長はどうかしら?
ツタさんはふり幅広い作家さんですな~、一作一作驚きが有り、絵も独特の雰囲気がある。
着色の透明感ある感じも好きだな~。
とても好きな作家さんです。
余談ですが、妹(清純派)が「お姉ちゃんの同級生の○○君アソコに真珠入ってるんだって~」と無邪気に発言した事がありました。
乙女がそんな事言っちゃいか~ん!!
ツタさん…大好きです…!(笑)
最初は
波亜人受けかな…ふーん…
とかなめてかかってたんですが、なんとなんと!
オ ヤ ジ 受 け
(しかもヤクザ)
ど真ん中でしたorz
やられたな~。
渋沢さんの波亜人にたいする甘やかし加減とか、波亜人の一途っぷりとか
全てがツボです。
萌え!
しか言えません。
オヤジ受け大好きな方には是非!読んでいただきたいです。
誰もがこの表紙を見てオヤジ×ホストと思ったであろう。
が…まさかのオヤジ受け。
一瞬目を疑いました。
アレが…アニキに入ってる…??ん!?
いやー器のでかいオヤジですね!!でもかわゆい…!!
受けちゃうなんて。可愛すぎるよ!
まさか部下もアニキがホストに突っ込まれてアンアンなってるとは思いますまい。
一瞬リバでもいいなぁと思ったけど、やっぱりこのカプはこの攻受はないとだめだと思うなぁ
天然攻気質・波亜人。下になるのいやなの?のあたりからメキメキと頭角を現しております。
またこのコマが可愛いんですよね!!口とんがらせちゃってー!
アニキもヤられながら真っ赤になって顔隠したり、事後を部下に見られて必死に追いだしたり、可愛すぎる。
お話的にはシリアス時々コメディってかんじだけど、この二人のキャラクターが素晴らしかったです。
いつまでもアホのこ波亜人に振り回されてくださいね、アニキ!
それにしても真性オヤジ・西島とキラキラ星人・尚の関係が気になる…!!
もちろん尚は受け?…と見せかけて西島受もありうるから恐ろしいところ。
他収録は、バカ高校生sのお話が可愛かったなー
こんなバカでポップなお話はツタさん作品では初めて見た。
意外にイケるもんだ。幅が広いぜ、ツタさん!
そして恒例!!カバー裏&あとがき!!
ツタさんのユーモアあふれる仕上がりとなっております。
ほんといつもココを見るのが一番楽しみだったりする。
先生!私のカバー裏は線だらけで大変ややこしくなりましたが!?笑
ホスト×ヤクザなんて素敵すぎっ
しかも年下攻めっっ
中でも『声が届くなら』がもぉ~大好きな話ですっ
幽霊なんですっ
友に話ても「はぁっ?」と言われ続けた幽霊ネタをツタさんがぁぁ~
ツタさん大好きですっ
ツタさんには、私のツボがバレてるのかぁぁっっ∑(`Д´ って言うくらいドツボの作品を提供してくれますっ
幽霊は、明日消えちゃうかもしれない…、もしくは、次の瞬間には…みたいなとこがいいんですっっ
ツタさんの次回作にも期待ですっっ
ひゃっほう!ヒゲ受け、オヤジ受け、ヤクザ受けでございます!
鈴木ツタさんはダークなものもなかなか上手だなぁと思うのですが、今回はラブラブ短編集です。
[僕の知るあなたの話]
母親から虐待されている高校生、松本波亜人は、いつも優しく接してくれた母親の元恋人・渋沢のことが大好き。
はあと君がね、可哀相な生い立ちなのに、素直でバカで可愛いんです❤
泣きぽくろもあるし。どんなにひどい母親でも待ってるけなげさもあり。
んで、羊は、
えっちシーンが始まっても、かなりのところまで、受けだと思っていました。
これがどっこい、攻めでした(笑)
確かに高校生ながら、ヤクザの渋沢に告白&ちゅーしたりして、よく読めば攻め攻めしいかも?
