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sagashimono ha ai desuka?
とうとうくっついちゃいましたか、この2人( ´∀`)
みだらな猫シリーズの中でもレギュラーメンバー化してる2人ですし、カップルになりそうな雰囲気もあったので、このスピンオフは時間の問題でしたね。ようやく落ち着いてくれてホッとしました。
佐久間にはあまり良い印象がなく、なんだか食えないヤツだなという印象しかありませんでした。穂刈の方も掴みどころのなさそうな不思議なオーラをまとっていて、この2人がどんな恋愛模様を繰り広げるのか正直イメージがつかなかったです。
佐久間といえば相当なブラコン。実兄への拗れた恋心が、他の誰かに向いていくのがこの作品の見どころでしょう。
兄への想いが報われないことから、乱れた私生活を送っている佐久間の心がとても痛々しく映りました。性欲は満たされたとしても、心が満たされない彼の救いはどこにあるのか。普段は飄々としている姿とは裏腹に、実は繊細な気持ちの持ち主だということが分かると、これまでの佐久間の印象が違って見えました。
穂刈とはセフレとして健全ではない関係からのスタートだけど、身体を重ねるしかない不毛な繋がりがいつしか……ってところが、ストーリーを大いに盛り上げます。
身体の欲を満たす以外のことを求めないのは一見楽なようで楽ではない。そこに愛情や好きの感情が生まれれば、先に進むことが出来ない苦しみに支配されてしまうからです。
佐久間の気持ちが穂刈に向き始めるのは時間の問題ですが、それは穂刈にも言えること。セフレとして過ごす時間の中で、しっかりと好意が育っていく2人の気持ちの変化はすれ違っているようで同じ方向を向いていて、しっとりとした切ない感情が沁みました。
普段感情の起伏があまり見られない男だけに、穂刈の心の揺れ動きはレアシーン。佐久間に寄せていく想いに引き込まれました。
今まではミケちゃんばかりに笑顔を見せていた彼も、佐久間に向ける笑顔が徐々に増えていくと思います。天野とミケちゃん編に戻ったとき、2人の間に恋人同士の甘い空気が漂っていることをコッソリと期待しています^ ^