花鳥風月 11

kachoufuugetsu

花鳥風月 11
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神37
  • 萌×216
  • 萌3
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

250

レビュー数
8
得点
260
評価数
58
平均
4.5 / 5
神率
63.8%
著者
志水ゆき 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
花鳥風月
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784403669378

あらすじ

秋を迎えた山王町。沢斗は、町おこしのため「嫁とり祭り」を成功させようと意気込む。嫁役はなり手がなく沢斗が、婿役は大輝が務めることになるが……!? 大人気カップル大輝×沢斗成就篇!

表題作花鳥風月 11

陶芸家
町役場の地域振興課課長兼町長

同時収録作品番外編

平岡組組長
平岡組の顧問弁護士

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数8

あー!良かったよー!

陶芸家:観世大輝×山王町花丘町内会長兼役場復興課課長:黒井沢斗(サバト)です。

前巻で久しぶりに大輝×サバト様が読みたいとレビューをさせてもらったので、めちゃくちゃ嬉しかったです!!

順調に町長として仕事をしているサバト様と、その界隈でさ有名だった大輝が世間一般にも認知されるようになって大忙しに…

そんな中、5年に一度の五穀豊穣を願う「嫁取り祭り」が開催されます。
そこで嫁役をサバト様、婿役を大輝がすることに。というか、実質結婚では?と思っちゃいましたw
まぁ、田舎ならではの猪騒動があり、嫁取り祭りは中止になり、猪鍋祭りになりましたが…。

それでですよ!!や〜〜っと!!
大輝とサバト様が心身共につながりましたよ!
良かった!!初えっちは、まさかの大輝が3ヶ月分(しかもサバト様との思い出ドンピシャ時期)の記憶を無くしてて、サバト様に無体を強いるのですが、いや、あれは酷いかと…。(とくに2回目)半ばレ⚪︎プみたいな…。

でも!!今回は、サバト様がトロットロになってました!いや、もうホント良かった!
大輝の記憶は戻らなかったけど、これはこれで良かったと思いました。(少ない語彙力が崩壊して、良かったとしか言えない…)

一つ気になったのが、小形が糸くんに「どこかで会ったことがある」と言っていたのが…。
何かありそうで…。
まさか、糸くんに無体を強いた、出会い系の奴か!?と思って一巻を引っ張り出して確認をしましたが、多分違う??と思いました。いや、気になります。

番外篇
平岡組組長:吉利谷瞬×平岡組顧問弁護士:財前真澄です。
旅行先でのお祭りの話だったのですが、まぁ〜少ないページ数にも関わらず、クッソ甘いわ、えっちまであって、満足しました。

0

1番大好きなCP

10巻からずっと楽しみにしていた大輝×沢斗編でした。今回も間違えずにAmazonで購入しました。リーフレット最高でした。www 個人的には1番ツボにハマったCPでして、2人の恋の行方にかなりヤキモキしてたんです。

大輝のデリカシーの無い発言の度に沢斗の気持ちを考えて切なくなったり、頑なで意地っ張りな沢斗の態度にハラハラしたりと、恋の切なさが堪らなく性癖にぶっ刺さって来たのがこのCPでした。

そして今巻大活躍したのは猪でしたね。www よりによってあの大皿を割るとか…。更に「嫁とり祭り」への乱入とか!どちらも町民の腹の中に消えてましたが、大輝と沢斗が一歩踏み出すキッカケになってました。感無量ですよ!大輝は文句なしてわ格好良いし、沢斗は凶悪なまでに可愛かったです。大輝と一緒に何回も悶絶しました。

11巻まで来ましたが12巻も楽しみに待ちたいと思います♪

1

誠実な愛を感じた大輝と沢斗のいま

今回、大輝×沢斗編ということで、そういえば最近このふたり見かけてなかったな…?と、読み返せば4巻以来だったのか!と時の流れに驚くばかり。

いやいや、沢斗がめちゃくちゃデレてて可愛くなっていました。

大輝が記憶喪失後に失ってしまった信頼があまりに大きくて(読み返しても、あの行為はひどかった。特に2回目なんてレイプといえた)
たかだか3ヶ月ぶんの記憶をなくしただけとはいえ、沢斗にとっては、大輝が自分の内面に少しずつ心を向けて寄り添ってくれるようになった、大切な時間でしたから、こだわってしまうのも仕方がなかったと思います。

