初恋の70%は、

hatsukoi no 70% wa

初恋的70%是…

初恋の70%は、
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神21
  • 萌×214
  • 萌24
  • 中立4
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
26
得点
237
評価数
64
平均
3.8 / 5
神率
32.8%
著者
山中ヒコ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
価格
¥552(税抜)  
ISBN
9784403662256

あらすじ

何でもそつなくこなすモテ男の春日部は、陸上部の杉山のひたむきに走る姿を目で追ううちに興味を覚え、妄想の中で彼にいやらしいことをするようになってゆく。仲良くなりたいのに話しかけることもできないでいたある日、文化祭の実行委員会で杉山と一緒になるが……? 高校生同士のもどかしい恋を集めたデビュー・コミックス!!
出版社より

表題作初恋の70%は、

春日部くん 高2
陸上部の杉山くん 高2

同時収録作品少年について

佐々木 高校1年生
田中ゆうき 高校1年生 15才

同時収録作品恋と恋の間

加藤 高校生
行田 高校生 中学でのテニス部の先輩

その他の収録作品

  • はつこいけいぞくちゅう

レビュー投稿数26

切ない初恋がかわいい

先生のほわっとしながら味があり色っぽい絵が好きで。
本作でもそれを見られてうれしい。
初単行本なんですね。

杉本が黒髪無愛想で好みのタイプ♡

春日部が杉本に一目惚れして、エロい妄想する時、ちび春日部が頭抱えて悶えているのがかわいい。

イケメン無気力だった春日部が杉本の色気にやられてオロオロドキドキするのがおもしろくて笑ってしまう。
本人必死なのにごめんね真剣だからこそ微笑ましいのだ。

意を決して杉本に話しかけに行ったのにろくに話せずへこむ春日部が自分のことを
「虫けらだ」「ゴミだ」
と言ってるのツボったww
そこまでーー!?て。
あんな何も関心のないようなモテキャラだったのにね。

親しくなってスキンシップしてくる杉山にギャップ萌えして切なくなっている春日部に萌え。
片思い男子好きなので。

ラストの文化祭のファッションショーネタがよくわかんなかったけどw
ま、両思いになってハピエンてことですかね。

描き下ろしもかわいかった。
春日部の妄想力は健在で、杉山のことが大好きで。
杉山かわいいかわいい
妄想の10倍…100倍かわいかった
てよかったよかったねと。
杉山も彼なりに春日部のことが好きみたいで2人のこれからも見てみたいと思いました。

欲を言えば、ちゅうのコマが擬音だけで唇が離れている絵がいくつかあったので、くっついてるとこが見たかったなぁ〜w

0

キャッチフレーズは「輝く青春」ですので

高校生達がとても高校生らしく過ごしている短編3作品が収録されています。
女子と男子の溝とか、朝から髪型決めて話しかけようとするとか、失敗して学校辞めるしかないと思うとか、毎日卑猥な妄想してるとか笑
後から考えればどうでもいいような事に、真剣になれるって素晴らしい。

お話はとても上手いのですが、絵が(好みもあるけど)かなり荒いです。お話の雰囲気とはあっているのだけど、もう少し…!と思ってしまう。
ストーリーだけなら萌2

1

若いってすばらしい

学生時代を思い出す、王道の片想いBLでした。

初恋の70%がかわいくて面白くて。

最初は見た目から入り、妄想までしてしまうけど、中身を知り…身体だけでなく人としても惹かれていくって、一目惚れの1番楽しいところですよね〜

陸上部こ杉山くんがほんとに好みで、主人公の春日部くんと同じ気持ちで舞い上がったり妄想したりして甘酸っぱい気持ちになれました。

ぴゅあっぴゅあな可愛いBLをありがとう!

大好きな作品になったので、是非2人の後日談ももっと読みたいな。
てか山中ヒコさん片想い描くの上手すぎですよ!もっと描いてください!!

