条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
bar panta rei
この世にあるすべてのものは絶え間なく変化しとどまることがない
とどまぁ~ること~ぉ しらなぁ~い♪ ときのぉおおおおおな
またなに言ってんだコイツ って感じですよね
いや【パンタレイ】がね 万物流転の 誰だっけ? ヘラ へろ ふぇら ふえら へ… ←だれか止めてw
ちょっとクタビレ気味で どこかに後悔を持ってるオジサンの使い方が上手いんですよ
てか イケオジの格好のいい哀愁 じゃない ボロキレ感が個人的にはすきなので 圷さんの描かれるおっさんが 目にとっても優しいw
勤めていた店がコロナで閉店 路頭に迷う寸前 腕をかわれ今では福祉事業グループを経営する男のバーで雇われ店長に
ここまでは うんうん って勢いよく読めるんだけど次の瞬間 ん? と
そう 久遠(くおん)との遭遇に若干無理があるのよな で ここで目を瞑ったところでまた次のムリがくる
正直コミカルな始まりにはなっているので このふたりの出会いを薄目で流してしまえれば このお話しに詰まっている 業 は存分に味わえるんだけど
ごう で ぎょう で
え 意味わからんですか? 確かに これだけじゃね
今でこそ仕事こなしてなんとかやってはいけてても 過去を恨んでギャンブルに溺れ 借金こさえて身上潰してる神戸のダメンズっぷりがあって かつての借金取り(ヤクザ)の息子と出会って同じ家 同じ職場の生活がはじまる
ね ごう(行い)で ぎょう(仕事・学問) でしょ?
明るく振る舞う久遠(ヤクザの息子)もなかなかの不憫さと強かさが備わっているので 借金取りに殺されそうになった男と殺しかけた男の息子の相容れない関係だけではなく 互いの哀れを知って失敗だらけの人生をなぞらせないように 誰かが誰かの歯車を動かすように… ってネタバラしすぎだこりゃ!
簡単に言ってしまいたいのに言えないが ざくっっと言うなら(←どぉゆう意味?)
意地っ張りなお人好しと天然ワンコなひよこの 一生噛み合わない夫婦漫才 の横っちょにある 親に捨てられ子と親を捨てた子の人生再建と孤独ケアを見よ
ええええ なんかちがう でも そんな感じ?
関わった人で変わっていく日常 はじめて知る感情 欲しいかった言葉に動く関係
すんごい丁寧に変わっていくふたりはあるんですが ぶっちゃけエロはなーーーい アイターーーーッ!
なので エロがないぶん誤魔化しなしだと思ってゆっくり読んだ結果 投げる言葉にこもる愛情とか やっと欲しいものを言える喜びが変なところに刺さって どこかクセのある味になって
本人たちが不幸だ 不幸せだ と嘆いていないからなのか 正直大きな感動はないんです
ただ いままで見ようとも抜こうともしなかった棘を 棘を エヘ ←語彙不足で諦めたw
久遠の20歳の誕生日の 動きだした今を大事に他人と繋がっていくってところが う~ん パンタレイッ!
いや 物足りないです 神戸がほだされっぱなしで 流されすぎで 大人毛(ん?)ないわ
ふたりの想いが重なったところで終わりだわで物足りなさすぎて ここがちょっと悔やまれるんだが ふたりのこれからがいい方に転がっていく兆しはあるので うん
そうね なんかちょっといい話が読みたいときに引っ張りだして読み返すんだろうな