びっくりした渋沢の[性教育三か条]が笑えます。
その一 「男は男にチューしてはならない」
その二 「男は男の布団に潜り込むな」
その三 「男は男を好きになっちゃダメ」
これ守ったらBLが成立しませんがな(笑)
ところで羊は、渋沢のルックスがものすげぇ好みなんですがっっっ
もんもん背負って、ナニに歯ブラシの柄から作った真珠も入ってて、受け。
めっちゃ持ち腐れてます。
あと、気になるのがも一つのカップル、目つきの悪いイケメンホスト(実は世話好き) 尚(ヒサシ)君と、闇金の西島。
養子縁組しようって仲なんですよね~。この二人の馴れ初めとかウケセメどっちなんだとか、いろいろいろいろ気になってしまうんですが。
そのうちこの二人も書いてくれるといいなぁ~
[ソテードオニオン]
おバカな高校生二人の青春というか性春?ふたりの名前が「玉ちゃん」と「ネギちん」。
玉ねぎ炒めるわけだから、要は甘いんですね!甘い❤可愛いです。
[声が届くのなら]
高校生と、彼に憑いた守護霊のお侍さんのお話。
怖くはなくって、だんだん他の人にも見えてしまったり、お粥作れるようになったりして、「ヒト化」してくるお侍さん(笑)
いつも傍にいて、命をかけて守ってくれる(死んでるけど)守護霊さま、羊も欲しいです。
[かみさまの目をぬすんで]
真面目で潔癖な感じの攻め君若月がまたカッコいいです。目ヂカラにくらっとしました。
直球かと思えば、赤面したり、ギャップもまたそそる。
告白されちゃうちょっと世間ずれした楢崎の開き直りと「何にも知らなすぎだろ」加減もよいし。
あ、若月を攻め君て決めつけてしまったが、このカップル、ツタ先生はウケセメ未決定らしいです。確かにどっちでもイケる。考えれば考えるほど悩んだお気持ちもわかります。
短い話ですが、結構好き。
どれもちょっと笑えて楽しくて、どの男もカッコ良くて可愛い❤
楽しめました!!
あー一言で言ってしまえばこのカップルが好きすぎました。困りました。
いや困らなくてもいいんですけど、なんかこのダメさかげんというか、さっぱりさわやかじゃなくて、かなりいやらしい感じが何というかたまらなかったんですね!
鈴木ツタさんは好きな作家さんなんで、今まで出た本はすべて持ってるんですけどね、何というかいい意味で何か裏切られることが多いんです。
今回はこの受けと攻め、両方にやられましたね。言ってしまえば通常の逆って感じなんですが、いい感じでそれを持って行ってるんですよねー!
逆にするってだけじゃなく、ちゃんと+αがあるんですよね。
二人ともダメな感じの人間で、そしてそのダメな感じがとても愛おしい。
きれいだけど汚い、汚いけどきれいな絶妙なバランスの中で、傷をなめ合うように結ばれてるのに悲壮感がないのが読後感の良さにつながってる気がします。
他カプの話も是非読みたいなぁ…ないんだろうか? あって欲しいです!
感情的な感想になりましたが、今回の本は「あ、思ってたのと違う!」って感じの話が多かったです。
唯一学園のだけは結構普通だったけど、それもきっちり萌えさせていただきましたしね!
最後のあとがきとか読むと今回の内容に納得いくかも。
そして、表紙裏は必ずめくってほくそ笑んでください!
お久しぶりです~! コメありがとうございます!
