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初恋を追う高校生×美しき人外の青年 究極の執着LOVE♥
kakan no hanamuko
エロス度★★★★★★★
悠矢と桜叶が紡ぐ祝福の恋物語・・・開幕。
おやおや。叔父への初恋に囚われた高校生と美貌の人外青年の恋ですか・・・天使のように可愛い子どもだった悠矢が叔父に劣情を向けるのがとても官能的で素晴らしいですね。
叔父が人外であろうとも想いは変わらず激重で一途な愛を囁き続ける悠矢にキュンが止まらなく、最初は彼の気持ちを拒んでいた桜叶も彼と自分の想いと向き合って受け入れていくのがたまりません。
濡れ場の美しさ・人外に心奪われた高校生・お互いにド執着をさらけ出す愛の重さ・幸せに悶えました。
こういう少し不思議なお話は、高城リョウ先生の真骨頂だと思っています。
そのくらい、先生の描く少し不思議なお話が大好きです。(最推し作品は「ゼロ距離」)
オメガバースやケーキバースも好きなのですが、それらとは異なる独自の世界観を成立させて描かれる作品に引き込まれます。
最初は単純に、幼い頃の恋心を一途に貫く執着系攻めと儚い系美人受けのお話かな?と思っていました。
いつまでも若く美しいのも、ただそういう人なだけ、という設定で。
ですが、読み進めていくと、そんな単純な話じゃなさそうだぞ?と気付かされ、どんな背景が隠されているのかと期待が高まっていく。
悠也くん(ゆうくん)も桜叶さん(叔父さん)も魅力的です。
悠也くんは駆け引き上手で、押し具合と引き具合が絶妙で、強引さにイラッとせずに済む。
叔父さんに向ける一途な執着も、健気な姿と映るので応援したくなる。
自分の気持ちを優先するよりも、相手を尊重しようとする意思を感じられました。
桜叶さんはもう、とにかく美しい!そして、優しく、思い遣りのある人。
更に所謂人外という事実!普段の短い髪と能力を使ったあとの長髪姿の両方を拝めるなんて、贅沢な目の保養です…。ありがとうございます!
人間ではないと噂される桜叶さんの不思議な力が少しずつ判明する場面に胸きゅんです。
喜びなどで感情が高ぶると、周囲の生命力が活性化されてお花が咲いてしまうなんて…可愛すぎる!
言葉では否定する桜叶さんに対し、花が咲き誇っている庭を悠也くんが見つける場面は印象的でした。
桜叶さんが隠していた能力の真髄はその程度ではなく、しかもその能力のおかげで悠也くんは命を長らえ、更に悠也くんの命を長らえさせたおかげで、桜叶さんと悠也くんが一緒に生(せい)を謳歌するという望みまで叶うなんて…胸がきゅっとなる感動。
悠也くんにとっての桜叶さんはもちろん、桜叶さんにとっても悠也くんの存在が救いだったとは…。
愛人関係と噂されてしまっていた嶺二さん(悠也の祖父)との実際の関係にも感動です。
実は明かされるまで、愛人ぽくはなさそうだけど、何かあったらちょっと落ち込む…と警戒していたので。
そんな警戒をしていた自分が恥ずかしい…。
悠也くんのために能力を使い、外見が少し年齢を重ねた桜叶さんが本当に素敵で魅力的で、年齢を重ねたが故の色気にやられます。
悠也くんも年齢を重ねることで、どんどんかっこよく魅力的になっていく。
これからも二人で幸せな時間を過ごし、ともに日々を重ねていってほしいです。
耽美っぽい美しいBLが読みたくて購入。
美しさには満足です。
甥と血のつながらない叔父、その叔父は人外で、昂ると周囲で花が咲き乱れる…
この舞台設定!
これでもか、とばかりに詰め込んでいます。
さて、読んでみると…
甥である悠矢はごく小さな子供の時から美しい叔父を性的な意味でも欲していて、かなりの執着。
一方叔父の方は悠矢を赤ちゃんの頃から知っているので、恋愛ましてや性的関係など考えたこともない。
現在の悠矢から想いをぶつけられても、戸惑いと拒否ばかり。
あまりにも情熱的な悠矢に、遂に自分は人間ではないと告白するも悠矢はそれにも全く動じず。
そんな押し引きの間に、どうやら悠矢にも隠している秘密が…と思わせぶり展開。
この悠矢の秘密と、叔父の人外としての存在価値がリンクしていくのは巧みな筋立てだと思いました。
が。
やはり、どうして彼は人外なんだろう?という根本的な疑問が湧いてしまう。
言い伝えが実は本当で、という解釈でしょうか。
彼は悠矢に力を使わなければ不老不死なの?
