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world's end blue bird
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
壮大な愛の物語がついに完結しました!
最初に広げられた多くの謎。独特の世界観は荘厳で、退廃的なのに希望を追い求めずにはいられないものでした。
そんな物語をラストまで読めたこと、謎や伏線をしっかりと回収し、その先の未来まで描いてくださったことに感謝します。
これぞ、星名あんじ先生の描く愛の物語です!
レイとグアン。共に「光」という意味の名前を持つ二人。
このことに気付いたときはまだ名前の意味に言及される前で、おしゃれな名前の付け方をするなぁと思うくらいでしたが、最終4巻で「光の名前」に込められた意図を知り、作り込みの深さに感動しました。
明かされた「呪いの正体」と、それに抗うための希望。
自分たちにはできなくても、いつか…と。
抗うことに文字通り命を懸けたレイとグアンが、過去のスハとネリに邂逅する場面は痺れました。
正確には邂逅というよりも、レイとグアンが一方的に過去を覗けたという印象ですが、二人にグアンの声は届いていたようで、胸にぐっと来ました。
「呪い」との最終決戦で、グアンを守って深い傷を負うレイ。
1巻で同じくグアンを守ってレイが深い傷を負う場面と同じで、こちらもまた痺れました!
印象的で、とても好きな場面なので、嬉しかったです。
「このときのために生きてきた」と悟るように納得するレイの献身が、まさに騎士。
グアンという王を護る騎士のレイ。
かっこいいし、何より神聖な関係、存在に感じられました。
最終決戦後。
グアンのお腹に宿っていたはずの命が消えている事実をなかなか受け入れられませんでした。
亡くなってしまったとばかり思っていたグアンとレイが、その子のおかげで生きていることは嬉しいけれど、悲しくて…。
呪いを倒し、魔法使いの力を失ったグアンは、両性になることも、もうない。
でもその現実の中で、その事実を受け入れ、二人が二人らしく逞しく生きている姿には安心したし、嬉しかったです。
更に、そうして生きている中で、出会った子どもたち!
泣きますよ、こんなの。違うかもしれないけれど、信じてもいいですか。
これは「再会」だと。
転生したスハとネリ。そして、レイとグアンの命を守って消えてしまった、生まれてくるはずだった、あの子だと。
しかも、その子どもたちに「光の名前」を贈るレイとグアン…。泣きます、もう…。
ここまで読んで、これぞ、あんじ先生の描く愛の物語だ!と改めて実感しました。
ソンとアオの転生は、ほとんど確実だと思える描写に感謝。リヒトもレイとグアンに似ているのなら、やはりそういうことで!
四季を取り戻した地で、困難はこの先もあるだろうけれど、二人なら乗り越えられるだろうし、五人なら幸せだと思えます。
セイランとも再会できて本当によかった!
素晴らしい壮大な愛の物語をありがとうございました!読めたことが幸せです。
五人で生活している、その後も読めたら嬉しいです。
まだまだ続くと思っていた壮大なるSFファンタジーBL、「ワールズエンドブルーバード」。
騎士のレイ×両性具有の王グアンのお話ですが、まりあげはにはわりと難解な作品で、何度も何度も場面を読み返しては理解を進めていく。
そんな圧倒的な世界観。
堂々完結とあり、その世界の幕引きとは、、、
呪い。
愛。
神。
世界の行く末。
まさかのグアンの結末。
そして、【この子】。
流星になった二人のくだりから涙が止まらず、光という名を与えられた子。残された人たちもまた立ち上がり、そして最後の王でも騎士でもなく、罪を背負い続けながらも庶人として生きたというエンドマークまで、ページをめくる手が止まりませんでした。
呼吸するのも忘れるくらい(そんなバカな!)、途中からずっと一気読みでした。
うわーーん!
あんじ先生、すごいよ!!涙涙涙
絵が綺麗だからこそ、余計に場面場面で迫力満点でしたし!!
とりあえず言いたくなることは色々あるけれど(今の日本のこととか)、何度だっていいじゃん!
立ち上がろうぜ!
まりあげは!! と、前向きになれた読了感でした。
また改めてタイトルの意味を考えると、当たり前ですが、物語そのまんまなんですよね!!
あんじ先生の頭のなか覗いてみたいし、普段どんな世界をその目で見ているのか。
とても興味津々となった作品でした。
作品の秘話的、解説本(イラスト集付き)出してくださらないかなあ、、、(おい! 図々しいぞ!!)
