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toudaimori to kamome no ko
アホエロギャクから涙が枯れるほどの感動作まで幅広く描ける吾妻先生、どんなファンタジーなんだろうかと読む前からワクワクしていました。
簡単に言えばノリはジブリっぽいかな?と思いました。ほどよくミニキャラや笑いがあり、主人公たちに謎、登場人物はみんないい人ばかり(今のところ)そしてなにより子どもが生き生きと描かれてとても魅力的で可愛い!今すぐアニメでも映画化でもすればいいのに!と思えるような1巻でした。
灯台守のエヴァン、満潮になると陸の孤島になる灯台で海と灯台の灯を守って長い間ひとりで暮らしていました。
ある嵐の夜にかもめの雛を助けます。朝になると羽の生えた子どもになっています。エヴァンはかもめの子をルネと名付けます。
ルネはかもめが約2か月で成鳥になるように成長が早く、逆にエヴァンは若返っていきます。それが意味するものはなんなのか。年齢が逆転して最後は消えてしまうのか?また幼児からエヴァンの人生が始まるのか?いろいろな想像が膨らんでいきます。
そんなふたりの物語です。
とにかくこの作品の一番は、ルネのかわいらしさです!!
遅れてくるショックとか 泣き疲れの末の爆睡とか、些細なことや新しいことにキラキラする表情とか、なぜそのポーズ?というお調子者のようすとか、わけのわからないブームなど…、もう子どものかわいらしさ爆発!!なんですよ。正直、吾妻先生ってこんなに子どもキャラをかわいく描けるとは思ってなかったです。ごめんなさい、吾妻先生!先生は天才だからなんでも描けるのを忘れていました!
ルネは不思議なところがあります。人間としての暮らし方や文字は知らないのに、cache-cache(かくれんぼ)は知っているし、たぶんエヴァンの昔の仲間と面影が似ていそうです。そしてかもめを母親と言い、かもめがルネを助けてくれます。ずっとひとりで海を守ってきたエヴァンに海神が遣わした特別な子なんでしょうね。
お調子者のシモンのおかげで島の人たちにルネの存在がバレてしまいますが、みんな受け入れてくれます。ただカミーユ以外。それでもカミーユとも豊穣祭で仲良くなります。
この日をきっかけにルネだけでなくエヴァンも島の人たちと交流を深めていきます。そしてエヴァンの過去が少しずつ明らかになっていくとともに2巻へ続きます。
まだエロさも涙もない楽しくてワクワクするかわいい童話のようなお話です。この先、どうなっていくのかとても楽しみです。
やっぱり吾妻先生って天才ですよね!!
2巻早く読みたい!!!
カット絵を見てから、作者が誰であるとか
あらすじが何であるとかより先に
とにかく一目惚れして
一気に読みたくて連載も追わずに待ってました。
生粋のファンタジー好きオタの私です。
吾妻先生とガチで最近になって気付いて、
もう楽しみ2倍になったんですけど
ほんとページをめくってからも
スケール感のある描き込まれた背景に
なめらかな動きを感じるキャラ達
素敵な絵で惚れ惚れしちゃいました。
(BLターンに行く前の)準備編とコメントされていましたが、
ほんと笑いあり←めっちゃ楽しくて笑っちゃいます
幸せな日々が綴られている横で
人型をとれるかもめのルネの謎
何故か若返っていくエヴァン
そして、どうやら悲しいエヴァンの過去が
クロスオーバーしてくる予感と
見えてくる伏線にドキドキしながら読む面白さが最後まで読み手を惹きつけます。
なんでしょう、
ルネは人間ではないと一目で分かるし
エヴァンが若返っているのも隠しはしてなくて
そんな訳の分からない不思議ことが
何故か周囲の人たちに受け入れられているので
所謂、共存状態の時代なのでしょうかね…
とにかく謎は謎のままで話は進んでいくし
ルネとエヴァンは何か因縁があるのか…?
などなど、憶測してしまったり
とにかく整理がつかない状態になることはなるんですが、
ファンタジー長編ということで、プロローグを
今は嗜むのみ、と静かに本を閉じた次第です。
とにかく一巻は、天真爛漫なルネと
振り回されるエヴァンの掛け合いが面白くて
声を出して笑ってしまいました。
また、言葉だけでは言い表せない
時間をかけて結ばれていく2人の絆のかたちが
しみじみと胸を打ち、味わわせてくれます。
ファンタジーならではの、謎と不思議が
織りなす世界をたっぷり堪能できること間違いない。オススメです!
