カメレオンはてのひらに恋をする。 3

chameleon ha te no hira ni koi wo suru

カメレオンはてのひらに恋をする。 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神75
  • 萌×27
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

10

レビュー数
19
得点
413
評価数
88
平均
4.7 / 5
神率
85.2%
著者
厘てく 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
スクウェア・エニックス
レーベル
ガンガン BLiss
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784757598133

あらすじ

想いはいつだって、大きなてのひらから溢れてる。
ついに、俳優の藤永が主演の舞台が始まった。先天性難聴のケイトは、藤永の演技を目に焼き付け、そして、多くの人を魅了する姿を目の当たりにする。そんな中、公演後の藤永から突然「会いたい」と連絡が入って――「手話がわかんなくても、間違えててもいい。俺とは言葉じゃなくていい。全部読み取るから」会えない時間が気付かせたのは、独占欲と、想いを伝えたくてしょうがないと思う心。これは、音がない二人だけの夜に動き出す恋の物語。

表題作カメレオンはてのひらに恋をする。 3

大学1回生,先天性重度感音難聴者,19歳
大学3回生,俳優,21歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし:嫉妬
  • EXTRA CONTENTS 表紙表・裏
  • カバー裏

レビュー投稿数19

またまたあっという間だった

10話から13話までと描き下ろし、電子で234ページありました。
10話は藤永の舞台から始まります。スマートグラスをかけた蛍都は客席から鑑賞しており、彼のメガネ姿が新鮮でカッコよかったです。
この舞台がすごく印象的で鬼の弟が兄を助けるつもりが兄に助けられるという、兄弟愛溢れるシーンで泣けました。このストーリーも厘てく先生が考えてるんですよね?観たい!ホントに舞台化しないかなぁ。もー出だしから心を持っていかれました。

2巻のレビューにも書いたのですが、ふんふん、で次の話は?とタップするともう描き下ろしになっちゃうんです。どういうことなんだろ?ちゃんとページ数あるのにすごーく短く感じます。

藤永は鬼の舞台が終わらないうちから次の仕事が決まります。今度はオーディションじゃなくて指名なんだよ!着々とスター階段登ってます〜
その忙しい合間になんとか待ち合わせしてカジュアルなデートを楽しもうとするけれど…人目やカメラのシャッター音が気になりなんだか落ち着かない藤永。
でも彼はそこで終わらず、音がない事が当たり前の蛍都から見た世界に改めて気付くのです。

しつこすぎず丁寧に、ちょうどいいスピードで二人の気持ちが寄り添っていくので読んでて気持ちが良いです。
ハグや顔を近づけるなどのスキンシップが多くなり、やっとお付き合いが始まったんだな!と実感しました。
ハイスピードで周りからの注目度や環境が変わっていく藤永ですが決して蛍都をおざなりにせず大切に思って
いて蛍都にそういうのがちゃんと伝わっています。ゆっくりなストーリーなのに単調にならずカメ恋はすごい。面白いです!

次巻から気になるのは有名になると必ず狙われる「私生活のスキャンダル報道」です。
今回ずっと笑顔で蛍都がとっても幸せそうだったので、今後何かトラブル発生しちゃうのかな?と今から気になります。

1

特装版で

待ってました。
相変わらずの作画であり画力は健在。
すばらしいの一言に尽きます。
二人の距離が動いた巻です。
エモいの意味を理解した。

0

No Title

前作までがとてもよかったので、新刊をたのしみにしていました。

先天性重度感音難聴者の大学生、前島蛍都と、俳優で大学生の蒼井藤永とのお話です。

話がすすむペースがゆっくりなので、もっと続きが読みたいと思ってしまうのですが、そういうゆっくりとすすむというのが、この作品によくあっているような気がします。

重度の障害があっても、明るく生きている主人公が、素敵だとおもいました。「障害」についても、かんがえさせられるような作品だとおもいました。

続きも楽しみにしています。

0

画面の密度も含めて読み応えがすごい。

1巻で衝撃を受けて以来、ずっと虜です。
BLというより、あまりにもヒューマンドラマ的要素が大きく
実写化するならば、ドラマシャワー枠よりも日曜劇場がしっくりくるレベルかと。
ボーイズがラブを育んでいるのでBLなんだとは思いますが、
男性同士云々以前に、丁寧に”人間”を描いているので、本当~に深いし読み応えがあります。
ラブ方面については、互いが互いを大切にしているので、非常に進みはゆったりしているのですが、焦れるようなこともなく極上のキュンがいただけるので
バランスが絶妙なんだと思います。

