離れられない、逃がしてやれない

hanare rarenai nigashite yarenai

離れられない、逃がしてやれない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神56
  • 萌×279
  • 萌31
  • 中立8
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
22
得点
697
評価数
174
平均
4.1 / 5
神率
32.2%
著者
ゆいつ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784866537740

あらすじ

幼馴染の銀河と琉叶。
銀河は、泣き虫だった自分をいつも守ってくれた、強くて眩しい琉叶のことがずっと大好きだった。
幼馴染として、親友として、いつも近くにいられたから、それで満足していた。
友人から『誰かに掻っ攫われるぞ』と発破をかけられても、どうしても一歩が踏み出せない銀河。
誰かに取られたくはないけれど、気持ちを伝える勇気もない…そんな葛藤を抱えていたある日、酔った勢いで抑えきれない気持ちが溢れてしまい…?

表題作離れられない、逃がしてやれない

モデル
無職

その他の収録作品

  • 描き下ろし:数日後
  • あとがき
  • カバー下:イラスト

レビュー投稿数22

何度も思うし何度でも言いたい…!作画が大優勝⸜⸜٩( 'ω' )و //

ルンルンです♡
ゆいつ先生、大好きლ(´ڡ`ლ)

先生の新刊というだけでとても嬉しい!
そしてこの作品タイトルと表紙から漏れ伝わりまくる執着感
あらすじ読んで、もぉ絶対に買う!って決めて配信予約をして今日を待っておりました~

ピンクの表紙が似合い過ぎる糖度の高い幼馴染みBLです
読む前に思っていた感じのじっとり重い感じの執着というよりも、遠回りって感じの両片想いのほんわかさが心地よいお話しかな?と思います
とは言えちゃんと幼馴染みで築いた関係性を壊したくないという葛藤や、相手の横に並ぶに相応しい自分なのか?という嫉妬と焦燥感が混じったラブストーリーとして大事な心理描写も分かり易く入れ込んで下さっているので、心地は良いけどサラッとしてる訳でもないので最後迄集中して2人の物語を追って行けます

流れやエピソードなどに斬新さは多くはありません
きっと王道!
それでも大満足出来てしまうのはやっぱり、、、圧倒的に作画が大優勝しているからッ(>ω<)‼

毎回の事ではあるのですが、、、とにかく体躯の描写だけで白飯3杯イケます!
背筋とか首の太さとか、ゆいつ先生の作画で気付く色気がめっちゃある…!
その上体格差もあって、そんな2人が絡みます…
この迫力で追加のおかわりあと2杯お願いします…!!
そして極め付けはやっぱり「口元」が色っぽい…♡
はむっとうにっとした肉感と弾力と柔らかさを感じる2人の口元描写が過去最高に素敵だったのです…
もぉ。。。炊飯器ごと寄越しやがれクダサイッ щ(゚д゚щ)パクパク‼w

濡れ場的には多くはないのに全然不足感を感じない位に作画レベルが神ってます‼
キャラも分かり易くて読み易い♡
攻めは大型ワンコに急成長な穏やか一途さんの銀河(モデルとして人気急上昇中のクールイケメン)
受けは無自覚誘い受けの奔放行動派の人好きされるタイプの琉叶:ルカ(当然こちらもイケメンさんだけど男友達により好かれそうなやんちゃ感とカリスマ性がありますね)
琉叶のアニキ肌的な幼少期エピもかわいくてとても良きですし、恐らく右眉の傷跡はそんな琉叶の能動的な所がのこした跡なんじゃないかな?とか想像が膨らみます→きっと銀河を助けようとして…とかのエモいエピがあるハズ~…‼
先生もあとがきで「機会があれば描いてみたい」と仰って下さっているので是非ともその後含めて続刊を熱く希望です ((*♡ω♡*))
銀河のショーとかも見たいーーーっ‼

新しい月の1冊目がHappyな1冊でとっても心がウキウキしちゃいます
見目麗しいナイスルッキングガイ×2名の幕開け!
目と心が潤いました♡


修正|白抜き…断面腕の指入れには細白短冊がありました←あんまり指anlで短冊修正って見た記憶は多くはないけれど、寧ろこの修正がある事でなぜか余計エロく見える!という意外な効果を個人的に感じましたw(DMM)

4

執着愛好きは、タイトルから大優勝だと思った作品!!

攻めの上腕の筋肉隆々さが、まず素敵でしたァァ.✧·゚*.⋆꙳


そんな幼なじみで性格も真逆な2人の、受けの一言がきっかけでモデルを始めた男×仕事を辞めたばかりの男のお話。

タイトルからして執着愛好き的には堪らん!! と思っていたらやっぱり予想を裏切らない展開でした。
攻めがとにかく小さい頃から受けを好きすぎて、でもその気持ちを気付かれないように上手く隠してる健気さが可愛い!!

そして受けが攻めの本音を暴こうと積極的なのもまたよかったです。


あと個人的に小さい頃と立場逆転するの大好きマンなので、そこも良きでした。

ゆいつ先生の作品の執着愛は、いつもどストライクすぎて、今回も信頼感しかなかった1冊でした。

4

ヘタレ一途攻めに萌え!

