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この人は俺のものにはならない
tsuma to sex resu nanode otoko to furin shimashita
ひょんなことから「従業員と店長」をこえた関係になって、一緒に過ごす楽しさはあってもまだ気持ちは伴っていないかな?というところで終わっていた前巻。
そこから一気にふたりの気持ちも関係も加速していく様子が描かれていた2巻でした。
pixivでの連載はふたりの関係が時系列ではなくて
どういう流れになるのか楽しみにしていたので
こうくるか…!と、新鮮な気持ちで楽しませてもらいました。
吉田と明人の関係にスポットを当てているけれど
心の内側にある葛藤やそれぞれの人間関係、仕事での出来事など
彼らが気持ちを変化させていくことになるキッカケが繋がるように描かれているストーリーがすごく奥深いなと感じます。
さらっと始まった秘密の関係だけども
ふたりともはじめから寂しさを埋めるためだけの遊びとか単なる出来心、みたいには思っていないのは伝わってきていたので
心が動いていくのは必然だったのだな。と納得できる展開でした。
吉田と明人はすべての相性が良いんです。
でもだからといって許されることはない関係なのがなんとも切ない。
結婚する前に出会えていたら良かったのにね…。
夫婦のカタチは様々で、彼らの日々も揃って選択した道なはずで。
彩未も努力していないわけではないし、好きだからこそ明人に甘えきっている部分は可愛らしくもあるけれど
夫婦だからって何に対しても同じ気持ちでいられるわけはないのに、そこから目を背けている未熟さにヒヤヒヤします。
『結婚』は永遠の約束ではないことをこれから知っていくのでしょうね…。
(とは言え、不倫は良くないことですが。)
心配になるレベルでとにかく吉田がいい人すぎるので、彼が救われる未来が待っていることを願うばかりです。
忠志の拗らせも大概ですしね…。
でもこの泥沼感が本当にクセになる!そんな作品です。
次巻が出るまでまた色々おさらいしてみようと思います。
ついに物理的にひとつになった店長と吉田さん!
しかし、pixivでその後の二人の行く末をわかってしまっているので、2巻の話の展開はゆっくりめというかモタモタしたように感じてしまいました。
良く言えば丁寧な描写なんですが、もう少し勢いが欲しかったかなー。とはいえ気になる所で次巻へ続く…3巻はもっとドロドロした展開になるのかしら。
あまり萌えなどは感じにくい作品なので、もはやBLというよりは人間ドラマとして読んでる感はありますが、BLだからこそ胸クソ悪くなく読める部分もありますね。
純粋にBLとして楽しめるようになるのは店長が離婚してからのお話になりそうかな。それも楽しみです。
不倫ゆえのもだもだ感を楽しむ作品ですかね。
お互いが不倫、遊びだと承知の上で関係を持った。
が、虚しさがある。
一緒にいる時間をもっと楽しみたい。
でも隠れて会うことしかできない。
もどかしい。
そんな2人と周囲が今後どうなっていくのか。
その辺を萌えやきゅんとして楽しめるといいんだろうなと思います。
が、私は相手への誠実さとか裏切りについてどう考たらいいんだろう…となってしまって純粋に恋愛モノを楽しむには複雑なお話だと感じました。
あと、片方が女性ぽく見える、とBLの感想ではあまり言いたくないんですが、そう感じることが多いのは仕方ないんですかね。
そういう関係性で片方が女性ぽい表情になるのは自然なことなんでしょうか。こういうキャラが求められるのがメジャーなのかな。
個人的に男同士の恋愛が見たくてBLを読んでいるので、未だにこの疑問を持つことが多いです。すみません。
BL漫画に限らず、漫画でも映画でも小説でも、なんなら現実でも「もっと会話をしろよ!」と思うことがままありますが、問題解決のために会話を必要としているのではなく、問題を顕在化しないために会話を避けている状態なので「もっと会話をしろよ!」とは言えないわけです。不倫漫画の面白さはここにあるのかと、勝手に納得してしまいました。
吉田さんと店長は会話できないし、店長と妻も会話ができない。ここが会話しない間に、周囲からこの不倫が漏れるんだろうな〜本人たちの望まない形で伝わるんだろうな〜と思うと不幸しかない。ま、吉田さんと店長は、不倫関係を第三者に相談したり、武勇伝の如く話したり、しないだけ懸命なわけですが。
それはそうとして、吉田さんと店長はこんなに仲良しなのに!結婚なんてしてなきゃ良かったのに!と思わざるを得ない。でも結婚してたからこそ、店長は男の吉田さんと楽しい関係になれたのかな、という気もするし。世の中ままならないな。
兎にも角にも相変わらず大変面白かった。絵も可愛くて大好き。お店描写まぁまぁあったけど、今回雑貨のわっちゃり感はあまりなかった気がする。18禁コーナーからの振り返り店長が特に可愛かった。続きももちろん買います。
奥さんは不倫を知ってどう振る舞うのか、1巻からずっと気になっています…
わたしは、不倫されて結果も残された身としては、このコミックの関係を不倫と定義づけるものなのだろうかと、まわりから責められるべきことなのかな、と、疑問を持ちつつ読んでいます。
わたしがこの妻の立場だったら怒れないだろうな。
ヴィレッジヴァンガードが職場モデルのようで、うぐいす先生もそちらでお仕事なされていると聞いたことがあります。
複数店舗の閉鎖が決まったのをニュースでみましたが、ヴィレヴァンで購入してお店に貢献しよう!と知り合いにもおすすめしようと思います。
人物像も、ストーリーも素敵な1冊です!!
