潮風メロウ

shiokaze mellow

潮風メロウ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神79
  • 萌×215
  • 萌5
  • 中立4
  • しゅみじゃない1

244

レビュー数
20
得点
474
評価数
104
平均
4.6 / 5
神率
76%
著者
高見乙 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
ジーオーティー
レーベル
picn comics
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784823606892

あらすじ

人魚、それは各地に残る言い伝えの中で耳にする伝説の生き物─のはずだった。
ある日、海でカヤック釣りを楽しんでいた真尋の前に”その子”は姿を現す。
言葉を発することもなく、ただ人懐っこく真尋の手をひいてにっこりと笑って見せる少年のような彼の下半身は魚…。
初めて目にする未知との出会いと意思疎通の難しさに戸惑いながらも、無邪気で無垢な姿に心惹かれた真尋は彼にワタと名付けて一緒に過ごすことに。
しかし、この出会いは後に二人のこれからを大きく揺さぶるものになっていって…。

表題作潮風メロウ

大学生
人魚

レビュー投稿数20

号泣必須のファンタジーBL

綺麗な表紙に惹かれ購入。
1つの島の中で完結する切なく美しく温かいファンタジーBLに涙が止まりませんでした。

まずもうとにかくワタが可愛い!!!可愛い絵柄と相まって動物的な行動や表情をするワタは嬉しいも楽しいも寂しいも悲しいも本当にど直球に表現するのですが、読んでるこちらはそれに引っ張られまくるのでもう終始心動かされまくりでした!!

そして自分が残酷なことをしているかもしれないと思いながらワタから離れることもできず、逆にワタのためならどこまでも一生懸命になれる面倒見のいいまひろ。話が進むにつれどんどんかっこよくなるし、雄味見せてるまひろめちゃくちゃかっこよかった…

人魚と人間、どうやって話を収束させるんだろうとドキドキしながら読んでいましたが、島に伝わる伝説と絡め切なくもすごくしっくりくる結末で大満足でした。

ものすごく読み応えのある1冊です。おすすめ!!

5

あたたかさが沁みる

人魚が登場するのでファンタジーな展開ではあるけども、設定に無理がなくとても読みやすかったです。
海での風景の美しさと真尋とワタの温かいやり取りがすごく心に沁みました。

突然目の前に人魚が現れたら?
きっとものすごく驚いて、もしかしたら拒絶したり恐怖したりするかもしれません。
でも。真尋は全く動じず、目の前にいる存在をありのまま受け入れてしまえるんですよね。
そんな器の大きさとにじみ出る優しさを感じ取れたからこそ、ワタは真尋のもとへやってきたのではないかなと感じました。

真尋も無邪気で素直なワタにどこか惹かれるところがあって、一緒に居たいと思うようになっていって。
恋愛感情ではなかったとしてもそうなる流れはとても自然で、海から出て始まっていくふたりの生活に新鮮なときめきが満ちていたのも素敵でした。

ワタにとって過去を紐解いていくのは苦しいことだったけれど、そばにはずっと真尋が居たので読み手としても救われた部分があります。
そして島民の優しさにも触れることができて、ずーっと温かい気持ちのままでいられたのがすごく嬉しかったです。

これからは同じ時を一緒に紡いでいけるようになったふたり。
ずっと幸せでいてほしいなー。と、自然と笑顔になってしまえるようなお話でした。

5

とにかく可愛いしっかりファンタジー

かわいい!!!!
こんなに可愛くて癒されるBL久々に読んだ

かわいいだけじゃなくてストーリーも本格的なファンタジーで楽しめました

島の風景や海の空気感も伝わってくる綺麗でさわやかな絵
夏の始まりにぴったり!

2人がいつまでも自由に楽しく暮らせますように

4

絶対読むべき!

Xの試し読みで偶然出会い、読んでみると引き込まれる内容で、まずワタの表情がもういちいち可愛くてみてると幸せになれます。あまりファンタジー系BLを読まないのですが、とっっっってもおもしろくて夏にふさわしい作品だと思います。悩んでる方は絶対買って読むべき!です!

