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sonna gekijou de naguraretai
これは真っ二つに判断別れそうな作品ですね。
独特の空気感が私は好きです。
なんだか私は永井三郎さんの作品の空気に近い感じします。
夏という設定がより見えない怖さや落ちていく感覚みたいなものがうまく出ています。
ただ、これ続きそうな雰囲気で終わってるけど、完結なの?
表紙と攻めが執着&ヤンデレとのことで購入しました
いや、凄いですねこれ
全体的に暗めのタッチで描かれててホラーって訳では無いのにゾクゾク、ゾワゾワしました
意味や過程は違うものの孤独な2人が出会い距離を縮めていく
それぞれの背景もだいぶ違う
攻めがだいぶタガが外れておりヤバい人
怒った顔をみてそこから、セックスしたらどんな顔になるんだろう、可愛いんだろうな、、、
と想像している
受けは自己防衛のために暴力、暴言に走るがそれが攻めに刺さってしまう
ある意味、相性がよいというか……
離れている間も攻めによって刷り込まれた言葉を反芻する受け
なんだかどんどん歪になるな
正直、好みは分かれる作品
私はちょっとだけ好みに合わず萌評価となりました
エロは標準的〜多め
過激なプレイはなし
攻めが虫を食べる描写あるため苦手な方は注意してください
初読み作家様。連載中に拝読して、あまりにも独特すぎて2話で脱落した作品。完結ということで通して読んでみました。
玄野と七瀬は清掃会社の同僚。七瀬は玄野に対して気持ち悪さを感じていた。ある時玄野が同僚にフェするのを目撃。その後家に誘われ七瀬もフェされて…というお話。
七瀬(受)は強面でキレやすくすぐに暴力を振るうヤンキー風な男。玄野(攻)は見るからに陰キャで、時々ニヤリと笑う顔が気持ち悪い。
とにかく玄野が気持ち悪くて、こんなに気持ちの悪い攻めは初めて読んだかも(汗)
む、虫を咀嚼するシーンが出てきて、もう無理ーてなります(;´Д`A
この玄野が七瀬を好きになったと言って、セッしたいと言ってきたり、無理やり口移しで水を飲ませてきたり、ちょっかいを出してくる。七瀬は気持ち悪がってキレるけど、なぜか玄野を拒みきれない様子…。
中盤に七瀬の生い立ちが出てくる。なぜ七瀬がキレやすく暴力的になったのか、説得力のある内容でなるほどーとなります。しかし不憫…。
あと強面な七瀬ですが、玄野に触られると可愛い顔で気持ちよくになっちゃうのがいいギャップです。
終盤の七瀬の「てめぇは俺の相手だけしてりゃいいんだよ」、これはいいシーン。とうとう本音が出ちゃったw 玄野嬉しそう。
そして玄野の家へ行き、体を繋げる二人。
七瀬の「早く」もいいセリフ。こんなこと絶対言いそうになかったのに、押し殺してきた抱かれたい欲望が出てしまった感じ。
誰にも弱みを見せずゲイであることを隠して生きてきた七瀬の孤独と、他者に拒絶され虐げられてきた玄野の孤独が、共鳴して求め合うこととなった、ということかな。
最後は痺れを切らして玄野に会いに行っちゃう七瀬のツンデレが可愛かったです。
この二人が今後どうなっていくのか、番外編とかで読んでみたい気がします。
自分には少々難しい作品で、レビューを書くにあたり二度読んだのですが、ちょっと萌えは感じにくい作品でした。ただ最後に七瀬の苦しさが玄野によって解放されたこと、二人の孤独が共鳴した感じは、いいなと思いました。
電子 白抜き修正
【頭のてっぺんからつま先までたくさん可愛がって、何回もイかせてあげたい(玄野)】
エロス度★★★★★★★
おやおや。右側の御仁が受け入れる側でしたか・・・暴力で弱い自分を守っていた彼が己の欲望を暴かれていく描写、ぬめぬめゾクゾクしますね。
玄野と七瀬が紡ぐ祝福と呪いの物語で、非常にバイオレンスでパンチの効いた恋模様となっています。
玄野の偏愛っぷりの歪さと彼のターゲットとなった七瀬が内に秘めた欲望を外に引き摺り出されていく蝉の合唱が素晴らしく、七瀬の五感にねっとり纏わり付く玄野の存在感がゾクリとします。
玄野と七瀬の背景にしんどい面がありますが、そんな2人が巡って恋になるのが運命的ですね。
正直、ここまでバイオレンスな作品だとは思っていませんでした。
ずっと見下されて暴力で支配されてきたふたりが性と暴力によって繋がり、互いを理解し合って慰め合う物語になっています。
仄暗く笑わない目の玄野と怒りの中に恐怖を隠す七瀬のふたりが何を考えているのか、最初はよくわかりません。ページを進めていくうちに、ふたりの勤める清掃会社での人間関係や七瀬と玄野の性的接触と暴力、そして七瀬の生い立ちや玄野の過去がわかっていきます。
ふたりともコミュニケーションの取り方を教えてもらわないまま大人になったようです。
最終的には互いを求め合い愛し合うようになりますが、果たしてこれは愛なのか、依存なのか。でもきっと辛い人生を送ってきたのであろうふたりにとって、互いを見つけられてやっと安堵できたんだろうとは思いました。
暴力と愛が渦巻く物語なので、好みがはっきり分かれる作品だと思います。何度か読まないと理解できない箇所もたくさんあります。
ある意味平凡な人生を送ってきたわたしには分かりえないふたりのハッピーエンドなのだと感じました。
ダウナー執着偏愛×ツンギレヤンキーという設定の暴力…最高です!!
