酔うと記憶をなくす彼は俺を抱く。嬉しいなんて、好きなんて……絶対言えない。

足立と賢太郎のかくしごと。

adachi to kentarou no kakushigoto

足立と賢太郎のかくしごと。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神108
  • 萌×215
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

135

レビュー数
16
得点
609
評価数
127
平均
4.8 / 5
神率
85%
著者
おんせん 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
イースト・プレス
レーベル
Splushコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784781624136

あらすじ

人見知りで口下手な大学生の賢太郎は、
明るく人気者の同級生・足立に片想い中。

普段は猫しか話し相手がいない賢太郎だけど、
足立が気さくに接してくれるおかげで、
二人きりの宅飲みをするほど仲良くなった。

友人として、足立と一緒にいられるだけで嬉しい。
でも賢太郎には彼に言えない秘密がもう一つある。

「触ってもらえるのは嬉しい、だけど……」

自分を抱いていることを、酔うと記憶をなくす足立は知らない。

記憶のない彼を利用してエッチをしていることに、
罪悪感を覚える賢太郎だが――。


コミュ力高いおしゃれイケメン×人見知り口下手男子のじれキュン両片想いBL
その後の二人が見れる描き下ろしは19P収録!

表題作足立と賢太郎のかくしごと。

大学生
大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし「恋人になった賢太郎」「恋人になった足立」「春翔に報告」「好きと好き」「デート中」「帰り道」「ほろ酔い…」、あとがき
  • カバー下

レビュー投稿数16

ハートに巻いた包帯を僕がゆっくりほどくから

スピンオフ元の「葵さんえっちしよ!」は未読の私ですが何も問題はありませんでした。
基本 受けの賢太郎視点でストーリーは進んでいきますが、3話は足立(攻め)視点です。この親切な構成もとてもいい。
顔を両手で挟んで「あんまり他の人と仲良くしないで」と鼻にキスしながら静かに嫉妬心をムキ出しにしてくる攻めは好きですか?
はい、大好物です!!というわけで このシチュエーション含めお気に入りのシーンが、ここあそこにあります。
足立、この見た目で神社仏閣とか史跡とかカフェ巡りが好きなんです。ゆっくりのんびり過ごしたい家飲み派。ハァーーここだけで十分推せる。
最初から最後まで落ち着いた雰囲気で あたたかくて、出てくる人も良い人たちばかりだけど嘘くさくなくて。
想いを分け合い 温もりを確かめるように唇を重ね合う二人の幸せをずっと願いたくなるお話でした。

4

甘いすれ違い

スピンオフとは知らずに読み始めたのですが、
特に内容的にはオリジナルを読まずとも違和感はありませんでした。

ただ、オリジナル作品の受けが当て馬的なポジションにあったため、
併せて読んでいたら二人のすれ違いシーンでもそれ程あわあわせず
読めたのかなぁと思います。

人気者で友人の足立に密かに片想い中の賢太郎。
けれど、二人はただの友達ではなく身体の関係もあり…。

ただ、2人が体を繋げるのは足立が酔っているときだけ。
賢太郎も足立が酔っていて、翌日には記憶がないと
信じながら抱かれていたのですが、実は足立にはちゃんと記憶がありました。

両片想いの二人のすれ違いが切なすぎる…。

足立も賢太郎が好きなら早く言ってくれればいいのに、
全てを黙っていることですれ違いがさらにすれ違いを呼び、
じれもだが炸裂しまくっておりました。

ただ、外から見ていれば足立が賢太郎を好きなのはバレバレだったので、
両想い前提のじれじれだと思えばほっこりできました。

恋人になった二人のイチャ甘ももう少し見たかったな…。

1

すごく好き♡ 

おんせん先生の優しくってほんわか楽しい作風に癒されます
あと通常の絵も大好きですが、等身ちっちゃめなキャラの時もめちゃんこ可愛くって癒されます

とにかく賢太郎がかわいいです
見た目がかわいいと言うよりも、存在そのものが可愛くって仕方ないです!!
健気なんですけど嫌味の無い健気さというか、応援したくなってしまう健気さで、足立君視点に完全に共感して読んでしまいます

なので足立君の葛藤もすごいリアルに分かりつつも「頼む…!!」と、勝手に同士の背中を押すような気持ちで結果的には2人を思いっ切り見守って応援して読み切ってしまいます