うわぁぁ〜〜(*´∀`*)
ジブリっぽいファンタジックな世界観がすごく素敵でした!
温かみのある絵柄と、ワクワクするストーリー展開の相性がとても良いですね。
物語の舞台背景や灯台守をしているエヴァンの生活風景からは、どこかノスタルジーな香りが漂っていて、そんなところも含めめっちゃサイコウ。のっけからハートをわしゃっと掴まれちまいました。
今の段階ではほとんどBL感を感じないですが、ストーリーの基礎固めってところでしょうか。ルネとエヴァンの不思議な同居生活や島の人たちとの温かい交流がメインに描かれていて、ルネが島に馴染んだところで1巻が終わっています。
ルネがかもめの子として拾われてから、あっという間に成長してしまうのがこの作品の一番の見どころ。チビッ子ルネが、青年ルネに成長するまでそう時間はかかりません。天真爛漫なチビルネがめちゃ可愛かったです^ ^
それに対して、エヴァンの若返り。
ルネ以上にこっちの肉体変化も気になる展開です。
どういった意味でこんなことが起きてるのか気になったし、終盤のあの不穏なダークシーンね。急にブッ込まれた、"ルネとエヴァンの間には何かありますよな"的な場面が、これまでのストーリーの雰囲気にはそぐわな過ぎて、すごく印象に残りました。
ルネは偶然じゃなく意図的にエヴァンの下へ寄越されたのか?とか、ルネの成長とエヴァンの若返りとの関連性とか、そんな疑問も残ったまま。この2人の出会いには深い何かがありそうな感じがするけど、まだ何の情報も与えられてないので次巻にて進展を待つことにします。
作者さんあとがきにて、2巻は恋愛編だと言及されていたので続きがめちゃくちゃ楽しみです!( ˃̶͈̀∀˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
吾妻先生初のファンタジー長編ということでコミックスになるのをとても楽しみにしていました。そして読み始めるとすぐに引き込まれて一気に読み終えてしまいました…!
最初の頃のルネはとにかく可愛い可愛いでしょうがなかったのに、ページをめくる毎にどんどんと成長していく姿に驚かされました!
そしてそれに伴って、なぜかエヴァンが若返っていくのも本当に不思議で…!
灯台守という仕事は全く知らなかったのですが、船乗り達にとっては無くてはならないとても大事な仕事だと思いますが、それを独りでこなしていたエヴァン(と猫のバトー)は本当に孤独だっただろうな…。
だからルネがやって来てくれて、慌ただしく賑やかだけど本当に楽しい毎日になったことでしょうね。
シモンをはじめとしてクレール島の人達ともどんどん仲良くなっていくルネが本当に頼もしい!
そしてカミーユを助けている最中に足場が崩れてエヴァンが下に落ちてしまったことをきっかけに、遂にルネはあの翼で飛ぶことができましたね…!
ここまでは楽しいことばかりだったお話ですが、エヴァンの夢の中で、急にルネが人が変わったようになってズタズタになる映像が本当に恐ろしくて…。
一番初めのシーンといい、きっとエヴァンは過去に何か大変な出来事があったのでしょうね…。
まだまだ謎が多いですし、とにかく続きが気になります!
始まりのこの1巻だけでも名作だ…‼と信じられる
吾妻先生の信頼を更に強める作品が誕生しています
吾妻先生は私の中で創作の可能性の幅を体現される、創造者としての期待をいつも超えて来て下さりたくさんの世界を魅せて下さる絶対的な存在です
そんな大好きな先生の新作♡
作品タイトルから読みたくなる!!
海の潮風が感じられるような暑さをまとった世界観
カラッとしたような軽快な空気感と共にいつ海が荒れるかも知れないようなドキドキ感が同居する感覚に包まれて引力120%で読み耽ります
細部にまで魂の宿りを感じるような画力の力
ファンタジーの世界は想像であり創造の世界
だからこそ表現の自由と同列に説得力が必須
読者に世界観自体に余計な疑問を抱かせない画力が凄かった
実在しないはずのルネが自然に溶け込む世界、、、
エヴァが若返っていく不思議、、、
すごい、、、!!必要な分の疑問だけを与えてくれて違和感という雑音のような疑問は一切感じない
読ませる・魅せる力が漲る世界
始まったばかりの1巻なのに、この作品が名作である事を信じるのみで疑いの余地など一瞬もありません
是非この満足度の高い読後感を多くの方に味わって欲しい!神作品爆誕です!!