設定がもうすでに優勝していますが、中身も素晴らしかったです。ジリジリジリ…カナカナカナ……虫の声も恐怖に感じられるような、終始異様な雰囲気が漂っています。ひとりで致す時の擬音さえも狂気じみたものを感じ、ホラー漫画を読んでいるような気持ちになりとても感動しました。
まず攻めの玄野はとにかくヤバいです。心が壊れています。いやしかし、学生時代の描写を見て納得してしまいました。受けの七瀬も辛い過去があります。相容れない2人ですが、この2人でないといけないのかもと思ってしまいます。玄野のヤバさが全て丸呑みにしている感じでした。作中での、玄野の飲むペットボトルの水の描写が印象的です。
タイトルには 殴られたい とありますが、えっちの最中に殴るとかそういうわけではありませんでした。2人の始まりのことだと感じました。
またタイトルの激情ですが、私には2人の激情が見えました。玄野は過去の激情を性欲に直結・変化させていて、七瀬は自分の怒りを周りにぶちまけることで自分を保ってきた…というような。
イビツに反応し合う2人。終盤の七瀬は少しデレっぽいキレ方でかわいかったです(デレではない)。もう少し先の2人も見てみたいと思いました!
他の方も書かれていますが、虫を食べるシーンがありますので苦手な方はご注意です!
やーーー、これ、確実に読み手を選ぶのですが(光のBL好きの方にはおすすめできない)、自分はたまらなくグッとくるお話でした。
どっちも病んでるし暴力出てきて痛いし、スカッとするような救いもない。
共依存で堕ちていく二人…
底無しにダークだけれど、ハマる方にはかなりハマると思う。
攻め受け共に、虐待やいじめの暗い過去を抱えているのですが、
特に攻めの玄野(くろの)の病み方がすごいです。
まず、虫が苦手な方は避けた方が良いかなと…
(念の為以下ちょっとスペースをあけてから書きます)
玄野、セミにマヨネーズつけて食べてます。……いや、こわっっっ!!
受けの七瀬は、ある意味とてもわかりやすい病み方捻くれ方をしてると思うんです。小さくて弱かった自分を守るために、虚勢を張って相手を殴る。
一方の玄野は、貧乏で昔から「臭い」などと言われ周囲から拒絶されてきた人物。
いつしか「ムカつく奴を犯す妄想」をすることで気を晴らすようになる。
そして突然キスしたりと、「相手が動揺することをして楽しむ」ことを覚える…
ゆ、歪んでるーーー…!