おすすめです!
読む人を選ぶなど言われますがこの表紙をみて気になったら読んでみることをオススメします。
常識の外にいる人たちが世の中には想像よりたくさんいてSNSでは完全悪とされ排除のされがちですがそこに至るまでの過程ってどの程度想像出来ているのかな?と思うことがあります。
不倫はどんな過程があったとしてもダメですよ。もちろん。常識です。どんなに話が合う人でも居心地がよくても踏み留まる勇気がなきゃ。でも、でもさ。と思うのです。
「優しさ」は時に言葉通り人を救う温かさをもたらすけれど、その優しさを発した方も受けた方も苦しくなる事もゼロではない
そして「優しさ」が善意由来なのか?「弱さ」故なのか?でもその効果は違って来るのも無くはない
店長は間違いなく「優しい人」
バイトの明らかなサボリにも寛大に対応してる
大人として、良い上司としてという面は勿論ある
これは「善意」
でも面倒や無駄な衝突を避けたいという気持ちも無くはない気がする
これは「弱さ」
この事と結婚生活を同列に語るのは暴論なのかも知れないけれど、これもまたその人の本質なのかな?と思うのです
特に明人は「店長」として仕事をしているのでその人柄は多少なりとも反映してると思うのです
そう思うと・・・
奥さんと「離婚しない」事もまた優しさと弱さが彼の中でせめぎ合ってるように思えてしまう
決して彼女が嫌な訳ではない
離婚を自分から切り出して彼女を傷付けてしまう、嫌な思いをさせてしまう事はしたくない
大事である人を自分が傷付ける行動を取りたくない
黙っていれば、吉田との関係を無かったものとして彼女の前で過ごせれば「今の関係が続けられる」
明人が実際どう思ってるのか?までは描かれてないけれど、私にはそんな明人の中の「優しさ」故の葛藤と防衛のせめぎ合いが垣間見えるように感じました
奥さんの立場でも吉田の立場でも、そして明人の立場でもそれぞれの立場・視点から色んな解釈の余地を感じるお話しです
多分どんな答えが出ても私の「正解」ではないと思う
だけど、それでいいと思う
恋や愛は相手や状況が変われば幾通りもの選択の道がある
だから「正義」や「正解」を求めて読むのではなく、「そういう優しさの選択もある」と思って読める人に向いてるお話しな気がします
例えBLセオリーから逸れたとしても私は彼らの行く末を最後まで見届けたいな、とすごく思います
それは本当に単純な興味だと思います
きっと普段からBL自体を俯瞰して読むタイプなので「自分事」として作品を読んでいないからこそ楽しめるのかな?とは思っています
1巻のレビューで「超第三者視点の腐目線で好みの怜史に萌える」と書きましたが、この2巻を読んで一旦「萌え」目的からは仕切り直しをしつつ、大人の迷い道作品として登場人物全員の行く末をうぐいす先生がどう描き上げられるのか?を堪能していきたいと思います
商業BL作品なので当然「フィクションだ」と分かっていても読者の感情を刺激する2巻!