4

みずみずしさを、隠さない。

王道の学生BLでした。
ただ、王道といっても矛盾点なくすんなり「かわいいなぁ」と
思えるBLは久しぶりでした。

表題作の「初恋の70%は、」は
主人公の春日部くんがだんだんと杉山くんに恋していく、という内容なのですが、誰もが感じたことのある恋の芽生えをよく表現しているなと思いました。
いつでも頑張る人はきらきらしているし、男だから好きになったわけではないんだなぁ…。しみじみ。
男なのにどうして好きになってしまうんだろうと思う反面、自分の気持ちには正直になりたい思春期真っ盛りなところがかわいいです。
正反対の春日部くんと杉山くんですが、今後自分とは違う考え方や行動を感じて、相手のことを思いやったり、すれ違ったりして成長していくんだなぁと思うと続きが読みたくなってしまいます。

あとのふたつの作品も良かったのですが、やはりこのコミックスでは
初恋の〜が一番、高校生ならではのドキドキを味わえたように思います。

1

初恋の70%は、


続きを考えて見ました。やっぱり、妄想ですかね。

初恋の70%は、妄想から始まる。

文化祭の委員会に選ばれ、部活が忙しいからと出なかった委員会で女子たちに美術スタッフにされる杉山。
チャンスだと思った春日部は自分も立候補する。

この女子が意地悪で最悪です。
自分が作り忘れた看板を春日部に作って欲しいと頼み、春日部は杉山は部活が忙しいから一人で作り上げちゃうんですが、女子がその事を杉山に告げます。
「美術スタッフって2人しかいない 杉山は週1しか参加してない 春日部は毎日参加していた 杉山の仕事でもあるんだよ」
的な事を言うのですが、杉山は最初からインハイがあるから部活を優先すると言っていて、杉山をよく思わない女子が勝手に美術スタッフにして、看板も自分が作り忘れたのに何言ってるんだと。
春日部に気があるらしいけど自分勝手な女子です。

山中ヒコ先生の脱力っぽいイラストが好きです。
て、小鳥みたいだなと思うんですけど、杉山は頭が黒くて頬が赤い小鳥みたいだなと思っていたんですが、カバー裏見たら、春日部ビジョンではバンビらしいですね。

やっぱり、妄想から始まり、妄想継続中だと思います。

0

残りの30%とは一体?

山中ヒコさんを好きになってから、
様々な書店を歩き回ったんですが、こちらの本だけが
中々見つからなかったので、あきらめていたんですが、
まん×らけさんに出向いた時に偶然発見したので
購入にいたりました。デビューコミックなだけあり
絵は発展途上なんですが、独特の絵柄は昔からなんですね。

「初恋の70%は、」
攻めが受けといたしている妄想をしながら
もんもんと過ごし、少しずつ二人の距離が縮んでいく話です。
本編では、攻めが受けに気持ちを伝えるところでおわります。
攻めは最低な奴なんですが、受けは無駄に硬派で男前です。
陸上に対して真剣で、だからこそ悩んでいる姿が
青春の香りをかもしだしています。
今までいい加減な恋愛しかしたことがなかった攻めが
受けのことを好きになって、健気なことをしちゃうところが
可愛かったです。

「少年について」
受けがヤンキーたち?から絡まれているところ
攻めが助けに入ってくれて、華麗にぼこぼこにしてくれる話。
元々クラスメイトだったけれど、喋ったことはなく
この件がきっかけで仲良くなっていきます。
攻めの顔が個人的に好みで格好良かったです。
表情があまり変わらないので、何を考えているのか
分からないところ等良かったです。
最後のオチに笑いました。卒業文集ってそれ、何年前のやつですかw

