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不登校ヤンキー✕本好き高校生 恋を知らないふたりが不器用につむぐ切ない青春ラブストーリー。
kimi ni huru koto no ha ha
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
題材が小説なため、モノローグやなんかは文学にありそうな静かでリリカルな雰囲気
その言葉から色や温度、質感や感情まで想像できます
(これは小説のいいところですよね!)
それと登場人物たちの表情や行動が絵的にわかる漫画の良さが相まって、双方のいいとこ取りみたいな作品だなと思いました
小説的要素と漫画的要素を最大限駆使して描かれた
お互いが惹かれ合っている様子(最高)だけでなく、
『これはあくまでも恋人ごっこ』というしんどい現実がスパイスになっていて、すごくがバランス良かったです
小さな気持ちのひとつひとつを丁寧に描いてくれている作品です◎
登場人物の心の機微をつぶさに感じたい方!
オススメですよ!!
凄すぎてやばいです!!ここ数年で感動したbl漫画です!!感情ストーリーの天才漫画家イズミハルカ先生の作品はほんとにハズレがないです!!これは、メディアミックス化しないとほんとにもったいない作品だと故人的は思っております。
切なくて、うれしくて、なんとも言えない作品であったのはほんとに久しぶりだと思っております。出来れば、続編がアンドDramaCD化そしてメディアミックス化大希望です!!しなきゃ思ったいない作品だと思っております!!
ちるちるさんでランキングが高かったのと、信頼しているレビューアーさんが神評価していたのを拝読して
コミコミスタジオさんの特典付き紙コミックスを購入。
分厚くて、桜色が印象的な美しい一冊が届きました。
良かったです!!!
本好きの日向くんと、電車内でドラマチックに出会った雪人くん。
2人だけの絡みと想いと言葉と表情とが
シンプルに描き続けられて、物語が展開していく流れに
イズミハルカ先生のカッコ良さ、素晴らしさ、美しさを感じて感動しました。
2人の表情や立ち姿、背景などの線ひとつひとつが丁寧で美しいのですが、コマ割り(というのでしょうか)やページの作画のバランスや見せかたが美しくて素晴らしくて、その情景が目の前に広がるりました。
セリフやモノローグの独特な表現も心を揺さぶられました。
コミックスの帯にある『何かを愛することはまるっきり、自分の心臓を差し出すようなものじゃないか』
もガツンときましたが、
『そういう いびつな ところも含めて 俺は全部 あいしてるっ!!』にハッとさせられ長い人生で私自身が大事な人に向けていた感情を言語化してくれたと感動しました。
読み終わって、余韻にひたりながら、もっともっとこの2人を見続けたいと思いながら、
コミコミスタジオさんの特典4Pリーフレットを読むと、
同居をしている2人と雪人の半裸が描かれていて歓喜しました!
本好きの高校生日向は、通学電車の中で金髪のヤンキーに読んでいた大好きな小説の事で話しかけられる。思わず嬉しくなるものの意外な言葉を投げられ衝突。もう会う事もないと思っていたら、そのヤンキーは入学後登校した事のなかった同級生の雪人だった!実は日向の愛する小説を書いた作者が雪人だった事がわかり…。
小説のための恋人ごっこのはずが、2人の気持ちが膨らんで段々近づいていくのが尊い。一つ一つの言葉を大切に紡いで繋がる様子に胸がいっぱいになる。とても穏やかで優しい気持ち。大人になった2人の官能小説も読みたいな〜(笑)
初めての先生です。SNSで話題になっていたので手に取らせて頂きました!
作品全体が文学的表現に溢れていて、声に出して読みたくなるような漫画だと感じました。
美しい文章表現で気持ちを書かれている場面が多くあり、ひとつひとつがじんわりと心に響いて来ます。
出会い方も、学校での再会も、新しい小説のための「恋人ごっこ」も、突然の別れ、そして運命的な再会も……そのどれもがドラマチックで、こんな事起こるはずない、全て漫画の中のフィクションだと思わせる内容なんですが、分かりきったその事実がとても王道で素晴らしく心に刺さるんですよね。
本がきっかけでであった雪人と日向。心が洗われるぐらいピュアな「恋人ごっこ」は、現代……というよりひと昔前の学生達がやっていたんじゃないかっていうぐらい純なお付き合い。たくさん本を読んで、時代に関係なくその本の中に没頭できる日向ならではのお付き合いの内容だったのかな、と。マフラーの貸し借りや雪に足で絵を描くとか、今の子もするのかも知れませんが、どこかノスタルジックなんですよね!それがまたジンワリ……の要因だと思います。
1冊ですっきりまとまっていて、無駄がなく素晴らしく美しい作品でした!
