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ひとを、好きになるのが怖い
mochidakun ha koi wo shiteiru
ワンナイト・ジゴロとか すぎた好意に勢い余って食い散らかしたり
確かに身体から始まる恋は存在するんだけど 少々そのノリに脂っこさを感じはじめる そんなお年頃
かといってエロなしでは物足りないような
そもそもあたしったら本が読みたいんですかね? お話が読みたいんですかね?
いや 今さらないを何を言い出すやら あたしのクチ 黙っとけ (・x・)ウスッ
理想と現実 何者でもない自分がなりたい大人
あの 何もないのになんでこんなにお話に惹かれてしまうんですかね?
大人の中に放り込まれた まだ何者でもない望田くんがゆっくり揉まれて 転がされて 擦られて また転がされて
細い原水から転がった石が下流にたどり着く頃には丸い石になるのを見るような 転がりはじめた思いが今まで気づかずきたものに削られ ゆっくりそれを確かめるように砕け転がり恋の形をつくっていくのをただみてるだけなんだけど
しかもこの巻 出来上がりつつある丸い小石を憧れでおしきったし
川を下る石って実際最後にはどうなりんですかね?
砂? 砂利あたりが妥当なんだろうけど 志(なんの?)なかばで砕け散っちゃうヤツとかもいるんでしょうね あ 砕けたのが砂利か ←大混乱中
え? 望田くんが砕け散ったわけじゃないですよ?
想いが転がって加速しそうなところを溢れないように必死に堰をつくってる状態でまだなにも始まっちゃいないですし
すき をほんっとに丁寧に扱ってて あっという間に読み終わっちゃうのに残る余韻の心地よさ
絶妙な間合いで交わされる会話に語られる心情
ふむ 怒涛の展開で湧き上がる熱を魅せるお話もすきなんだけど 見えないものをじっくり読ませるお話ってのを読みたいときだったのか まだまだ序盤ってかんじはあったけど 面白かったな…
ザ王道なんですけど、
種々様々のBLを読んできた今
このシンプルなラブストーリーが刺さりました。
何が違うかと言うと、まずスケールですかね。
一冊丸ごと受けの胸の内で
モヤモヤしてる好きの気持ちが語られてます。
想いを伝えるとか、相手と何か進展があるとか
一切ないです。
只々、受けが惹かれていくターンを
じっくりと描かれています。
でも、同じ事が繰り返されて退屈するとか
知ってるパターンだな、と冷めることもなく
そこは先生のセンスが光るといいますか、
読み応えがすごいんです。
攻めを素敵な人だな、と思ったところから始まり
受け視点で語られる訳ですけど
攻めは確かに人たらしで、普通にいい人、
人間的に素敵だなぁと思うシチュが
幾つも出てきて、読んでるこちらも所長良いなぁとなっていきます。
因みに、所長はノンケで元カノの話とか
部下の望田くんに知られてバツが悪そうにしてる場面もあります。(そこに色気は全くない)
そして、途中で望田くんが自分のセクシャルマイノリティを自覚する場面も挟まれ、一気に切なさが深まってくるんですけど
先生の淡々と語られる作風が凄く良くて
徐々に徐々に、じんわりと気持ちがカタチになっていくのが本当に切なくて素敵なんです。
自分がゲイだと知りたくなかったという望田くんのシーンも、これまでBLで何度も読んでる場面なのに、身近で目撃してるかのような臨場感があって、それは一冊を使って丁寧に描かれているからなんじゃないかな、と思います。
嬉しいなぁ、こんな話を読みたかった。
配信当日に読んだFFさん達の中でも、みなさん沢山読まれる方々ですけど、いつもより反応が高かったように感じます、ほんとオススメ!
まだ次巻に続くわけですけど、
きっと先生は、いまのテンポで丁寧に描いてくださると思いますが、
展開は急いでないので、じっくり読ませていただきたいです。
先生のコメントに、
正面からラブストーリーを描きたくなって。
恋っていいよねって思ってもらえるような話を。とありましたが、本当に素敵なお話です。
是非是非、読んで実感してみていただきたいです〜❤︎
BLの中で恋をする切なさと、そして恋をするキラキラした気持ちを雑味を取っ払って楽しめるシリーズの開始を歓ばずにはいられない…(ღ˘͈︶˘͈ღ)
税理士事務所に就職した新人社員の望田くんの視点で語られるお話しです
事務所の所長の桐生さん、アットホームな事務所の先輩達(女性2人に初老の信崎さん♂)や取引先の司法書士の三浦(♂)さんという程好いキャストの配置でしっかりと現代に生きる人々の生活感を感じさせてくれます
木下先生の良さと上手さが活きています!!
1巻は完全に望田くんの目を通して見える世界を知り尽くし、望田くんと一緒に桐生さんという人物にゆっくりとゆっくりと恋に落ちて行くのは不可避です(〃ω〃)
桐生さんとの最初の出会いをハッキリと覚えてるっていう所でもぉ望田くんの心の刺激は始まってるのは確実なのですが、そこから盲目的に恋に走るタイプではないのです、望田くんは、、、!
