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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
マフィアものでドラッグなどシリアスな部分もあって好みが分かれるとは思いますが、私は凄く大好きな作品です!
鈴は洗脳されてとありますが、私はその中にもちゃんとそこに意思はあると思っています…
龍も鈴も小さい時から地獄の中にいて、でもその中で全部腐れるんじゃなくてほんの少しの希望と優しさがあって情があって、でもどうしようもない世界で、でもそんな中で2人で生きていく!(ものすごくできる秘書、裂さんもいます)
コミカルな部分もたくさんあって、笑えてでも切なくて、私は読んだ後も希望しかありません!
そして何より七七七先生の絵が凄く芸術的で素晴らしいんです!
エチのシーンも品があって美しい…
続編もあったらなぁと思います!
そして最後に、龍と鈴には深い深い愛があると思います…
受けと攻めの関係は、ボスとその犬というような関係性なのですがその関係性は尊いし、受けの犬っぽさがかわいかったです。
あらすじにマフィアやドラッグなど、闇を感じる単語が出てきますが、実際そうです。
ただ、受けが明るいことや、忠犬っぷりのおかげか、受けの可愛さに萌えられる感じです。
また、人という言葉があるからか攻めも受けも自分たちのことを恋人というふうに表現している場面はないのですがそこに闇を感じつつも、だからこそ2人にしかない強い繋がりや愛を感じて萌えます。
それと、目の表現が好きです。円がたくさん描かれている時と、そうでなく描かれた時(「お前はまだきれい過ぎる」と言われた後の目)とそうでなくなった時、こだわりや深さを感じました。
七七七先生デビュー作。
ドラッグのせいで母が死に、父が逮捕された鈴が、マフィア・龍に拾われて洗脳され、犬として生きる、主従愛と執着のお話でした。
Xのタイムラインで見かけた仄暗いイメージの表紙と不幸なキャラ設定と闇社会。しかも中華系。これは自分の好みだと思って購入しました。
読んでみると、鈴の感覚がおかしいせいかダークさよりもコメディ色が強くなっています。でもだからこそその歪みがどうなってしまうんだろうという怖さが見え隠れしていました。
龍と鈴のバックグラウンドと親について、誰が敵で味方なのかわからないまま物語が進んできます。あまり今まで読んだことがないストーリーで、正直言うと話の内容がちょっと分かり辛いです。え?突然そんな展開?そんな話になっちゃう?という感じも否めませんが、あまり深く考えずに楽しんでしまえ!と思いながら読み進めました。
きっと何度もじっくりとセリフを読み込まないと理解できないことが多いような気がしますが、結局は龍と鈴がラブラブで永遠に一緒なんだからそれでいいよね!と思いました。
龍は自分の為だけに生きてくれる犬・鈴を手にしたかったんだろうな、ふたりとも一緒に地獄に落ちてくれる相手が欲しかったんだな、ふたりの過去は似たような悲惨な子ども時代だったので地獄さえ幸せなんだろうな、そう感じました。
絵も綺麗だしセンスのいいキャラクターを描かれているので、個人的には雰囲気も好きだったしおもしろいなと感じましたが、読み手を選ぶ作品かもしれません。
ボイスコミックス化決定とのこと。会話がポンポン飛んで文字で読むよりもわかりやすく楽しいかもしれないと思いました。
龍×鈴
ハイテンション主従ラブ!
本当に色々とハードコア!
クールな中国マフィア・龍の狂愛に溺愛に
溺れてしまう彼の犬・鈴の
盲目的な忠愛がおかしい!
不憫なのに、陽気で元気いっぱいで、
体も精神も力も全部尽く忠誠っぷりは無敵で、
洗脳されたからおかしくなった?本性がおかしい?とにかくおかしい〜!
2人の愛情表現がおかしいほど愛おしい!
2人の絆が胸が痛くなるほど切ない!
中国マフィアの世界が刺激的で、
裏社会のドラッグや血、
暴力が渦巻く内容が痛々しいほど超シリアス!
中国語や中華文化もウキウキさせてくれる!
