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bar panta rei
四十路×19歳、ひとりぼっち同士の年の差愛。
父が失踪して以来、高校を中退、借金…と転落の一途を辿り、
現在はバー「パンタ・レイ」の雇われ店長をしている神戸。
ある日、店にヤクザの息子の久遠がやってきて
ひょんなことから住みこみバイトとして同居&雇うことになり…。
はじめは久遠を邪険にしていたけれど久遠の不幸な生い立ちと
素直さに絆されてゆく神戸。
一見無愛想でやさぐれ気味にも見えますが、本質は世話焼きで情も深く、
ずるずると久遠のペースに呑まれてゆく神戸の変化にニヤリとしてしまいます。
そして、突如神戸の前に現れた19歳の青年・久遠。
明るく素直な性格ですが、その過去は結構しんどかったりします。
ヤクザの父をもち、中学の頃から学校には行かず、
父親から14歳にしてウリをさせられるように。
そんな生い立ちなので自分の名前を漢字で書くこともできないらしく、
神戸に衝撃を与えます。
そんな悲惨な人生を感じさせない程に天真爛漫な久遠ですが、
父に売られ、母には見捨てられたという残酷な事実が胸を締め付けます。
久遠の過去を知って絆されてゆく神戸ですが、
家族から愛されなかった久遠もまた神戸の優しさに惹かれてゆきます。
駆け引きなんてせずまっすぐに神戸に想いを告げる久遠が本当にピュア…。
最初は久遠の告白に戸惑っていた神戸ですが、こんなの絆されずに
いられるはずがないんですよね。
ラストでは久遠に「俺と(家族に)なっちまうか?」と逆告白する神戸。
ぶっきらぼうながらも、“恋人”をすっとばして“家族”なんて…
こんなのほぼプロポーズじゃん!というおっさんの愛の重みに
不覚にも胸キュンしちゃいました。
恋人同士になった初めての夜は初エッチかと思いきや、
まさかの同じベッドで未来のお話して寝るだけのプラトニック初夜でした。
二人のぺースでゆっくりと、末永くお幸せになってほしいな。
「パンタ‐レイ」は哲学用語だそうで『万物は流転する、の意。古代ギリシャの哲学者ヘラクレイトスの思想を表現した語。』コトバンク参照
作中、オーナーの上野さんの言葉を拝借すると「全てのものは移り変わってゆくもの」という事
常に時間は流れ、人も自然も気持ちも変わって行く
そしてそんな人が交錯する「バー」という場所に付ける名として最高にお洒落ですね~
大人達が集うバーに突如現れた異質な勢いをもたらす受けの久遠
そしてこの久遠と雇われ店長の神戸には直接ではないけれど因縁めいた巡り合わせがあって、、、?!
と始まります
なかなか訳アリな過去持ちの2人
決して順風満帆な人生を歩んで来たとは言えない2人が同じ家に住み、そして職場で時間を過ごす、、、
それぞれ不条理な環境に翻弄されながら、自分を見失いかけながらも流転した先で出会った年の差CPのお話しです
2人の這い上がって来た姿や、行く姿がとても穏やかでそして強く心に沁みます
BLですがLOVEよりもLIFEを感じるお話しだったと思います
メインの2人の人生も、神戸がきっかけだったとは言え、結果2人の人生のターニングポイントになっていたオーナーの上野さんの存在が大きかったです
彼らのお店が近くにあったらふらっと足が向いてしまうような、とても素敵な「バー・パンタ・レイ」のお話しでした☆彡
神戸さんのサスペンダー姿、久遠のカマーベスト姿がとても2人に似合っていて良かったです(ღˇ◡ˇ*)♡
※家庭環境が宜しくない系のお話しもありますので苦手な方はご注意あれ
修正|絡みは無しなので修正も不要
この世にあるすべてのものは絶え間なく変化しとどまることがない
とどまぁ~ること~ぉ しらなぁ~い♪ ときのぉおおおおおな
またなに言ってんだコイツ って感じですよね
いや【パンタレイ】がね 万物流転の 誰だっけ? ヘラ へろ ふぇら ふえら へ… ←だれか止めてw
ちょっとクタビレ気味で どこかに後悔を持ってるオジサンの使い方が上手いんですよ
てか イケオジの格好のいい哀愁 じゃない ボロキレ感が個人的にはすきなので 圷さんの描かれるおっさんが 目にとっても優しいw
勤めていた店がコロナで閉店 路頭に迷う寸前 腕をかわれ今では福祉事業グループを経営する男のバーで雇われ店長に
ここまでは うんうん って勢いよく読めるんだけど次の瞬間 ん? と
そう 久遠(くおん)との遭遇に若干無理があるのよな で ここで目を瞑ったところでまた次のムリがくる
正直コミカルな始まりにはなっているので このふたりの出会いを薄目で流してしまえれば このお話しに詰まっている 業 は存分に味わえるんだけど
ごう で ぎょう で
え 意味わからんですか? 確かに これだけじゃね
今でこそ仕事こなしてなんとかやってはいけてても 過去を恨んでギャンブルに溺れ 借金こさえて身上潰してる神戸のダメンズっぷりがあって かつての借金取り(ヤクザ)の息子と出会って同じ家 同じ職場の生活がはじまる
ね ごう(行い)で ぎょう(仕事・学問) でしょ?
明るく振る舞う久遠(ヤクザの息子)もなかなかの不憫さと強かさが備わっているので 借金取りに殺されそうになった男と殺しかけた男の息子の相容れない関係だけではなく 互いの哀れを知って失敗だらけの人生をなぞらせないように 誰かが誰かの歯車を動かすように… ってネタバラしすぎだこりゃ!
簡単に言ってしまいたいのに言えないが ざくっっと言うなら(←どぉゆう意味?)
意地っ張りなお人好しと天然ワンコなひよこの 一生噛み合わない夫婦漫才 の横っちょにある 親に捨てられ子と親を捨てた子の人生再建と孤独ケアを見よ
ええええ なんかちがう でも そんな感じ?
関わった人で変わっていく日常 はじめて知る感情 欲しいかった言葉に動く関係
すんごい丁寧に変わっていくふたりはあるんですが ぶっちゃけエロはなーーーい アイターーーーッ!
なので エロがないぶん誤魔化しなしだと思ってゆっくり読んだ結果 投げる言葉にこもる愛情とか やっと欲しいものを言える喜びが変なところに刺さって どこかクセのある味になって
本人たちが不幸だ 不幸せだ と嘆いていないからなのか 正直大きな感動はないんです
ただ いままで見ようとも抜こうともしなかった棘を 棘を エヘ ←語彙不足で諦めたw
久遠の20歳の誕生日の 動きだした今を大事に他人と繋がっていくってところが う~ん パンタレイッ!
いや 物足りないです 神戸がほだされっぱなしで 流されすぎで 大人毛(ん?)ないわ
ふたりの想いが重なったところで終わりだわで物足りなさすぎて ここがちょっと悔やまれるんだが ふたりのこれからがいい方に転がっていく兆しはあるので うん
そうね なんかちょっといい話が読みたいときに引っ張りだして読み返すんだろうな