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鬼才の新人が放つ衝撃の純愛闇BL!
matane, kamisama
「またね」は「また」がある、もしくはある事を願って使う言葉
そう考えると、両と幸太郎が道を違えた事がすごく響いて来るタイトルにも感じます
そしてもしかしたらこの「またね」は幸太郎と養母の関係に於いても当てはまるのかも知れない
上巻のレビューで書いた養母の「悪意のない悪」と両の「悪である事を理解している」という違い
理解した上で見ないフリをして悪事に手を染めた両には「罪悪感」がちゃんと残る
「罪」という意識があるからこそやり直せる
だからこそその罪から逃げない為に寄り添ってくれる存在である「神様」が救いになる
養母はどうなんでしょうか
両が強制的に突きつけるカタチで自身が幸太郎に行った事を「罪」として意識させられた彼女
両と幸太郎が彼女を訪ねたシーン
謝る両に悪いのは自分だった、幸太郎を大切にしてくれた事への感謝を伝える姿
そこには極普通の母の感情を垣間見る事が出来たように思います
強制的であってもこうして罪を知る期間が更生に有用だったと希望を感じられるシーンでした
きっと彼女は孤独がトリガーになってしまうタイプかと思うので彼女にこそ「またね」が必要なんだろうと思います
そして「神様」としても「またね」を生み出す存在としても幸太郎の存在が大きい
幸太郎が自分の足で立てているからこそ救われる世界だったと思います
その存在は神様としての幸太郎ではなく「生身の人間」である事を忘れないで欲しいと強く思いました
色々と想いを巡らしたくなる印象的な作品タイトルだな、と改めて思う下巻でした
確実に思った事は決してこの上下巻は「闇BLではない」と言う事
ダークではあったし、闇展開もありました
でも「闇BLを伝える」為だったとは思えないんです
なぜなら、読後のこの気持ち・・・病んでないんです
だからこそ上巻の内容で読むのを避ける読者様がいたら勿体ないなってすごく思います
出来るだけ多くの読者様の目に留まり、手に取られて欲しい「感じる事が出来る」作品だと思います
作品情報の2人のキャラ属性に関して個人的に思う事を・・・
(普段私は結構この属性検索を使うので、一応そんな読者様が居れば、と言う事で個人的な見解ですが書いておきます)
幸太郎は上巻は確実に「不憫受け」だと思うのですが、下巻では「不憫受け」は合わない気がします
寧ろ「不憫と思わない、思われない」生き方をして来たのが下巻で出会える幸太郎だと思います!
だからこそ彼の強さに救われた人が居るんだと思うのです
なので、幸太郎を不憫なキャラとして読みたい、と思った読者様には印象が違くなるかも知れないので、そこは注意して欲しい気がします
すごく心に残る作品を読みました
作家様の次作も必ずチェックします!
長い期間の執筆だったようですね
お疲れ様でした
本当に素晴らしい作品に出会えました
ありがとうございました(*´▽`*)‼
上巻不穏な同棲生活の様子…下巻でその生活が突然に終止符をうたれ終わります。今までは幸太郎が両に対して負い目を感じていて母親の事を口にするにも気を遣ってしまったりビクビク両の顔を伺うような生活を送っていましたが、それがたったひとつ、両が再び幸太郎に嘘をついたという事実だけで一気に立場が逆転する関係性の描写が凄まじく素晴らしかったです。
目の前から消えた幸太郎を忘れられず、同じアパートで大学生として住み続ける両。彼が教師を目指しているのも皮肉いっぱいだし、学校での自分達と同じ状況も、その立場になって痛感する事が叩きつけられた感じがしました。
そしてまさかの幸太郎との再開。もう、このシーンはすきすぎて何度も読み返しています。
ぜひ下巻はネタバレなしに読んで頂きたいので多くは書きませんが、読んでよかった…と思える読後感でした!!
