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泣いたし、怒ったし、苦しかったけど、こんな幸せな日々を俺は知らない…。 同棲カップルの再燃愛ストーリー!
1095 nichi no hanataba
サラリーマンでゲイの晃成は、上司に連れられてゲイバーにやってきたノンケの遥と話が合い、その後にエッチをします。このまま終わりになるのが嫌だった晃成は冗談っぽく「どうせなら付き合っちゃう?」と言います。遥から「いいよ」と返事をもらってから、現在は交際3年、同棲1年目。
いつか恋人から花束をもらいたいと夢見がちな晃成は、記念日の今日こそはと期待をして帰宅します。もちろん花束はありませんが、冷蔵庫の中にケーキを見つけます。でもそれは余ったから。遥が早く帰ってきたのも記念日だからではなく、店がひまだったから。記念日を特別な日だと思っているのはいつも自分だけだと悲しくなる晃成。期待するだけで、自分からはもう何も言えなくなってしまっています。それでもその夜に誘われて、歩み寄ってくれたようで嬉しくて翌朝に張り切って朝食を作って一緒に食べようとするものの、やっぱり噛み合いません。もう終わる関係なのかと思い始めます。
そして仕事を辞めるのを知らされなかったことをきっかけに、怒りが爆発し勢いで「別れよ」と言ってしまうと遥からは「わかった」と返事が返ってきます。
晃成は遥の家から出て行くと言いつつも新しい部屋が見つかるまで一緒に暮らすことになります。結局、ずっと遥の気持ちがわからなかった晃成ですが、別れてからの方がふたりは一緒に過ごす時間が増えて互いのことをよく知るようになっていきます。それが逆に晃成には別れを切り出した時よりも胸が苦しくなっていきます。遥の気持ちを試すように別れを切り出してしまったので、晃成はまだ遥が好きでよりを戻したいけど、そんなことを言って嫌われたくないからです。
いろいろと空回りしすぎている晃成を見ていると、とてもリアルで胸が苦しくなってきます。相手の気持ちがわからなくて、期待しているけど言い出せない自分。捻くれて素直になれない想い。きっとそれは晃成が年上でゲイで、ノンケだった遥に付き合ってもらっている感があったんだとも思います。
そして4話から遥のことが語られます。小さな頃から親からも表情が読めないと言われ、察しが悪いと振られ続けていたことや、晃成のために記念日のサプライズを考えていたことも、別れたくなくてがんばっていたことも。ちゃんお遥は晃成が好きで晃成のために記念日のことを考えてくれていたんです。
互いに勇気を振り絞って一歩を踏み出します。ちゃんと自分の気持ちを言葉で伝えて、「好き」と伝え合うことの大切さを実感します。だってふたりともずっと好きで別れたくないのだから。
無事に復縁し、急いで家に帰宅してエッチをします。ふたりとも互いのことを思い合って、すごくかわいいです。ここではじめて攻めフェをします。これもたぶんふたりともいろいろ考えすぎてできなかったんだろうなと思うと、仲直りエッチ最高ですね!
そして翌朝……。
きっとこれからはすれ違いがあったとしてもきちんと話し合って仲良くしていくんだろうな、と思えるエンディングでした。
よかったね、晃成!
みつこ先生の作品は全部好きです。
26歳のノンケの遥と30歳の夢見がちで理想の高いゲイの晃成の2人が拗り散らかすお話です。
付き合って3年という期間もミソかと思います。
晃成は子供の頃に見たテレビの中の花束を貰っている女性に憧れを抱いたまま大人になっています。
遙は、表情筋が働かない上に口数が少ない…自分の思いをはっきり言わない…。
無口と言うわけではないのですが、飲み込んで我慢してしまうタイプのようです。
最終話まで読むと、まぁヘタレだったのかな。とは、思いました。
なんか…リアルにこういったすれ違いあると思います。
小さな我慢や意地の張り合いから言葉に出来ず、言葉が出たとしてもトゲが付いたもの。
大人が意地を張り合うとまさしくこんな風に拗れていくんだろうな…。と思いました。
客観的に見る事が出来る私
「なんで!?なんで、そこでそうなる!?