「恋と恋の間」
受けが片思いしていて、その受けに片思いしている攻めの話。
受けの想いが切なくて、やけになってしちゃうところが
可哀想で痛ましかったです。攻めも美味しい思いはしますが
良心的なところも持っていたようで安心しました。
慰めることでほだされた受けが攻めに振り向いてくれるかもしれませんね。
ぜひとも攻めには頑張っていただきたいです。

「はつこいけいぞくちゅう」
表題作の続き。
ちゅーとか普通にしちゃってるふたりの関係が少しずつ変わっています。
相変わらず受けが男前です。
キスしたあとに拭いますが、拒みはしない中途半端な態度に
攻めもこれはどういうことなんだろうか?と疑問を抱きます。
料理上手というスキルを見せてくれた攻めは
主夫になれると思います。正直攻めの方が乙女ですねw

1

独特な絵とこのゆるいテンポ。癖になりますね。

山中ヒコさんを初めて読んだコミックスがあまり好みではなくて、でも高評価が気になって「エンドゲーム」を読んで打ち抜かれました。あの話はすご過ぎた!
そして、三冊目がこの本でした。
何となくヒコさんの魅力が分かってきました。独特な絵とこのゆるいテンポ。癖になりますね。
表題作よりも、先輩の片想いをずっと見守っていた話の方が切なくて好きです。名前も知らない片想いしている先輩に片想いって、とても萌える!

ですが、表題作の
「………嬉しい……!!オレの好きな男が女子共に嫌われていく……!!」って台詞が何故かツボにはいって、思い出してはにやにやしてしまいます。
分かる、そういうの分かるよ!
皆が嫌っても、自分だけが好きならいいのです。
奇跡のような、そうでもないような、ハッピーエンドでよかったね、春日部くん。

1

初々しく、気恥ずかしく。

高校生同士のお話です。
山中先生の初単行本ということだが、確かに絵はもう一息。
この頃に比べると、最近の絵は上手くなられたんだな〜と思いました。
でも、表紙のセンスは素敵。

内容的には、初々しいくて恥ずかしい高校生の恋に
きゅんとする、という感じでしょうか。

背が高くて顔も良くて、彼女に不自由した事がない春日部が
ストイックに陸上に打ち込む杉山に恋してしまう。
男相手になんで〜?とグルグルしながら、妄想が止まらず、
お近づきになろうとしても、話しかけるの一つにいちいち大変!
そんな様子がなんとも可愛く、甘酸っぱい気分になるお話でした。

表題作の他、学生同士の話が2作。
どちらも悪くないお話でした。

5

かわいい。とにかくかわいい。

ヒコさん好きです。
イラストくせあるのに
読み終わるころには気にならなくなる。
その繰り返しです。

高校生の2人
1人は女性と長くつきあうことなく、次々と別れて又付き合うを繰り返す、くるもの拒まずの春日部くん。

1人は陸上をしているまゆげが太い杉山くん。

杉山くんが気になって仕方がなくなる。妄想までしてしまう。

話の内容としては珍しくもないのですが、ヒコさんのテンポと感情の揺れかたがはまっているのか
とても切なく淡い気持ちになります。

書き下ろしでやっとの体の関係が描かれていますが
それがなくても全く違和感もないラブラブな感じです

3

山中ヒコさんのデビューコミックス

山中ヒコさんは、絵柄が独特なので好き嫌いが出るかもしれないのですが、雰囲気とかキャラが持ってるおぼこさが滲み出るような感じがして好きな作家さんの一人です。
この本には3つのお話が収録されているのですが、どのお話も高校生が主人公で初恋の甘酸っぱさとか、片思いの切なさが詰まっている一冊です。
どのお話も好きなのですが、それぞれのお話で気に入った所を上げれば、表題作では受けの杉山君の天邪鬼さと攻めの春日部君の健気さ(陰で杉山を支えるって高校生なのにしっかりしてるじゃないか!)、「少年について」では受けの田中君の健気さ、「恋と恋の間」では行田先輩の叶えられない恋の切なさが好きでした。

0

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