フィクションなのに、フィクションだから、が入り交じって読んでしまう展開でした
フィクションでありながらも吉田と明人の気持ちが体以上に重なって行くリアリティに引き込まれます
その過程を映し出す日常の地続きにある2人の逢瀬がもたらす背徳感が凄かった
だからこそ、2人に凄く意識を集中して気持ちも持って行かれます
本来ならもっとその存在を感じるはずの明人の奥さんの事さえも忘れてしまう位に…
なのにそこでしっかりリマインドされる明人が既婚者である事実も描き出されます
彼女の存在を単なる明人の嫁、としてだけ出すのではなく、彼らを取り巻く日常にしっかり息づいた1人の吉田彩未という女性として読者にも示して来る
その上で「離婚」をちらつかせない現状を展開する…
・・・凄いと思う
この流れなら商業BLであればそろそろ「離婚」という選択肢が浮かび上がってもいいのに一切出ない
これこそが「生々しさ」なんだと思う
確かに昔ほど離婚の敷居は高くなくなったと思う
それでも一時の寂しさなのか?離婚して傷付くのは誰なのか?とか、色々考えなきゃいけない事は山程あるだろうし、きっと明人はそういうのを考え出したらもっと悩むだろうから、彼に取って「離婚」はそんなにすぐに思い浮かぶ選択肢ではないんだと思うのです
そこにモヤモヤする読者が居るのは分かる
けれど私はあくまでもそこをおざなりにしないうぐいす先生の作品への向き合い方がとても好きです
読者が求めている事を雑にする訳ではなく、先ず先生がこの作品をどう描き上げて行かれたいか?が垣間見える2巻だったと思います
先生の商業デビュー作となるこの作品
どうか、先生の作品への向き合い方を貫いて見せ切って欲しいと思います
デビュー作からシリーズで出る事がもう既に素晴らしい事ですし、先生にしか描けないこの切り口を求める読者としてとても先を楽しみにしています!!!
彰人と怜史が触れ合いながらの両片思いみたいになってて、恋だから利己的に振る舞いながら相手の気持ちが欲しいって思ってる状況の2巻だった
そうなんだよな身体がもらえたとき、気持ちがもらえている気がするから
気持ちが欲しいとき、身体で示してくれると見えない気持ちを感じられるから、相手を好きなとき求めるのはおかしなことじゃないんだよな
彩未と忠司は、2人とも相手の想いを知っていてわざと無視をしながら自分だけが勝手に決めた範囲内で1番の仲良していることを彰人と怜史に強いている
そして、彰人と怜史の関係が露呈したら⋯忠司は間違ったことだと責めそうな気がしないでもないし、彩未なんて被害者になれちゃう
自分らのこと相手にとっての理解者だと、唯一無二の仲良しだと思いながら彼らの優しさに胡座をかいて自分を人質に勝手な関係性を押し付けてる
引っ越しや誕生日の予定を話す程の仲じゃないのが実際なのにな
2人の関係がバレるとしたら同僚?バイト?から告げられるんじゃないかって気がするし、彰人が1巻の冒頭の有り様になるとき、どこまで、何まで失うことになるのかが怖い
彰人は、思いが通じているのならその相手である怜史を裏切っている状態なのは悪いと思うけれど、嫌だって言う彩未に無理矢理迫ることはしないんだから彩未のことは大事にしてるんじゃん?とか思っちゃう
何もしてないのに、彩未が勝手に決めちゃったことを尊重してるんだからさ
彩未は彰人は一生身体の温かさを感じる資格はないって思ってんのかね
自分の親との関係性のことちゃんと見つめて自分のしてることに気が付けば良いのに
生活にセックスがあるのは面倒臭くて、ない方が楽なのは本当解るけど、結婚したことで全く触れ合わなくなるってのは異常でしょ
彰人が求めてるのって、お化け屋敷じゃなくてどっちかって言うとオシリ侍の方なのに、彩未はお化け屋敷の方を与えておいてオシリ侍読んでるように振る舞えって強いてる
彩未の結婚してしまうところが納得行かなすぎて、かなり嫌い
キスすら煩わしい人間がそうでない相手と結婚すんなっつぅの
本当ひどいわ
この巻では決着がつかないようだと知り、
一瞬読むのをためらいましたが
矢も盾もたまらず拝読しました。
妻との温泉旅行
「僕らは反吐がでる程仲良しだ」
自虐と矛盾を含んだ言葉が苦しい
「お互いが幸せならいいじゃないか」
新婚旅行では拒まれて傷つき絶望を感じていたけれど
今回は違う。自分には怜史というセフレがいる。
そのことを「幸せ」だと思おうとする明人。
「遊んで」という言葉から始まった関係なので
互いに本気で惹かれ合っているのに
セフレだということを確認しあいながらの逢瀬が切ないです。
火遊びは楽しくて甘くて無邪気で背徳的
身体だけでなく
お互いをわかるほど好きになっていく過程が丁寧に描かれています。
早く決着をつけてほしいと思っていましたが
この巻で離婚を求めるのは性急でした。
「飽きられたくない」
「重くなりたくない」と必死なふたり。
まだ手探りの状況で
お互い本命になれるという自負はないのでした。
歯がゆく焦れますが..待つしかない。
どう落とし処をつけるのか‥
いま一番今後どうなるかが気になる作品です。