好きです係長!

sukidesu kakarichou

好きです係長!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×28
  • 萌26
  • 中立6
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
25
得点
151
評価数
48
平均
3.3 / 5
神率
14.6%
著者
木下けい子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
価格
¥552(税抜)  
ISBN
9784403662065

あらすじ

仕事ができて、ルックス抜群、オマケに性格も◎。そんな自慢の部下・獅子堂から、突然「好きです」と告白されて、雁屋は大パニック!! しかも酔った勢いで「男は前進あるのみだ」なんて彼を煽ってしまい……!? 表題作のほか、年の離れた天才作家に誘惑される編集者の苦悩を描いた「ツキヤマ日記」など、計7篇を収録!!
出版社より

表題作好きです係長!

獅子堂 部下(年下)
雁屋 上司(年上)

同時収録作品ツキヤマ日記

月山
星川

同時収録作品恋なんだ!?

手嶋
松山

同時収録作品もう一つお願いします係長!

獅子堂
雁屋

同時収録作品優しい雨

国語教師 古宇田
石川

その他の収録作品

  • 続・ツキヤマ日記
  • モエパラ☆スペシャル

レビュー投稿数25

好きですw係長

係長・・・以外と小さいな。
何がって、ナニが(喜
身長の話。二人対峙した姿、係長がちょっぴり小さかったのが妙にツボでした。
仕事も出来てルックス抜群の部下に告白される。
あまつさえ「かわいい」ってなんだ
そんな部下とのラブはあるのか否かというお話。
結構これって、木下作品には共通することなんですが、アプローチしてきた方よりも、折り返しになるとその相手のほうがわりと夢中になっているというパターン。これが好き。
今回の係長もまた然り。男同士だぞ?だってアレってケツで・・だろ?
なんて言ってたのに、あまつさえ押し倒してこないから
モヤモヤして、そのモヤモヤが「してほしい」に変わる瞬間。
無意識のじらしプレイ乙(=w=*ニヨニヨ
出張、新しいパンツかって(しかも高いヤツ)準備万端とか。
かわいすぎるんじゃなくって!?係長!!!
ヤツがやらないなら私が犯しに行ってやんよv
おいといて。そんな二人の駆け引きが面白かったです。
ホノボノうまうま。後日談のエロな話
「きもちよくなってるから」なんだその・・クハッ
さり気なツボに入りまくりな1作でした。オヤジ受・・にしてはちょっと受が若いかな~な印象はあいかわらずですが個人的には好きでした。

>>つきやま日記
“19歳の少年に誘惑されている”
これがまたかわいい。19歳の天才作家と編集者。
なんとか色仕掛けで~と仕掛けてくるとしした。
ふてぶてしい態度も多々なのだが、編集さんが「結婚する」と聞かされたときのなきそうな顔お態度。
まだ子供っぽいその雰囲気がすごく好き。
これからどーなっていくのかっていうのもちょっと楽しみではありますな。
年の差ってのもなかなかに乙。
ある意味、天才の名をほしいままにしている小学・・・との~なお子様バージョンでこの話を読んでも面白かったかもしれません。

>>恋なんだ
女から逃げるために嘘をついた。
好きだと最初にでた言葉は本心じゃなかったのに・・・!?
結局あれですか。あの幼馴染~な受との二人は案外できているのかと思いきや、やっぱり向こうはちゃんと彼女がいるのですね。
ちょっぴりセンチメンタル。
チャライ攻でしたが、ちゃんと公正するといい。
というか、もう少しじらしてみるのも手だとおもう「笑

>>優しい雨
“フーフー言ってる”
な描写が好きでした。なつかない子がなついていく
野良猫みたいなアイツ。
同情?本当に??
甘いシーンがこれからって時でしたが
まとまりとしては良かったかな。
案外嫌いじゃない。や、好きです。

巻末の係長がかわいかったからすべて良し!