ハテナは色々あれど、花の精のような桜叶は健気で美しい。悠矢は男前で一途。
この後、やはり悠矢だけが先に老いていくのかなどは明確ではないけれど、法律上もずっと一緒にいられる2人は幸せを掴んだのだ、と思いました。
美麗な表紙に一目惚れし、表紙買いしたこちら。
執着年下攻め×人外・美貌の叔父(血の繋がりはまし)というカプ。
この設定だけで、なんだろう…何かたまらなく滾るものがあります( ̄∀ ̄)
受けで叔父・咲叶は妖で、その感情の起伏が周りの生物に影響し
気持ちが昂ると、周囲の花が狂い咲きするーー
そんなロマンチックな描写、一斉に花が咲き乱れるシーンの美しさも格別でした✨
ため息が出るー…
以下、簡単なあらすじと感想です。
主人公の高3の青年・悠矢(攻)の初恋相手は、7年前に失踪してしまった
血の繋がらない美貌の叔父・咲叶(おうか・受)。
子供の頃に叔父に花冠を作り告白し、プロポーズした過去があります。
久しぶりに叔父の家を訪れ、家の中に人の気配を感じた悠矢。
急いで中へ行くと、7年経っても昔と全く変わらぬ姿の叔父がすやすやと寝ており、
7年ぶりの再会を果たします。
一つ屋根の下で一緒に生活する中で、次第に心を通わせていく二人。
しかし二人にはそれぞれ、抱えている秘密がありー
と続きます。
てっきり”秘密”があるのは咲叶だけかと思いきや!!
途中途中で「あれっ?」と思わせておいて、終盤に明らかになる攻め・悠矢の
秘密に、おおお…と驚き。
そしてそれを咲叶が知らず知らずのうちに……という展開、
咲叶の大きな愛が感じられる展開に胸がきゅーっとしました。( ; ; )
途中、咲叶の髪が伸びるシーンがあるのですが、それにもちゃんと意味があって。
そして長髪咲叶叔父さんが自分好みのビジュすぎて、拝みたくなる尊さ…!!!(興奮)
年下攻めの拗らせた想いと執着、攻め→→→受けへの愛がやはり目立ちますが、
受けの咲叶の愛も健気で一途で献身的。
でもそれだけではなく、執着もある…!というのがゾクゾクっとくるポイントでした。
ずっとずっと一緒に、人よりも長い時を生きていくことになる二人ですもんね。。(。-∀-)
不思議な能力を持つ人外の存在・咲叶の、咲叶自身も知らないその生い立ち・過去とは?
攻めの悠矢が隠している秘密とは?
咲叶の髪が伸びるのはなぜなのか?
そんな疑問が一つ一つ丁寧に解き明かされていく過程にドキドキ。
シリアスな雰囲気ながらも、愛を交わす二人の甘い時間にも浸ることができ、
萌えどころが多かった・:*+.
執着攻めによる、甘く追い込むえちも見どころです◎
描き下ろしでは7年後、新婚の彼らのえちも見られて大満足!
血の繋がらない甥っ子×叔父、人外、それぞれ抱える秘密…と
書き出してみれば設定盛りだくさんですが、
それらが綺麗に絡み合った素敵な物語、読み応えのある一冊でした☺︎✨
★修正:tn白抜き(+トーン)、ところどころホタル
ホタルの場面は局部の形がはっきり分かります。(電子:アニメイトブックストア)
帯にもある通り、7年越しの初恋成就のため、失踪した美貌の叔父を探しに、亡き祖父の家を訪れたDKの悠矢。
なんとそこには、失踪直前と変わらない美貌のままの叔父がいて、、、
という冒頭。
とにかく今度こそ離すまいとする、並々ならぬ攻めの執着ぶりが素晴らしすぎて、執着攻め好きまりあげはは、震えるくらい興奮しました。
が、読み進めていくと、受けはもともとなにかあるなあというか、人外なんだろうなあ的なことは察していたのですが(帯にも書いてあるし)、まさか攻めにも秘めていたものがあったとは!!
で、この攻めが秘めていたものが、後々受けの人外的部分にも関わってくるわけで、、、
これは予想外の展開でしたので、ぜひ直接読んでいただき、
攻めの秘密を。
攻めがなぜ、そこまで受けに対して執着していたのか。
その理由を確認してほしいです。
巻末の結婚7周年エピソード(そして突然の大きなネタバレ!笑)は、幸せそうでよかったなあ♡とほっこりしました。
カバー下の猫又設定も、本文で読みたかったなあ! という大きな独り言を残しつつ笑
ちなみに、攻めが受けの戸籍に入ったのですが、その辺も含めて、年下執着攻めが楽しめる1冊でした!!