キャラがとっても大好きで、そんな2人が一生懸命な姿をたくさん見れる!
すっごく好きな1冊です♡

スピオフ元の「葵さんえっちしよ!」を既読しているので足立君視点になった3話目の冒頭で「わ♡」と心が小躍りしたくなるお名前を発見して俄然読むのが楽しくなりました

可愛らしい受けにかっこいい攻め
ちょっぴりの切なさと大きな恋心
BLの王道を外さない安心感!!
何度でも読み返したくなる2人のお話しでした

7

何このかわいい恋人…!! 心が浄化される一冊

はあ……心が浄化され、萌えて萌えて仕方ない一冊でした。。

ランキングにずっと入っていて気になっていたこちら。
先ほど関連作の「葵さんえっちしよ!」を先に読み、
迷いなくこの足立×賢太郎のお話も購入して大正解です◎

電子特装版を購入したのですが、10Pもの描き下ろしが読めて
感激でした・:*+.
(特装版の内容は、いつも自分で準備している賢太郎に足立が
「今日、俺に準備させて?」と準備をねだり、お風呂でという激あまなお話♡)


さて本編。
もーーー、自分も足立(攻め)と一緒に「何このかわいい恋人〜〜〜〜!!!!」と
叫びたくなる!!!

「葵さん〜」でも萌えて悶絶しましたが、
個人的にはこちらの一作、足立×賢太郎のお話には
よりパワーアップした萌えを感じました✨

「ああああ…!」と叫んでゴロゴロしたくなりました(*´艸`)


関連作の受けだった春翔の大学同級生で、攻め・葵の甥っ子である足立。
今作はその足立が攻め、彼に健気に片思いする(本当は両片思い状態なんですが)
受けが賢太郎です。

ひょんなことがきっかけで友人となった二人。
賢太郎(受け)のうちで家飲みするほど仲良くなったのですが、
実は酔うと記憶をなくしてしまう足立に、毎回賢太郎は抱かれており…

初めて抱かれた日の翌日、本当のことが言い出せなかった賢太郎。
何もなかったフリをしてしまい、その時からずっと足立に抱かれては
名前も呼べず(足立が起きてしまったら困るから)、思いを胸に抱えたままなのですが、
実は足立はーー

と続きます。


両視点で足立の思いも描かれるので、
実は足立には記憶がちゃんとあり、賢太郎の方から「好き」と言ってくれるのを
待っているー

と途中で分かり、じれったくて、くすぐったくて仕方ない…!!


裏庭で、猫ちゃん相手に気持ちを吐露する健気な賢太郎の姿が切ない( ; ; )
両思いになる瞬間を待ち望みながら「早く早く…!」という気持ちで読みました。

なんと春翔が二人をくっつけようと?して
善意100%の余計な(笑)口出しをしてきたことで
あらぬ誤解をしてしまう賢太郎。


もう、もう足立の方から言っておあげよ…的な気持ちになったところでの、
賢太郎の勇気ある告白と謝罪には、ハートを撃ち抜かれました。。

思いを確かめ合い、”恋人同士”になった二人のエッチも
蕩けるぐらい甘くて。幸せのおすそわけに感謝…(*´˘`*)♡

ためらいながら、初めてエッチ中に「あ…足立…」と名前を呼ぶ賢太郎、
それに「うん」と応える足立。
嬉しくて涙目になって見つめ合う二人の姿に、全私の心が満たされました・:*+.
なんか、なんか、自分も気づいたらちょっと涙ぐんでました。悲しいお話じゃないのに;

翌日二人で一緒に起きて、
「こうやって二人で起きるのも初めてだね」とにっこり笑う足立も大好き。


そして最後の最後にきゅーーーん!と萌えたのが、
お付き合いが始まったことを
裏庭の黒猫ちゃんに二人で報告してる…の図!!!

