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kekkon shitakedo tsugaimasen ~arufa to omega no keiryakukon~
大好きな作家さんだったので、あらすじやキャラの特性をよく調べもせず読み始めた。
あらすじをどう読み違えたのか思い込みか、年上攻めだと思っていたが、本カプは年下×年上。
けれど攻めは敬語を使わず、逆に受けは敬語なので、年下攻め感があまり無くてよかった。
受けは、オメガである事、男に組み敷かれる性である事を屈辱に思っているタイプ。
男相手に受け身になる事に抵抗があるタイプのオメガ受けが苦手なので、序盤からすこし読む気が削がれた。
オメガの妻も子供も要らない攻めに、女郎屋に売られたくなくて人体実験の被検体に使っていいから結婚してほしい受け――と、好きでもバース性で惹かれた訳でもないが、双方にメリットが見出せたから結婚をする。
好き同士じゃない結婚だったけど、受けの方が先に恋をするのは良かった。
一緒に過ごしていくうちに、恋愛感情が関係しているのか自分のフェロモンも濃くなり、攻めのフェロモンも濃く感じる。でも攻めはオメガのフェロモンを感じにくくする薬を作って、「お前のフェロモンを感じなくなった」と嬉しそうにする。拒絶されたみたいでショックを受ける受け。
オメガとして生まれたことや見られることを拒んでいたのに、矛盾してきてるのがいいですね。
後半に出てくるオメガの幸彦が、ベータ女と所帯を持ったのも納得できない。そこは男アルファとくっついてほしかった。
オメガバースアンチかと思った。
オメガバースを使って男オメガを実際の女の境遇に当て嵌め、女は学問がどうの子供がどうの……とフェミ思考(女尊男卑推奨思考)を植え付けようという思惑がヒシヒシと伝わってくるのが残念だった
海野幸先生の本は、全部ではないがほとんど読んでます。ほぼ当たりしかなかったので、今回のは少しショック。
もう、さすが海野先生。
素敵なオメガバースを読ませて頂きました♡
受様は、フェロモンが少なめでオメガらしくないオメガの暁生。
子供ができず、これまでに4回結婚して4回とも離縁。
これが5回目のお見合いとなる。
攻様であるお見合い相手のアルファは、7歳も年下の大学生、和成。
大学でフェロモンの研究をして薬学を学んでいる和成に、薬の被験者になるから、と暁生が申し出て、結婚することに。
契約婚だけど、一生添い遂げよう、というだけあって、相手との関係は良好。
開国20年とかの設定だから、明治辺りのですかね。
そんな時代のものの考え方の中で、こうあるべき、という押し付けられる価値観に、共闘する2人。
少しづつ好意を抱いていって、いつしか恋心が育っていった暁生の気持ちに、うんうん、でした(*ˊᵕˋ*)
研究バカの和成ってば、どんかーん。
すれ違って離れて、これで和成が探し当てて攻様ざまぁな再会愛か!?と思ってたら、えーーー(º ロ º๑)!!!
こんな展開になるとは…。
ちくしょう、あの野良アルファめ!もげろ!!
