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前世の恋人(らしい)からの熱烈求愛
zenseyori aishite
表代作と「恋からはじまる恋」
どちらも終り方がこれから何かあるのかな?という続きがあるような終り方で
どちらの作品も面白かったので残念
特に、2本目の方は ブツっと終ってる。
初読み作家さんなのでこういうスタイルなのか?
表題作+1作品収録。
表題作はタイトル通り、前世絡みのお話でした。
出会いの場面からグイグイ桃春へと迫っていって、再会の喜びを爆発させた真嶋。
周りの目も気にしないほどのその言動から、桃春との再会をどれだけ待ちわびていたのかがわかります。
その時点で桃春に前世の記憶はないものの「昔から何度も同じ夢を見る…」というような匂わせはあるので、ふたりの気持ちが重なる過程でいずれ前世のことも繋がっていくのだろうなと思っていました。
ものすごくツラい別れだったのか?それとも深く愛し合った場面を見せてくれるのか…
過去を知るのを楽しみにしていたところもありました。
でも。前世のエピソードが明かされないどころか桃春はそれを思い出すこともなく、前世との深い繋がりや運命的な要素は薄め。
今のふたり目線で進んでいくDK同士のわちゃわちゃな日々の中にスパイスとしてほんのり感じる程度でした。
ふたりのやり取りも青春だなーと思える可愛いモノではあったけれど、前世との関わり合いが見える展開を期待していたので物足りなさは残ってしまいました。
もう一作品のほうも元気いっぱいな恋太郎がものすごく可愛かったし、不意に訪れた恋の始まりにめちゃくちゃドキドキしたのですが。
ここから臣との関係が始まっていくか…?という絶頂みたいなところで終わっていて、「ここで終わり…?」感が拭えず。
続編などはないのでしょうかね…?キャラも設定もすごく好みだったので、もっと長く読みたいお話でした。
同時収録の「恋からはじまる恋」がすごく好みの作品で、読み進めるにつれて、終わるのか?これ終われるのか…?と不安な気持ちで最後まで読み進めました。
確かに、ここからここまでの感情の動きを描いた作品、としてなら完結はしていますが、読者としてはその先まで見たい!!続きが読みたい!!この2人実は…な伏線もありましたし、最後すごく盛り上がって激萌えたところで終わってしまったので、続編希望です!!
DK同士。
転校生の桃春は、転校前日に近所のカフェに入店したところ、「もう一度俺と付き合ってくれないか!?」と告白される。
もちろん知らない男。
ゾッとした桃春は翌日、クラスメイトとしてその告白男と再会する。
とにかく推しが強い真嶋は、キラキラメンズ系。
明らかにモテそうなので、桃春に告白する意味が分からない。
しかも、前世で恋人だったなんて。
当然、桃春には記憶がない。
だが、一緒に過ごすようになりお試しで付き合ってもいいかも、、、となった桃春。
喜ぶ真嶋は、ワンコ攻めで可愛らしい♡
DKのワンコ攻めって浄化されるピュアさがあって、良きですね!(まりあげはの独り言)
で、成り行きで真嶋と夜を過ごすことに。
ここで事件が起きます。
真嶋が寝言で、桃春の前世であった女性の名前を口に出すのです。
ショックを受ける桃春。
そういえば、自分のことを「はる」と呼ぶ真嶋。
この特徴的な呼び方も、前世の恋人ありきで、そもそも自分のことを好きだという発言も、男の自分へ向けられたものではないのではないかと考え始める。
切ないんですよね。
このすれ違い。
でも結局、このすれ違いから抜け出し、2人は両想いに♡
えちはなしです。
桃春の爽やか横顔スマイルで完結しております。
そしてもう1作。
「恋からはじまる恋」という、ワケありで女装して叔母のカフェ店員をしている男子、恋太郎のお話。
