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aisaretai otoko
路上キッズの取材をする記者の和久井。
そこで挙動不審な男を発見。
なんと、家出した妹を連れ戻そうとやって来たのだという。
彼の名は、忍。
大学生だったが、妹の件をきっかけにお礼代わりにとご飯を奢られ、奢り、それからごはん友達となったのだが、、、
攻めも受けも、家庭環境が複雑でした。
とくに攻めは、厳格すぎる父の成れの果ての件もあり、家族を大切にできない自分が誰かを大切になんてできないと思い、忍との恋に否定的でしたが、、、
タイトルの、「愛されたい」のはどちらか。
それまで受けのほうが「愛されたい側」じゃないかと思っていましたが、読み進めていくとなんとなく見えてきた「愛されたい」側だったのは、家庭環境のせいで人を大切にできないかも…と苦悩していた攻めのほうでした。
そして、精神的に男前で、そんな攻めを救ったのは、受けである忍のほうで、、、
もちろん、受けも冒頭の妹の件で攻めに救われていましたが。
お互いへの救済と再生BLだったのですが、とくに攻めに対しての救済と再生が強い作品だったように感じました。
ラスト直前のあの事件にはびっくりしましたが、結果、愛されたい男が愛させてほしいなどと思えたのは、受けの影響によりひと回り成長できた証なのかなあと。
打算からの出会いが、いつしかホンモノの恋へと変わっていった姿は、とてもエモかったです。
ヒューマンBLといっても過言ではないはずです。
また個人的に、お表紙右裏側にあった、キスまでの瞬間を描いた四つのコマがエモすぎて大好きでした。こういう裏表紙の画もいいですね♡!
あらすじに「再生の物語」「救済」とあったので
重たい展開も覚悟で読み始めましたが
重たすぎず軽すぎずな過去と
わりとライトなふたりの恋とが合わさったストーリーで、すごく読みやすかったです。
中盤で明かされた和久井の父親との過去は結構ツラいなと思ったけれど、
そのエピソードに長居せずにふたりの現在の気持ちを見せてくれているので、
ツラい・苦しいを引きずらずに読むことができました。
和久井自身、心に残ったしこりの存在を認めつつも。
大人だし仕事もあるし、そこで立ち止まってばかりはいられないと思っていたのかもしれません。
でも忍があえてそこに目を向けさせてくれたおかげで、ようやく父親とも向き合うことができて
読み手としてもホッとしました。
物騒なことに巻き込まれてヒヤヒヤする場面もあるけれど、最終的には上手くまとまってとてもスッキリした結末になっていて良かったてす。
週刊誌記者の和久井が出会ったのは、取材対象の女の子の兄の忍。妹を探す彼を利用目的で声をかけるけど、忍の真っ直ぐで優しいところが放っておけなくなって⋯。
父に見放されズルい大人になってしまった和久井に、一途で危うげな面もある忍は眩しすぎて一度は遠ざけようとするけど、忍の方が思ったより強くて揺らがない逞しさが良い。これは絆されちゃうよ〜。
忍は見た目も気持ちもすごく綺麗で、太郎先生の描く受けちゃんはほんと美人さんだなぁ。愛されたい男は愛したい男なのだ。想いをぶつけて大切にし合える相手と出会えて良かったね。
幸せで微笑ましい2人。
救済BLとはどんなかなぁと思い、Twitterを見て買いました。想像以上のBLで滅茶苦茶良かったです!!社会問題を取り入れ自分達の問題も取り入れちゃんとBLになってて驚きました!!!!これは、是非ドラマ化かにして欲しいと思います。それは、賛否両論あるかもしれないですけどやる価値はある作品だと思っております!!是非やってほしい!!そして、受けが滅茶苦茶いい性格しててびっくりしました!!もうちょっと捻くれてると思った!!
素敵な救済のお話でした
烏丸先生の美麗な絵もとても素敵でした
キャラクターも良かった
最初は受けちゃんが愛されたい男なのかなと思ったんですが、読み進めるとみんな愛されたいんだなと
それぞれの愛されたい、愛したいが丁寧に描かれていて、それぞれの人生の描写が深くて興味深かったです
向き合い方はそれぞれあって、その時に隣にいてほしいと思える人に出会えている幸運の素晴らしさが伝わってきます
シンプルな言葉がより胸に刺さる素敵なお話でした