それからの相手への真摯な愛情しかない2人に切なきゅんですよ。
どうやってつがいになるのかな、と心配してたら、なるほどねぇ。
ちゃんと納得の理由もあって、これまでの2人の歩んできたキセキに、心からよかったねぇ、でした(*ˊᵕˋ*)
非常におもしろかったです。大好き。
作家さんの上手さと持ち味が最大限に発揮されていたといいますか…あまりに魅力的で、オメガバース作品を読んで久しぶりに胸にガツンときました。
起承転結がカチッと綺麗にはまっていて気持ちが良かったですし、説得力のある丁寧な心理描写はもちろん、作品の世界に没入させてくれる見事な展開と話運びで夢中にさせてくれるのだからうれしい。
これまでにも数多くのオメガバース作品を読んできましたが、こちらの作品はひと味違っていて、これはなかなか忘れることができない1冊になるかもしれないぞと感じている自分がいます。
お互いに乗り気ではない「アルファなのだから・オメガなのだから」と強引に進められた何度目かの見合い…というのは決して珍しくはない始まりでしょう。
さあいったいどんなお話になるのかと見守っていると、序盤から一気に意外性のある方向へと向かっていくのだから目が離せません。
よくわからない変わった人だったはずが、いざ手を取り合って相手をよくよく知ろうとしてみると、まるで気の合う悪友のようなほのぼのとした楽しげな雰囲気へ。
そして、共に暮らすうちに自然と淡い気持ちへと変化し、さらには1冊の中でどんどん色を変えて本当に大きな愛を見せてくれるではないですか。
全編受けの暁生視点だというのに、暁生の内面はもちろん、和成側の心情の変化と深い愛情がしっかりと伝わってくる文章の巧みさにうなります。
和成の一途さったらたまらないなあ…
展開にも恋愛面にも唐突感がなく、流れるようなさり気なさだったのも好みでしたね。
読み終えたあとには上手く言葉にならないグッときた加減になったというか…萌えた萌えないではなく、シンプルにこの2人のことが大好きになってしまいましたね。
時に楽しく、時にとびきりやさしく、時に切なく、唯一無二の愛情が感じられる良作でした。
オメガバースならではを活かしつつ、こうも主役2人を魅力的な人物に描きながらドラマティックに着地をしてくれるなんて、こんなの見どころしかないですよ…!
今回は資産家の四男と老舗呉服店の次男のお話です。
5度目の見合いをされられた受様が
契約結婚した攻様と紆余曲折を経て番となるまで。
明治の開国直後、
日本に第二性という概念が入ってきます。
概念が入る前から
オメガは定期的に発情し男体でも妊娠する色情狂、
男性オメガではふたなりと呼ばていましたし
見た目の性と第二性が一致し
容姿も能力も高い男性アルファは
色情狂やふたなりを前にすると制御不能になる事から
悪趣味な異常性欲者とみなされていたのです。
第二性の概念はアルファの多い上流階級には光明であり
国内の華族や政治家達はあらゆる手段を使って
世に浸透させようと奮闘し
バース検査でオメガと判定されると
アルファに嫁ぐことが暗黙の了解となっていきます。
受様は三代続く呉服店の6人兄弟の次男で
ベータ男性並みの体格と容姿でしたが
バース検査で男性オメガと分かると進学が許されず
娘扱いで外出すら制限されます。
そしてオメガだからとアルファに嫁ぎますが
女オメガが良かったと虐げられ、使用人のように働かされ
子供ができずに実家に戻される生活を4度も繰り返します。
そして5度目の見合い相手は
7つ下の資産家次男の医大生の攻様との縁談でしたが
攻様は見合いの席に遅刻してきたうえに
オメガと結婚するつもりはないと言い
受様父から借金苦で早急に結納金が欲しいからと
泣きつかれたと暴露されます。
受様は実家の窮地も知らされない事にショックを受け
先のはずだったヒートに見舞われてしまいます。
攻様は冷静に受様の様子を見た上で
離れで休ませるとその場から連れ出してくれ
攻様が作ったという解熱剤を飲ませてくれます。
そんな攻様に受様は偽装結婚しないかと持ち掛けます。
攻様の応えとは・・・
4度婚家から戻される受様と
オメガと結婚したくない攻様の和風オメガバースです♪
アルファとオメガの基本は王道ですが
第二性という概念が入ったばかりの明治を舞台に
