碧のかたみ 2

ao no katami

碧のかたみ 2
  • 電子単行本
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%
著者
近江谷 よこやま 
原作
尾上与一  
媒体
漫画(コミック)
出版社
小学館
レーベル
SEED COMICS F
シリーズ
1945シリーズ
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

尾上与一著の戦時BLが待望のコミカライズ!!
時は大東亜戦争の真っ只中。最前線で難攻不落の航空隊基地として恐れられているラバウル基地に着任した厚谷六郎は、「ラバウルの五連星」・琴平恒に出会う。
パイロットとしては優秀だが、喧嘩の絶えない問題児のため持て余されていた恒と「夜間戦闘機・月光」でペアを組まされることになった六郎。共に生活していく中で、恒の思いや優しさを知り、次第に惹かれていくが…
「俺と一緒に、空で死ぬか?」
近づく敗戦の影、過酷な状況で生き残りをかけた戦いが繰り広げられる。
死と隣り合わせの儚い世界で、命賭ける二人の青春物語。待望の第2巻配信。

同時収録作品書き下ろし漫画 トマト畑にて

その他の収録作品

  • 書き下ろしイラスト

レビュー投稿数1

原作に忠実で全ページカラー

尾上与一先生の小説「碧のかたみ」のコミカライズ。1巻に引き続き2巻も全ページカラーです。本当に贅沢。
第2巻は、第8話から第12話を収録。原作だと小説(キャラ文庫)の115ページから190ページに相当します。1巻と同様、原作に忠実です。科白も原作とほぼ同じ。
このまま最後までマンガにするんですね。大変。私は最初コミカライズの話をきいたときにはもっと軽く考えており、数話分を電子単話で配信するだけなのかと思っていたのです。(つまり、ほのぼのしたマンガにしやすい箇所のみ作画して、この続きは原作で、とするなど) 何故ならこのシリーズは太平洋戦争の話で、本作の舞台はラバウルで主人公は海軍の戦闘機乗りだからです。BL小説としても異色と思いますが、ましてやマンガにするとより一層なまなましく生と死が隣り合わせですし、戦闘シーンはあるし爆撃もあるし流血やらマラリアやら、そのような様々を文字でなく絵で表す。真っ向勝負です。今さらですが、覚悟をもってコミカライズに踏み切ったのだなと2巻を読んで改めて思いました。
2巻は空戦の場面もありますし、戦況が悪化してもいるので、本当に描くのが大変と思います。この続きも既に単話配信されていますが最後まで見届けたいと思います。
書き下ろしイラストの、ハイビスカスに囲まれてのキスがとても可愛いです。あの場面の補完ですね。
書き下ろし漫画の「トマト畑にて」は1Pでしたが二人らしくて笑ってしまいました。

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