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kenpeki na musuko the lovers
それぞれの愛の形、家族の形が、きれいなラストだった前作。
遠距離恋愛を始めて1年後のお話。
梶さんの呼び方が、行也さんに代わっているのに、まずかなり萌えます。
息子に彼氏に孫に溺愛されている乙女パパがもうかわいくてたまりません。
自分のことにあまりかまわなくて、いまだに店舗の2階の風呂なしの部屋で、ソファベッドで暮らしている行也さん。
彼氏も大事にしているけれど、見かねた息子がまたまた手を出すところも、この3人らしくて萌えました。
あまり変わっていない、いい感じに一緒に時を過ごしてこなれてきた2人に対し、前作でたくさん暴れてかき回した、内に強い怒りを抱いていた息子の変化に驚きます。
こんな風に変化したのは、時間が経ったからだけではない、理由と、家族への想いが素敵でした。
両想いになってからも、仕事のこと、家族のこと、気がかりなことがたくさんあった2人。
神戸の夜景と汽笛、優しく穏やかに見つめあう2人がとても素敵でした。
割と近い将来に老後が見えている梶さんと、梶さんを愛する人たちのその後が幸せいっぱいでありますように、と強く願ったラストでした。