3

どのお話もかわいい

短編4本。とのお話もハズレなしでかわいらしかったです。

表題作はタイトル通りで。
部下の獅子堂が係長に告白して、爽やか〜にぐいぐい迫る。
係長は戸惑っているのに、男は前進あるのみだ、と獅子堂に言うのがおかしくてw
獅子堂が少し引くと、係長の方から、なぜ来ない!?となるのもおもしろかった。

係長のことを、可愛い♡となる獅子堂の気持ちがよくわかる。こちらも一緒に萌え〜。
普段男前なのに、不意にかわいいんですよね。
さりげないのに、係長と獅子堂のやりとり、表情に味があって十分に伝わる、木下先生のこういう表現好きです。

描き下ろしで、獅子堂が「雁屋さんサイコーッス」と抱きしめるのもよかった♡
好き好き、と係長を離さないのが萌え〜です。

「ツキヤマ日記」
月山が星川を子ども扱いするけど、実は星川の方がしたたかなのがおもしろい。
星川が本性を表してからの2人も見たかったです。

「恋なんだ⁉︎」は3人ともめっちゃかわいい。

「優しい雨」もツンデレ生徒が素直で萌え萌えしました。

1

男気あふれてるけど可愛い係長❤︎

木下けい子先生の過去作、読み漁ってます。
表題作とその他、作家(受)とその担当(攻)や高校生同士のお話が入った短編集のこちら。

表題作がかなり好き。係長がね…可愛くて!
酔った係長が、自分に告白してきた部下を拒否するつもりがなぜか「男は前進あるのみだ!」と豪語し、翌日から猛アタックされちゃうお話です( ̄▽ ̄)

初めて体を重ねる時も、「おうっ来やがれ」なんて言っちゃう男気溢れる、でもどこか可愛い係長に萌える。
攻めの「俺でイってください 天国まで」もね……すごいセリフだ…!!!

ちょっと古いですが(2008年)、穏やか気分になりたい夜なんかに読み返してふふふ…とするのにちょうどいい、ラブコメ短編集です◎

0

ほんわか、あたたかい気分になりたい時にどうぞ

木下けい子さんらしい、可愛くてほのぼのしたラブストーリーです。
短編集でした。
どの話も木下さんの絵と話に癒やされます。

   ◆◆   好きです係長!   ◆◆

表題作です。
30歳過ぎの普通のサラリーマン(受け)と、
王子様のような外見のゲイ社員(攻め)のほんわかコメディです。

突然攻めに告白される受け。
しかし、最初は告白を信じません。
しかし、「諦めるな」と当事者でありながら、
攻めの恋を応援してしまいます。
2年間もずっと受けに片思いしてきたと告白する攻め。
流され、ほだされ、まんざらでもなくなっていきます。
なんとなく良い雰囲気になり、言葉に出さないまでも、
2人は付き合うことになります。
なんか簡単だなぁ…。
ほだされすぎだよ…。

そんな時、2人で仙台に出張に行くことに。
しかし攻めは受けに何も手を出してきませんでした。
勝負パンツをわざわざ履いてきたという受けの行動に笑ってしまいます。
それ以降も攻めは受けに何も手を出してきません。
いい加減焦らされて、受けは攻めに発破を掛け、
そのままセックスすることに。
セックスに誘う受けは男らしかったです(笑)
エッチシーンもほんわかしていてカワイイです。
あまりエロい感じはしませんでした。

   ◆◆   ツキヤマ日記   ◆◆

19歳の天才作家(受け)とその想いに翻弄される
30歳過ぎの編集者(攻め)の話です。
短い話でした。
ちょっと襲い受が苦手なので、おそるおそる読んだ作品です。
ホテルに行き、積極的に攻めをその気にさせようとする受け。
しかし、その夜は何とか煙にまき、ホテルから逃げ出しました。

そんな時、受けは攻めが結婚するという噂話を耳にします。
根も葉もない噂でしたが、
受けは攻めに「おめでとうございます」と必死に堪えながら云います。
うわー、涙まで流すなんて…。
ホントに本気の恋だったんだね…。

その後、いい雰囲気になりそうだったのに、
流されかけていると我に返る攻め。
それからも受けと攻めの攻防戦は続くのでした。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

その他、以下の話が収められていました。

●恋なんだ…勢いで告白した攻めと全く面識のない受けが
      距離を縮めていく話。
●優しい雨…世話好きの先生(受け)とツンデレ生徒(攻め)の話。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

木下さんの作品は、やっぱり読むと暖かい気分になれます。
その上、萌もついてくるので嬉しいです。
作品によって、好き嫌いが分かれてしまうので、
そこがなんとも残念なのですが…。

萌える作品ばかりの短編集なら嬉しいのに……と、
都合のいいことを考えてしまいます。

5

男前係長!