そんな重たい世界観に、
2人の間のコミカルなやり取りや、
鈴の躍動感あふれる表情が挟まれるからキュンとしちゃう!
ほぼどこを切り取っても激しい!
肝要なエッチシーンだけが、
激しさゼロで萌える程度にはならなくて、
2人のエネルギッシュラブにあっていない気がする。
要素が盛り込まれすぎて、
全体の雰囲気がバラバラで
魅力が掴みにくいのが正直なところだけど、
結論的に、
それぞれの孤独が重なる2人の
お互いに依存する様子に心臓がえぐられて、
その一緒に地獄を生き抜く激重愛を見守ることで、
どこかほっとできました。
中国マフィアの龍に犬として拾われた鈴。
主従関係にあるふたりの日々を描いたお話でした。
龍に出会うまでの鈴の過去は結構重たいモノなのに、冒頭から彼は明るさ全開。
ニッコニコしながらボコっているその姿はかなり異様で、人を殴ることも殺すことにも心が動かない人なのかと感じてゾクっとしました。
でも基本的にキャンキャンしているワンコのように無邪気な可愛さがある一方で、心の中に闇を持っているのが見えてくると少しずつ彼の印象も変わっていきます。
鈴が何を考えているのか?というのが明かされていくと龍の思惑もわかるので、そこが繋がっていくのが面白かったです。
洗脳するくらいだから鈴への愛はないのかと思いきや、しっかりと龍の心が鈴に向いているのがわかる結末になんだかホッとしました。
それぞれの感情もストーリー展開も乱高下して目まぐるしい感じではあるのだけど、そこに飲み込まれながら楽しむことができたお話でした。
七七七先生の初単行本を拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
血表現 3
重い 3
コミカル 2
エロ 2
な感じだと思います。
龍さん×鈴くんのカプです。
ドラッグの所為で母親が亡くなり、父親は逮捕された。そして中国マフィアの龍の犬として拾われた鈴くん。薬漬けや洗脳をされながらも、ボスのシマを荒らすドラッグの出所を元気に探しているが…。
まず最初に、龍さんも鈴くん自身も、ボスである龍さんの犬と認識していますが、今作では動物の犬も少しだけ登場しますが、そこで、ホラー映画でよくある「動物は無事か」問題ですが、今作では犬は無事ではないです。直接的な描写ではないですが、会話からどうなったのか分かってしまいます。なので、そういうのが苦手な人はご用心してください。
動物の犬とは別で、ドラッグや洗脳、血表現や暴力、命を落とす描写など重めな要素がたくさんあります。
だけど、洗脳されているのもあるからか、鈴くんの明るくて元気いっぱいなワンコ言動がコミカルさも相俟って、重いのにそこまで気分が落ちたり引き摺ったりする様な重さは感じなかったと思います。
テーマは重めだけど登場人物、特に鈴くんの言動で重さが中和されているからか、意外と読み易い裏社会主従物なので、是非とも読んでほしいです。
洗脳、裏社会、ドラッグといった重めな内容でしたがコメディチックだったのであっさりと読めました。流血シーンが苦手な方はご注意下さい。
ストーリーも面白く良かったのですが、内容を理解するのに少し時間がかかったこと、受けちゃんの愛ばかりが伝わって攻め様の愛があまり感じられなかったことがこの評価になってます。(私に伝わらなかっただけかもしれません)薬漬け、洗脳までは狂ってるなーと思って楽しませていただきました。攻め様からの愛が感じられなくても受けちゃんは健気というか...それが不憫でした。なので続編があるなら攻め様の愛が伝わって鈴が少しでも報われるといいな...
1話冒頭から受けのおばかさ爆発というかこんな明るい感じでお話は進んでいくのかー!と思っていたらなかなかシビアな場面にずとんと落とされた。受け攻めどちらかはもうはっきりとしていたんですがこの攻めと受けがあってこそお話がより強く心に響いた感じがします。
主従関係強めのBL好きさんならハマると思います。
けどこの設定ストーリーでみるともっと激しいえろがあるのかと思いきやそこはそうでもなく。あくまでストーリー重視なのだろうなと思いました