くじらの御仕立さん 新装版

kujira no oshitatesan

くじらの御仕立さん 新装版
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
13
評価数
4
平均
3.5 / 5
神率
25%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784758027755

あらすじ

向かい合うようにして立つ、老舗の仕立て屋。和裁士とテーラー。
物は違えど後継ぎとして店を護る葉之介と鈴成は、仲のいい幼馴染――だった。

幼いころから鈴成に想いを寄せる葉之介は、とあることをきっかけに鈴成との仲が気まずいものになってしまったことをずっと引きずっていた。
鈴成の言動ひとつひとつが気になり始め、なにを考えているのかわからないことに不安を覚える日々。
好きだと思う反面、口をついて出るのは喧嘩腰の言葉ばかり――

そんな悶々とするなか、店のための見合い話まで持ちかけられてしまい…

不器用な男たちによって紡がれた愛が装い新たに登場。
新規描き下ろしやカラーイラスト含む、旧版には未収録の作品も計36ページ収録!

《収録内容》
◆『くじらの御仕立さん』1~5話
◆描き下ろし13P
◆新規収録23P

表題作くじらの御仕立さん 新装版

呉服屋の息子、24歳
スーツ屋の息子、テーラー修業中、幼なじみ

同時収録作品相生結び・続

土木業勤務、受の店の手伝い、22歳
老舗小料理屋店主、32歳

その他の収録作品

  • 番外(旧版描き下ろし)
  • がんばったでショウat相生結び+くじらの御仕立さん
  • おきがえatくじらの御仕立さん
  • 旧版あとがき
  • 縫いたい欲(4コマ漫画)
  • 葉之介(4コマ漫画)
  • ぼくねんじんと(4コマ漫画)
  • 新装版描き下ろし

レビュー投稿数2

和裁士×テーラー、幼馴染BL!!

旧版は未読です。


今回、メイト有償特典付き紙本での購入。

ページを開くと、旧版カバーイラストなど見開きも含めて4点が、圧巻のずらり。

本編後は、旧版描き下ろしも含め、「相性結び・続」や、新装版新規収録作品、旧版の特典ペーパーやあとがきの後で、新装版描き下ろしがお目見えです。


お向かい同士に立つ、老舗の仕立て屋。
かたや和裁士。(攻め)
かたやテーラー。(受け)

幼い頃から受けに思いを寄せる攻めでしたが、1年何も言わずに外へ修行に行ってしまい、ようやく帰ってきた受けとは、ケンカップル的な感じに。


そこへ攻めにお見合いの話があがりますが、受けの態度はよく分からず。
好きなのに、不安しかない攻め。
けれどお見合いの日、受けは仕事をサボって現れて、、、



ランドセルを背負ってた頃からの知り合いである2人。
そしてその頃くらいからお互いがお互いを好きだったのだと、後に判明します。(読者にだけは、受けがどういう経緯で引っ越すのを辞めたのか分かるエピソードが)

そういうエピソードを読んでしまうと、筋金入りの両片思いにキュンとしてしまいますね。

あと個人的に、攻めの和装最高でした///!

0

萌え要素はたっぷり。だけどあっさりしすぎて世界観には入り込めず

旧版未読で、こちらの新装版を読んでみました。

うーーん…和装×洋装、仕立て屋の跡取り同士の恋。+幼馴染!
この設定だけでもうフツフツと滾るものを感じ、わくわくして手に取ったのですが、、

あれ?なんだか二人の気持ちに入り込めないまま、ん?ん?と思っているうちに
終わってしまった。。

まず、攻め受け二人の「好き」という気持ちがいまいち分かりにくい。
特に鈴成(受け)。
寡黙で無表情キャラなのは分かるんですが、攻め視点で進むお話なのでもうちょっと内面描写がないと、「好き!」という気持ちが伝わってこない。。
表情についても、あまりにもいつも変わらなさすぎて、もう少しでも緩急つけた「感情の揺れ」を感じさせてもらえると、共感しやすかったのかなあという気がしました。

葉之介(攻め)のお見合いが心配で覗きにきちゃうシーンなんかも、
本来であればその焦りや溢れる想いなんかに共感して「がんばれっ!」と応援したく
なる場面だと思う。のですが、実際には読んでいて特に何も感じられなかった、、です、、

執着はしつつもヘタレなところのある攻め・葉之介も、なんだかなあ。
萌えツボを刺激されるまでには至らず…

執着してはいるんだろうけれどお見合いには行ってしまったり、
言動にカッコ良さや萌えを感じるところが少なかった気がします。

幼少期、鈴成が急に引っ越さなくて良くなった理由を特に今まで問い質さなかったというのも、ちょっと不自然に感じてしまいました。

二人の恋の熱量が今一歩伝わってこず、「中立」評価となりました。

同じ作者様の9月の新刊『イルカの耳骨』がとてもとても好きな作品だっただけに、
うまく萌えツボを合わせることができず残念です。。

1

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