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renkasho
1巻は白虎。
2巻は、玄武×朱雀ときて、とうとう最終巻は青龍にスポットが!!
今まで他の四神たちと一線を画したような、クールキャラだったαの青龍の気になるお相手は、視察先で助けた人体実験されていたΩの奈津でした。
この奈津、健気不憫受け代表みたいなキャラで、まりあげはも読んでいて、青龍と同じ気持ちになってしまいました。
ど、どうして、笑ってる、、、?? と。
キミは悪くないよねえと。
当然そんな感じなので、双方出逢ってすぐに運命の番だと気付きます。
あの青龍にもヒートが来てしまい、人間らしい? 姿を見せます。
あまりにも身分のある二人。
王道オメガバと言えば、まさにそれなんです。
が!
堅物っぽい青龍なので、運命の番相手に突然ヒートを起こすくらいの展開じゃないと、恋しなさそうなタイプなので、ある意味奈津が相手でよかったなあと思いました。(しみじみ)
最後、麒麟様が行方知らずとなってしまいましたが、個人的にはあと1巻、後ろに控えし四神の祖である麒麟様編が読みたかったなあと。
そう言えばここからは独り言なんですけど、昨年のマン〇展さんで飾られていた四神ポスター4枚並んで貼ってあるの美しくて圧巻でしたねー!
少女マンガで育ち、四神という設定が大好きな腐の民でしたので、あのポスターはぜひ4枚揃えて拝みたいお気持ちになりました。
今回で完結は残念ですが、長きに渡る連載本当にお疲れ様でした!
四神×オメガバース 完結編。
まず総括として。
この作品はオリジナリティ設定が目を惹きます。
αの中にも階級があったり、
混血のαという存在だったり、
α貴族のΩ堕ち(死罪に等しい)だったり、
人ならざる存在・麒麟が絡んでけっこう面白い。
この『人ならざる存在』が新鮮なんですよね。
面白がって人間で遊んでいるような薄気味悪い奴が
人々から神と崇められて絶対的っていう…!
このシリーズの終着点が想像出来なかったんですが、
最後まで麒麟の掌の上で踊らされているようなオメガバースでした。
さてさて。
ラストを飾る青龍にフォーカスが当たった完結編。
オメガバース界で王道の不憫受けが登場しました。
こちらの世界観、
・神=麒麟
・高位α=四神
・α貴族=四神の家臣
・β は仕える者
・Ω は属する者
と絶対的な身分差を位置付けています。
居住区も分けられているので、
βやΩがいる場所は治安が良いとは言えません。
そんな場所に青龍である玲李は視察に訪れて、
偶然出会ったΩの奈津を見た途端、発情します。
玲李も奈津も『運命の番だ』と直感しますが、
玲李は四神・青龍の責を負う者。
番を作ることが許されない立場でーーーと展開します。
高貴α攻め×不憫Ω受け。
最後にめっちゃド王道がきたのは良いんだけど、
これまでの独自設定が一気に普通になったな…と。
特に意外性がない展開でサラ~と読み終えました;
(1巻のレビューで生粋のΩを求めたけど、)
(矛盾した感想になった申し訳ない…;)
(不憫受けが普通すぎてちょっとアレやったん)
これまで堅物を貫いてた青龍が
どんどん人間臭くなっていくのが良かったです。
奈津に関わることは意外と感情的になるの良き。
んーーー……。
でもなんかこう普通になったのが勿体なかったな。
混血αの間宮を活かしきれないまま終わった感強し;
あと一歩踏み込んだ内容が欲しかった。
ぶっちゃけ1巻が一番面白かったし萌えました。
ってのが率直な感想です。
絢兎と間宮がもっと見たかったよー。゚(゚´Д`゚)゚。
麒麟についてはスカッと感がないのも残念かな。
モヤモヤするけど"人ならざる存在"なので仕方ない、
と思うことにした。
そもそもが人間の理解を超えた存在ですからねぇ…;
冒頭に書かれている、
【この地において生まれ=身分は絶対の理である】
これって多分麒麟の戯れなんでしょうね。
バース性も、身分差も、人間で遊ぶルールのひとつ。
胸クソ悪い気もするけど斬新な設定を楽しめました。
本人が堅物だからでしょうか?終始力が入って生真面目な台詞が多い印象でした。いや、もともとそう言う作品なんですが青龍編は段違いにその印象が強く感じました。
一巻から段々と尻すぼみになって来た印象で、壮大なのかそうで無いのか良く分からない作品になってしまってました。それと言うのも麒麟の存在が中途半端で、結局何なん?って消化不良になりました。
あんなに大袈裟に問題にしといてアッサリ解決するのは一巻と同じでした。
それとコマ割りの絵が分かり難いのが多くて、漫画は描き慣れていないとかなぁと勝手ながら思ってしまいました。