ちゃんと思いを伝えて〜〜。
その一言の裏側、見えないの〜?
お互いに気付いて〜〜。」
等、4話まで心がジタバタ…。
単話で読んでいた時は次の話が気になって仕方ありませんでした。
最終話が配信されるまで1〜4話…何度読み返した事か…。
ホーリンラブさんの小冊子では、少し育った遥を見る事が出来ました。
やはり、みつこ先生大好きです。
みつこ先生、既刊作品が大好きで、今作も楽しみでした。
交際3年、同棲1年の恋人同志のすれ違いがリアルに描かれていて、序盤から引き込まれました。
みつこ先生の繊細な線で、辛い気持ちをぐっと我慢する表情や悲しみにあふれる瞳など独特な美しさを感じました。
全てのコマが丁寧に丁寧に描かれているので晃成と遥
それぞれの想いがぐっとせまってきて、とても切なくなり、最後どのようなカタチで最終話を終えるのだろうかと気持ちが昂りました。
コミックで読みましたが、最終話直前のページ、最終話の最後のページは特に感動して涙がじわっと溢れました。
みつこ先生の筆のタッチで描かれている2人の表情がとても静かな迫力がありました。素晴らしいページです。
私も続編を希望します!
みつこさんの作品、初めて買ったのですが泣いたって言うか泣かされた。。
大人同士だから言えない事、素直になれない所、言葉に出来ない葛藤が読んでてもどかしいけどお互い好きって気持ちはずっと変わってなくて不器用な2人が愛おしい!
自分に言い訳しながらも遥君に会いに行く晃成さんの行動力のおかけで遥君の事情を聞けたり、本音で話せたり終盤に向けてのストーリーが最高過ぎます!
遥君と晃成さんの今後を覗き見したいので、続編希望です!
遥× 晃成
大人の恋愛のリアルな側面が見事に描かれた不器用同士の関係。
恋人でありながらも、
ふてくされる姿や、次第に現れる距離感が、
じれったさと共に針で刺すような痛みを伴い、
リアルな拗ねる感情が手に取るようにわかる。
愛しているからこそ感じる淡い寂しさや切なさ、
再び芽生える恋のほんのりとした熱さなど、
甘さだけではなく、
様々な恋の気持ちが伝わってきて共感せずにはいられない。
30歳の晃成と彼の4つ下のノンケの遥。
付き合って3年、同棲1年目。
2人も本当に不器用で不器用で、
言葉にしないとわからないよ!
特に晃成には完全に感情移入し、
自分が望んでいることを素直に言えず、
遥が晃成の思っていることと違った行動を取るだけで、
晃成が勝手にネガティブに思い込んで拗ねて、
心の中に溜まった不満、
勝手に損ねた機嫌、
意地を張ってしまうプライド、そして
抑えきれずに漏れ出る本音・・・
すべてが自分のことのように共感せずいられない。
年下の遥のほうがしっかりしていて、
晃成の言うことそのまま合意してしまう性格で、
それでも、
必死に地道に晃成を引き留めようとする姿がなんだかんだでカッコいい。
2人の感情の機微が繊細かつ鮮やかに描かれていて、
些細なことが大きな問題に発展してしまう恋愛の難しさが胸がギュッとなる・・・
そんな中でも、
お互いを愛おしく思う気持ちがじんわりと心に染み渡る作品でした。
みつこ先生の作品は「卑怯者だと笑ってくれ」が読んだのが初めてなんですが、繊細なタッチの絵と丁寧な心理描写がとても秀逸な作家さまだと思ってます。今回も試し読みで一気に引き込まれて紙で購入しました。
夢みがちなゲイの晃成のキャラがいじらしくて、遥のちょっとした態度に傷付いて意地をはる様子に凄く萌えました。また無表情で愛想の無い遥ですが、ちょっとした台詞や目線に決して晃成への気持ちが冷めてないのが感じられて、それが更に萌えました。
特に晃成が別れを言い出してからの遥の行動には、停滞した関係をどうかしようとする様子が垣間見られて、2人が恋人として関係をどう再構築して行くのかとページを捲る手が止まりませんでした。