4

静かに胸を打つ

連載が始まった頃かな?
いつか忘れてしまったんですが、Twitterでこちらの作品の広告が流れてきて、単行本になるのをお待ちしておりました。

ある日、釣りをしていた主人公の目の前に人魚が姿を現して...という始まり。

この人魚、ただの人魚ではないんです。

島の伝承を研究するうちに明るみになる真実。
それを知ったときには胸を穿たれます。

島の空気感や、伝承話による話の奥深さ。
とても丁寧に描かれた物語でした。

わた が幸せに暮らせますように。

4

ありそうな「人魚」のお話。

作者様の書籍は3冊目
商業誌は全て読ませて頂いております。
新刊は電子でチラ読みして気になり購入しました。

読んで→面白かったです。
とても素敵なお話で、書映を裏切らないキレイなお話。
読了感良いなー。と余韻良好でした。
「あらすじ」~で、ファンタジーです。
苦手な方は御注意を。

ストーリーの中心は「人魚」。
過去にも同じような「人魚」登場の作品は読んだことがありますが、基本「人魚」がいて!と人魚の存在ありきな物しか読んだ事はなくて、コチラの作品はちょっと違った。
私の中で「人魚」=「架空の生き物」UMA的認識なのですが、何故かちょっとこれは何処かであるかも!?あったかも!?なんて思ってしまうような自然な流れの物語。
謎の解る古文書でも読んでいるような気分でした。
ファンタジーなのに違和感ないストーリー展開。
世界観に入り込み易く読み進め易かったです。

で、私のオシ!推し!
「わた」のかわいさ。
絵柄もですが、行動やセリフ。
幼い感じもあるのですが、ショタ感は感じなくて「かわいい」読みながら何度、独り言を…。
見て欲しい、皆様に。
リアルの、その年代(正確な年齢は不明ですが見目的に…)にそんなクリアな男子は存在しないんでしょうが、イヤ、かわいかった。
私、好きでした!

「人魚」と「かわいさ」レビューになってますが、ちゃんと「B」が「L」してます。
控えめですが、身体も最後までしてます。
ラストはハピエンです。
2人で幸せ&仲良しまでみれます。
何かあるなら、もうちょっと後、どうなる?
が見たかったかな。
どこかで、2人が幸せに暮らしている…と思えるラスト。
良かったです。
でも、いつも思う!しっかり幸せになって欲しい!
また2人を見れたら、幸。
ただの、欲です。ごめんなさい。

素敵なお話で何度も読み返したいと思う作品でした。
作者様、素敵なお話ありがとうございます。
気になっておられる方いかがでしょうか?

4

幸せになって欲しいなって思える2人のお話しでした

人魚BLは初めてです
思っていた人魚像よりもずーーーっと可愛らしくてビックリ!
人懐っこさがたまらない可愛らしさでそれだけでほんわかします

ほんわかするだけではなく「人魚」ならではの胸がギュッとするようなお話しもあってすごくストーリーに惹き込まれます

人魚のワタを保護?庇護?する真尋
この釣り好き青年がまた大変好青年!
人として信頼出来るタイプの青年

お互いが自然と惹かれていく感じがとても穏やかに描かれていながらも、ワタの過去にまつわるお話しではシリアスに、、、
すごくドキドキしながらも目が離せない展開にどんどん引き込まれます

とてもファンタジーとしての設定が活かされたお話しでした
異世界の中のファンタジーというよりもリアルな現代の中に生きる伝説や言い伝えが溶け込む中で「もしかしたら…!?」と思えるようなお話しでした

真尋とワタがその後どうしてるのか?をとても知りたくなるお話しです
そして絶対に仲良く暮らしてると信じてますが勝手に幸せでいて欲しいな~って願いたくなっちゃう2人でした

1点だけ私の理解力が低くてよく分からなかったのが、過去のお話しの際に名前の部分が伏字になっていた理由が分かりません、、、
あれはなぜなんでしょうか、、、
そこだけが理解できずに少しもやっとします(自分自身に、、、)
多分自分の問題なので評価には反映していません
でも、なんでなのかはやっぱり知りたい…読解力が欲しい……。。。

