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tsugi no kuhaku wo umeyo
冒頭の魅せ方がいい
初めのページからだと、処女返りというインパクトが強いかつすぐえろシーンが組み込まれていたので読み終えた時と読み始めた時の感覚がだいぶ違いました。
ありきたりな設定綺麗な絵とかで続いていくとわりと展開が読めて自分の中の漫画を読むわくわく感は薄れていくのですが、この作品は冒頭の処女返りをどう説明してくれるのかが気になり、また展開がすぐに読めなかったので、読みながら次のページがとても気になった次第です。
ビッチな受けが攻めに初恋を抱き身体がいつも以上に反応を見せ乱れていき……
黒髪眼鏡美人受けが好きな人は必読
美人受けが大好きです。しかも黒髪眼鏡！
そして処女返りなんて、パワーワードが並びすぎてます！！実は読んでから１ヶ月くらいたっているのですが、ずっと黒川美人だったな〜と、忘れられずにいて、読み返すと、そうそうれこれなんだよ！！と気持ちがさらに盛り上がり、レビューしに来ました。
タイトルの付け方がとてもひねりがあってとても興味をそそられました。
白崎の知らない黒川を、一緒に知って行くことができて幸せでした！
次作が楽しみです！
No Title
色気振りまいてイキってた子が攻めにぐずぐずにされる処女返りは可愛いし好き。
ただ読みにくかった。話というか展開（ストーリー？）の構成が下手というか、頭に入ってきにくい。
最初のシーンも、この本は続編で読む順番間違えた！？ て困惑するくらいでした。
噂の「処女返り」とは
Xのタイムラインでよく見かけた「処女返り」とは…。
ビッチが初恋相手にめちゃくちゃ感じちゃうことらしいです。しかも恋をしていることに無自覚。
なんでなんでなんで？どういうことなの？と受けの黒川と一緒に読者も読み進めていける物語になっています。
新本浦子先生の作品は過去作「愛おしいからもう一度」も「俺の有害な異世界」も「児島くんの思うがまま」もどれを読んでも独特な設定と物語運びに、あっと驚くエンディングだったので、ネタバレなしで読んで欲しいものばかりでした。
そして新作の「次の空白を埋めよ。」は、物語・設定としてはよくありそうなお話ですが、とにかく漫画としてのコマ割りやモノローグ、どう展開させるのだろうと思ってしまう物語運びは健在です。
物語の視点が受けと攻めとコロコロ変わっていくし、細かいネタやさりげない伏線や思わせぶりなセリフなどもあり、少々分かり辛いところもありますが、あっという間に読み進めてしまいます。
物語は受けの黒川と攻めの白崎がセックスしている場面から始まります。まさにいきなり「処女返り」しています。ふたりの表情や状況がどんどん変わっていく様子や気になっていく、好きになっていく姿が楽しく読めます。読む前のイメージとふたりのイメージがかなり変わっていきました。
黒と白という名前と髪の色からして、腹黒とピュアっぽく感じられるキャラですが、実際はどうかな？わりと白崎も悪い男っぽい顔を見せるので、実は…という様子を見るのも楽しいです。
きっとふたりは黒川が振り回すように見せながらも、白崎が主導権を握っていくような気がします。
今作はあまりビックリするエンディングではなかったですが、黒川の正体がわかるところで「なるほど、だからあれだけのことをしていたんだな」と納得できた感じでした。
けっきょく、タイトルの「空白」はなんだったのか。
モノローグの□の気持ちのこと？最後の答えとし「初恋」ってこと？頭の中は「黒川」で埋め尽くされたってこと？最後のちょっと消えているセリフ「 」ってこと？
何度も読み返して答えを考えていきたい作品でした。
新本浦子先生の性癖爆発の１冊でした。
願わくは、黒川が恋自覚してからの処女返りも読んでみたかったです。
次作もどんな驚きがあるのか今から楽しみです。
未知
タイトルの斬新さと他の作品では見たことのない形式のあらすじ、そして「処女返り」という未知の性癖…。
惹かれる要素がたくさんで、すごく期待して読み始めた作品でした。
大学生同士の白崎と黒川が気持ちを通わせていくまでのお話なのだけど、シンプルな展開の中に性癖の新たな扉を開けてくれるようなドキドキ感があったり、セックスは知っていても「恋に落ちる」というモノを知らない黒川のピュアさが合わさっていたりして見どころが満載でした。
