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shiawase no katachi
可愛いものが好きで男の人が好きである自分に対して否定的で過去に囚われているけど物語のような恋をしたいと心のどこかで思ってる猫のようなウリ専男子と可愛いもの好きホワホワおっちょこちょいのカフェ店長のお話。
絵柄の可愛さと物語の暖かさに心がほかほかする1冊でした。
優くんの周りはきっと昔から暖かい人たちで溢れていて、だからこそ優くんも自分が傷ついたというトラウマではなく、自分のせいで大切な人が傷ついたということがトラウマになった優しい子なんだろうなぁと思い、幸せになってくれ〜と念じながら読みました。どれだけ暖かい人がたくさんいても少しの悪意の方が強いのが悔しくて悲しい現実。
そしてそんな優くんにずっと同じトーンで接し続けていた店長の優しさや朗らかさもまたとても沁みました。気持ちが通じたらガッと攻めの姿勢になるのもとても良い〜!!
この2人がいるめちゃめちゃ可愛いカフェにいってみたいなぁという読後。いつまでも幸せでいて欲しい2人です!
ほんわか温かい雰囲気の表紙だったので、可愛い感じのお話なのかな?と思いきや…
ふたりの関係性はそのイメージのままでしたが、優の恋愛に対する感情とそれに繋がる過去は切ない部分があり、思っていたより"甘くない"お話だったなという印象でした。
仕事としてウリ専をしているけれど、優自身はゲイであることをどこか受け止めきれていないように見えるんですよね。
それがなぜか?というのは少しずつわかっていきますが、実の母親との記憶や恋愛恐怖症になった原因などが彼を縛り付けていたのを知ってとても切なくなりました。
でも三好との出会いで長く囚われていた過去から解き放たれ、自分に嘘なく生きられようようになって。
全部がいい方向に向かうので、とても晴れやかな気持ちで読み終えることができたかなと思います。
ただ。優がウリ専を始めたキッカケはわからず、本番をしないというのも最後に知らされ…
など、ちょこちょこ気になるところがあったり
登場人物が多めでふたりの世界に浸りきれなかったりと、ちょっぴり残念に思うところもあって。
優の過去を知るために必要だったと思いますが、たくさんのエピソードが詰め込まれていたので
もう少しスッキリしていたらもっと読みやすかったかなと思いました。
子供の頃義姉の彼氏に言われた言葉、自分のせいで別れたと罪悪感をひきづる、自分のせいで皆んなが不幸になる。そんなトラウマを抱えて生きてる優君。そんな優君の前にちょっと?ドジっ子のカフェ店長、千早君が現れる。見事な転けっぷりで思わず助ける優君。そこから千早君が結構積極的に絡んでいく。千早君はほわッとしてるけど、優君のトラウマを溶かして心を開かせてくれる人柄で素敵な人。優君が客に襲われてから千早さんに会わなくなるの辛かったろうな〜。でも周りの人達に救われ2人は会う事ができたし気持ちを伝える事もできたし、気になってた義姉に会って誤解も解けたし、千早君との交際も喜んでもらえたし優君の新たな人生が始まるって感じで嬉しいですね。仕事も辞めてカフェ店員として千早君のカフェで働くことになって、エプロン姿が似合うカッコいい店員さんでバズりますね(*´∀`)♪
ページ数の制限とかあるから仕方ないですが、もっと深くいろいろ掘り下げてストーリーが読めたらなぁ〜って思う箇所がありましたね。大きなストレスなく読めてハッピーなお話ですが、もっと深く読みたいって思うお話でした。
ゲイ向け風俗店で売り専として働く優がカフェで店長をしている三好と出会うところから始まります。
可愛いものが好きで男が好きなことは普通じゃないことだといわれてきた優が三好と出会って、段々可愛いものが好きな自分を認めてあげられるようになる変化が微笑ましかったです。
優が客に襲われますが、風俗店の店長に助けられて未遂です。
三好が優のすべてを受け入れ、ハッピーエンドでホッとしました。
幸せな二人をもっと見ていたかったです。
ebookは白抜き修正でした。
三好との初夜が初めてという優のギャップにキュンと来ました。
しかし、優が客と一泊していたのに本番NGというのが謎でもう少しプレイ内容の説明がほしかったです。
【あの時確かに・・・この子を幸せにしたいと思った(千早)】
エロス度★★★
おやおや、〝好き〟に性別なんて関係ない・・・なんと素晴らしい言葉。
優しくて天然なカフェの店長・千早とゲイ向け風俗で働く優が紡ぐ祝福の物語で、それぞれが求めた〝しあわせのかたち〟へと向かって進んでいくストーリーがエモくて素晴らしいですね。
不愛想で口が悪い優ですが、作中で見せる彼の数々の可愛いギャップに落とされるのは恐らく私だけではないでしょう。
トラウマを持った優のしんどさ、そんな彼を優しく包む千早。蓮太郎さんのキャラが魅力的であったり、好きな人と結ばれる幸せ、トラウマを克服する尊さがGOOD。
千早×優
初めて読んだ夏嶋みき先生の作品。
優しくて、切なく、温かくて、
絵柄も作品の雰囲気にぴったりで、
コミカルな表情が挟まれて、シリアスに行き過ぎず、
全体的に柔らかく繊細な空気感がとても心地いい。
「男が好き」「可愛いものが好き」──そんな自分を封じ込めてきた優(21)が、
可愛いカフェのオーナー・千早(27)と出会い、
少しずつ本当の気持ちと向き合っていくお話。
優が抱える恋への臆病さ、トラウマや心の負担が苦しく切ないれど、
千早の穏やかで天然っぽい優しさが、その重みを中和してくれるのが絶妙。
戸惑いと喜びが混ざった、
千早を好きになっていく優の気持ちが丁寧に描かれて、
無自覚ながらも、
緩やかなテンポで優に惹かれていく千早の想いもじんわりと伝わってくる。
千早が決して男前なタイプではないのに、
どこか男前っぷりを感じさせる
優の支えとなったり、優を守ったり、
優を包み込むように寄り添う姿が最高!
ヘタレそうだけど、エッチになるとちゃんと健気に攻めてくれるし!
そんな千早が、
優にとってどれだけ救いになっているのか、表情の端々に滲み出る。
好きなもの、好きな人を好きでいていい──性別なんて関係ない、というテーマが心に響く!
2人の恋模様が、読んだ後に心をホカホカと包み込んでくれて、癒されました!