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ストイックな獣人外交官× 男遊び好きなαの若旦那の大正浪漫オメガバース
boku no tsugai ha nekoshinshi gaiden
猫紳士シリーズは全て読んでいます。今回はスピンオフでロドニーと若旦那松吉のお話で、とても楽しみでした。
このシリーズはちょっとした事件は起きるものの、そこまで深刻にならないで優しいストーリー展開が好きでした。今回の松吉といつの間にか仲良くなっていたロドニーがどんな感じで恋人同士になったのか?とても興味ありました。
αでありながら何人もの男と遊んでいた松吉が何故そのような行動に至ったのか?が今回のスピンオフで分かってきて。この世界はΩもαも本当に色眼鏡でしか見られないとんでもない因習が残っている世界なんだとわかり、冬獅郎の時以上に不憫な運命を背負っていた松吉の姿に驚きました。
自分を穢れた存在だと言う松吉に、望まない行為を強いられていた経緯を知ったロドニーはずっと松吉のボディガードを務める事となって、
ひたすら閨ごとは拒否しているロドニーにそれでも傍で過ごす松吉。松吉にとってはロドニーはパパみたいな安らぎを得る存在になってて。恋人でなくてもここの二人は優しい関係で読んでいて温かい気持ちになりました。
でもこの二人どんなキッカケで恋人になるんだろ?と思っていましたが、、
やはりこの時代ならではの出来事が…
自分を穢れていると感じていた松吉と、今までの男のようにはなりたくないロドニー。この二人の心が一歩踏み出して心が結ばれるシーンはとても感激でした。
お馴染みのキャラクターも出てきてとても充実したスピンオフです。
「僕の番は猫紳士 横濱子育て編」のレビューに書いていた気になるCPのうちの1つのスピンオフでした。でも、相変わらず胸糞悪い世界観でした。アサナエアラタ先生は描いててどうなんでしょうか?
スピン元のお話も胸糞悪かったのに、更に上を行く胸糞悪さです。獣人好きや猫好き茶トラ好きで読まれる方は覚悟して読んで下さい。かくいう私もこのシリーズやめようと思っていたのに茶トラホイホイされた口です。
オメガバの中でも群を抜いてアルファとオメガに対しての扱いが酷い世界観です。アルファを取り巻く人々は最低です。その中でロドニーだけがまともでしかないのが凄いです。若旦那が享楽に耽ってた姿の真実を知ると、この国は滅んでも良いのではと思うくらの情けなさです。
せっかくスピンオフを描いて下さったのにこんなレビューですいません。最後はハッピーエンドでしたが不快感は拭えませんでした。シリーズ全作読んでますが世界観が無理です。
外伝です。
僕の番〜シリーズすべて既読です。
メインカプのほうは受けのオメガが不憫で、オメガらしい不憫さがありましたが、なんとこちらの世界観、アルファも不憫という。どちらにせよつらい。
いけ好かない度30%くらいの若旦那こと松吉。
名前が、もうちょっと凝ってる方が好みです。
その松吉、実はアルファとして性的搾取をされております。息子の身体を売るとんでもない父親です。
それを助けたのはメインカプの攻めに片思いしていたロドニー。えっ!!まさかでした。
抱きたいと思ってたということ…?驚きました。
とはいえ無事に失恋して出会ったのが不憫100%の松吉。正義感たっぷりのロドニーは護衛として松吉を性的搾取から守ります。
本国への異動命令で離れ離れになるかと思ったところで大震災。実にドラマチックです。
しかも松吉は父親の道具として使われるためにさらわれます。父親は表情がえがかれていませんが、鬼ですね。
もちろん危機一髪間に合うので、ちょっとドラマが過ぎますが時代と相まってそういうお話をちゃんと読まさせていただいてる感があります。
アサナエアラタ先生、他の作品もいくつか読んでいるのですが少し動きが固いというか、静止画感があるのが気になってしまいました。
表紙が綺麗で眺めてるだけでも幸せです。
ずっと待ち望んでいたロドニーと浅井のスピンオフです!
スピン元の『僕の番は猫紳士』を読んでから、今巻を読むことをオススメします。
浅井が不特定多数のモブに抱かれていますので、苦手な方はご注意下さい。
浅井が冬獅郎を助けようとしていた理由が分かり、胸が苦しくなりました。
胸糞悪い因習に囚われていた浅井をロドニーが助け出してくれて本当に良かったです!!
お互いに想い合っているのになかなか結ばれず焦らされましたが、ようやく結ばれた時は感無量でした!!
もっとイチャイチャする甘々な二人が見たかったです!!
シーモアは白抜き修正でした。
ロドニーに甘える浅井がとても可愛かったです!!