テーマがテーマだけに無駄に深刻になってしまうのは好みではなく
これまでは丁度いい塩梅でホっとしていましたが、
さすがに盛り上がりが必要なのか、少し雲行きが怪しくなってきましたね。
根底に温かさを感じる作風なので、きっと大丈夫だとは思いつつも次巻はちょっとドキドキしてしまいます。

フジナガ(どうしても苗字に思えてしまう)が巻を重ねるごとに可愛さが加速しているのでたまらないのですが、恋を知ったからなのですねなるほど納得…
劇中劇も楽しめるので、本当に魅力がぎゅっと詰まった作品です!

3

これ読んで、心が動かない…って言うのは…難しい…‼って位に想いが「伝わって来る」…‼

知れば知るほど応援せずにはいられなくなって行く2人‼
ケイトと藤永の始まったばかりの恋のお話し

とにもかくにも2人とも本当に汚れがない…!
勿論人並みに悩みも葛藤もあるんだけど、他意がない…!
ウラオモテがあるタイプではなくって、相手だけじゃなくってちゃんと自分も大事に出来るタイプなのがすごく「まっすぐ」で、、、
自分の中で生まれる想いに対して後ろめたさとかの負い目のような汚れがなく見えるんです、2人とも
だからこそ、凄く2人が眩しくって、、、!

そんな2人が育み始めてるこの恋をどうか大事に大事に、出来る事なら誰にも荒らされる事なく温めていって欲しい…!!!と願わずには居られない…

3巻は先ず始まりの藤永の作中劇の描写が〝圧巻〟でした(๑ºдº๑)‼
演じる藤永も、その演技から熱を受け取っているケイトも、、、
そのどちらもつぶさにページの隅々に渡って描かれ切っていて、、、
全てのシーン、コマ、動き、指先、目先、見えるハズもないけれど彼らの息遣いすらも見えるよう、、、!!!
更にこの作中劇シーンで言えば藤永が演じる鬼の兄弟のお話し自体もすごい単発で観たいくらいに惹き込まれちゃう…(>ω<)‼
あぁぁ…すごい…!!!
完全にこの1話目でガシっとワシっと掴まれました…٩(⁎˃ᴗ˂⁎)۶

3巻は「前進」を確実に感じる1冊!
と共に、、、今後の少しの波乱⁈要素も感じる終わり、、、
ケイトサイドでは弟の存在
藤永サイドでは前巻から引き続きレムさんと、新たに加わった女子キャラ、、、
どんな絡みになっていくのだろう、、、(´ 。•ω•。)ソワソワ…

どうか彼らの平穏が必要以上に乱されたり、踏み躙られたりしないで欲しいな…と願いつつ、、、次巻を心よりお待ちしております‼

特装版小冊子
本編ではやっとちょっと大人のKISSまで進んだ2人
勝手に3巻で小冊子付きって事はそろそろ⁉キタか⁈なんて下心で迎えた私はちょっと苦笑いした事実は隠しませんwww!
そう…!小冊子、、、NOエロでした(๑´ڡ`๑)

だけど♡
先生の作品への想いをじっくり読めて知れて触れる事が出来たり、素晴らしい~~~作画を目一杯楽しめたり、描き下ろしでクスっと出来たりしたので(♡´∀`♡)
小冊子付きを読めて、見れて、良かったです♪

修正|と、いう訳で、、、今回も修正は不要~~~

3

うわぁ〜〜!!!

お互い好きってなってるのにぃぃ!
お付き合いしましょうって言わないと付き合わない真面目カップル!!