まだ落ち着いてないんだけど、とりあえず今身の回りにある分だけでも書いちゃおうかなって思ってまた始めてみました(*^ー゚)b
これはお勧めですよー! 今もリアルでリピってますしね!読みたいって言ってもらってうれしいです( *´艸`)
雑誌掲載当時から早くまとまらないかなって思ってたんで、続けて読めてうれしいです
BLは見たとき買っておかないとなくなるから大変ですよね(;´Д`)
私もダブりそうで手に取ったのもっかい戻して、あちゃ!家になかった!って時は凹みますな…
おお、もとさんだ~。
こちらではお久しぶりです(゚∇^*)
まだこの本買ってないんですよね~。
確か雑誌で読んでたはずなんですが、ちょっと記憶が途切れ途切れ・・・。
まあツタさんだったら間違いないと思ってるんで、信用買いするつもりではいましたが、もとさんのレビュ読んで早く読みたくなりましたよっ。
そうだ、これキュっとくる感じのお話ですよねえ(笑)
わかるわかる。
しかしその前に積んでるモノを片付けるべきか・・・最近、どれを読んだのか分からなくなっている危険な状況です。
同じものもよく買っちゃいます・・・_| ̄|○ il||li
でもこれだけ先に買って読んじゃおうかなあ。
雑誌でこの話をチラッと見かけたときからコミックスになるのを今か今かと楽しみにしてました(*゚∀゚)=3ハァハァ
なにぶん、この受けてるおっさんが好みすぎる。
予想に反して、何話か連載されてた作品だったんだね。
保護者から恋人に代わるまで。
「大切」の意味が変わる瞬間っていうのがトキメキ倍増させてくれます。
攻の子の母親が亡くなった。
=俺はお前が悲しむのに耐えられない=
心理描写がすごくイイ。
胸が苦しくなって鼻がツンとなって。
「どうする」
その表情ひとコマひとコマがずしっとした錘のように感じました(;´Д⊂)
そんな切ないシーンなのに、男の起立にまたがる髭面が可愛いと思ってしまう。
ときめいてしまう。不用意にも興奮おさまらず。
いろんな意味で心臓に悪い作品でした。おいしすぎる。
続編がでるなら、極上に甘いべったべたな話が読みたいな。
表題作シリーズ3作と短編集です。作品データはシリーズ通してのデータです。
「僕の知るあなたの話」は高校生の波亜人×母親の元彼の話です。キス止まりなので、もしやもしや・・・と思って続きを読みましたら、やっぱりオジサン受け。ホスト×ヤクザです。
波亜人君(←こんな名前の子いないよと言えない今の世の中が怖い)が大変な生活を強いられている割に、ポヤーンとかスッコーンとか表現したくなるようなバカっぷりなので、可愛くてほっとけないんですね渋沢さん。頼まれないうちに乗っかっちゃうところが男前。
波亜人の母親の暗い影をそこここににじませながら、お話としてはコメディータッチで展開します。
波亜人はとにかく渋沢さんのことが好きで、男の3ヶ条(渋沢作:なかなか良くできた3ヶ条です)を守ってでも一緒にいたい。渋沢は波亜人のことが可愛くてほっておけなくて、さらに母親の事件を知らせたくなくて包み込もうとする。お互いを思う気持ちがたっぷりと漂っていて、バカとヤクザの話なのに、二人がとっても可愛いんです。
渋沢さんってお嫁さんって言うよりお姉さん?
脇キャラの西島・尚ペアもなにやら面白そうな組み合わせで、是非とも別のお話で読ませて欲しいと思いました。
他は、腐れ縁の高校生カップル・幕末浪人の幽霊と高校生・会社員と色とりどり。全般的にヘタレています。鈴木作品ならではだと思いますが、今回はちょっと腹黒なタイプはいないかな。
この中ではやっぱり私は大人カップルが一番好き。「かみさまの目をぬすんで」の楢崎さん、カマトト過ぎます。
アラスジを呼んで一番にツッコミました。
中を読んで「なるほど・・・」と。
本名で源氏名・・・もう天職ですね!
ツタさん作品の中では本作が一番読みやすかったです。
表題作もかわいいおっさんにときめきました。
波亜人がかわいいって言ってる渋沢アンタがかわいいよ!!
ツタさんのおっさん好きがにじみ出ている画面でした。おっさん好きにはたまらない。
すね毛が生えてるのもたまらない。
高校生カップルもアホっ子で可愛かったです。
ゆるい感じがなんともいい。
自分の家がだめで「どこいく?」でカラオケに行く金もない高校生たちは
校舎の屋上で青姦です。
このシチュマニアックぶり!
単に屋上でというのではなく、流れがあるのがかわいいな~と思いました。
受攻が決まってないBLというのも良いではないですか(笑)
セルフジャッジで妄想できてお得ですね。
このお話も読んでてかわいいなーかわいいなーとニヤニヤしてしまいました。
好きになった理由が、とてもよく表現されてたと思います。
人に好意を抱いてるって分かった時は相手を観察しすぎてて、どこを好きになったかなんて説明できないもんですよね。
対してこんな僕のどこがよかったの?という疑問もすごくよくわかる!
聞きたくなる!
そんな気持ちのはぐくみ方が面白い漫画でした。
あとがきも相変わらず、ツタさんご本人がかわいかったです。
カバー裏も毎回凝ってますね。最後まで読んでめくるのが楽しみだったりします。
鈴木ツタさんのユーモア、好きだ!