少し高さのある所からティッシュを1枚フワッと落とした時にふわふわくるくるユラっとゆ~っくり落ちて行く様に…「好き」が積み重なって恋の沼に落ちて行くのが分かります
この「好き」を重ねて行く瞬間瞬間がとても「ワカル!!!!!!!!!!」の連続で、、、望田くんの視点を通して桐生さんに恋をしていく望田くんの気持ちがいつしか自分の気持ちの代弁者にさえ思えて来てしまう .゚(→ε←*)゚ .゚
BLを俯瞰して読みたいタイプの私でもこの1巻はそんな事言ってられない位に望田くん視点でこの恋の始まりに嬉々としながらも、同時に望田くん自身の身になりその行き場のない想いに胸が焦げる感覚を感じてしまう、、、
桐生さんという「完全無欠な温和で大人な人たらしな恋愛下手(関西弁)」の魅力には目を背けられない、、、‼
香水を付けてないのに「いい匂い」というフェロモンが漏れる男、、、
しかも色気を振りまくタイプじゃないっていうのがまた堪らん٩(⁎˃ᴗ˂⁎)۶
そして初めてハッキリと恋心に気付いた望田くん
彼の切ない恋心の成就を願う気持ちが胸に広がります
次巻以降に桐生さん視点のお話しを是非とも読みたい、、、!!!
恋をしたら「キラキラする」と感じる桐生さん
あれ?そう言えば、、、桐生さん、望田くんの目を見て「キラキラしてる」って伝えてた、、、(>ω<)⁈⁈⁈
それは無意識だし意味はないのかも知れない、、、
けれど、、、
そこの所、どうか詳しくーーーー!!
と…2巻が楽しみで仕方ない♡
落ち着きながらもしっとりし過ぎない、現代日常系の少し大人のとても上質な「BLの」恋愛漫画が読めます!!!
冬の乾燥が始まるこの季節にゆっくゆりっくりじわ~~っと沁み渡る「恋」の潤いに私の中で細胞レベルで沸き立つ1冊
どんな高級な美容液よりも潤いを与えてくれる導入液!!!
最高の1巻でした (ღˇ◡ˇ*)♡
身長差とかを含めたビジュアルもカンペキです!!!!!
修正|全く必要のない1巻です
連載開始時から雑誌で追いかけている作品です。
紙本も予約済みなんですが、電子でも手元に欲しくて一足作に電子で拝読。
うわー……一冊にまとまった形で読むと、また違った形の感動に包まれる。。
こちらの1巻、主人公・望田くんの恋はまだ始まったばかり、二人の間にはキスも何もありません。
税理士事務所の所長・桐生×そこに入った新卒新人の望田くん。
望田くんがどんなきっかけで恋に落ち、
所長のどんな仕草にドキドキし、どんなところを「好きだ」と感じるのか。
そういった描写が本当に繊細に丁寧に描かれていて、1ページ1ページがキラキラして
切なくて、
たまらない気持ちになりました。
特に好きなのが、望田くんが所長のことを「完璧に丸い」と評するシーン。
欠点がなく、”完璧に丸い”から、誰かの凹凸とハマらない。
ひとりで完全に見えてしまうー
好きな人のことだから、いつもどんな細かい部分も意識して見つめているから、
そんなにも桐生の解像度が高くなるんだよね…
グッときて胸が詰まって、何度も読み返してしまうシーンでした。
そんな恋する望田くんだけど、自分が昔から女性に興味が持てず、
恋愛対象が男性であることを引け目に感じ、完全に受け入れられていない。
この思いが叶うとも思っていない。
期待なんてしない、いつか消える思いだから…という独白が逆に
消せない思いの強さを強調しているようで、たまらなく切なかった。。( ; ; )
京大出身、仕事ができて優しくて”完璧に丸い”年上の人。
そんな桐生とこれからどんな風に関係性が変わっていくのか、今から期待で胸いっぱいです。
どうしてか、叶わなかった「初恋」の甘酸っぱさ、切なさをふっと思い出すような
柔らかく胸を掴まれるお話でした・:*+.
…えーと端的に言って、木下先生の新刊、最高だーーー!大好きだーーー!!
好きすぎてどうしても叫ばずにはいられませんでした、、//
桐生×望田
木下けい子先生の繊細なタッチが、
恋の感情の機微や臆病さをリアルに描き出している。
税理士事務所の新卒所員・望田と、
誰にでも優しい所長・桐生。
桐生の爽やかな振る舞いが、
上司と部下の関係を感じさせず、
程よく縮めていく2人の距離を読んで思わず気楽に。
桐生への密かな憧れから始まって、
「好き」に気づき、恋への確信に変わっていく
望田の淡い想いの動きが丁寧に表現されて、
「キラキラ」という形容、
足元が「ふわふわ」する感覚、
「胸がぎゅっと」なる心情――すべてが恋に落ちる瞬間を鮮明に伝えてくる。
溢れそうで溢れない望田の恋心は、見ているよりも、
その甘酸っぱさに心ごと持っていかれてしまう!
じわじわと進んでいく2人の関係性、
まだ恋と呼べないこの段階で、
濃すぎず、ちょうど良いBL的な微糖の甘さが最高!
桐生の優しさと支えに、自然と芽生える「好き」と、
「人を好きになるのが怖い」の間で揺れる望田、
ノンケの桐生を相手に、
ゲイである自分を認めたくないという葛藤が垣間見えて少し切ない。
恋によって変わっていく世界での喜び、
恋に向き合う揺れ動き、誰にも言えないもどかしさ、そして、
「好きだと絶対に気づかれたくないけど
心のどこかで知ってほしいと思っている」という
桐生に対する期待と恋に対する不安が入り混じった純粋さが胸に刺さる!
そんな望田の気持ちを、
桐生は知っているのか、気づいていないのか、
その微妙な温度がまたドキドキさせてしまう!
桐生の恋の不精も絡み、
恋に不器用な2人の恋愛、この先がどう進んでいくのか、
次巻が待ちきれません。