「恋人を作るつもりはない」と白崎の告白を余裕で受け流したあと、彼とのセックスで快楽の波に飲まれるように「処女返り」していく黒川の乱れっぷりがエロいし可愛いしで…なんだかイケないものを見ている気分になりました。
気持ち良すぎて怖くなるなんて全身で「好き」と叫んでいるようなモノなのに。
それが何故なのかわからなくて泣いてしまう黒川を見て、オスみが増してしまう白崎の荒々しさにも爆萌え…！ふたり丸ごと性癖刺さりカップルでした。
期待以上の面白さで、この終わり方でも大満足！なのですが。
恋を自覚した黒川がどんな反応をするのか見てみたい気もしました。
なるほど
この性癖が作者様のツボというのは伝わってきました。
「処女返り」という名称がつく事でソレだっとなった人も多そうです。
なんか…「客に本気になった遊女」…みたいな？
言い寄る男は他にもいたけど、彼だけが違う、みたいな？
余裕のはずだったのに自分でもコントロールできなくなって…
これは攻めの白崎から見ると「わからせ」でもある。
俺のこの想いは誰とも違う、黒川！お前の戸惑い、それはもう俺が好きだって事なんだよ！と体でわからせる感。
白崎の本気は伝わるんだけど、ところどころ「悪い顔」するのがちょっと違和感です。
ただ「好き好き大好きで押しまくる善人」の方が、ヒネた黒川がオちちゃう展開に合うように思うけど…(個人の感想)。
百戦錬磨のビッチが…⁉︎という風に言ってしまえば正直以前からある設定なんだと思うけど、「処女返り」とビシッと言われると新鮮みがあります。
また、黒川の正体(？)はへ〜と思いました。
「処女返り」というパワーワード。
タイトルのロゴからして、一筋縄じゃないところが面白いです。(褒め言葉)
そして、カバー裏面に書かれた「問」と「解答」のあらすじも。
厨二病の心をくすぐる仕掛けと言いますか。
おそらく好きな人は、かなりハマりそうなアレです。
ええ。
わかりますよね、同士の方は、、(友好的に手を差し出しながら)
この物語の主人公は、えちは人心の掌握のためのツールで、恋人なもいらないと考えている受けの黒川と、えちは好きな人としたい愛情表現だと考えている白崎とのお話。
2人とも大学生で、同じゼミを受けていた同士。
性的なイメージがない黒川に、彼女の有無を尋ねる白崎。
結果、黒川からえちに誘われ、、、??
他のレビュアー様も呟いておりますが、なんと言っても今作の目玉は経験豊富な受けの「処女返り」。
著者様最大の性癖でもあるそうで(カバー裏のあらすじより)、だからこそ件(くだん)のシーンがとにかくどえろい。
喘ぎとか、受けの発する言葉がすべて手描きなのとか、本当にどえろくて生々しくて、200点満点ですし、攻めによって作り替えられた身体のせいで、余裕なくしたイキ顔などがハイライトかなあと♡
ちなみに描き下ろしの最後で判明する、黒川の設定にびっくりして、まりあげはは目を剥きました。
そ、そういうことだったの??
たしかに普通の大学生ではないだろうフラグは、ところどころで現れていましたけれど。
どこか昏そうな目とか、、
表情だとか。
最後まで油断ならないこの作品、、、
やはり只者ではなかったなあと(ふむ、、と言った絵文字のポーズで)。
ぜひ、お表紙でビビっと来た方はもちろん、最近なんだかBL虚無だなあと思った方も、ぜひ「次の□を埋める」新たな性癖に出会ってみませんか??
”処女返り”受けの乱れる姿が…姿がっ…！！
うわ〜〜……！
「処女返り」という言葉のインパクトとその萌え広がりように、大・興・奮！！
こうして新しいヘキが生まれるんだなあ…
そしてまさかの、受け様、学年は下だけど年上だったのっ！？と終盤の驚きがすごかった。
この作品に関しては、攻めより受け様の魅力がドーン！と突き抜けてる。
無自覚に攻めを煽り、自分も完全に恋の沼に落ちているのに気付かない（あえて気付こうとしてない？）受け・黒川に、白崎（攻）と共に翻弄されました……まさに魔性の受け様だ…
と、黒川が初恋に戸惑う様とえちで乱れる様を堪能したのですが、白崎が黒川に恋心を抱くのが、もうひとエピソード欲しいというか、ちょっと物足りなかったかな、、
清楚なイメージの黒川の首元に、キスマークがついていたのが気になって…というのは恋のきっかけではあると思うんですが、ノンケの彼が男性に恋をするハードル的なものはあると思うので、そのへんの掘り下げがあればなあ…と。
テスト問題のように進む展開の仕方と、「空白を埋めよ」の文言のインパクトなどにはガッツリ心を掴まれました◎
それにしても「処女返り」……、ヘキに刺さるわ…!!!