そして遥から語られた忙しくなって晃成とぎこちなくなった理由に胸熱なんです。2人が出会って付き合い出したキッカケは決してドラマティックではありませんが、2人の間にあった愛は本物で遥が晃成を特別に思って来た事が分かってとても幸せな気持ちにさせてくれるお話でした。
個人的には独立した新しい遥のお店で寛ぐ晃成の様子とか見たいので続編をお願いしたいです。既に同棲してる2人のすれ違い凄く良かったです。すれ違ってますがお互いに相手が1番で他所に気持ちが行かないところが最高でした。
個人的に「夢のつづきをおしえて」が神作だったんですが、本作は試し読みの時点で
「うわぁ…受けの性格超絶めんどくせぇ…発想や感覚があまりにも女性すぎる。無理」
と思ったので、多分読まないな…と思ってたんです。
でも意外とすごく評判が良いのでポチリ(意思よわッ!w
結局「君ら、感情表現下手スギィ!」問題だったんですが、バラのシーンでまんまとやられましたね…素晴らしかった。
目頭が熱くなりました。さすがみつこさんです…。
「最初っからもう付き合ってる系BL」ってあんまり自分から進んでは読みにいかないタチなんですが、本作は本当~に良かった。
評価高いの大いに納得です。
なので私のように、「付き合うまでのBL作品は楽しめるけど、付き合ってからは単にラブラブ描写が続くだけだとマンネリ化して冷めちゃう」傾向がある方や、「付き合い始めてからすれ違いまくってこじれるモダモダ」をお望みの方にも強くオススメします。
試し読みが常に30ページもあるのでぜひ。
たんたんと感情の揺れ動きだけで話が進むのって難しいと思うのに上手に読ませるなって思いました。
全体的にストーリーにあえて起伏が激しくないところが、大人のしっとりとした感じが出ていて良かったです。
途中、心の台詞で
「何考えてるかわからないし、好きとか全然言ってくれないし、理想とは全然違ったけれど」
という部分がすごくささりました。そして
「遥が好きで、ずっと一緒にいたくて、遥も同じだったらいいなって」
の部分でたまたまバックでエンニオモリコーネの曲もかけていたので、曲がマッチしすぎて泣いてしまいました。
※エンニオモリコーネは海の上のピアニストとかニューシネマパラダイスの曲を作った映画音楽の巨匠です。
エロス度★★★
おやおや。交際3年、同棲1年目のふたりが別れてからの再生が尊さMAXですね。
遥と晃成が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。
お互いに情熱的に求め合い幸福に満たされていた過去から一転し、冷めきったようなギクシャクした距離感・・・・・・大人同士の不器用で面倒くさい痴話喧嘩のような展開がもどかしくてたまらなかったです。
別れても2人は一緒に同居したままで、嫌いになりたくてもなれない愛の切なさやもう一度恋をしてもらうために頑張る姿が胸に刺さり、ゼロからやり直していく恋の再燃がとてもよかった。
お互いのことを思いつつも事実として自分のことを優先してしまい(でも根底にはちゃんと相手への想いもある)すれ違いまくった結果別れようとしているカップルの話(長い)(説明下手)
客観的に見ていると「ここだ!」とすれ違いポイントが手に取るようにわかるのですが、自分のこととなると難しいよな、というシーンがバッチバチに描かれていて、読むのが辛い_(:3 」∠)_
萌は弱めで、どちらかというと自分の日々の生活をかえりみるような、そんなストーリーです。しあわせ!とかたのしい!とか、光属性的に大好物な内容からは程遠いんですが、どうしても読みたくなってしまうみつこ先生作品・・・。
受ちゃんのキャラは正直個人的に苦手なタイプですが、それとストーリーが面白いかどうかは別で。映画とかドラマで心臓ギュッとしながらワンワン泣きたい、そんな本です。
ラストはハピエンなのでご安心を!