制服、深夜2時。

seihuku shinya 2ji

制服、深夜2時。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神109
  • 萌×248
  • 萌10
  • 中立4
  • しゅみじゃない3

41

レビュー数
27
得点
771
評価数
174
平均
4.5 / 5
神率
62.6%
著者
コウキ。 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784801984035

あらすじ

子供の頃に隣人で幼なじみの月王に告白され、
拒絶してから疎遠になっていた衛星。
元カノにセックス下手を公開イジりされてから不登校になり
ひとりネガティブに思い沈む夜、家の前で
年上の女性とキスを交わす月王と再会。

学校に行けるようになるまでの約束で
月王の部屋に入り浸り過去の告白もなかったかのように
過ごすうち、少しずつ傷ついた心が回復していく――…。
そんななか、月王のスマホに知らない年上の女性からの連絡、
自分のことが好きだったはずなのに連絡相手を優先させた月王に対し、
嫌われるのが嫌ならセックス下手な自分にテクを教えてほしい
と伝えるとやさしかった態度が豹変、
月王のいじわるで気持ちいいセックスに翻弄されて――?


こどもじゃない、おとなにもなりきれない

表題作制服、深夜2時。

高校3年生
高校2年生

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数27

幼なじみの高校生達の恋

令和の高校生ってきっと、こんな感じで恋に悩むんだろうなぁと納得出来るリアルさがすごく良かったです。

幼なじみで家が隣同士。年上の月王がある日衛生に告白。まだ子供だった衛生に拒否られ疎遠になります。
高校生になりあるきっかけでまた親しくなります。この親しくなってからのふたりが可愛いんです。
衛生と距離が近づき2度と離したくない。昔拒否られたことがトラウマになり自分からガツンと正面からぶつからない月王。かなり重い執着心を隠している策士です。
月王の優先度1番じゃないと面白くなくて、自分からキスしちゃう衛生。学校ではイケメンですがかなり甘えたくん。

2人とも黒髪ですが描き分けがはっきりしていて、ビジュアルも美しく見間違えることもなく読みやすかったです。

高校生、幼なじみ設定は数ありますが、彼らの性格と気持ちをはっきり言葉にするまでの流れが面白かったです。

0

線の細い受けはちょっと、という方集合ー!

隣人で幼馴染の月王から告白された衛星。
あんなに仲が良かったのに、拒絶してしまった気まずさから避けてしまっていた。

そんな時、元カノにSNSで「セックスが下手」と言われてしまった。
不登校になり、一人ネガティブな闇に飲み込まれそうになっていた深夜に、
ベランダから見下ろした先には、女性に送られて帰宅した月王の姿。

「おいで」とジェスチャーで誘われて、久しぶりに月王の部屋に入った衛星は、
そのまま月王の隣で眠った。
それから度々月王の部屋を訪れるようになった衛星だが、
月王は女性に呼び出されて、衛星を部屋に置いたまま出かけてしまった。


告白してきたのは断ったのに、今も好きでいてくれないことにスネる大型わんこの可愛さ。
やっと自分の手の内に落ちてくる、とクモみたいに笑う黒髪ストレート、マスク姿の「待ってました!」感。

いや、こうはならんやろ、って展開になるんだけれども、
不思議とそれがテンポよく描かれるとするっと飲み込めちゃう不思議な魅力の作品でした。
拗らせ系というのかなぁ。
でも、今まで読んできた拗らせ系と一緒に並べるのはなんか違う気がします。

線の細い受けはちょっと……という方におすすめしたい一冊です。

0

単行本化ありがたい、健康に良い

受けくんが一軍男子で攻めくんが学校で陰キャ勢なのが癖すぎて健康になる。

せっかくならまとめて読みてぇ~となりしばらくコウキ先生のSNSをあえて追わなかったのですが一気に読めるのほんとありがたい健康になる(2回目)

思春期らしい性への興味と恋愛観とすれ違いと...かわいくておちゃめなシーンが多くて受けくんマジプリティでした。構ってくれなくて不貞腐れて拗ねてたのに結局攻めくんにぐずっぐずにされてたのが好きすぎる。深夜2時に読んだらギンギンになること間違いない!良い!

2

もっと早く買えば良かった!!

全作好きな作者さんってわけじゃないから買ってなかったんだけどこれ好きだ!!
基本かまってちゃんな受け嫌いなんだけど衛星はカースト1位なのとクラスメイトに対する当たりとかが可愛すぎて、衛星ならかまってちゃんでも全然いいというか推しポイントにしかならないというか。こういうキャラが好き…というかこの作者さんだからこそ好きなのかも。
月王くんもひたすらかっこいいし、1回振られた時点でちゃんと線引いてあげてる感じ沼要素が強すぎる。衛星に対しての対応失敗して焦ってるところとか全然女出てきても構わないってなった。ひたすらにふたりがかっこかわいすぎる。
焦らしプレイなんてよくある展開ではあるけどよくよく考えたらゲーム好きの攻め少ないなって思って。邪魔する場面まじでこれ求めてたやつ来て本当になんか嬉しかった(?)
展開がいちいちそう!それ!みたいなとき多くて本当にこの作者さん理解ってるなって思います好き。