上巻が闇で真っ暗だとしたら、下巻は確実に光へ向かっていると思います。そしてその全てに『赦し』というキーワードがあると思える作品でした。
上のあの暗くて重い雰囲気からよくこの真逆のハッピーエンドにまで持ってこれたなととても感心しました。
上巻ではずっと話が重く、このままでは共依存エンドになるのでは無いかなと予想していましたが真反対の超ハッピーエンドになりました。それもそれでいい。
やっぱり、幸太郎と両が4年という長い間距離を置いたのは正しかったのだと感じました。距離を置くことでお互いが自分を見つめ直す時間を取り、他の人とも接してさらに成長していくことが出来たのではないかと思いました。
距離を置いたとしても2人の気持ちには変わりなかったため再会したあともまた心が通じ合うことが出来たのだと思います。
あとこの作品がデビュー作!?と驚くぐらい話が凄く面白くて良かったです。次回作もあればぜひ読んでみたいです
下巻も想像してなかった展開が待ってるんじゃないかと思っていたのだけど、その通りでした。
両と幸太郎の幸せそうな同居生活にピリオドが打たれます。
嘘をついてなければ同居生活はずっと続いていたのかな...。
そしてそれから4年の月日が経ちます。
両は体育教師になるために教育実習中、女子生徒からも女性教師からもモテモテです。
顔に傷がある人って避けられそうに思うのだけど、どこか影がある感じが女子達に刺さるのかな。
このあとどうやってまた両と幸太郎が出会うのか想像がつかなかったんですが、意外にもきっかけは幸太郎からでした。
幸太郎は自分のいた児童養護施設で管理栄養士を目ざしているとのこと。
幸太郎が「いっぱい待たせてごめん」って謝るんだけど、何をきっかけに会うことにしたのかがよく分からない 。
好きだけどお互いのために距離を置くことにしたのだから、何か状況が変わったと思わない限りまた会おうとしないと思うんだけど...そのままトントン拍子に復縁。
なんでもう距離がいらなくなったんだろう???
寝るかもしれないからとゴムも持参してたんだけど、ちょっと状況についていけなかった。
幸太郎と母親のその後ですが、幸太郎は母親の元に引き取られなかったら人生が違ったんじゃないかと悩みながらも赦していました。
上巻で感じた洗脳状態は解けたようです。
母親の家に両と一緒に会いに行くんだけど、母親が両を見てこんなに遠くまで来てくださったの...!と駆け寄るシーン、なんか怖かったからまた儀式のことを言い出すんじゃないかってハラハラしてしまいました。...が、私の杞憂でした。
改心してくれていてよかったのだけど、上巻ではあれだけ宗教にハマって息子まで利用していた母親がどうしてこんなにまともになったのかよく分からなかったです。
狂っていたようで、ずっと悪いことをしている自覚はあったのかな。
4年の月日の間に何があったんだろう。
上巻は神だったんですが、評価が難しいな。
こういう纏め方以外にどんな纏め方があるか考えてみたのだけど、メリバやバドエンの方向に行かないならこうするしかないのかもしれません。
本作で伝えたいメッセージは最終話のラストにつまっていますとあとがきに書いてあったのだけど、うーん...うーん...?と汲み取れておらず、レビューを拝見してこの作品は赦しを伝えたかったのかと気づきました。
昨日上巻を読んで鬱展開に「ぐあーーーっ!!!」と悶え、
一晩経って心を落ち着け、こちらの下巻を拝読しました。
一体どう着地するの!?という緊迫感の中、読み進めて。。
ラストはもう、胸いっっっぱいに。
独特の絵柄と帯の”闇BL”という言葉に躊躇する方もいらっしゃるかな、と
思うのですがぜひぜひ!読んでみていただきたい...
上巻は間違いなく「闇」ではありますが、下巻で夜が明けるので…!
高校同級生×宗教の物語。
下巻では二人に別れが訪れ、22歳となってからの再会が描かれます。
上巻で歩道橋から後ろ向きに飛び降り、幸太郎への想いと覚悟を見せて
同棲生活に持ち込んだ両(攻め)。
しかしその時に怪我した腕が実は3ヶ月前に完治していたことがバレ、
それが原因で幸太郎は家を出て行くことに。
そして4年後、教育実習生として母校に帰って来た両はー
と、攻め・両の視点でお話が展開していきます。
もう、何が心抉られるかって、幸太郎の事情を知った両が
学生時代に保健医をなじった時の状況、それがそっくりそのまま
ブーメランのように両に返ってくるところ…!