これでまたひとり、迷える腐女子が救われた。
あるじゃないですか、「こんなシチュめっちゃ好きなんだけど名前がない…回りくどく説明してもわかってくれなそう…」と長年悩んできた性癖。そんな私の中の性癖に、ひとつ名前が付きました。
『処女返り』
意：性行為の経験が豊富で自分の数多の経験に驕っている身体的びっちな受が初恋などにより引き起こされた攻との未体験セックスにより自分の制御できない快感に戸惑い、驚き、怖がるなどといった精神的処女の反応をしめすその概念のことである。(作品本文引用)
経験豊富な受けは見たいんです。経験を振りかざして余裕な表情で攻めに乗って好き放題動いている受けが大好物です。その反面、処女も大好きなんです。初めては攻めであってほしいし、攻めの一挙手一投足にビクビク怯えて性技に翻弄される受けは至高の一品です。それらを一気に摂取できるのが『処女返り』だと私は思います。
本作品は、セックスを他者理解に最も都合が良い究極のコミュニケーションだと捉えている黒川(受け)がお人好しの白崎(攻め)に絆され、恐怖を覚えるほどに気持ちいい思いをさせられる、いわゆる「わからせ」ものです。私は、この「恐怖」という感情に非常に興奮します。これまでセックスの場で、全てを俯瞰して常に主導権を握っていた受け。全てを意のままに操れると自負していたセックスの主導が急に自身ではなくなり、相手に全てを握られる感覚は、まさに恐怖でしょう。自分を生かすも殺すも相手次第。容赦なく浴びせられる快楽にびしゃびしゃに泣いて前後不覚になる黒川はたまらなくえっちでした。身体を許して憎からず思っている相手のことを「怖い」と思うこのちぐはぐさを大切にしていきたい。
攻めも負けていません。お人好しなのにドS。半端ないドS。受けに嫌なことはしないって最初に約束したのに、最中に「いやなことはしないって……言…った、よな」と受けに息も絶え絶えに言われた時、「…うん、ごめん」と謝り、そのまま続行して受けをグズグズにしてしまったシーンがあります。この時、私の心の観客が総勃ちで湧きたっていました。まさにスタンディングオベーション。やめてと言われてやめちゃう攻めも好きですが、謝るだけ謝ってやめない攻めはもっと好きです。
受けがセックスを通して他者理解をしようとしていた理由も、巻末の描きおろし部分で「あぁ！そういうこと！」となりました。ネタバレはしませんが、とりあえず1周目を読んでもう一度最初から読むべき作品だと思います。
新本先生が描かれる受けは身体と所作がしなやかでとてもえっちです。あと個人的に目にハイライトのない受けが大好きなのですが、全てを見透かしているような目を見開いて快感に驚き、涙を流して快楽に耐えている姿はこの国の宝だと思います。
紛うことなき、性癖の宝箱です。是非、ご一読ください。
最後の追い上げ ラストスパートがクセになる
次の空欄を埋めよ問題に［空欄］って書いた強者を知っています
彼すごかったんですよ 武勇伝がありすぎて
そんな話はどうでもいいですね
タイトル買い と言いたいところですが問題の「あらすじ」買いです
はじめましての作家さまで気になりすぎてあらすじ読んじゃったのがね 吉とでればいいんですが
「処女返り」なんてたいそうな設定が面白くて嬉々として読みはじめたんですが 要は はじめてできた好きな人と恋をしてするセックスに今までしてきたソレとは違う甘美な感覚に乱れ悶え怯えるってだけのことだったようで
読まなきゃいけないのはふたりの関係なんだなと ←わかった風な事を言いたいお年頃
好意を好意でかえす 好きになってくれた人が好きな人 彼の存在はいいんです
突然知った友人の性癖に惑わされて 気にして気にされて
相手のとる態度や行動に独占欲を深めていくさまはなかなか他では見ない焦らしプレーのようでなかなか面白い
ただですね 振り回す側が煽ってくる理由がわからない と言うよりビッチになった理由がイマイチわからない
他人を見透かすのに都合がいい とか 究極のコミュニケーションとは言ってはいても じゃあなぜ見透かすことを必要とするのか？ 何の都合でコミュニケーションをとる必要があるのか？
ここがスッキリできればかなり面白かったんですよね 受け攻めのあべこべ感も込みで
ほら 好きになってくれた人が好きな人なんて大概な受身なのに 黒川に対しては独占欲むきだしで攻撃的になる白崎と
常に強気で すきあらば相手をコントロールしていたい黒川が無意識にでも白崎の言葉に反応したあと身体から作り替えられていく訳だから
埋められなかった空欄を全部埋めてくれる存在
求めていたのは 空っぽの心に真っ直ぐに飛び込んでくる 一点の曇りもない好意
お話のぶつ切り感が気になるのと 繰り返した性行為ってところがもうちょっと深くあればほんとよかったのにな
※ 描き下ろしのおかげでなんとなく察しはしましたが
てかこれ 黒川のターンで続きこなきゃダメなやつでしょ
いやまぢて 鈍感なのか 察しが悪いのか はたまた認めたくないだけなのか 黒川が白崎で埋め尽くされること見たいんだってば あたしがさ
えぇぇぇ はじめましての作家さまだったけど 読ませ方の妙なのかな うーん