1

No Title

ちょっとナメてた…。
正直表紙見た時、こんなに独特のテンポと世界観で描く作家さんだとは思わず。
中身を読み進める内にそれがどんどんわかり、ナメてて申し訳ねえ!!となりました。

いやー受の衛星…そりゃ女性とのHは不得手だろうなぁ…。
完全に姫だもの。
姫気質100%。
そりゃ可愛がるより可愛がられる方が向いてるよ。
あらすじとか、序盤だけ試し読みしたりすると、ありがちなBLかな?とも思うんですが、全くそんなことはねえ!
攻の月王くんの想いの深さにキュンキュンしました。
てか衛星は美形で校内中、道ですれ違う人、みんな見惚れてるけど。
月王も美形なんですよね?
マスクしてるだけでそこまで目立たないもの?と思うほど月王は学校で目立ってませんが、本当にかっこいいです。
良かったね、衛星!
ここまで面倒み良くて愛情深い人じゃないと、君の恋人は結構大変な気もするから!←
あまりに姫だから!

0

訳あり疎遠になった幼馴染のぶっ飛んだ再交流

ほどほどに純情でほどほどにいやらしく年齢相当のエロさがあるお隣さんで幼馴染2人のお話。

月王は過去に衛星に告白して玉砕して、それからずっと衛星が好きだけど、距離をとっています。

衛星はずっとモテモテ、だけど、元カノがSNSでセックスベタだと投下、みんなに知られて不登校になります。

それから、エロテクを磨くことを目的に衛星は月王に弟子入りします。
なんともぶっ飛んだ再交流の始まりです。

しかし、そういう交流をしてしまって、なにか違和感がありつつもセフレを続けている2人が奇妙で、でも、けっこう自然で、目が離せなくなります。

衛星のずるさと無頓着さが愛らしくていいです。
月王のずるさと激重言動が怖くていいです。

相手に告白させようと二人してあの手この手で頑張り意地の張りをしているところが可愛いです。

ついに衛星からの告白、そして両想いのエッチ、素敵にエロくて萌えました。

そして両想いエッチのあとにぐったりしちゃうのが受けてる側じゃなかったところがすごく良かったです。
月王の衛星を想って来た、こじらせてきた年月と重さを感じました。

1

執着幼馴染

月王くんの拗らせ具合がとてもいい・・・!

コウキ。先生の本はいつも若者がしっかり現代の若者で、年々キャラたちにジェネレーションギャップを感じます笑(褒め言葉

今作は元カノにSNSで晒されて傷心⇨軽めの登校拒否に陥ってしまった姫気質のイケメン衛星くんと、衛星くんのことがずーーーーっと大好きで、たぶん彼以外に執着がないのでイケメンなのに学校では擬態してる月王くんの話。どっちも拗らせ感あり。

個人的には二人の駆け引き?がちょっと女々しめかな?と思いましたが、令和のDKはこんな感じなんだろうか・・・?(令和の若者の常識がわからない腐

イケメンなのにお姫様扱いされたいタイプの受ちゃんってそんなに出会わないのでハマるひとにはめちゃくちゃハマると思います!

月王くんの黒歴史告白がすごく良かったのと、わがままほーだいっぽい衛星くんが構われたくて自ら乗っかりおねだりするのがたまらなく可愛いです。天才。えっちですがコウキ。先生の作品としては中レベルかな?

0

月王カッコいい!

SNSのショート漫画から月王×衛星にハマり、馴れ初め編がコミックスになるのを心待ちにしていました。
SNS漫画ではとにかくクールな月王が大好きだったんですが、コミックスでは実は初恋を拗らせまくって不安でいっぱいだった月王の一面を見られて悶絶しました。告白シーンの月王可愛かったなー。
ただママ活はちょっと行き過ぎた設定に感じました。失恋の寂しさを紛らわせるために年上のお姉さんに遊んでもらってた…くらいの設定でもよかったんじゃないかな。高校生を深夜2時まで連れ回すのもどうなの?と思いました。

コウキ。先生は今どきの高校生の描写が秀逸というか、中高校生の子を持つオバチャンの私にはそれがとても興味深くて面白いんですが、高齢層になるとこういうチャラっとした今どき感が苦手な方も多いかなーとは思います。若年層向けの作品ではあると思う。

続編も決定したとのことで、2人の今後がまだまだ読めるのが嬉しいです!