面白かったです。
表題作の連作、プラス短編がいくつか。
どれも面白かったけど、やっぱり表題作が一番好きだったです。この二人のコンビはもっと読みたい。
渋いヤクザと、おバカワンコなホスト。
ヤクザはホストくんの母親の元カレです。
ホストくんは高校生のころからヤクザのことが好きで、告ったりキスしたりしては、イヤがられつつ可愛がられてます。
失踪した母親の死が二人の関係を変えるんですが、重さ暗さをまったく感じさせないところが鈴木ツタさんらしいなと思いました。主要キャラであるはずのこの母親の顔を描かず、感情移入もさせないストーリー構成にしてた意味が解りました。
念願の初エッチ。
『そっちかよ!』ってコミックに向かって裏手でツッコミ入れたのは私だけではあるまい。
あー、確かに、鈴木ツタさんは、フケ受け好きですけど、そういう意味じゃなく、単に、絵に顔アップが多いんで、細かいものが見えにくくなってきた年寄りにも優しいなぁって
表題作の
「顔はいいのに、頭の中はだいぶ残念なことになっているガキ」波亜人くん
いつの間にやらホストになっても、ずっと変わらずヤクザの渋沢が好きで、
渋沢はあることがきっかけで、波亜人の愛を受け入れるのだが、
文字通り「受け入れる」のだが
「やっぱ、そっちかよ!!」
鈴木ツタなので必然、、、、なのでしょう
ってことは、尚さんと西島も?
尚さんが「かわいいから、いじめてあげる」な感じだったりするのか?
西島に?
うーーわーーっ、読みたいけど、、、
読みたいけど、商業史的には無理っぽいよね
となると、同人誌?
マジありそう、
で、鈴木ツタの同人誌、顔のアップが多いから、版が大きくなると大迫力すぎて、むしろ怖いんですけど
本の話からそれすぎた、、、
高校生の短編2編は、普通に見た目を裏切らないBL
最後のリーマン話は、受け攻め決まる前に終わってる。
お持ち帰りされた楢崎がどうなる(する)のか、とっても楽しみだ
これ、「僕の知る…」シリーズと「神様の…」シリーズ、それぞれにおまけ話を付け加えてCDにしてくれたりするとうれしいな。
渋沢が藤原啓治(爆)、波亜人は健ちゃんか、すがぽんでどうだ!(自分で書いていて、あまりにも夢なキャスティングに目眩する。菅沼×藤原はいくら何でもあり得なすぎだろう)
「僕の知るあなたの話」「僕の知る僕らの話」「あなたの知る僕らの話」⇒松本波亜人(ホスト 渋沢を慕っている)×渋沢(ヤクザ 元波亜人の母の彼氏)
「ソテードオニオン」⇒ネギちん(根岸拓 高校生)×玉ちゃん(和田玉央 高校生)
「声が届くのなら」⇒斉藤善五(脱藩浪人の幽霊)×翔太(高校生)
「かみさまの目をぬすんで」「かみさまの目をぬすんで番外編」(描き下ろし)⇒≪リーマン≫
表題作「僕の知るあなたの話」のシリーズは、母親の元彼氏であるヤクザの渋沢と、渋沢に想いを寄せているホストの波亜人(はあと)の話です(「僕の知るあなたの話」は波亜人が高校生の頃の話)。
「僕の知るあなたの話」では比較的こざっぱりしている渋沢ですが、「僕の知る僕らの話」以降は無精髭を生やし、イイ具合にくたびれた中年ヤクザになっています。そしてそんなくたびれた男が突っ込まれる側という大変オイシイ設定です。不器用な中年ヤクザが色々小細工をして波亜人を守っているつもりが、実は年下の波亜人に甘やかされていたという展開がとっても萌えました。
それから、この話の中で出てくる、西島(金貸し?)と尚(ホスト)カップル(夫婦)が大変気になりました。どちらが嫁なのかは不明ですが、私は尚が女王様受なのでは!?と予想しています。この二人の話は連載とかされているんですかね!?すごく気になるカップルです。
「僕の知るあなたの話」シリーズがとても好きだったので、むしろ丸々1冊全てこのシリーズでも良い位でした。…というか本当にもっと読みたかったので、他の作品を読んでいてもどこか残念な気持ちを引きずってしまって単純に楽しめませんでした(と言いつつ高校生カップルの「ソテードオニオン」も結構好き)。描き下ろしも違うカップルのその後談だったので、欲求不満気味の評価として[萌]にしました。
それから……
カバー裏の“妄想啓発問題”の組み合わせは思わず真剣に考えてしまいました。