この3巻でついに…!!!
あーもぉ、ですよねですよね。
なんてかわいい2人なんだ…

著しい藤永の成長!
ちょっと誤解が生じて手話を使わせることをためらうケイト…!違う〜違うんだぁぁ!
と読んでる一読者として非常によい焦らしでした。

元が素直な2人なので、誤解が解けるのもあっという間。見て、話して、伝えたら伝わるんだねぇと、気持ちは2人を見守る空気です。

藤永の舞台、観劇にいくケイト、人気爆発の藤永、人の機微に気が付きまくるできる男ケイト、初お泊りなのになんだこの展開は…かわいい…。
ケイトも藤永もお互いにかわいい、って言い合ってかわいい…。
3巻はかわいいでできてます!

一人暮らしを親に相談するケイトに反対する弟。もうこんなんかわいい。心配なんでしょぉ。お兄ちゃんのこと心配なんでしょうねぇ…最後キッっとしてる弟くん、次巻、楽しみです。

藤永にも元?アイドルの触手が迫りそうです。意外な世話焼きレムと藤永の天然っぷりで乗り切ってほしいなぁ…とますます今後が楽しみです。

特典付き買えばよかったと大変後悔しております。

3

みずみずしさ継続中

3巻もすばらしかったです。
やりとりがずっとかわいくて、好きが溢れると思わず抱きついちゃうのがめちゃくちゃいい。
2人の気持ちが紙面から溢れそうなみずみずしさで1巻からずっときれいですね。
ケイトの表情が子どものように無邪気で大好きだし、藤永のまっすぐで一生懸命なところもいい。お互い惹かれ合うのが改めてよくわかります。
ケイトは難聴、藤永は厳しい演劇の世界で育ってきたのに2人ともひねくれることなくピュアでやさしいのが奇跡のように感じます。
元々の性格や環境のせいかもしれませんが、2人が恋をすることによってより魅力が増しているということなんでしょうね。
相手のために何かしたい、相手が喜ぶ顔が見たい…すごくいい恋愛を見せてもらってこちらもやさしい気持ちになります。

藤永が恋愛初心者と告げた時、ケイトの「だいさんせい」「だいかんげい」がめちゃくちゃかわいかった。

大事なことを正しく伝えたいからスマホを使おうとした藤永に対し「目を読み取るから」2人の間に何も挟みたくないと言ったケイト…いいシーンでした。
伝わるのは言葉だけではないと知っているケイトらしい。藤永自身を感じたいのが伝わるのがすばらしい。
藤永のお芝居を見る時、スマートグラスを使うことを躊躇したことと被りますね。
何が大事かを考えてスマートグラスを使うことにしたけど、この場では譲れないケイトの気持ちがよくわかる。
複雑で繊細な心理描写がとても好きです(全編通してですか)。

キスやハグの先についての場面もよかった。
やりとりが2人らしいし、そのままエロに流れないのが本作の世界観ですね。
普段無邪気なケイトが時々キリッとした目をするのが藤永への抑えられない欲など入り混じっていてとてもいい。
恋心、思いやり、信念、揺らぎ、欲…などの表現とバランスが絶妙ですね。

ケイトの過去の恋人には何も思わない藤永が、ケイトが他のお芝居を見ることには嫉妬するのがおもしろい。
藤永にとってお芝居が恋人だったというか、他の役者にライバル心があるのはわかりますしね。

藤永の舞台についてはハイライトを鮮やかに見せて、さくっと次の舞台につなげるのが進展が早くていい。
キャラが立っているレムとのダブル主演も楽しみです。

ケイトが難聴で、藤永が演技で伝えたい人で、コミュニケーションがテーマな作品ですが、そのことを忘れるくらいラブなストーリーに引きこまれます。
その中にしっかりテーマが盛り込まれていて意識せせず感動させられるのがすごいです。

次巻では、ケイトと弟の葛藤が描かれるようですが、弟の過度のブラコン程度だといいな~と思っています(そこまで深刻にはならない気がしていますが)
元アイドルの女優が気になりますね。当て馬というより藤永に刺激されて成長するような前向きなものになるとうれしいなと個人的には思います。

3

No Title

単話で追って読んでいるのだけど、改めて単行本で読むのがまた毎回すごく楽しみで。3巻読んで1巻からまた全部読み直してしまった〜!