相手は、女装した恋ちゃんがタイプではないと宣う男。
けれど一度、カフェ側のミスでその男の服を汚してしまい、恋太郎が自前のハンカチで拭ったときのこと。
その後、店にまたやって来た男から、先日男のために汚してしまったハンカチのお礼だと、新しいハンカチをもらう。
なんとそれは、恋太郎の好きなブランドのもので、先日の汚したハンカチと同じものだった。
びっくりする恋太郎。
さらにびっくりすることが。
そのブランドの新作発表展示会の招待状をもらったのだ。
もちろん大ファンの恋太郎がいかないわけはなく。
けれど当日、雨に降られてメイクが落ちてしまう。
メイクなんて直せない恋太郎。
男の格好に戻り、展示会へ。
当然、あの男には気付かれず、女装していた恋太郎の兄のフリをしてしまい、、、というお話。
どちらもえちはなしですが、心が浄化するピュアキュンBLとしてとても楽しめます。
個人的には、とくに恋太郎のお話がよかったかなあ♡
好きな人の素が一番いいよ、的な攻めが好きだった。
そして、恋ちゃんも恋太郎も元気で明るくて両方好きだったな。
設定が面白かったで賞な1冊でした。
表題作の『前世より愛して』3話、『恋から始まる恋』2話、描き下ろしが収録されています。
コミックスのあらすじを読んで発売前から楽しみにして予約済みでした。
二話入っていると思わず、正直言うと拍子抜けでした。
両方とも話数が足りていないかと。
『前世より愛して』
前世の記憶のある真嶋と記憶のない桃春。
まっすぐ好き好き言ってくる真嶋に桃原が絆されて行くのは分かる。が、真嶋が前世の記憶と関係なく〝今のはる〟を好きだと説明していたが、その描写が全くなく唐突すぎる。また、前世での約束とやらが分からない。〝また巡り会えるよ〟は果たして約束なのだろうか。その程度で愛してると追い回すだろうかと疑問が残る。前世の2人がどうだったか真嶋の視点で良いので見せて欲しかった。
『恋から始まる恋』
好きだと自覚して終わってしまった。2人はどうなったんですか?恋太郎=恋と説明もしていないし、臣が恋太郎(恋)のことをどう思っているかハッキリと分からない。ここで終わられても読者として困ります。
『前世より愛してる』はもっと話数を使って深掘りして欲しかった。
『恋から始まる恋』は最後まで見せて欲しかった。
表題作ほかもう一編、「恋からはじまる恋」という作品が入っています。
どちらもえちなし、ほのぼのと読めるお話でした。
表題作は、高2の桃春(受)が、近所のカフェで突然知らない奴(攻め・純)に告白され、翌日それが受けさまが転校してきた高校のクラスメイトだったと発覚しーーというもの。前世で恋人同士だったと言われ、熱のあるアプローチに戸惑う受けのお話です。
わんこ系攻めと、そんな攻め様に徐々に絆されていく桃春の様子がなんとも微笑ましかったです。
若干のすれ違いはあるものの、収まるところにうまく収まり大団円。
攻め様の前世での名前が実は◯◯、というのがシンプルすぎてちょっと笑えました。
ストーリー的には、もうちょっと同性同士ということへの抵抗とか(あることはあるんですがちょっと物足りなく感じた)、一波乱あるとグッと入り込めたかなあ、という感じも。
もう一つのお話は、叔母の頼みで彼女の経営するカフェに女装してバイトすることになった恋太郎(受)が主人公。
可愛い可愛いとちやほやされる恋太郎だけれど、そこに来た客・臣だけは「可愛い」と言ってくれず、絶対言わせてやる!と決意してー
と続きます。
こちら二人の関係性が徐々に進んでいくのももちろん良いんですが(恋太郎の正体に気付き、自宅に読んで恋太郎が帰った後の攻めの首!!赤くなってるのに萌えた)、可愛すぎるパグが出てきて犬好きにはたまらなかった!
二人で一緒にわんこグッズを買いに行くシーンが好きです❤︎
どちらのお話もじんわりほのぼの、心が温まるお話でした◎