出来る部下(年下)にいきなり告白されてタジタジかと思いきや、どーんと受け止める男前な係長にときめきました(笑)
押しが強いようで、イザとなったら引いちゃう、ちょっと臆病な部下くんも可愛かったです~!
でもやっぱり、さり気なくおにゅーの勝負パンツはいてたり、うっかり仕事中に「男同士 SEX」でググりそうになって我に返ったりしている係長が、いい味出してました!
くすりと笑えるところと思わずきゅんとくるところのバランスもいい感じですv
表題作シリーズのほかは、編集さん×作家(年下)、高校生モノで後輩×先輩、生徒×教師の読みきりが収録されています。
どれもほのぼのしていて、和みました。
辛うじてHシーンがあるのは表題作のみ(それもソフトです)なので、BL初心者さんにもお薦めですよ。

4

翻弄されるオヤジたち

表題作の他に短編がいくつか入っていますが、殆どが年下攻めで、年下攻めの話じゃなくても年下に翻弄されるオヤジが出てくる・・・そんな話が多い気がします(笑)
木下さんって年下攻め意外と好きなのでしょうかね?

表題作にもなっている「好きです係長!」は係長って言うくらいだからリーマンもの。
係長雁屋の部下、獅子堂はハンサムで仕事も出来て上司の信頼も厚い、女子社員からは王子様と言われるような申し分ない男、そんな彼から「好きです」と突然告白された雁屋は酒の上のジョークだろうと、最初は獅子堂の言葉を本気にしていなかったのですが、彼の真摯なまなざしを見て、どうも本気らしいと気づくんですね。

雁屋係長がまた、笑える。
あきらめさせるような言動をしておきなが、その気が無いらしいと気づいた獅子堂があっさりと引こうとしたら今度は自らけしかけるような態度をとって墓穴を掘ってたり、男にケツを貸す気は無いといいながら、仙台に二人で出張に行ったときには勝負パンツを履いてみたりと結構やる気満々(笑)

反対に最初はやる気満々だった獅子堂はいざってなると意外にへたれで、その先になかなか進めなくなっちゃって、そんな獅子堂に結局雁屋がしびれ切らしちゃうんですよね(笑)

雁屋みたいに、見た目より中身男らしい受けって実は大好きです。ちょっとピントがずれたところもまたツボ。獅子堂と雁屋、この二人いいコンビだよね~

収録されている作品には、しっとりした切ないお話は無いけれど、木下さんらしいほのぼのとした作品ばかりだと思います。

3

は、恥ずかしい…

何が恥ずかしいって…題名ですよ(笑)

攻め(獅子堂)に翻弄されっぱなしの受け(雁屋)…かと思いきや、しっかり男前受けです。雁屋が「するか?○○○!」と男前に宣言して、獅子堂も「…よろしくお願いします」と照れながら答えます。しかし次のページから雁屋がかわいい受けになってて笑ってしまいました。

同時収録の「ツキヤマ日記」では、なんともかわいらしい年下攻め。作家×担当。キラキラ純粋そうな攻めが、あらゆる手を使って受けを翻弄しようとします。しかし年上受けは、兄のように、大人らしい態度で受け止める…というやり取りが面白いところです。

「恋なんだ!?」は部活の後輩×先輩。企画モノだったようで、短い作品です。私としては、もう少し先輩の片思いのシーンを見たかったなぁ…と思い、これで終わりかーというのが正直な感想です。

「優しい雨」は高校の生徒×先生。攻めがツンデレとは新しい…と王道なのにとっても新鮮な気持ちで読めました。ツンツンしてるけどコタツで喜んじゃう攻めに、思わずほわ~っとしてしまいます。

モエパラのバッドエンド…最高です。

3

かわいかっこいいオヤジと年下攻めに萌え!!