それまでの日本の風習と海野先生の独自設定を加えて
一般的なオメガバとはちょっと違った設定で
とても楽しく読ませて頂きました。
偽装結婚したことで
互いがアルファやオメガである以前に
1人の人間であると言う本質を認めていく事となり
すこしづつ関係性が変わっていきます。
このまま本当の夫婦になっていくのかな♪と思っていたら
受様がまさかな事件に巻き込まれてあんなことになって
どうなるんだ!? とハラハラしかありませんでしたが
それぞれの置かれた状況が上手く伏線ともなっていて
お互いの手を取り合えた幕引きでとても良かったです。
そんな状況でも相手を思いやる攻様の切なさ
心と体が一致しない苦しさに耐える受様の哀しさに
泣かされました ๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐
大大大好き!!な海野幸先生の新刊。
週末じっくり読もう!とこの土日のためにとっておいたこちら、時間をかけて味わいながら読みました。
明治×オメガバース×政略結婚から始まるお話。
途中から胸が詰まって、震えて、涙が出て…
中盤&終盤の驚きの展開には、自分の心臓の音が聞こえてくる気がするぐらいドキドキしてしまい、
ページをめくる手が止まりませんでした。
海野先生のオメガバース作品の中では「ウサ耳オメガは素直になれない」が大好きで
何度も読み返しているんですが、こちらも「ウサ耳〜」と同じぐらい大好きで
忘れられない作品になりました。きっとこれから何度も読み返すだろうなと思います。
舞台は明治、主人公はΩの暁生(あきお)。
睫毛も長くなく、唇も赤くなく至って平凡な見た目でガッチリした体格のΩである暁生。
Ωという第二性が分かった時から「男」ではなく女のように扱われ、学ぶ権利も取り上げられたという背景を持ちます。
せめて精神だけは男でありたいと、涙を堪えて甘んじて4度のお見合い・結婚を繰り返してきたのですが、子供が生まれず全て離縁される羽目に。
そして5度目のお見合いでαの攻め・和成に出会うのですが、
研究者体質で変わり者の彼は暁生に全く興味がなく…
しかし、この縁談がまとまらなければ女郎屋に売られることになる暁生は
必死に食い下がります。
研究対象として自分の体を使っていい、契約婚でいいという取引を持ちかけ
夫婦となった二人ですが、共に過ごして互いのことを知るうちに、少しずつ
気持ちと関係性が変化してきてー
と続くお話です。
まず何よりも、この”平凡”と称される男性オメガである暁生の逞しさが
とてつもなく魅力的。
山で怪我をした和成をおぶって山下りするシーンがあるのですが、
迷いなく「俺が背負います」と言い切る潔さ・頼もしさに痺れました。
見た目はいわゆる”Ωらしさ”がないかもしれないけど、暁生、全然平々凡々なんかじゃじゃないよ!なんてかっこいいの!と一人内心大興奮でした。
このシーン、挿絵もあって、ちょっと恥ずかしそうに頬を染めて背負われている和成の顔が可愛いです・:*+.
あと、伊東先生のイラストがどのページも最高に素敵!作品の雰囲気にぴったりで、ドキドキしながら各挿絵を見つめていました。
そして暁生だけでなく、攻めの和成もまた、見た目だけでなく中身も男前の
素晴らしい人なんです。
考え方が柔軟で、自分の些細な一言が暁生を傷つけたと知ると何の躊躇いもなく
頭を下げて謝罪する素直さもある。
研究者気質で、一つのことに没頭すると我を忘れてしまうところなんかも
可愛く思えて、大好きな攻めの一人になりました☺︎
何よりも…
夫婦になり、すれ違いの後暁生が家を出た後ある辛い事件が起こり、
二人はもう番にはなれない関係になってしまうのですが。
その時の和成の一途な愛の捧げ方には本当になんというかもう、
頭の下がる思いで。。
近づきたいのに近づけない、触れられない、自分の番として求めてやまない人が
二度と(番として)手に入らなくなってしまったと分かっていても
「そばにいてくれるだけでいい」と縋る姿に、ぽろぽろ涙が出て止まらなくなってしまいました。
こちらの本を手に取った時、帯に書いてある
「頼む、ほだされてくれ。どうあってもお前を手離せそうにない」という言葉に勝手にドキドキしていたのですが、これ、本編で実際に目にしたら胸が締め付けられてたまらなかった…!
