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orega sukitte ittara dousuru?
胸に響きすぎて痛い。
ストーリーはどこからどう見ても、王道ド真ん中。
幼馴染みに片想い。伝えることもできず秘める恋心。
本作で描かれるのはそんなありふれた物語で、
これといった目新しさも見当たらない。
それなのに、どうしてこんなに心臓が痛くなっちゃうのでしょう…?
高校生の一歩は幼馴染の時緒に想いを寄せています。
小学生の頃にはいつも時緒におんぶされて誰よりも近くにいたのに、
今では体の大きさも追いついて、意識的に距離も取るようになった。
それは決して知られてはいけない気持ちを隠すため。
時緒は親友で、男同士で、自分が時緒に抱く想いは“普通”じゃない。
だから、気持ちを伝えることもできず、一歩は見えないところに
“好き”をしまい込む。
けれど、時緒を前にすると気持ちが溢れてどうしようもないのです。
抑え込んだ端からせり上がってくる「好き」を必死に隠しながらも、
うるんだ瞳で時緒から視線を外すこともできない一歩が切ない…。
一方の時緒はというと、おぶってきたり、あーんしてきたり、
やたら近い距離感にもしや時緒も一歩のことを…?と淡い期待を
抱いてしまうのですが、それも違うみたい。
誰にでも優しく、好かれ、天然タラシで、
一歩もまた幾度となく期待させられては落とされて、
その無自覚な罪深さに小憎らしくなってしまいました。
あまり恋愛に免疫があるようにも見えないし、
これは長期戦覚悟か?と思ったら、最終話では意外な結末が。
こんなに切実な「俺にしとけよ」って中々ない。
たった一言だけど、これで関係が壊れてしまうかもしれないし怖いよね。
それでも伝えられずにはいられなかった一歩の心中に思いを馳せると
胸が張り裂けそう。
時緒はなんて返すのだろう?
もうこれ以上、傷つく一歩は見たくない…
次の一言までがとてもドキドキしました。
だからこそ、何も言わず一歩を抱きしめてくれた時緒に
ぐっときてしまいました。
なんて尊い恋愛成就を目撃してしまったんでしょう…!
王道なのに。王道だけど、こんなに純粋な純愛、初めて味わう感覚でした。
やっと想いが通じ合ったというのにここで終えてしまうなんて…
次巻までが待ち遠しくてたまりません。
うおおーーー…!切なかった。。
DK男子同士のアオハル…というと爽やかさと明るさを個人的にイメージするのですが、
こちらは”伝えられない想い”を抱えた受け・一歩(かずほ)の切なさがぎゅぎゅっと凝縮されたお話でした。
(受け)つるっと自分の思いを口にしてしまった!→(攻め)「俺も…!」
→両片想いだった❤︎
…となるのかとワクワクしていたけれど(BL脳。。)、ちゃんとしっかり、片想いでした。
もー最初のページの、一歩を肩に乗せておんぶして走る小学校時代の時緒(ときお・攻め)のシーンから引き込まれる…!
読後あらためて見返してみると、このタイトルがまた、すごくいいな、と。
「俺が好きって言ったらどうする?」
こんなふうに聞きたいし言いたいけど、聞けない言えない苦しさ。
溢れてしまわないように我慢して我慢して我慢して…
でも、雨の日、ハンカチで顔を拭いてあげながらつい零れてしまった一歩の本音のセリフが、どかんと胸に刺さりました。
その後たやすく両思い♡ハッピー!、とならないのが、また良かった。。
いやでもそれまでの言動を見てると、時緒くんもうそれ一歩のこと無意識に特別扱いしてるよね?好きだよね?なんて問い詰めたくはなったんですが笑
しっかり考えて出した結論、「それでも絶対離さないから」と言ってくれた
ラストシーンの時緒のセリフに、全私の心が救われた…・:*+.
こちら1巻ということで、”くっついた後の、その先”の2巻が見られるんですね!