1巻は成長編・2巻から恋愛編とのことで、
まずは序章が描かれた1冊になっていました。
現段階では攻め受けなし&恋愛要素なしです。
摩訶不思議な事象が次々と起こる中で
冒頭と終わりの部分では不穏さを示しつつも、
全体的な印象は優しさと温かさに包まれる日常を感じられます。
これがね。めちゃくちゃ良きなんですよ…!
このお話は灯台から始まるんですが、
灯台守をしているエヴァンは孤独な人なんですね。
自ら孤独を選んでいる…といった方がいいのかな。
過去に何かあったっぽいワケアリな雰囲気が漂ってます。
ある嵐の夜、海にグルッと囲まれている灯台に
一隻の舟が辿り着くんですが誰も人は乗ってません。
舟にいたのは瀕死のカモメの雛だけーーー。
って感じで保護したカモメの雛なんですが、
翌日には翼の生えた子どもの姿へと変貌するんですね。
元はカモメとはいえ人型の子ども。
ルネと名付けて人間の作法を教えながら育てる日常が
めっっっちゃくちゃホッコリするんですよーー!!!
ルネはとーっても天真爛漫で純粋な子で。
孤独を選んだエヴァンの淡々とした日常が一転し、
ドタバタしながら笑顔に溢れていくのがグッときます。
ルネが可愛くて可愛くてもぅ堪らんです!(;////;)
そんでルネの存在をキッカケに、
エヴァンと島民たちの交流が復活するのも良い…!
島民の皆さんも優しくて温かい人たちばかりです。
ルネが現われて生活に加わったことで、
エヴァンを取り巻く環境が変わっていくんですね。
で!
エヴァンの変化は環境だけじゃなくて、
なぜか、なぜかですよ?見た目がドンドン若返る…。
試し読みはハ○ジのおじいちゃんみたいなんですが、
・白髪なのに根本から黒い髪が生えはじめる
・痩けた頬&目の下はハリを取り戻す
・外見は元気ハツラツした雰囲気を纏う
と、若く見えるとかのレベルじゃなくガチのやつです。
(ちょっと羨ましいw)
これはルネの成長を比例してるんですよね。
最初は『幼児ルネ&エヴァンおじいちゃん』
次第に『少年ルネ&エヴァンおじさん』
そして青年期へーーーと少しずつ見た目年齢が近づいていくのです。
これが何を意味するのか、何を示すのか、
現段階ではわからないことばかりなんですが……。
でも個人的に単純に萌えましたね!╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !
(空気を読まない感想ですみません)
おじいちゃんと孫状態も可愛いし、
甥っ子とおじさん状態も可愛いし、
2人(+猫チャン)で楽しく暮らしてる姿がもぅ大好き!
小さいルネが灯台守のお仕事を手伝おうとしたり、
エヴァンがルネを大切に大切に育てる姿だったり、
愛情がてんこ盛り感じられて優しい世界に癒やされるんですよ(;///;)
不思議な事象の手がかりは
シスターがルネを『海神が遣わした子』とした事。
海と教会には何か関係ありそうでドキドキします。
不穏な夢も現実に起こることなのかどうなのか…。
どうなっちゃうの…?って心配もあるんですが、
2巻は恋愛編ってことなのでめちゃんこ楽しみです。
既に嫉妬の片鱗は少し見られたのでワクワクします。
追うのが楽しみな作品に出会えましたv
もぉぉぉぉルネが可愛かった~~~~!!(大の字)
全4巻予定されているファンタジーBL。
親愛なるジーンへや桜田先輩改造計画の吾妻香夜先生が描く幻想的な世界です。
流石コメディも描かれる吾妻先生作品なだけあって随所に笑いありです。笑
とにかく画力すごくて重要シーンでは特にその画力が爆発しておりめちゃくちゃ引き込まれました。
攻めの登場シーンは幼児でちゅ。その可愛い、ラブリー幼児が成長して銀髪の長髪超絶美形青年になります!(攻め) お相手は老人ですが、物語が進むうちに、若返り超絶美人になります(巻頭シーンですでにでてますが)この設定だけでめちゃくちゃ萌える!!