攻め受け二人のキャラも最高に刺さるんですが、ストーリーもまた然り。
海野先生って、キャラクターの心情変化や関係性の変化の描写がとてつもなく
うまいなと個人的に思っているのですが、こちらもまさにそうでした。
結婚後持たれるようになった、第二の性別についての二人の”問答”の時間。
意見を本気でぶつけ合いながらも、初めて真剣に自分の意見と向き合ってくれる人が
現れた喜びに胸をじんとさせる暁生の気持ちに共感し、自分も一緒になって胸を熱くさせていました。
(で、ここで問答されている内容というのがまるっと「現代の日本」の女性と男性の関係にも当てはまるな〜と思い、複雑な気持ちに;考えさせられる内容でした)
そして、先にもチラッと書きましたが、暁生が和成のもとを去り、
辛い事件があった翌日の再会のシーン。
そこでの「俺が一日、来るのが早ければ」という和成の悔しさや、
たとえ番になれなくても、性的な接触ができなくても、それでも夫婦でいたい、
そばにいて欲しいと望む姿が切なくて切なくて( ; ; )
で、哀しくも美しい夫婦の結末か…と思ったところからの!
びっくり展開!に、内心狂喜乱舞でした。
読みながら「ふわ…!」と、何だかよく分からない声が出ました、、
たとえ番になれなくとも。子供がのぞめなくとも。
αじゃなくても、Ωじゃなかったとしても…
「あなただから愛している。」という想いが作品全体を通して痛いぐらいに伝わってくる、切なくも一途な愛の物語でした。
没頭し、酔いしれる読書体験をありがとうございます、と海野先生にお伝えしたいです。先生ありがとうございます・:*+.
和成 (α)× 暁生(Ω)
時代を背景にしたオメガバース物語。
登場人物が少なく、複雑な要素もないが、
オメガバース重厚さと、
恋愛の切なさがしっかりと書かれている。
とても読みやすい。さすが海野幸先生の作品です。好き。
Ωという性に人生を翻弄される暁生が、
恋を通じてΩの価値を見つける。
年の差の政略結婚から、
2人の関係が無感情から少しずつ恋へと変化していく過程が心温まる。
心強くなる素晴らしい結末で、
暁生の健気さ、和成の変わらぬ姿勢に感動した。
普通の男の外見と薄いフェロモンΩの暁生、
子供が産めないのせいで18歳から婚約が破棄され続け、
27歳になって、お見合いの相手は
7歳年下の医学生・和成。だが、
2人とも子供を産む意欲はない。
明治時代、
現代よりΩの地位の低さが鮮明で、
特に男のΩは女性扱いされ、
ヒート抑制剤もなく、
子供を産む以外に価値がない厳しい社会で、
和成がそんなΩたちを救うために
ヒート抑制剤の研究を行い、
暁生がその研究対象となって、
2人は結婚をするという始まり。
男なのにΩである暁生、
卑しまれ耐え忍ぶ姿が不憫で、
年上にも関わらず和成に敬語を使い、
和成の家で自主的な使用人として働く。
主従や身分差も感じられて、
和成が「強いα」として「弱いΩ」を守るという義務感もあって、
αとΩの不平等の哀れさと、
暁生のいじらしさが心に染みる。
共同生活の中で、
今まで一人で耐えてきたヒートを寄り添ってくれる和成に、
役立ちたいと考える暁生、
和成の親の反対を受けた製薬の研究やαの苦しさも支える。
体の関係がなくても、
思っていたよりも合う2人が、
心で一生夫婦となる展開が心地よい。
胸に突き刺さるのは、
和成の奥に潜む優しさに、
知らぬ間に暁生の中で芽生えてしまう淡い感情!
微かな期待が恋と気づいた瞬間、
和成に否定される落胆!
和成の将来を思い行動!その健気さ!