まず冒頭の藤永の舞台シーンが迫力で、まるで目の前で観ているかのような気持ちになって涙が出た…。役者藤永のすごいエネルギー。
ケイトと藤永の少しずつ重なり合う距離感と熱に、愛おしい気持ちでいっぱいになる。聞こえてても見えていてもすれ違う事って沢山あるのに、二人の間には特別な糸が繋がっていて、見えないそれが確かにお互いを結んでる。
藤永の舞台での凄まじい役者魂とそれを目の当たりにしたケイト。感動と尊敬と嫉妬に独占欲、何より溢れる恋心。告白もサインネームの夜も素敵すぎた。ゆっくりゆっくりと静かに深まっていく二人の仲を、ずっと見守っていたい。

1

出会いを大事にしていく2人が眩しい

「出会うべくして出会った」と言ってしまうのは簡単だけれど、そうして「意味のある出会い」にしていく為の全ての努力を惜しんでいないのが伝わって来る2人

出会いという一瞬の出来事をずっと大事にお互いが想い合い一緒に育てて人生にしていく、その歩みをずっと追って行ける極上のヒューマンラブストーリー

自分にあるものが無かったり、自分に無いものがあったり・・・
キャラを通して自分自身の可能性なんかも振り返りたくなってしまう
2人を見守る事で自分も頑張れるような感覚になれる所にすごいメッセージ性を感じます

3巻では環境の変化で仕事面が藤永に台頭して来ました
藤永に合わせていくケイト
普段の生活ではもしかしたら合わせて貰う事が多いかも知れないケイトだからこそ、自然と藤永に自分から合わせていけるのかな?と思うと、受けたものをちゃんと還していけるケイトの美しい心にすごく尊さを感じます
そんなケイトの心遣いに遠回りでも気付く藤永
こうして2人は2人だけの出会いを形にしていくんだな、と胸にじ~んと来ます

このまま大事に、丁寧に進んで行って欲しい大好きな作品です

0

表紙〜!!!!!泣

2巻、舞台のいい所でお預け食らって早く読みたい!と思っていました!
相変わらず舞台上での藤永の表現力、そしてケイトが付けたスマートグラスによってまるで一緒に舞台を見ているような臨場感溢れる表現に見入ってしまいました!
大成功となった舞台の後、会いたい気持ちが抑えられない藤永。もう、身体、顔全てからケイトに会いたい!が伝わってくるんですよね♡からの、表紙回収〜!!!泣
手話には疎いので、書影が公開されてからどんな意味なのかな〜と考えていましたが。キュンが止まりませんね。2人だからこそのこの表紙…素敵すぎます!は〜!!おめでとう♡♡♡

舞台公演成功後は当然のごとく藤永は世間の注目の的に。今まで通りケイトと会話をしたかった藤永ですが、当のケイトにマスクで顔を隠され……!?
このシーンは、藤永sideの『ちゃんとケイトと会話したい』という気持ちと寂しいっていう気持ちが切なかったですが、すぐにケイトが藤永を守ってくれている事に気づけてほっとしました。
お家シーン……幸せでふわふわした気持ちのまま読ませて頂きました!どこまで…を伝えるのって難しいんですね笑
2人のズレ、この場合は可愛いすれ違いだったのでクスッと笑っちゃいました♡恋愛初心者の藤永…2人のゆっくりペースで育んで行って欲しいです♡それでも、帰らないで一緒にいて欲しいって思える藤永…お互いちゃんと好きな事十分伝わっていると思います。ケイトが考えたサインネーム、すごくキラキラしていて、ケイトからは藤永がこんな風に見えているんだな…とキュンキュンしました!

藤永の新しい舞台、ケイトの一人暮らし問題ともう一波乱ありそうな4巻ですが、続きが楽しみです!

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