自分を見下す存在を動揺させ、犯したい玄野。
ゲイであること、そして「抱かれたい」という気持ちを持つことをひた隠しに
してきたけれど、本当は弱い自分をさらけ出したい七瀬。
…うーん、この二人、出会うべくして出会ってしまったんだな。。
痺れたのが、ラストシーンです。
仕事を辞めた後、玄野が自分のところへ姿を現さないことに不満を募らせた七瀬が
「なぜ来なかった」と詰め寄る。
その答えがねーもう、七瀬の気持ちや行動を読み切っているよね。あっぱれ。
これからずっと薄暗い世界で二人、共にもつれ合って絡み合っていくのかな、、
ラストページの七瀬のセリフと行動も強烈に印象に残る、パンチの効いた一冊でした。
アニメイトさんの有償20P小冊子も、ホラーで怖くてゾッとします…!(褒めてる)
読み終えて思わず「こわっ」と呟いてました;
単話で少し読んでいて、途中長らく連載が止まっていたようだったので、1冊に纏まるのを心待ちにしていました。
虐げられた過去を持つ者同士の執着というか共依存というか、終始陰鬱としていて、エロティックで、不気味という、萌えとは少し遠い所に魅力のある作品でした。
それゆえに一般ウケはしないだろうなと思いますが、私は好きです。
ただ受けも攻めも濃いめのキャラなので、もう少しバックボーンを掘り下げた方が、2人の関係性に深みが出たのではないかと思いました。上下巻くらいでじっくり読みたかったです。
ラスト…続きを!という感じもしますが、アレはアレで余韻があって好きです。
清掃会社で仕事を始めた七瀬。
自分の指導係となった玄野は、どこか目が笑ってなくて、しかも先輩に呼ばれてフェ…してるところを目撃してしまい、なんだかキモイ。
けれど、そんな玄野になにかと世話を焼かれ、家にまで招かれて、、、
紙コミックスで購入したのですが、カバー下が作品ぴったりの狂気すぎて笑いました。(褒め言葉)
作中の擬音語とかが、手描きじゃなく、明朝体? とかそういう文字なのも、作品の異質感を増幅させててスゴっ! とも、なりました。
ちなみに玄野が攻め。
受けが、七瀬です。
ドSな攻めとドMの受けの話ですが、厳密には生い立ちも関わってきて、どこか狂気じみたホラー(ある意味)感も残しつつ、凸と凹とがぴったり合わさった結末に、やっぱり紫先生の作品よなー! となったまりあげはでした。
この結末は面白いので、病んでる系や流血系が苦手ではない方は、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
※注意! 蝉が出てきますので、虫が苦手な方はご注意を!!
タイトル衝動買いです
【マイ・バッド・ぺインキラー】ではじめましてはしていたので迷いなく買えたのが吉とでたんですが これはなんと申しましょう
エロよりグロさをお求めならアリだと思います
試し読みの部分で雰囲気はわかるかと思うんですが グロさのグロが異様のほうに偏っているので
んんん
Σ すんごいネタバレですが 虫が嫌いなかたは要注意 だッ!←え
入った清掃会社の指導係
彼の目の奥が笑っていないことを知っている
偶然目撃したフェラ お話のはじまりはここからなんだけど 玄野の異常性癖が際立ってはいるんですが侵食されていくんです 新人・七瀬が まとわりつく玄野の言動に犯されながら
ただですね よくわからないんですよ
あたしが読み方が下手なのはいったん置いておいていただいて
見せたいところが
まぁ異常ではあっても性癖なので 玄野が向ける七瀬への執着の理由なんてわからなくて当然なんですが 執着しているものの根元がわかるとコイツの嗅覚ハンパねぇな と 玄野の気持ちの悪さ爆あがり
にはなります
虚勢だけで生きてきた七瀬が隠すものを暴き続ける玄野 見透かされた弱さに苛立ち抗い続ける七瀬
絶対読み手を選ぶであろう作品なんですが面白いんですよ? 七瀬が自分の弱さと向き合うときだけみせる顔も可愛いし
だからこそ 玄野をもっと知りたい
理不尽な疎まれかたをしていたのはわかるし 生きづらさと憎しみを快楽に変えて楽しむ術を手にしたところはわかるんだけど
だって この主役は間違いなく玄野なんですよッ! ←ちげぇわ((怒))
生きづらさを持ち虚勢にかえ苦しんだ七瀬がたどりついた先が 寂しさを知り快楽を与えられるヤツだったってところに互いの救済が見れた気にはなるんだけど やっぱり何を見せたかったのか
ヤバめなものはいっぱいみれたし 確かに歪なものが犇めいてはいた
辛いものをそのまま伝えてしまうと薄れてしまう辛さに加えるアクセント使いの上手さもあるのに
1番わからない あれ!
玄野が飲んでた薬ってなんの薬だったんだろ? なんでセミを常習的に食べるようになっんだろ?
表情がないのも 喜怒哀楽がないのも 人と関わることを避けてそうなのも 部屋が散らかってるのも あれ全部なんだったんだろぉおもぉおおおお
あたしか? あたしがヤバいのか?
もおさぁ あたしがおかしいのかこのお話がおかしいのか勝負しようやッ ←これってもしや統合失調症?