・・・
和成への消せない恋しい気持ち!
和成と番になれなかったことへの悔しさ!
その後に続く自分への罪悪感!
全部が痛々しくて切ない。
使用人のΩの男が、
女性との結婚も書かれている。
Ωであることに縛られることなく、
自分の意志を貫く姿が素晴らしい。
恋によって27歳から36歳までの
徐々に変わっていく暁生の心理描写が非常に繊細で、
和成と共に築いていく未来や、
子供を持つかどうかの選択も、
お互いを支え合い、愛し合う2人に胸がいっぱいになりました。
最後のなにあのサプライズッッ!!!
モヤモヤが全部吹き飛んだ高揚感に超シビれました〜〜!!(=´∀`)人(´∀`=)
夫婦としての理想のカタチが見事に演出されていたエンディングが素晴らしく、ド最高の読後感でした♪
この作品の見どころはなんと言っても物語の最初と最後での夫婦間の愛情の差がどえらい違うこと。ゼロ感情が100にも200にも増えていく過程が素敵なストーリーです。
計略婚とあるように、利害関係でつがいになっただけの2人が主人公の物語で、そこに愛は全くなく、かりそめの夫婦として同居生活がスタート。同志のような2人ではありますが、次第に信頼と尊敬の情も加わり、良い感じの雰囲気の"夫婦生活"が構築されていきます。
注目すべきは、この"ナシ婚"が"アリ婚"に変化していく和成と暁生の心境の変化です。
結婚なんかしたくないって思うところからスタートした擬似夫婦生活が、たくさんの情に溢れていって、好きになっちゃいけないのに好きになってしまう"コンナハズジャナカッタ"展開へとGO!分かっていたけど、いざ目にするとすんごく楽しい( ´∀`)
でも好意を自覚したとて最初の約束があるものですから、素直に言えないんです。このジレンマはツライ。
作品の時代背景はΩ差別がある時代(明治あたり)ですが、和成は考え方が先進的で、偏見は多少あるけど穿った見方や考え方をしないし、理不尽な扱いもしない人。暁生のこれまで感じてきたΩへの生き様にも共感や理解を示し、ヒートでツライ時は寄り添ってくれるような優しい人でもあります。暁生が好きにならないワケがないんですよね^ ^
それは和成サイドも同じで、強く逞しく、献身的で聡明な暁生に惹かれていきます。
お互い想い合っているのに、直接好きと言えないもどかしさ。はー…焦れったいです。
彼らを通して見えるのは夫婦の在り方と、真実の夫婦愛です。
物語の後半、暁生が和成の元を去るとまさかの出来事が暁生を襲います。
これには正直、嘘であってくれ……と願っていましたが、そうならないところがこの物語の大きな見せ場です。
この事実をどう乗り越えるか、どう向き合うのか。
和成と暁生の本当の意味での夫婦のストーリーがここから始まっていきます。
αやΩといった第二性のカテゴリーではなくて、和成は暁生が好きで、暁生は和成が好きだから番うんだと…好きだから番いたいんだと強く願う彼らの深い愛が、もうえらいこっちゃの素晴らしさで大感動!!!
夫婦ってこうあるべき、あって欲しい理想が和成と暁生の2人を通して見えてきます。素敵すぎてすごいんです、和成からの暁生への愛がとっても……
相手のことを想い想われる夫婦の姿になっていく2人の姿がとっても素敵でした。ゆっくりと愛情を探り合っていくようなくすぐったい感情は密やかだけど、その存在感は大きく映りました。
最後のまさかの展開にはびっくりでしたが、そうこなくっちゃ!の思いです。(海野幸先生ありがとう!)
モヤっていた感情を吹き飛ばすサプライズ現象にガッツポーズ!最後までハラハラドキドキを楽しみました。
結婚生活から始まる恋の物語に酔いしれた一冊。素敵夫婦の愛し合う姿は至高の幸福感です。