でも、あれから、地道に信頼を取り戻してきたのだなぁと思います。
陶芸家としても頑張っているし、沢斗のために自分ができることを引き受けて。
沢斗も、頑なすぎた自分の態度が大輝を傷つけてきたのだと悔いていて、いまの大輝を見ようとしています。
過去をひっくるめて、お互いに、いま、好きなんだ、大切なんだ、と伝えあおうとする様子がとても誠実でいいなと思いました。

なんだか猪が邪魔しまくったのか、逆に田舎ならではのキューピッドになったのか分かりませんが。

白無垢姿の沢斗を肩に抱える大輝もかっこよかったし、白無垢を脱ぎ捨てて転落してしまった大輝を助けに行く沢斗もかっこよくて、こんなふうにお互いのために動けるふたりは、きっともう強い絆で結ばれているはずです。

身体を繋げるのは初めてではないけれど、想いが通じ合っての行為は本当にようやくです。
積極的に待ち受けてた沢斗が可愛かったし、大輝は沢斗を溶かすように甘く優しく愛して、これまでのわだかまりがすべて昇華するような最高のシーンでした。

描き下ろしは私の最推し、吉利谷と財前のあまあまな温泉旅行のひとときで嬉しかったです。

さて、これで一応これまで登場したカプはひと通りまとまったかな?と思ったら、帯を見てヤヤとガラ編を連載中なのだと知りました。
個人的には幹久さんと博巳さんが気になっているのですが…

時を経ても、変わらない(絵としても)大輝と沢斗がいてくれてよかったです。
長いシリーズですが、これからも応援していきたい作品です。


0

一気に全部脱いだけど、もしかして下着はいてなかったんか?


大輝のスパダリ具合が増していて、沢斗に尽くし、庇護している感じをすごく感じました。
 
無理をする沢斗を止めないところは、ストーリーとしてすごく素敵だと思いました。

沢斗が無理を押して挑むなか颯爽と助けに入る大輝はかっこいいですが、結局沢斗は大輝に尽くし庇護されてばかりではないかと少しがっかりしました。
ですが、的確な指示を出し、自力で仕留めたことも描かれ、沢斗は守られるだけの存在ではないと少し安心しました。 
追いかけ、探しだし、仕留めることができるなら、登りきれたのではないかとも思いましたが。

デレる沢斗は可愛いですが、責任と立場と能力がありながらも重圧のもとで町の為に頑張る姿が薄れてきつつあったので、"出来るだけ"安静につとめた沢斗がすごく好きです。

沢斗も、大輝自身も、過去の大輝を乗り越え前に進むことができ、良かったと思います。

0

ツンデレプリンセスのデレにやられる

お久しぶりな大輝×沢斗編です。
今回はとっても田舎なシチュエーションを楽しむ回となってます。
米の収穫に地元の五穀豊穣を祈る嫁取り祭りに猪による被害、暴風雨による建物損傷と物損。
とってもローカルネタなのにそこに描かれているのは美形の男たちっていうギャップが花鳥風月です。

田舎にイケメンだらけだなんて、そりゃ若い女子も訪れるようになっちゃうよ。大輝がとあるキッカケでテレビと雑誌に取り上げられてからちょっとした町おこしになってる。

そんな中5年ぶりに開催の嫁取り祭り。花嫁役を沢斗、婿役を大輝がやる事になるんだけど、60キロの米俵を担いで神社の境内まで階段上がるだなんて過酷!大輝は沢斗にかっこいいとこ見せたくて快諾してたけど、余裕でこなしそうだ。5年前は花嫁役沢斗、花婿役は沢斗のモンペ幹久がやったらしい。60キロ担いだんやと意外に思ってしまう。
そんで、擬似とはいえ夫婦の契りを公衆の面前で演じる時の興奮度ったらなかったろうななんて思ってしまう。

今回は沢斗のデレが炸裂して大輝だけでなく読んでる私もプリンセスのデレにやられまくり。こりゃ堪らん!