楽しみです◎
巻末の「次巻のお知らせ」では”二人の初デート、その行き先はー”と書かれていて、
気になることこの上なし。笑
とらのあなさんで紙本を購入しましたが、特典のイラストカード、
水路を挟んでいちゃつく(?)裏面のモノクロイラストが特に可愛かったです(*´˘`*)♡眺めてニヤニヤしてしまう。。
DKの切なくも甘いアオハルもの、堪能しました✨
最早ほんとに読みたいのかどうかもわからないまま ただそのタイトルに 恋にも満たない 好き だけでぐずぐずしてるのか?と
なれば 過剰に摂取しすぎて少々飽きてしまったものは含まれていないんじゃね?と
なんかね エロいのに飽きてきちゃったみたいなんです ←3日もすればエロいの探すくせに((怒))
いやぁ 当たりだった
意識だけが走り出して せつなさを巻き取りながら加速していく 自分だけがすき
両想いなのはわかるんだけど 思春期ならではの恥ずかしさとか 気まずさで何回もちょこブレーキ(ちょこちょこ踏むブレーキ)かけながら それでも離れたくなくてでもこれ以上は近づけないを繰り返す
幼馴染みから抜けられなくて 友達からもはみ出せないこの モタッと感
だがしかし どうにも単調で せつな足らず ドキマギ感皆無に感じてしまう
なぜなら なぜ すき を言えないのかが語られないまま諦めだけを見ている状態で淡々とすすむお話に煮え切らなさがのっかってしまうので こう掴みどころというか せっかく見たい部分は目の前にあるのにぼやけて霞んでよく見えない ←ただの老眼です
ズルさ 一途さ 健気さはわかるんだけど どこがどう苦しくて どこが痛むのかがもう少しあれば
んんん 時緒が全部持ってったわ まぢで 一穂目線だから余計にそう見えたのかもしれんけど
何より時緒の懐のデカさというか一穂に対しての素直さ寛容さはほんと お墨付き ←だれの?
次巻もきっと時緒の高校生らしい 大好きな子への男っぷりを個人的には追ってしまうんでしょうね あたしったら
【俺のと同じ理由になれよ。お前が俺にすること全部(一歩)】
エロス度☆
第1巻。
おやおやおやおやおやおや、なんと素晴らしいピュアラブなのでしょうか。
心が浄化される枢機の光・・・まさに愛ですね。
時緒と一歩が紡ぐ恋物語で、男子高校生・幼馴染み・青春といった要素の美味しさに加えまして時緒に片想いする一歩の心情の切なさがめちゃくちゃ刺さります。
さらに、一歩の気持ちを知らない時緒の無自覚な人たらし・距離感バグっぷりが一歩を追い込んでいくのが罪深いですね。
おんぶや頭突き・背中合わせといった2人の戯れが微笑ましかったり、一歩の想いが溢れ出してしまう切なさもたまりません。
幼馴染BLが好きすぎるので購入しました。
ひとつひとつの表情がきらきらとしていて
特に瞳が印象的で見惚れます。
とても素敵なデビュー作でした。
なんだかんだで両片思いだよね・・?と読んでいたら完全な片思いスタートでいい意味で裏切られました。攻めの感情よむのが難しかったです。ほんと~にお人よしで人たらし属性なんだなと1巻読み終わって分かりました。
受けくんは共感しやすかったです。負の気持ちもすごく理解できた。
お付き合い編の2巻がとても楽しみです。
幼馴染みの二人で、片方がもう片方を好きになってしまったお話。
1巻は片想いの行方のエピソードなので、性的なシーンはありません。
焦れ焦れゆっくり恋が進む作品が好きな方に向いてます。
絵柄や画面構成全体に透明感があり、ティーンエイジャー特有の爽やかな空気感が良く出ていrjなぁと感じます。
幼馴染みの時緒に片想いしている一歩は、好きでいたい気持ちと諦めなきゃいけないという思気持ちの狭間でずっともがいてる。
片想いというだけで切ないのに、同性同士だし、女の子の存在にもいちいち傷付くし。
「男友達」ゆえのボディタッチや距離の近さに、ありえないと自分に言い聞かせながらも期待してしまったり。
とにかく「好き」「好きでいちゃいけない」「好きになってくれるはずがない」「もしかしたら同じ気持ちかも」の感情が行ったり来たりで、表情や行動から切なさが溢れ出ていて、言葉にならない「・・・!!!!」という感想が終始出っぱなしでした。
唯一・・・時緒が一歩を好きなんだと自覚した経緯がよく分からず、少ーーーーしだけ説得力に欠けたかなと思いました。
時緒も一歩の事が昔から好きだったけど、告白されてようやく自覚出来たってことなのかな?