木下けい子さん初のDear+コミックス。
書いてあるのを見て、「あ、そうだったっけ!?」と思いました。それくらいDear+の空気にフツーに馴染んでしまってる…

オヤジと年下攻めという構図が多いので、親父受けが好きな人はぜひ!
そしてリーマン萌えの人も。この本の半分はリーマンです(笑)
みんなかわいいんです。
かと思いきや、時々視線がエロい…っ!
「係長」シリーズ?は特に、お互いの想いを静かに探り合う視線のカッコよさにドキッとしました。
えっちシーンは少ないのですが、無言の視線や頬染めのほのかな色気がとてもいい!!
そしてまた、みんなカッコよすぎないところがとても現実的でいとおしいのです。

読みきりがたくさん入って、オヤジ受け、年下攻め、リーマン、誘い受け、高校生、ツンデレ、先生生徒…いろいろなタイプが楽しめます。
最近徐々に、木下さんの作品にギャグ要素が含まれるようになってきたように感じます。どんどんライトになって、ただのほのぼの作品ではなく、ほのぼのなところ、切ないところとメリハリが着いた作品になってきたような気が。
時々入るオマケ漫画や、裏表紙、カバー裏表紙などには、にやり…。
実はほぼ期待せず読んだのですが、とても癒されました。

昔はそんなに笑いどころがなく、1度読んだだけで終わってしまう作品もあったのですが、今回の本はかっこよさ、かわいさなどいろいろなところを何度も堪能できる本ですね!
木下さん初挑戦にもってこいの本ではないでしょうか。
木下作品は初心者さんに厳しい表現もない優しい作風なので、初心者さんにもオススメです。

3

男は前進あるのみだ!

「好きです係長」そしてその言葉に戸惑っている係長に「なかったことにしましょう」と言うが、「そんなのお前らしくない!」と酔った勢いで言ってしまった係長。その言葉を聞いて諦めずに頑張ってアタックする獅子堂の話。
係長のセリフで「もうダメかもしらん俺のケツ…」は表情とセリフがおかしくて、もう2828しながら読んでいました。

しかし、こんなにかわいい係長は、たwwまwwらwwんww
男同士のやり方をパソコンでググったり、(勝負)パンツをデパートでわざわざ買ったり(買っても何もありませんでしたがww)。もう係長のすべての行動、言動の可愛さに…(*´д`*)bグッ

ノンケの係長(雁屋)が自慢の部下でありホモな獅子堂にゆっくり堕ちていく姿はとてもよかったです。可愛いのに男前、そしてリーマンで受けとかかなり萌~。

表題作以外の話も面白かったです。どの作品もよかったんですが、『恋なんだ!?』特にお気に入り。この話は学園もので、テニス部の後輩×先輩なんですが、先輩(受け)が幼馴染みに片思い、そして後輩(攻め)が先輩(受け)に片思いという三角関係。後輩→先輩→幼馴染み
もっと後輩が片思いしている話を読んでみたかったです。

木下けい子先生の漫画をこれまでにいろいろ読みましたが、私の中ではどの作品にも失敗がないんですよねー。それって凄いことだと今更ながらに感心。

3

大人の愛とは

 『好きです、係長』

 サラリーマンの獅子堂が恋をするのは、係長の雁屋。いきなり好きといわれたにもかかわらず、そんな獅子堂に戸惑い、受け入れて、冷静な判断、行動をしてしまうあたりが、さすが係長です。男性の場合は、理性で判断すると言いますが、あまりにも冷静で、落ち着いた判断をする主人公が少し珍しいように思いました。距離をとる獅子堂にしびれを切らした雁屋は、彼も彼でやはり最初から脈ありだったか、獅子堂の深読みが勝ったのでしょうか?大人のじっくりとゆっくりと恋愛していく、ちょっとのことでは動じないけれど、些細なことではやきもきしてしまう恋愛模様が萌えます。

 『ツキヤマ日記』

 19歳の天才作家星川と36歳の文芸担当、月山のお話です。星川は上半身裸で築山を待ってみたり、ホテルに月山を誘ってみるものの、彼にその気は全くなく、いつもしらっとあしらわれてばかりです。年の差もさることながら、やはり月山の方が上手にリードして、それに気がつかない星川がどことなく可愛いです。

 『恋なんだ!?』

 容姿端麗の手嶋が好きと言い張る相手は、先輩の松山で、彼はどこにでもいるタイプの男子です。その上、松山は山下のことが好きというではありませんか!三角関係ものですが、短編のために、その後どうなったのかがよく分からず、残念です。

 『優しい雨』

 暗い影があり、他人を寄せ付けない石川と、国語教師古宇田の心温まるお話です。まるで野良猫のような石川に優しく寄り添う古宇田は、彼にとってまさに「優しい雨」です。残念ながら、萌えは感じませんでしたが、BLとか、萌えというより、もっと心の奥底の方でじんわりと楽しむような、温かさがある作品のように思いました。

3

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