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sagashimono ha ai desuka?
佑川急便でアルバイトをしている性格の悪いビッチキャラの佐久間のスピンオフ。腹違いの兄への想いと「僕だけを愛してくれる人」を求めて拗らせすぎて一夜限りの相手と過ごしています。
そんな中、セフレのひとりとトラブっている時にゆうバッグの穂刈に助けられます。穂刈は以前「みだ猫」のみんなで行った旅行で同室になり関係を持ったことがある生真面目なノンケ(でもミケちゃんにちょっと恋心あったのかな?)。からかっていた穂刈が実は暗闇が怖いと知り、かわいく思った佐久間はもう一度セックスをします。
面白味がなく時々正論で自分の心をザクザクと刺していく穂刈に、佐久間は期間限定で「お互い好きな相手ができるまで」のセフレになることを提案します。なぜか佐久間を拒絶できない穂刈。そしてそんな穂刈と一緒にいてドキドキしたり安心したりする佐久間。
セフレとして一緒に過ごしている間に話をして互いのことを知るようになり穂刈の優しさに触れ、好きになってしまった佐久間はセフレでいるのが辛くて関係を解消します。また報われない恋に落ちてしまったと悩む佐久間は、今までの性悪がいじらしくなっていてそこがまたかわいいんです!そういうキャラを描くのは嶋二先生お上手だと思います。これからどんどんかわいく一途キャラになっていくんでしょうね。
突然そっけなくなった佐久間が今まで以上に気になる穂刈は、天野に佐久間が泣いていたと聞き電話をかけます。
その時に天野が「かわいいと思い始めたらオワリだから沼だよ沼」って言ってたんですが、めっちゃ心理!!
最後に佐久間がきちんと愛されるために愛するように自分から告白したのもよかったです。あまり表情が豊かではない穂刈ですが、佐久間に対してだんだん笑顔や独占欲を見せるようになり、これは溺愛スパダリになる予感しかないです。
佐久間、愛を見つけられてよかったね!お幸せに!
バイトの佐久間が主役のお話ということで、性に奔放で嫌なヤツ感がめちゃくちゃ出てましたが(それに関しては理由がありました)、穂刈と接していくうちに本気になっていきます。
もちろん始まりは、身体からでした。
結果、佐久間みたいな寂しがり屋なタイプには、無口だけど言うときは言うタイプな穂刈がぴったりでした。
頭ポン、とか、とにかく包容力がすごい!!(年上だからもありそうですが、それ以上に口より仕草で語るタイプかと思われました)
あと穂刈のセリフには名言が多く、お互い周囲とはどこか違うと敬遠されがちだった二人でしたが、それでも一生懸命生きているんだから~的なセリフには、佐久間じゃなくともグッとくるものがありました。
あと、愛は与えられるものだけを待つばかりじゃなく、与えるものでもあることなど、、、
穂刈の真摯な発言が、佐久間だけでなく、読者の心にも突き刺さりました。
ミケちゃんたちの出番も比較的多く、物語のキーを握っていたりなど、本家のみだ猫ファンも楽しめるスピンオフだったと思います!
やっと愛を見つけられて、大事に愛してくれる相手でよかったね、佐久間!!
ビッチな佐久間が堅物で真面目な穂刈とセフレになるところから始まります。
「みだ猫」シリーズのスピンオフとのことですが、シリーズ未読でも楽しめました。
佐久間がモブに抱かれているシーンがあるので、苦手な方はご注意下さい。
実兄を好きな佐久間が徐々に穂刈に心を許し、穂刈を好きになって戸惑う姿が可愛かったです。
佐久間のことが気になって仕方がない穂刈の誠実な言動に好感が持てました。
すれ違った時は胸が切なくなりましたが、両想いになり穂刈が佐久間を可愛がる様子にほっこりしました。
ebookは白抜き&白刻み海苔修正でした。
恋人になってから佐久間の可愛さが増していて可愛かったです。
スピンオフ元の作品は未読です。
なのでふたりのもともとの関係値、どういう経緯で最初の関係があったのかを知らないまま読んだのはちょっともったいなかったかなと思いますが、事前知識なくても楽しめました。
明るく奔放なフリをしているけれども叶わない恋から目をそらすように投げやりに身体だけを満たすような佐久間を理解できなかったはずなのに
その淋しげな背景に気付いて、どうしても放っておけなくてその存在を少しずつ心のなかで大きくシていく穂刈さんの生真面目さが好きでした。
時には少し冷たくも聞こえる穂刈さんの言葉の嘘のない誠実さかがじわじわと染み込んでいって、
ずっと兄のことを思っていたはずなのにいつしか恋をしている佐久間の戸惑いや不安もよくわかりました。そんな簡単に吹っ切れるもの?というより、それは自然な流れに感じられました。
とてもひねくれているように見えるけどそれは自分を守ろうとしていたからで、穂刈さんへの好きに向き合ってからの行動や言葉の素直さが本来の性質なのかなと思えました。
かわいいは沼。ほんとそうですね。
甘え甘やかして、(穂刈さんの方は)無自覚溺愛カップルになりそうなふたりに幸せをもらいました。
とうとうくっついちゃいましたか、この2人( ´∀`)
みだらな猫シリーズの中でもレギュラーメンバー化してる2人ですし、カップルになりそうな雰囲気もあったので、このスピンオフは時間の問題でしたね。ようやく落ち着いてくれてホッとしました。
佐久間にはあまり良い印象がなく、なんだか食えないヤツだなという印象しかありませんでした。穂刈の方も掴みどころのなさそうな不思議なオーラをまとっていて、この2人がどんな恋愛模様を繰り広げるのか正直イメージがつかなかったです。
佐久間といえば相当なブラコン。実兄への拗れた恋心が、他の誰かに向いていくのがこの作品の見どころでしょう。
兄への想いが報われないことから、乱れた私生活を送っている佐久間の心がとても痛々しく映りました。性欲は満たされたとしても、心が満たされない彼の救いはどこにあるのか。普段は飄々としている姿とは裏腹に、実は繊細な気持ちの持ち主だということが分かると、これまでの佐久間の印象が違って見えました。
穂刈とはセフレとして健全ではない関係からのスタートだけど、身体を重ねるしかない不毛な繋がりがいつしか……ってところが、ストーリーを大いに盛り上げます。
身体の欲を満たす以外のことを求めないのは一見楽なようで楽ではない。そこに愛情や好きの感情が生まれれば、先に進むことが出来ない苦しみに支配されてしまうからです。
佐久間の気持ちが穂刈に向き始めるのは時間の問題ですが、それは穂刈にも言えること。セフレとして過ごす時間の中で、しっかりと好意が育っていく2人の気持ちの変化はすれ違っているようで同じ方向を向いていて、しっとりとした切ない感情が沁みました。
普段感情の起伏があまり見られない男だけに、穂刈の心の揺れ動きはレアシーン。佐久間に寄せていく想いに引き込まれました。
今まではミケちゃんばかりに笑顔を見せていた彼も、佐久間に向ける笑顔が徐々に増えていくと思います。天野とミケちゃん編に戻ったとき、2人の間に恋人同士の甘い空気が漂っていることをコッソリと期待しています^ ^