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anta to koi dake ajiwaitai
初読み作家様の現代ケーキバース、面白かった〜!✨
スタンダードなフォーク×ケーキというCPではなく、
ケーキ攻め×フォーク受けという逆バージョンのカプのお話、わくわくしながら読みました。
幼い頃から爆モテ街道まっしぐら、来る者拒まず…だった攻め・颯太と、
小柄だけど筋肉ついてる受け・敦士。
性欲を発散させるため独自の”コアガズム”なるものを編み出して
せっせと筋トレに励む様子が可笑しい(*´艸`)
この”コアガズム”、序盤に出てくるのですが
その後描き下ろしで颯太に見つかってしまい…という展開になり、
そこからウフフな甘い流れが楽しめます◎
中学時代に突然味覚を失い、「フォーク」と診断された敦士。
フォークがケーキを襲う事件の話などを聞き、自分の体質に恐れを抱きながら
バイト先の猫カフェで働いていたある日、近くの美大に通う学生・颯太から
「デッサンモデルになってくれないか」と頼まれ…
一度は断るものの、彼の部室を訪れた敦士は偶然、
彼が”ケーキ”だと気付いてしまいー
と始まる、ケーキ×フォークの逆転ケーキバースです。
エアコンの故障した部室で、扇風機の風に乗って流れてくる
颯太の匂いに刺激を受け、トロンとしちゃう敦士が可愛い…!
モデルと体液の交換条件で始まる”セフレ”のような関係だけど。。
なかなかに腹黒?で策士な匂いのする颯太が、
実は初めて誰かに執着心を感じ、無自覚に恋に落ちているー
というところに、たまらなくグッときます(。-∀-)
体を重ねるうち、心もどんどん惹かれていく敦士。
「自分はいつか本能に負け、颯太を食べてしまうかもしれない」
という恐怖に怯えながらも恋する気持ちを抑えきれない健気な姿が、
萌えツボに刺さる…!
ケーキバースならではの「舐める」描写なんかも、
ケーキバース好きとして萌えてしかたない部分でした。
二人で一緒に作った料理を食べるシーンも好きです。
颯太が一度口をつけたお箸でたこ焼きを食べた敦士が、
甘い味を感じて蕩け顔に……可愛すぎ(*´˘`*)
気持ちを抑えきれなくなった敦士の精一杯の告白と、
策士っぽかった颯太の「もう恋人だと思ってたごめん」という謝罪&愛の告白に、
くうーーーーーっ!! 敦士、良かったね!と幸福感でいっぱいに。
それでもまだなお、「食べてしまうかもしれない」という恐怖心の
抜けない敦士に告げられた、颯太のセリフ。
「大丈夫 あっちゃんが心配するようなことは絶対ない」
「だって あっちゃんが俺を食べる前に 俺があっちゃんを食べちゃうから」
…甘いよーーーーーーっ!な、なんかなんだか、腰にクる。。笑
その後の「…ためしてみる?」とセットで、刺さる・:*+.
積極的な(?)ヤリチン、というわけではなかったけれど、
”来る者拒まず”で百人斬りの噂のあった颯太が本気の恋に目覚め、
”完全スパダリ化”していくー
ここ、胸にズドン!と来る、萌えポイントでしたー…!
誠実真摯な告白も、最初の印象が腹黒系に思えてちょーっといまいちだっただけに笑、
グンと評価がアップした部分でした◎
初読み先生、そして恐らく初めて読んだ
ケーキ×フォークの”逆転ケーキバース”、甘いお話を存分に味わいました☺︎
★修正:tnぐしゃぐしゃ線(紙本)
大事な部分の形、しっかり分かります。