1

単話+連載版

元カノに「セックスが下手だから振った」とSNSで暴露された学校きってのイケメン衛星。なんとなく学校に行きづらくなった時に、隣に住む幼馴染の月王に部屋へ誘われます。それから夜にひとりでいるのが嫌になって月王の部屋で過ごします。
ある日、自分を置いて出かける月王にイライラした衛星は「俺のこと好きなくせに、なんであとから出てきた人優先するの」とキスして、セックスのテクニックを教えてもらうことに。
この辺りはなんだか突拍子もない感じもしますが、それは単話予定だったからでしょうか?子どもが自分のものだと思ったものが誰かに取られてしまってなんとか取り戻そうとするようでした。

月王ってイケメンなのに学校で一緒にいるのはイケてないタイプの男子です。なんで?オタクなの?と思ったら長い前髪とマスクで目立たないようにしているから。でも誰も気づかないことにはちょっと違和感がありました。あんなにイケメンなのに!!
物語は単話(プロローグ)の時はよくわからなかった月王側の思いと状況も、連載版の1話の最初からきちんと描かれています。
もう一度好きだと言ってほしい衛星に、また好きだと言って振られたら辛いから言えない月王。ふたりの両片想い、拗らせは連載版を読むとかわいくておもしろくなってきます。
ふたりの過去の様子も月王の拗らせもふたりの赤面もとてもかわいかったです。
ちゃんと連載版として単行本1冊で読めてよかったです。

2

好きって言わせたい合戦

幼馴染みとはかくも尊きもの。

初恋を諦めきれず虎視眈々とリベンジを狙い続けてきた愛が激重攻めと、
爆モテなのに本当の恋を知らない甘えたピュア受けの恋の駆け引き!

人並み以上に整った顔面で誰からも愛されてきた衛星はある日、
元カノにSNSで「元カレはセックス下手」と晒されてしまいます。

周囲からの視線が煩わしくなって不登校になってしまう衛星ですが、
そんなとき疎遠気味になっていた1つ年上の幼馴染みの月王と再会し…。

かつては互いの家を行き来して仲の良かった月王と衛星ですが、
月王の告白を拒絶して以降、距離が遠のいてしまっていた二人。

それから数年…
しばらく会わない間に月王は年上の女性と関係をもつようなっていました。
まるでおもちゃを奪われた子供のように「月王の仲の1番は自分なのに」と
拗ねる衛星。

だけど、冷たくされても意地悪されてもやっぱり月王の隣は居心地が良く、
学校を休んでいる間は月王の部屋に入り浸り、不登校の原因ともなった
“セックス下手”を克服するべく月王からテクを教えてもらうことに。

一度は月王をフったくせに、未だに無邪気に甘えて月王を求め、
月王の視線が自分に向いていないと途端に不機嫌になってしまう衛星。
彼の中ではいつだって月王にとっての一番は自分じゃなきゃいけないのだ。
でも、それってどう考えたって独占欲だし、恋なんじゃないの?

一方、衛星の前ではクールでつれない態度の月王。
だけど、言動の端々に衛星への執着や愛がダダ漏れで、
なんだかそれが好きな子に意地悪する小学生みたいで憎めない。
どうみたって、恋だよね?

なんてややこしい2人なんでしょう。


幼馴染みと口では言いながら、やることはやっている2人。
ただ、それもテクを身に着けるため、教えてあげるため。

だけど、その気持ちよさに、子供の頃から知っている温かさに、
ただの幼馴染みとは言えなくなってきてしまう衛星。

なんとかして月王にもう一度告白させようとするも思い通りにはいかない。
だからといって、自分からも言いたくないし…もどかしすぎて悶・絶!

月王も意地張ってないで、さっさと言ってあげればいいのにさ。
なんで子供みたいに好きな子に意地悪ばかりすんの?とか
思っていたのですが、視点が月王に切り替わるとそんな印象はぐるんと一転。

かつて衛星から拒まれた記憶は月王にとって傷となっていました。
それでも忘れられず、だからといってもう嫌われたくなくて
近づくこともできず、衛星に彼女ができても離れたところから
眺めていることしかできなかった。
なんて切ないの…。

せめて大人になりたいと年上の女性と関係をもって、
気遣いやテクを身に着けて、だけど、衛星のことも想い続けてきた月王。
それも全部衛星が好きだから。

好きな子には優しくしてあげて…なんて思ったりもしたけれど、
その正体はとてつもなく重くて気持ち悪くて、いとおしい男でした。
本当は好きな子には誰よりも優しくしたいし、デレてるし(心の中で)、
でももう昔みたいに衛星にフラれたくないから繕っていただけ。
そんな本性が垣間見えてしまうと可愛くて健気でもうたまりませんでした。

どうしても報われて欲しくて、衛星に「好き」って言え!て
何度思ったことでしょう。
いや、ほぼ言っているのと同じようなものではあるのですけど。
それでもやっぱりちゃんと言って欲しくてじれもだしておりました。

だけど、最後の最後まで引っ張って翻弄されて、
そんな意地の張り合いの結果は月王の勝利でした。
衛星からの不意打ちの好き。
しかも、ただの好きじゃない。
「好ーき。」ってなにそれ。可愛さが殺人的なんだが?
駆け引きには月王が勝ったけれど、
この告白に完全ノックアウトされちゃったていう意味では負けなのかも。

さっそく恋人同士のイチャ甘えっちになだれ込むも、
えっちの終わりと共に結末って…もっと読みたかった!
月王の念願が叶ったのはこの上なく嬉しいし萌え死んだけれど、
できるならこの後の二人をもう少し…!
恋人編としての二人のお話も読んでみたいです!

1

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