あの時、「何もしてくれないくせに感謝なんかしやがって!」と
楯突いた両ですが、逆の立場、”何の役にも立てない”立場になってみて初めて、
教師側の事情や気持ちを痛感するんですね。。
で、そんな打ちひしがれる両にかかってきた、知らない番号からの電話。
そしてそこからの再会…
この4年後のタイミングで電話をかけてきた幸太郎も、
両と同じくずっとずっと忘れられない・捨てきれない思いを抱えていて、
それがどうしようもなく膨らんだ時に、ふっと連絡してしまったのかな。。と
思います。
幸太郎視点で語られる部分がないため、彼の4年間については
読み手が想像するしかないのですが…
それが逆に想像を掻き立ててくれて、色々考えてしまう。
居酒屋で久しぶりの再会を果たし、現在の両の悩みへのヒントももらい、
そのまま別れて…
となってしまうのか!?とどうしようもなく切なくなってからの、
両が必死に幸太郎を追いかけるシーン。
丸々1ページが使われた、その表情と走る姿、
食い入るように見つめてしまいました。
その後の復縁、そして二人一緒の幸太郎の母親訪問(広島まで!)、
ここも見どころたっぷりだった...
自分が通報したことで、幸太郎と母親との仲を引き裂いた両。
そんな後ろめたさがあり、直接会うことに尻込みする両を見た時の
母親の表情、そしてかけられた言葉に胸打たれました。。
頬がげっそりこけ、痩せてしまった里親。
幸太郎に強制させていたことは本当に虫唾の走る行為で、
絶対に許せることではないけれど、、
母親自身が心から反省し、何よりも幸太郎が母親を許していること、
新しい関係を築こうとしていること。
そんなことが伝わってきて、グッと何か言葉にならない思いが溢れました( ; ; )
神社で最後に幸太郎が願った願いは、何だったのかな。
その内容ははっきり分からなくても、幸太郎のセリフと
そのニコニコした表情から、きっと温かく優しい願いに違いない、と
思っています。
辛く、切なく、鬱な展開…からの、夜明けの物語。
決して万人受けするお話ではないかもしれないけれど、
自分にとって忘れられない一冊になりました。
タイトルも秀逸。。
★修正:なし(局部の描写なし)(紙本)
美しい同級生幸太郎に一目惚れの両。親しくなって一緒に過ごせるようになるけれど、幸太郎には信じ難い噂が…。家を訪ねて見てしまった、怪しい儀式で売春させられている幸太郎の姿。彼をそこから救い出すために狂っていく両の日常。
愛とは?真実の幸せとは?両の嘘を知った幸太郎が姿を消したのは、両の事を守りたかったからなのだろう。別離の4年間。突然の連絡と再会は幸太郎もずっと両と会いたかったという事なのかな。
上巻がとても重苦しい展開なのでまた何かあるのでは…と心配しながら読んでしまったけど、下巻は光を感じる内容で悩んで苦しんでそれでもお互いを求めて止まなかった二人が、やっと一緒に前進できた事に安堵。
母を赦せる幸太郎は優しい子だし、両の後悔も自分への負い目も全てを包んでしまう愛がそこにはある。ラストの幸太郎の笑顔がとても眩しい。
絶望の果ての慈しみと救済の物語。
宗教的儀式のため、母親から身体を売らされていた高校生の幸太郎。
そんな幸太郎の美しさに一目惚れし、友人として仲を深めていった両。
初めは純粋で明るく優しかった両が、幸太郎の儀式(=キメセク)を目の当たりにして、どんどん闇落ちしていく様子が例えようもないほど不穏だった。
やがて両の策により幸太郎の養母は逮捕され、幸太郎は否応なしに「家族」と引き離される。
実の親に捨てられ、児童養護施設で養母に引き取られた幸太郎にとって、「家族」や「自分の居場所」を失うのはどれほどの恐怖だっただろう。