可愛い二人の、可愛い両片想い。

もっと早く読んでおけばよかったな…と思ってしまうぐらい、
最高に心に響くお話でした。

特装版の内容にも大満足、「これ、最高だよーっ!」と
布教したい一冊です☺︎✨


★修正:tn白抜き(電子シーモア)

6

自信を持っておすすめしたくなる1冊でした♡

おんせん先生の作品を読ませていただくのは今回で2冊目です
残念ながら関連作?スピオフ元?は未読なのですがこの1冊でも十分に楽しめる、素敵な作品でした♡

押しの強さが良い意味で無くって、すごく自分のペースで読めるような優しさを感じます
押しは強くないけど魅力を感じるような、知りたくなるような・・・
まるで攻めの足立君と賢太郎君そのもののようですし、彼らが生み出す空気がそのまま作品に反映してるような気がします

攻めの足立君はピアスバチバチ系(ボディピのゲージは太めで何ならラブレットも開いてる‼)だけどとっても気さくで周りにいつも人がいるようなタイプ
自己主張はあるけれどすごく自然体というナチュラルさが魅力

受けの賢太郎君は人とお話しするよりも裏庭の猫ちゃんと一緒に居る方が落ち着くタイプだけど、決してネガティブさが滲むような空気は無く、大学生として真っ当に事業を受けてすべき事をしてるような清廉さがあるのが素敵

こんな2人が一生懸命遠回りしながらも恋を成就していくお話しの空気感・・・
癒しでしかなかったです(*´▽`*)

優しさに包まれていて癒しだけどほわほわしてるだけじゃない!という、濡れ場も年相応にあるのも良かったです♡
年相応だけど、賢太郎君単体で考えると「あの賢太郎君が・・・!?」という少し違ったドキドキ要素も楽しめた気がします///

もし、誰かに”この作品を読もうか悩んでる”って言われたら、何の不安もなく自信を持っておすすめしたくなる1冊でした♡

6

昔の王道の良さがある?

なんて可愛いお話でしょう!

小中学生の頃に読んでた少女漫画を思い出します。
人見知りで口下手でうまく話せない主人公。
明るくて誰にでも話しかける人気者のヒーロー。

賢太郎が少しずつ少しずつ勇気を出して話すところをちゃんと足立がわかってくれてて。
コミュ障気味なところもわかってくれてて、フォローもしてくれて。

賢太郎が酔った足立が他の子とあんなことするの嫌だ!って葛藤して勇気を出して飲み会に参加して!頑張ったね!!
もう共感の嵐です。私には足立のような存在はいませんでしたがね。

賢太郎の口から聞きたい、もっと思ってること言ってほしい。待ってた足立。ええやつや〜。

こんなに純粋で俺が俺が!な出しゃばりじゃなくて一緒にいて落ち着く賢太郎の良さがみんなにバレちゃう〜と嫉妬する足立。

はぁ、やっぱり王道は良いですね。王道たるだけあります。

足立が飲みに来る日は実は賢太郎は…。ひゃ〜!頑張ったね!

大人しい子が勇気を出してヒーローとくっつくお話でした。

1

可愛い大学生たちのじれったい両片想いにキュン!

初読み作家様。ちるちるの評価ランキング急上昇で気になり、試し読みしたら二人ともすごく可愛くて、特装版を読んでみました♪
(前作「葵さんえっちしよ!」のスピンオフ(?)なんですね。でも未読でも大丈夫でした。)
電子特装版で213ページ。(以下ネタバレあります)

内気な大学生の賢太郎(受)は、友達で人気者の足立(攻)に片想い中。一緒に宅飲みすると酔った足立とエッチしてしまう。でも朝になると足立は忘れていて…というお話。

絵柄が可愛らしくてほっこりしますね〜。
ちびキャラがよく出てくるんだけど可愛い♡
賢太郎はそばかす&一重の平凡くんで、性格も内気でオドオドしてる。でも時々すごく可愛い表情になります。
足立は明るい人気者の長身イケメンくん。八重歯と笑顔が可愛い。ピアス多めで口ピもしてるけど、性格は普通にいい子。

受け視点と攻め視点で描かれて、読んですぐに両片想いなんだな〜ってわかる感じですね。
初めからゴールが見えてるストーリーなので、可愛い大学生のもだもだした両片想いを「も〜、どうなるのかしら、ドキドキ♡」と見守る気持ちで読みました。

序盤に、こんな陽キャそうな足立が内気な賢太郎のどの辺を好きになったんだろう?と思ったので、中盤攻め視点でその辺を丁寧に描いてくれて楽しかったです。
足立は明るくて人気者だけど、内面は結構素朴で可愛いワンコな性格なんですよね〜。
でも結構独占欲強くて嫉妬しちゃったり、賢太郎に何度も「かわいい」って言ったり、すごく好きなタイプの攻め君でキュンとしました♡