2巻は次巻予告からすると、恋人編ですよね。
お外デートもありそうだし、じっくりゆっくり恋を育む二人が見られるのかなーと思います。
楽しみ。
幼馴染と素直になりきれない男子高校生の青さがめちゃめちゃいい感じに混ざり合って描かれている作品。
とにかく最初から「時緒って一歩のこと好きだよね??」と言いたくなってしまうくらい一歩と一緒にいることを喜んで構ってもらえたら幸せそうで大切大好きがめちゃくちゃ前面に出ているし距離が近い。
こんなに自分を愛おしそうに見てくれる好きな人に好きを言ったらダメだと思いながら過ごしてるのとんでもない忍耐力だなぁと思いつつ、時折りその我慢が切れそうになって言っちゃおうか、、と衝動に任せそうになっちゃう一歩がまた青くて愛おしいです。
こんなに両片想いみたいなのに一歩の気持ちを知った時緒がそんなふうに見てなかったと言った時は、うぐ…となりましたが、最後に出した結論が最初から全然ブレていなかったのがまたとてもよかったです。
2巻もとっても楽しみです。
表紙と帯を見て、絵が可愛いなと思い直感で購入しました!2人がかわいい攻めも元々もう好きだよねって気持ちがなんとなく溢れているのが私はきゅんとしました!
続きも楽しみです✨
単話から拝読してましたが、その時から青春DKBLのピュアピュアなストーリーです!の一言でまとめるには大変にもったいない作品だと思ったのでレビューさせていただきます。
盛大にストーリー、セリフ引用します。
ここからネタバレ注意です!
ピュアピュアです、の一言に収めきれない理由に、まず時緒の存在があるんですよね。
時緒がこれまたなかなかに強力な無自覚人好かれ人種なんですが、一歩の『ちょっと照れない?みたいなこと平気で言うヤツだった』がまさにそれ。
子供の頃、大人と話す時は背の高低差があるから顔を上に向けて話すと思うんですけど、時緒は隣で顔も見れるはずなのになんだか上を向いて話しているような感覚があります。恥ずかしさとか、嫌われるかもしれないから、みたいな気持ちで言葉に出すことができなかった行動を察して、あたかも"自分がそうしてくれると嬉しいからやってくれない?"みたいな雰囲気を醸し出してくれるんですよ。なんでしょうね、言葉に出す前に胸の辺りがグワッてなって顔が熱くなって言えなくなるようなことを、高校生なのになんでもないことのようにできるんです。言葉に出せなくて下を向いたら、時緒の言葉で思わずパッと顔を上げてしまって目がばちっとあう感じ。
こんなの、同年代の子達が惚れずにはいられない。。
さらに言えば、告白して返事はいらないから、の私の中のベストアンサーを時緒に見つけてしまいましたね。
この時緒の良さは、あらゆるシーンで体感いただけると思うのでぜひご自身で見てみてください。
そして、一歩。
一歩はもうピュアピュアです。まさに高校生。
ピュアというより、帯にもある通り天邪鬼といった方が近いかもしれません。
そんな一歩の最高なところは『俺にしなよ』と言い切ったところ。男子高校生で、BLで、これが言えるのはなかなかだと私は思ってます。その少し前の、『全然選んでくれなきゃ嫌なくせに』の流れから本当に一気読みして欲しいんですが、前述した時緒に導いてもらって出た言葉じゃなくてはっきり自分の殻を破って本心を伝えられた瞬間なんですよね。もう、本当に素敵。こんなに素敵な一連のストーリーを見せてもらえてありがとうございますと叫びたい。
次巻2025年春とのことなので近しいような待ち遠しいような、こういう時に時間の経過って遅く感じますよね。2人がくっついたらどういう言葉を紡いでいくのか、今からとても楽しみです。
時緒×一歩
幼馴染ものの王道展開。
高校生の一歩は、幼馴染の時緒が好き。
メガネ時緒の天然で無防備な距離感に、
心がざわつく一歩。
言えないまま隠し続けた「好き」、
自然に触れ合うたびに募る葛藤、
欲しくて欲しくて止まらない胸の苦しさ、
隠しきれなくなった感情が、
抑えきれずに 、溢れ出す言葉と涙。
そんな一歩の心情は、ただ見ているだけではなくて、
彼の感情を一緒に感じているかのようにに疼いて、苦しくて・・・。
もう少し片想いで焦れてほしい・・・
時緒が一歩の気持ちを知ってから、
その想いに向き合うまでの過程で、
すれ違ったり、傷つけあったりすることがあったら最高だけど・・・個人的には。
柔らかく優しいタッチの絵柄で描かれるシリアスな雰囲気。
一歩の「好き」が少しずつ形を変えていく心理描写がとても繊細で、
どんどん欲張りになって、もう幼馴染ではいられなくなる・・・という
恋の悶々とした気持ちがリアルに伝わってきて、 胸がぎゅっと締めつけられます。