幸太郎を救うという大義名分があるとはいえ、両のやり方が正しかったのかどうか分からない。
ただ、幸太郎も両も、幸太郎の養母も、みんな誰かに依存していたんだということ。
相手を自分の思い通りにし、目の届く範囲に囲い込み、真綿で首を締め上げるように、静かにだけど確実に追い詰めた。
みんな離れ離れになり、一旦冷静になった上で、自分の意志でもう一度「誰といるか」「どう生きるか」を考え直すことが出来たのは不幸中の幸いだった。
幸太郎の養母が幸太郎に売春をさせるようになった経緯はよく分からないが、他人様の魂を浄化させるという名目で、その実「子どもを産めない身体」である自分自身を浄化するために、あえて男の子だった幸太郎を触媒にしたんだろうなと思う。
正直メリバを覚悟していたけれど、ラストはある意味で皆魂が浄化され、幸せを掴んだ。
作品において一貫して描かれていたのは「赦し」で、幸太郎は養母を、両は自分自身を、養母は両を、それぞれ赦すことで呪縛から解放されたように感じる。
終盤まで続く、ダークで不穏な画面構成と白黒の対比から一変して、最終話は光を感じる画面構成になっていた。これからの人生に希望を持たせるような明るさ。
最終ページの、曇りのない幸太郎の笑顔は最高の終わり方だった。
あとがきを拝見するに、この作品がBL作家としてのデビューコミックスなのでしょうか?
だとしたら、とんでもないセンスと才能の持ち主です。
ダークだけれど、臆せず読んで欲しい作品。
後悔はさせません。
Lily2022さま
こちらこそです!!
Lily2022さまの初コメントとは…!!光栄です(♡´∀`♡)
私もLily2022さまのレビュー、楽しみにしております♪
とっても素敵な時間を下さって感謝です!!
お互い充実したBL時間を過ごしましょうね~
きっとキリがないのでお返事などはどうぞお気になさらず٩(。•ω<。)و
それでは…!
是非また♡
チル76
チル76様
こんにちは!まさか私の一言メッセージみたいな短文にコメント(お返事)をいただけるとは思っておらず・・・!こちらこそ、大変嬉しくいですっ・・・!!!
レビューにコメントをしたこと自体が初めてだったのですが、こうして丁寧で明るいお人柄溢れるお返事をいただけると、コメントさせていただいたお相手がチル76様のような方で本当に良かったなぁって思います。
またぜひチル76様のレビューを拝見させてくださいね!
きっと自分一人では気付けなかった新たな視点や解釈を得られて、BLライフが豊かなものになると思います・・・♪
チル76様に、この先ますます充実したBLライフが待っておりますように❤
Lily2022さま
改めまして…この度は稚拙レビューへ温かいコメントを頂戴し、大っ変嬉しく思っております…!
読んでいただけるだけでも心が沸き立つ想いですのに、大好きな作品を通して想いを共有出来るなんて、、、
何と言う贅沢な事でしょうか‼
素敵な作品が繋いで下さった縁に心から感謝です!
大好きな作品が更に思い出深くなりました(ღ˘͈︶˘͈ღ)
Lily2022さまのレビューも拝見させて頂きました
私もこの作品には「赦し」が大事なテーマとしてあったと共感です
間違ったり逸れたりした事から逃げずに「気付く」事から先ず自分自身を受け入れる事で「赦し」への一歩が始まったんだろうな…って思うと本当に「光」を感じる終わりでしたね
大好きなエンドでした!!
また、養母の自分自身の身への不条理を幸太郎を通し浄化していた、という見解は大変興味深く、新たな感覚に出会いまた作品を読み返したくなりました!