キス以上はないライトなBLなので初心者の方にもおすすめしやすいお話だと思いました(*ˊ˘ˋ*)
本好きの高校生日向は、ある日、通学電車の中で金髪オールバックのヤンキーに出会います。
自分の大好きな小説に興味を持ってもらえたことが嬉しくて会話を交わすのですが結果言い合いに。
このまま会うこともないだろうと思っていたら、実は入学以来一度も登校していなかった同じクラスの五十嵐雪人であることが発覚。しかも彼は大好きな小説の作者で…
小説が主題の物語なので、言葉がすごく美しいです。描かれる情景も美しくて、本を読んでいるような気持になりました。
主人公それぞれは抱えているものがあり、胸がぎゅーっと苦しくなることも。
それでもお互いを救えたのはお互いだけ、運命みたいな2人の物語です。
再会のシーン最高でした。
エッチなシーンは描き下ろしまで含めて無いので、キスまでです。
2人の気持ちの寄り添いにキュンとしました。
タイトル回収が本当に美しい!素敵な1冊です。
先生の絵、登場人物はもちろん、描く風景も美しいのでそれも見どころかな、と思います。
こちらはたまたま見かけたバナーから試し読みして、続きが気になりすぎて単話で読んでいたのですが、コミックスにまとまったのでまた改めてコミックス読みました。
最初に惹かれたのはとても綺麗な絵でしたが、読んでみると電車で出会ってそれから実は同じクラスだということがわかるっていう少女漫画的出会い。
日向は小説が好きでそのことに興味を持った雪人。
接点がなさそうなくらい対照的な二人だけども、徐々にお互いが気になって恋に落ちていく過程がとても丁寧に描かれていてキュンキュンします。
キラキラした青春が眩しいです。
ストーリーは王道という感じですが、こんなお話読みたかった!と思える素敵な作品なので、おススメです。
漫画ってこうだ、こういうのがいいんだ、と思った作品です。
高校生で小説家、全く投稿せず留学が決まっている、見た目がっつりヤンキーの五十嵐雪人。
高校生ですごい本好き、正直者で真面目な小松日向。
通学電車の中で一冊の本を通じて知り合った2人。
2人とも設定と言動にリアリティがなくて、特徴が強調されていて、すごく漫画的なキャラクターです。
そしてそれが全く嫌味がなく、鼻白む要素もない。
新作のために恋愛疑似体験をしたいと言い出す作家と、喜んで協力するファン。
ものすごくドラマティックな設定です。
自分はいつから漫画を読むときに、ないわ、こんなの、とか、いないよ、こんな人、と思うようになったのか、と反省させられた一冊でもありました。
リアリティがないからこそ夢があってすごくいいのだと思います。
全く違う2人が、親しくなっていく様子にハラハラしたり、ドキドキしたり。
それぞれ内に抱えた悩み、苦しみがありつつ、お互いへの気持ちが変化して深まっていきます。
ハッピーエンドなのですが、そこに至るまでに二転三転あったのも、とても素敵でした。
1本の映画を見終えたような、充実感のある読後感でした。
作者様のSNSで作品を知り、購入しました。
テンポも心地よく、2人の気持ちが大切にされてるな〜とじんわりしました。
なにより、読んでいてじわじわ涙が溢れる感じがたまりません。
出会えて良かったです!!!
小説家と、本好き男子の組み合わせなんです。
なので本好きな日向の頭の中で考えている気持ちの部分が小説の一説に重なる様に表現されています。そして言葉選びがとても美しい作品です。作画も、その詩的な表現に合わせながらも、高校生らしい瑞々しい絵で描かれています。エロな感じはほとんどありませんが、人間関係が苦手で傷つきやすい男子の心情がゴリゴリと突き刺さってくるお話でした。
恋愛小説を書きたいという雪人に彼の小説の大ファンの日向が恋人のふりをして恋愛を疑似体験するという建前で付き合いだした二人なんです。自分の作品(本)を宝物の様に扱って、小説の言葉を抜き出してメモまでしてくれている日向。雪人にとっては日向はかけがえのない理解者だと感じ始めているのに、日向は人間関係が苦手で、自己肯定感も低いので、あくまでも二人の関係は取材の為の協力関係だから踏み込んではいけないと思っています。
しかし日向が抱えていた人間関係で失敗した過去を理解すると、いかに日向が雪人の小説からシンパシーを得ていたか理解できました。
この日向が失敗した人間関係というのが、とても嫌な感じの出来事で、正しいと思って声をあげた人が結果的に仲間外れになってしまうという。とても読んでいて辛かったです。だけどそのお互いの心の叫びを知ることで二人共にお互いが探し求めていた大切な相手なんじゃないかと、これが「愛」なのか?と。恋愛感情がお互いに芽生えたのがとても美しく描かれていました。雪人が吐き出した言葉(小説)を拾うことができたのは日向しか居なかったんですよね。
しかし、雪人は日向への愛を理解した途端に日向の前から消えてしまいます。このシーン
「取材の為にもう一回キスして欲しい」という言葉に対して、日向は「いいよ」って素直に承諾するんですが、、ここの日向の言葉がもっと別の言葉だったら、また雪人は違った行動を取ったんじゃないか?と、色々考えてしまいました。。でも二人にはこの離れた時間が必要だったんでしょうね。
恋愛を知った雪人が書く新しいお話がラストに起こした奇跡を泣きながら読みました。言葉で傷ついてきた日向が言葉によって幸せになる、、とても素敵なラストは是非直接本で読んで欲しいです。