3

素晴らしい作品

日本語がうまく話せなくてごめんなさい。私は海外の読者です。漫画を読みながら日本語を勉強しています。潮風メロウ」をシーモアで買って、最初から最後まで読みました。

この作品は本当に大好きです!登場人物の表情を見ているだけで、感情が伝わってきて、泣いてしまうところもありました。物語が終わるころには、幸せな気持ちで笑顔になりました。

高見乙先生、素敵な作品を作ってくださってありがとうございました。 I love this work a lot! I will definitely buy the physical book, too! I look forward to sensei's future works! I will continue to support you, sensei! <3

3

7月初泣き作品。

カヤックで海釣りを楽しんでいた真尋の前に、突然現れた二本の腕。

びっくりした真尋の前に、人懐こい少年の顔した人魚が現れる。
ワタという名前を付け、海へ行くたびに真尋のことを楽しそうに待っているワタに、次第に心の距離が近くなっていく。

が、ある日。
真尋が海で出血する怪我をしてしまう。
するとワタが、自らの血によって真尋の怪我を治してしまい、その不思議な力を他の人たちに知られてしまったら悪用されるのではないかと心配し、もう会わないことを伝える。

拒否するワタ。
そして、なぜかそのワタの下半身が人間のように足がついていて、、、
というお話。


優しくて面倒みのいい大学生×ワケあり人魚。
ワタのことを悪用されないために始めた、真尋こフィールドワーク。
その土地に実際にあった人魚の伝承を辿るうちに、過去の真実が明かされていくのですが、切なくて涙が止まらなくなります。

しかも、ワタが健気でいい子すぎるせいで、胸が本当に切なくギュッとなってしまって、悲恋じゃないことを必死で祈るエンドでした。

もうね、本当によかったのでこれはネタバレなしで一気読みしてほしいです。


帯に書いてある「読ませる珠玉の物語」に、嘘偽りはないので、騙されたと思って読まされてみてください!
まりあげはは、好きなお話でした!

2

まごうことなき神

好き・・・・・・・・・・!!!
もう読んでいる途中から神を押したくて推したくて、
でも、最後まで読んでみないとわからないし…
だけど、読み終えてもやはりまごうことなき神でした!
発売前までは単話でも未読だったので、
本作をおすすめして下さった方にただただ感謝です!

あらすじは簡単に申し上げると、
釣り好き青年と人魚(♂)のボーイ・ミーツ・人魚です。

釣り好きが高じて毎年島にやってきて釣りを楽しむ青年・真尋は
ある日、海で下半身が“尾びれ”の青年と出会います。
海に行くたびに姿を現し、懐いてくる彼を真尋は“ワタ”と名付けます。

人魚と言えば“美しい”イメージを抱きがちですが、
このワタ、人懐こく笑顔がめちゃくちゃ愛らしいんです!
天真爛漫な笑顔で懐いてくる姿になにこの愛おしい生き物~!と
メロメロになってしまう読者続出です♪

そんなワタに逢瀬を重ねるうち絆されてゆく真尋でしたが、
あるとき目にしたワタの力に彼が異形であることを
改めて思い知らされ、ワタのために別れを決断してしまいます。

けれど、真尋から別れを告げられたときのボロボロと真珠の涙を落とし、
尾びれを引きずって追い縋るワタの姿に胸が張り裂けそうでした…。

そして、記憶を失っていたワタには悲しい過去もあり…。

可愛い一人と一匹の和やかな交流に癒される前半と、
切なさで胸が締め付けられずにはいられない後半。
終始情緒が翻弄されっぱなしでした。
人魚伝説という決して珍しくはない設定も
ストーリーとキャラクター次第でこんなにも瑞々しく、
切なく、ときめかせてくれるものなのか!とのめり込んで読みました。

切ないながらも可愛さが炸裂していて目が離せないワタと
そんなワタを甲斐甲斐しく世話を焼くスパダリ・真尋のイチャ甘も
たっぷりと堪能できる1冊でした♡

2

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