可愛い二人だけど、濡れ場やキスシーンもちょこちょこあって、足立は色っぽいし、賢太郎はえっちで可愛いくて良きでした♡
ラストの両想いエッチで、やっと名前呼べた後の二人の幸せそうな笑顔、可愛かったな〜♡

描き下ろしが19ページで、小さなエピソードから恋人エッチまで盛りだくさんなのも楽しかったです♪

「葵さん〜」の二人が結構出てきたので、既読の方がより楽しめそうですね。
(こちらは年上男前攻め×ワンコ受けの歳の差CPのようです)

特装版の小冊子は29ページ。
初期設定、イラストラフ、SNS公開済みイラスト(漫画もあり)、描き下ろし漫画(『今日は足立が準備してくれるみたいです』)10ページ、ペーパーなどなど、盛りだくさんで楽しいです♪
描き下ろし漫画は短いながらもえちえちでした♡

とっても可愛い大学生CPのじれもだな両片想いのお話でした。ずっと可愛いな〜って思いながら読みました。
描き下ろしや特装版小冊子も、内容盛りだくさんで、とっても楽しかったです♪

シーモア ライトセーバー(白抜き)修正(真っ白ですが、可愛いストーリーと絵柄なので、この修正でもOKかなって感じました)

5

賢太郎が健気でキュンキュンします

おんせん先生の作品は毎日ほのぼの、ほわほわさせられるのですが、「足立と賢太郎のかくしごと。」はキュンキュンが強めに入っております。とにかく、2人が早く気付いてってなります。とても大好きな作品です。

2

可愛いすぎる隠しごとにキュン♡とするーー!!

読み終わって気付いたのですが、もしや「葵さんえっちしよ!」のスピンオフ的作品でしょうか??

そんな今作は、葵が叔父にあたる人気者な足立と人見知りで口下手な賢太郎との、とびきり可愛すぎる両片思いのお話でした!!


出逢いは、大学の授業。
シャーペンを忘れた賢太郎に、隣の席だった足立が貸すことから始まります。

派手な見た目と裏腹に、意外と静かな内面な足立。

賢太郎の隣は居心地が良くて。

で、わりとすぐに賢太郎のことを可愛い! 好き!と思うようになるのですが、二人でお酒を呑んだ席で致してしまって以降、賢太郎とは酔うと抱き、けれど目が覚めると覚えてないという流れになってしまうと誤解させてしまっています。(この辺が足立のかくしごと。賢太郎のかくしごとは、足立のことを好きなのに友達のフリしていること!)

もうね。
このモダモダが切なく、早くどうにか両想いになれーー!
足立、賢太郎のこと好きすぎて嫉妬しまくりじゃん!!
イケメンの執着、最高オ!!
と、ヲタ特有のクソデカひとりごとをぶつぶつ呟いてしまいました。

とにかくカワイイが詰まっているすれ違い両想いがBLなので、全腐の民は読んで、キュンと身悶えてほしい1冊です!

4

大・大・大好きな作品

Twitter(X)やpixiv FANBOXで掲載されていた『君の名前を呼びたい。』が少し生まれ変わって、商業化デビューの話が出た時は、嬉しくて嬉しくて出版社様やおんせん先生に感謝
でした。
コミュ障で大人しい賢太郎と、明るく周りに友人が多い足立。正反対の二人が共に恋に落ちたのに、伝えられない想いがたまらなく切なくて胸をざわつかせるのです。
その心の機微も繊細で、おんせん先生の描かれる両片思いが大好きです。
焦れ焦れモダモダとしたが故の、ハピエンがとても幸せに感じます。

酔った勢いにまかせて繋がって、その時の記憶がない足立。
好きだから繋がりたいという想いと、罪悪感に苛まれるその狭間で揺れる賢太郎の気持ちがひしひしと伝わって胸がぎゅっとなる…
呼びたくても呼べない名前…なんて秀逸なんだろう
足立目線から見た時も、何故伝えてあげないんだろと焦れ焦れするのだけど、足立の気持ちも分からないでもない
『君の名前を呼びたい。』は二人の想いにかかっているのかと気づいた時は、おんせん先生お見事でした(拍手)
商業化に向けてタイトルが『足立と賢太郎のかくしごと。』に決まった時はなるほどと思いました。
足立も、賢太郎も可愛いくて大好きです。
ぜひ、沢山の方に届いて欲しいと思います。

6

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