ボタンを押すと即立ち読みできます!
natsu to yoru to moratorium
幼馴染の距離感。
好きって言ってるのに、上手く伝わらないジレモダ感。
田舎の温かい風景の中で、2人の思いが育まれていくジンワリ系ストーリーが響くお話です。
2人の間に蔓延る複雑な想いに切なくなったりもするけど、両片想いでお互いに惹かれ合っているのに、上手く噛み合っていかない恋愛模様にはもどかしさが募りました。
親友同士でαとΩという関係もあってか、意識し合っている距離感含めてドキドキしました。
夏向は好きを強く伝えてくれるのに対し、少しつれない態度を示す燈夜との温度差も気になるところ。夏向の本気度を少し疑っている節もあり、αになって勉強や運動面で色々と変わっていく親友への複雑な思いも滲んで見える燈夜の気持ちにも注目しながら読んで欲しいなと思います。
夏の日の田舎への帰省中というシチュエーションも情動的でそそられました。幼馴染で親友の2人の関係がどう進んでいくのか楽しみです。