いよいよ最終巻です。
トーキョーと、過去に実在した都市東京との関係がわかります。
プロメテウスや呪いの目論んでいた計画も、そして彼らは一体なんだったのか?明らかになって、とても読み応えありました。
かなり様々な要素が詰め込まれて作り込まれた世界観だったので、これをストーリーとしてラストまでまとめるのはとても大変だったと思います。そして、その為かかなりラブの要素は少なかったです。しかしストーリーとしてとても好みでしたので神評価にしました。
ただ、星名あんじ先生のエロな部分が大好きな方は物足らないものを感じたかもしれません。そして、さらに付け加えると、途中でペンを変更されたのかな?かなり作画が安定していなくて、作画の不安定さが気になる場面がありました。しかし、ここもストーリーの展開に比べれば些細な点でした。
グアンとレイの二人の絆というか、二人はそもそも出会う以前からの魂の部分で繋がっていた事。そして、それが〈呪い〉に対して打ち勝つ原動力となった事がここまで読ん良かったと思わせる展開でした。実際、どんな絆があったのかは読んで見て欲しいのですが。一巻から既に仄めかされていた伏線が回収されていました。そして、二人が迎えた未来。そして再生していくトーキョーの街。サブキャラクターがとても魅力的な人物に描かれていました。
レイとグアン、二人が古典的な書物をはじめ、たくさんの書物と親しんで来た事も二人を世界を救済する事に繋がっていたりが展開として素晴らしいとおもいました。
単にBLという枠では収まらないくらいのストーリーでしたが、星名あんじ先生自身が様々な本に触れ、アニメに触れてきた事でこういう世界観を作り出せるのだと感じました。混沌とした世界でバイクに乗って活躍する主人公(バイクシーンの作画は神です!)こういうのが好きな人にはストライクに刺さるお話だとおもいました。
ファンタジーな世界観の描き方は最後まで見事でしたが、肝心のレイとグアンの2人が心を交わす時間が、あまりにも短かったなと感じてしまいました。3、4巻は真実の解明と壮大な物語を終結させることにほとんどが割かれていて、レイとグアンはお互い強く想い合っているのだから、どれだけの距離や時間で隔たれようともとにかく大丈夫なのだ、と強引に押し切られているような感じがしました。一般漫画なら十分だけど、BL漫画としては私には物足りなかったかな。綺麗で、スケールが大きくて、設定や相関図は練られているけれど、もっと2人の感情が多様に交差するシーンや、世界や政治とは離れて相手のことで感情を激しく乱すようなシーンも見たかったです。
天変地異により地球上のほとんどの文明が途絶えた世界が舞台のSF BL。
今現在残っているトーキョーを舞台に、支配者の頂点に立つ「魔法使い」グアンと、グアンの守護者「騎士」となるレイが愛し求め合う絆を中心に、この世界は何なのか?なぜ魔法使いが支配者たるのか?を解き明かす物語。
単行本表紙絵の美しさが先行して話題を集めそうな本作ですが、BLというジャンルで見ると、「BLとは思えないほど」よく練られたストーリーでした。
「高度文明が一度滅びた後の地球」が舞台で、魔法使いは男性でも子を宿すことが出来、世界の維持・秩序と真実を解き明かすことのどちらが大切なのか、選択を迫られる世界。
市井の人々は貧しさゆえに知識と思考を奪われ、不条理に立ち向かう事を忘れてしまう。
いつの時代もきっとそうで、人は今自分が置かれている環境に、良くも悪くもあっという間に慣れてしまうから・・・。
人間は、考える事・疑問に持つ事を忘れてはいけないし、当事者意識を無くしてはいけないんだと全巻読み終えて改めて思った作品でした。
SFの世界観や政治的問題が真のメインではないと思うので、正直に言うと、物語的にはやや御都合主義的なところは否めなかったです。
ただ、それを十分にカバーするだけの基本設定と画力があり、グイグイと引き込ませるコマ運びは素晴らしいなと感じました。
ネタバレになるから詳細は書けませんが、攻めのレイも受けのグアンも、はたまた脇役のゼラやセイラン・吉祥まで、皆が皆、完全無欠ではなく、どこか破綻していたり欠けたりしている所が非常に良かった。
不完全なものに完全なる美は宿る、と言うような・・・。
もう少し万事解決まで回を重ねることが出来たら、更に説得力が増した事でしょう。
とは言え、十分過ぎる内容の作品でした。
終わり方に少しの悲しみがありつつ、幸せや希望が溢れていたのも良かったです。
絵の美しさに目が行きがちな作者様ですが、物語も相当練られていて奥深いものがあります。
「アキラ」やエヴァのような、終末思想・選民思想・神話等が好きな方には特にオススメの作品です!
いやぁーーー。。。スゴカッタな。。。
もぉ完全に【スペクタクルファンタジー】そのもの!
歴史に寓話に神話にディザスターに宗教理念も政治的思想も、、、時代も視点も善悪の解釈さえも果てしない和洋折衷の広がり、、、まさに森羅万象の物語
これはもしかしたら知られていない氷河期からの人間の再生と済生、そして世界の済世の物語かも知れないし、もしかしたらこれから訪れる未来に起こる話しなのかも知れない
終末論をベースとした世界観がとにかく凄かった
1巻のレビュータイトルでも【混沌の中に灯る「光」】と書いたのですが、完結巻を迎えたこの4巻を読み終えた今もやはり同じ事を思いました
人間の再生と救済を枠として構え、その軸に魂で惹かれ合い、共に「光」の意味を名前に持つレイとグアンの運命的な結びつきの愛を貫いていく
魔法使いとしてはその血故に「不完全」とされるグアン
しかし不完全だからこその強さがあり、その欠けた部分を埋める為にレイが居る
捕らわれたグアンを救い出す満月の夜の救出劇はとてもダイナミックでもありロマンティックでもありました
グアンの涙とレイに漏らした気高い本音がすごくキュンとしました (ღˇ◡ˇ*)♡
正直、読みこなすのにメチャクチャ時間かかりました(私は、、、です‼)
多分この世界観を読む為のギアを入れないと難しかったです
普段の生活の延長でこの世界にすんなり入れるほどのファンタジー上級者ではないので、しっかり腰を据えて集中して読むスタイルが自分には合っていました
そしてひとたびこの世界に意識を飛ばして読み始めると、読み入る・読み耽るという感覚になって物語を追いました
巻数も4巻という程良いボリュームですのでじっくり一気に読んで見て欲しい森羅万象の光、そして普遍の愛の輪廻転生の物語でした
アニメ化とかされたら幅広い世界線でファンが発生しそうなお話しだったように感じました(ღ˘͈︶˘͈ღ)
修正|性器描写の必要のない絡み方