記憶無くす前の大輝と今の大輝。そこにずっとこだわって大輝に冷たく当たってた沢斗が色々気づいて態度が軟化していった挙句のデレです。
この感じ、[是]のあのカプに近いものがあるなと同作家作なだけに思ってしまった。

描き下ろしの吉利谷×財前ショートストーリー!最高か!財前の誘い受けは大好物です。あぁ、この2人が好きだ。

紙本で購入
太かったり細かったりの白線修正

2

あのカップルが出した答えは。

大好きなシリーズなので、待ちに待った新刊でした。加えて、心残りだったカップルの、「かかえ続けた恋の答えが今ここにある」なんて帯の煽り文句を見ては、居ても立っても居られません。

あの悲しい事故が描かれた4巻以来ということで、実に9年ぶりでした。興奮するなという方が無理というもので、先を知りたい気持ちと自分の希望通りの答えなのか…とドキドキが止まりません。

そんな中読み進めましたが望んだ展開ではなく、正直ガッカリ感は否めませんでした。ですが、幸せそうな2人を見て、これで良かったのだと思えたのです。

何より、これで良いとサバトが答えを出したのなら、ファンの一読者としては何も言えませんしね。
他カップルも幸せそうで、やっぱり大好きなシリーズだとしみじみと思いました。

1

大団円。

2013年4月に1巻が刊行され、実に10年以上という長い年月読者に愛され続けている『花鳥風月』の11巻目。11巻目は大輝×サバトのお話。とある事故をきっかけにこじれてしまった二人の恋の行方はー。



個人的にツンデレちゃんてあまり好きじゃないんですが、サバトは可愛い。
大輝にツンツンしちゃう理由があるからでして。かつて二人で紡いだ時間を、事故で失ってしまった大輝の記憶は戻るのか?

個人的には記憶が戻るんじゃないかなー、と思いつつ読み進めましたが、さてその結末はいかに。ぜひとも読んで確認してみてください。

11巻の表紙で沢斗が身に纏ってるのが白無垢にしか見えなくてですね、え、あら、そういう感じ?といそいそしながらページをめくりましたが、もう、めっちゃ美しい…!そしてトラブルが発生して白無垢を脱ぎ、腰ひも一本でささーっとたすき掛けしていく沢斗のなんと男前なことか。カッコよ!

大輝が記憶をなくしたのは決して彼のせいではなく、沢斗もそれを頭では理解しながら気持ちを整理して受け入れるのには、それなりの時間が必要だったんだな。割れたお皿や自分たちが守っていく村の伝統と絡めながら、それらを沢斗が少しずつ咀嚼していく姿にめっちゃ萌えました。

大輝をきちんと受け入れようと決意した後の沢斗はまさに「漢」。
「尻で抱く」を地で行くナイスガイでした。

終盤には『花鳥風月』の他CPも登場していてそちらも大変よろしかった。

それにしても『花鳥風月』の表紙ってめちゃめちゃ素敵よね。いつも思うけど。最近電子で買うことも多いのですが、今作品に限って言うと、紙媒体で買ってしまうのです。

1

沢斗と大輝のラブ 安心、感動、面白い

大輝×沢斗

長かった!
沢斗と大輝が4巻以来(なんと2015年発売)で、
待ちすぎて心が震えた!


大輝が記憶を失い、
切ないすれ違いや傷つけ合いを経て、

過去の大輝との思い出と今の大輝が織りなす中で、
1人の大輝として愛し続ける沢斗に心がじわっと打たれて、
大輝も沢斗のことが大好きで、
積み重ねていく新たな時間が、
失われた3ヶ月を上回るほどに
ラブが深まっていく2人を見て、
苦しみを超えた幸福感で全身が温かくなった!

どっちの大輝も同じように好きで「俺の大輝」と呼ぶ沢斗の姿が最高で、
大きな愛にたどり着く2人の姿に、本当に嬉しくて嬉しい!
ついに・・・2人の甘エッチが極上の眺めで、萌え転がった!

大輝のやんちゃっぷりに、
爆発してしまう沢斗のツン&デレが可愛くて、
そのツン&デレにまた大輝がやられてしまうという
キュンイチャが盛りだくさんで、面白い!
あまあまなほのぼの感と軽快なテンポが絶妙で、
読んで、安心感もあるし、感動もあって楽しい!

番外編 吉利谷×財前、
たったの12ページで展開される
温泉旅行、夏祭、
浴衣姿の2人に眼福すぎる!
財前の女王様っぷりや
高糖度なイチャラブ、エッチがが繰り広げられる!

4組のカップルも円満!
とは言え、完結はまだまだ続く。
次巻は、沢斗のバンドメンバー、ヤヤとガラのお話らしい。
楽しみすぎて待ちきれないです!

4

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