2巻から恋愛パートに入るとの事なので、今後の展開が楽しみ過ぎます!
吾妻先生の作風の振り幅がすごい。
どの作品もおもしろいのだから本当にすごい。
絵柄とマッチしたファンタジーな世界観と設定に終始わくわくとしながらページをめくりました。
キャラクターはもちろん、背景から小物まで。
画面いっぱいに作家さんのこだわりが感じられて、なんだか読んでいて目が楽しいんですよねえ。
キャラクターが飛び出してきそうな、躍動感がある表現が大好き。漫画が上手すぎます。
いやあー、おもしろくて一気読みでした!
ルネと出逢う前のエヴァンの日常は、色に例えるのなら彩度が低いグレーがかったものだったの思うのです。
そんな彼の前に突如として現れた謎めいた存在・ルネ。
彼の成長と、彼を見守り育てるエヴァンの賑やかな日々を楽しく追っていると、気が付けばどんどんモノクロだったエヴァンの暮らしが鮮やかに色付いていくではありませんか。
そして、その合間合間に摩訶不思議なことがそれはそれはたくさん起こるんですね。
コミカルでほのぼのとした雰囲気の中に、ほんの少しの違和感が一滴ずつ垂らされているというのかな。
平穏の中で少しずつ描かれるベンジャミンバトンめいた現象と、そのまた真逆の現象が同じ場所で同時に起こっているのが斬新で、いったいどうなるのかなと見守っていると…これはやられました。
導入から結びまでの流れがあまりにも上手すぎる。
夢中になって読んでいたら、突然背後からガツンと殴られた感じ。
ああもう、なんておもしろいのか…!
先が気になりすぎて、1巻が出たばかりだというのに早く2巻が読みたくて仕方がありません。
長編ファンタジーを予定しているとのことで、こんなにも胸踊るお話をまだまだ読めるだなんて!と、先の楽しみが増えてうれしい気持ちでいっぱいです。
2人の間で見え隠れする謎も、BL的にどちらがどうなるのかも非常に楽しみ。
読み応えのある素晴らしい序章でした!
試し読みをして、ん?イケオジならぬおじいさん??と少し困惑しました
しかし評判の高さと冒頭のページを信じそのまま読み進めてみる事に
心配?していた「おじいさん」の謎は解けたような新たな謎が生まれたような、、、wすごい煙に巻かれたようなお話し運びにすっかり魅了されます
何はともあれ、おじいさんがメインって訳ではなさそうなので、、、その辺を心配されている方がいたら心配無用ですよ、とお伝えしたい(この1巻以降はどう進むかはもちろん自分にも不明なので、おじいさん再び、、、の際はすみません)
BL初心者も百戦錬磨な読者も、ファンタジー好きな方にも苦手な方にも、とりあえず少しでもこの作品が気になった人がいるならば、、、読まないなんて勿体ない!と強気で言いたい作品です!
布教をしたくなる作品に出会えて、とても幸せな気分でこのレビューを書きました
めちゃくちゃ面白い!!前作もすごかったけどまた全く違う話叩きつけられた感じで恐れ入りました。ファンタジーなのにそれを忘れてしまいそうになる。世界観に引き摺り込んでくれる。兎にも角にも絵の魅力がやばい!瑞々しい、丁寧で、風を感じる、アニメというか、映像というか、匂いまで感じる、素晴らしい。背景も素晴らしい!こんな丁寧に描いてくれたら読者冥利に尽きる!BL読むの辞めても吾妻先生の作品は一生読みたいです。
ルネのビジュアルがやばい、だんだん成長していく、その全てが素晴らしいし、飛んだところ、うわ〜〜〜〜ってなりました。ビジュかっこよすぎんか?かぼちゃパンツ履いてたのに1小さい頃は可愛すぎて気が狂いそうだった。エヴァンもだんだんと若返るのが、いつの間に?って思わせてくれる、自然すぎて。絵が上手いなあ。
謎に満ちたストーリーで続きが楽しみすぎるけど、既に傑作の予感!天才だわ。