今は、紙の上巻を手に入れたくて重版待ちをしておりますので手に入れたらまた読み返そうと思います
あぁ…調子に乗って長々と失礼しました、、、
ホント…すぐ長文になってしまう。。。
キリがないのでこの辺で、、、‼
素敵なBL時間をLily2022さまがお過ごしになられますように☆彡
チル76
精神的ダメージを負った上巻、いろんなことに悩まされた下巻、という印象でした。最終的にはめでたしめでたしですが、そこに至るまでだいぶ精神的に疲弊します。それがいいんですが。
個人的に上下巻の中で一番刺さったのは両と幸太郎の母の再会シーンで両が泣き崩れ土下座したことでした。
ここだけは間違いないのですが、悪いのは幸太郎の母で、養子として引き取った子供を金儲けだろうとそうでなかろうと倫理的に反することに巻き込んでいたのは良くないことで、そんな状況を打破したのは両の通報だったので世間的にみたら両の行動は勇気あるものとして称えられるものだと思います。
でも当時の両の好きな人を助けたいという気持ちによって振り下ろされた正義は、間違いなく幸太郎とその母の仲を強制的に引き裂き、母を犯罪者とし精神的に追い詰めたことは間違いなくて、正しい事だったとしても一人の人間を追い込んでしまったという事実はずっと引っ掛かってしまうのだろうなというのを見せられてすごくずしんときました。
ただただ2人が救われて幸せハッピー希望のある未来というまとめ方をせず、また同じような問題に直面する可能性も抱えている過去も見せた上での幸せなラストというのが沁みました。体力を消耗するので頻繁に読み返せる気はしないのですが、完結まで読むことができて幸せです。
先ず、作品内容レビューの前に紙の上下巻と電子の1,2感の違いを残しておきますね
不要な方は▶まですっ飛ばして下さいませ
単話配信は11話で完結済です
電子配信は1~5話「ピンク背景に修道服を着た受けの幸太郎+手」、6話~11話「ブルー背景にVネックTを着た攻めの両+手」の表紙です
『電子版1巻』は1~5話収録
「赤い背景に修道服を着た受けの幸太郎、タイトル字が白抜き」の表紙です
電子限定おまけ3P漫画
『紙版上巻』は1~5話収録
「白い背景に修道服を着て正面を向いてる受けの幸太郎、タイトル字が赤字」の表紙です
描き下ろし10P漫画
※先生のXにて情報収集の為私はまだ未読です…
『電子版2巻』『紙版下巻』は6~11話収録
「青い背景に制服着用で横向きの攻めの両、タイトル字が白抜き」表紙が電子
「白い背景に制服着用で正面向きの攻めの両、タイトル字が赤字」表紙が紙版
下巻に関しては描き下ろしは特になし
他、、、
・電子は1,2巻共にシーモアでの特典漫画2Pあり
・紙版はサイン抽選キャンペーンあり
※紙版表紙は2人を赤い糸が繋いでいますね~‼
と、言う事で、、、
漫画的な内容で全網羅するなら、、、
電子でシーモア1,2巻+紙で上巻購入すると基本のコンプリートとなるっぽいです
後は紙は書店別特典もあるのでちるちる内の特典情報あるのでご確認下さい
私は現時点では電子1巻をDMM、2巻をシーモア購入で、紙の上巻購入を検討中!といった購入状況です
尚、電子1巻は各電子サイト(※)で4/17まで20%OFF中!(※DMM、シーモア、Renta!のみ確認済み)
▶作品レビューです、、、
前作で数々のセンセーショナルな描写でその高校生にしては過酷な幸太郎の日々と、幸太郎との出会いから常軌を少しずつ逸して行ってしまう両の幼いが故に真っすぐ過ぎて苛烈さに歯止めが効かなくなっている執着の行方に出口の見えなさを感じ、この最終巻での終わりを見届けたい気持ちで配信開始をお待ちしておりました
この作品と対峙している時はまるで、日々どこかで起こっているニュースで取り沙汰される中での当事者達の人生の裏側とその後を見るような感覚と自分の中では似ていました
この感覚は告白してしまうと恐らく下世話な感覚なのかも知れない…
第三者だからこそ見る事に勇気も要らないし興味のみで覗いてしまえるような感覚だな…とは自覚しています
でも、、、そんな興味本位で覗いた私の心を、激しく揺さぶる時間に覆われる読後、、、得も言われぬ感情に支配されます
事件の裏で続くテレビの向こう、ネットや雑誌で消費され淘汰されてしまう「誰か」だったハズが…その事件の中の「人」としての人生に触れてしまうような感覚で、両も幸太郎もキャラを超えた「生きた人」としてでしか見えない位に迫って来ます
両の贖罪、幸太郎の赦し、孤独、再生、済生、、、
過ちを犯した人
その過ちに気付き抗い、前を向いていく人間の希望
気付きを与えてくれるのもまた「人」であるという揺るぎない事実
ここに全てが詰まっていました
上巻でまだ子供で、幸太郎の置かれた状況を知っても何もしなかった大人への憤り、そして自分の無力に流された両
その経験をした両だからこそ、今出来る事に辿り着ける
成長というか本来ある両のプラスの部分が蘇っている事に安堵します
しかも、その後押しをしてくれるのが他ならぬ幸太郎
自分の後悔しかないような日々に救われた時間があった事を知れた事がどれ程の救いだったか、、、
かつて両が幸太郎に掛けるべきだったであろう労りの言葉が大人として救うべき相手に届く瞬間、、、屋上のシーンとそこに続く階段に座るかつての両に重なる秦野の姿、、、
泣きました
幸太郎の強さにも両の人間らしい脆さにもとても「生の感情」を感じます
そして、本当に心が震えるような感覚で掴まれます
前巻レビューで「共依存エンド」はありえるのか?
と書きましたが、この2人は「依存」を超えた先の「共存」という希望に向かっていく未来を強く感じさせてくれました
多分これ以上無い位の見たかったエンドです
もう、、、言葉がありません。゚(゚´Д`゚)゚。
内容に関してはあんまり触れてませんが、両と幸太郎をきっと他人事として見れなくなっていると思うので、ここは巻き込まれながら読んで欲しいのであんまり詳しく書きませんでした
是非、読んで感じて欲しいです
物語の背景の細かい所などで幸太郎が「ひみつ」とする部分があります
ここは読者がツッコミたくなる部分をあえて幸太郎に「ひみつ」と答えさせる事で上手く先手を打ってる感じがしました!
幸太郎のキャラだからこそ納得できると言うか、、、⁉
何か、こういうストーリー展開の上手さにも魅了されました
納得感あるお話し運びがすごく上手い先生だと思います
ヴヤマ先生、5年間、本当にお疲れ様でした!!!
この作品に出会わせて下さって感謝しかありません*:.。.(ღ˘͈︶˘͈ღ).。:*
先生の次回作も楽しみにしております‼
始まりの巻には多くの地雷要素を含むのでその辺は無理におススメはしませんが、雑食タイプの夜明け属性読者さまにはものすごくおススメです!!
決して軽い作品ではありません
でも、読み返すのがしんどい作品でも絶対にありません!!!
寧ろ、折に触れて読み返したくなる作品だと思います…!
修正|絡みはありますが修正は不要な描き方です
こんにちは!ご返信ありがとうございます!
私のレビューの方にもコメントくださって、すごく嬉しかったです・・・!
こちらに書き込んでいいものか分からず、私の方にいただいたコメントへお返事させていただきました。
お時間ある時に見ていただけたら嬉しいです。
ではでは!
Lily2022さま
わぁーー…!
大変嬉しいお言葉を頂き、何と御礼を申し上げて良いのやら…!
恐縮でゴザイマスが、とっても嬉しいです
自コメ蘭なのでLily2022さまがご覧になられるかが不明瞭ですのでLily2022さまのコメントにこの後改めてメッセージをさせて頂きますね!
先ずは一言御礼を残したく置いておきます
チル76
突然コメント失礼いたします。
「依存」を超えた先の「共存」
という表現に、大変感銘を受けました!
そうか、幸太郎と両は共存に辿り着いたのか・・・と思わず唸ってしまい、勢いのままコメントさせていただきました。