幼馴染への、20年近くに渡る片想い(攻→受)。

正直なところ最初、ちょっと絵柄が苦手かなあ…と思ったのですが。

ヘタレな一途攻め君が個人的にめちゃめちゃ良かった…!
受けの琉叶の積極性がなければ、きっと一生想いを告げられなかったんだろうな、ってぐらいの奥手な感じも良かった。
琉叶が好奇心旺盛、行動力の塊タイプ(←作者様いわく)で本当良かったね…!

銀河(攻)のヘタレなところとモデルの仕事時のキリッとしたかっこよさ、嫉妬されて喜ぶ可愛さ…その多面性?にきゅんと来てしまいました。

正反対でお似合いの二人( ̄∀ ̄)
琉叶はまだ次の仕事が見つかってないみたいですが、その積極性ですぐ仕事も見つけ、そんな姿を見た銀河はまた琉叶のことをかっこいい、と思うんだろうな。

何年か後の姿もぜひ覗いてみたいな、と思える二人でした◎

3

幼馴染 お互い好きなのに温度差がある

銀河×琉叶

ゆいつ先生の肉厚な幼馴染もの。


普通の幼馴染ものにありがちな「ふと気づいたら恋」じゃなくて、
この2人が、すでに奥底にある恋心が、
大人になるにつれて湧き上がってくるような感じで、
ずっとお互いのことが大切にするという延長線上にある愛情に心がぎゅっとなる!


普通に裸で近づいて、超近距離の幼馴染の2人。
主人公の銀河が、琉叶に健気な片想いをしている。

そんな銀河が自分の想いが大きいなのに、
逆に天然小悪魔の琉叶の押せ押せに迫られる!

2人の間に冷静と熱情の温度差があるけど、
それでも、
お互いのことが大好きという強烈な感情に圧倒されて、
銀河の葛藤や琉叶の劣等感もリアルで、
幼馴染同士の恋が進化する道が、
その温度差があるからこそ、
より甘酸っぱさがが増して、
ほろりとしちゃう愛に胸キュンとなる!

そして、2人の筋肉な体、萌えるエッチ!
(エッチシーンは多くないけど、
紙版:白海苔修正、濃厚で濃厚で)
特に、アナル指入れが芯までの臨場感で興奮する!


銀河、
少し弱気で、関係性が変わることにちょっぴり不安になっているかな。
言うつもりのなかった気持ちが寝言で漏らしてしまって、
クーデレながらも琉叶への愛が紳士的すぎるくらい。
気づいたら、自分の想いを蓋をしてしまう琉叶がいる。

琉叶、
銀河に好かれることを知ってから、
元々銀河への特別な感情が恋に変わって(?)、
その求めてほしい行動や真剣な目にグッとくる!

そんな琉叶のガンガン積極的に誘い掛けるに、
喜ぶの裏返しで、
振り回されて困惑になってしまう銀河に悶えちゃう!

好き合っているのに、
ーー恋人になるかどうかに悩む銀河の冷静
ーー絶対に早く恋人になれという琉叶の熱情
温度差が、本当に焦る!

熱を高めていく琉叶に
銀河の押し込めていた感情の反発力も見どころ! 

後半の琉叶の視点で、
彼を追い詰めるのは、
確実に銀河が好きであるこそ、
モデルの銀河に対する
何もできない自分に対する自分の劣等感。
それに2人の間に出てくるすれ違いも刺さる。

一番気に入っているのは、
冒頭の2人が子供の時の、銀河の想い。
純粋でも真面目で、
2人の土台が見えてくる感じが尊い。

銀河の繊細な感情がかっこいい!
琉叶のストレートな熱量が可愛い!
そのぶつかり合いが絶妙なトキメキを感じさせる!
お互いがお互いの原動力で素晴らしい。
幼馴染から一つになることができて、
恋人としての温度で愛し合う。
幸せオーラで満ち溢れる一冊でした。

5

友達と恋人の

こういうのが今後もゆいつ先生の「スタンダード」になっていくのかな?
つまり、甘〜くてエロ〜くて、後味も良い…

本作は幼馴染もの。
片方が小さな頃から友達のことがずっと好きで、親友ポジでいたいから告白などできない、というお話。

主人公はモデルをしている銀河。
銀河が好きなのは、幼馴染で親友の琉叶。
初め琉叶は何も気付いてないんだけど、酔った銀河が寝ぼけて抱きついてきたことから銀河の想いを知り…
…と展開していくんだけど。
焦る銀河に対して、逆に琉叶の方がグイグイくるわけです。
男とか、幼馴染とか、親友とか。全て銀河がつまづいている部分を軽々飛び越えて。
「好き」という小さい頃からの感情そのままに恋愛/性愛の部分まで踏み込もうとする琉叶には驚くけれど…
ご都合とか、無いでしょとかの前に、ただ「銀河よかったね」と思いますね。

こういう「親友から恋人へ」系で思い出すのは、昭和の歌謡曲「よろしく哀愁」byヒロミゴー。
当時アンドロジナスみたいな郷ひろ◯が唄ったこの歌には『友達と恋人の境を決めた以上もう泣くのも平気』という歌詞が。
恋の成就にはハッピーだけじゃなくて一粒の「何か」、喪失や覚悟、涙、それこそ哀愁があった方がいい…そんな風に感じるのは昭和脳かな。

言うまでもなく絵柄良しで2人とも程よいムッチリ筋肉。そこも今風。「萌x2」で。

5

幼馴染カプの良いところが詰まっている

ゆいつ先生の新刊!

めちゃめちゃ良かったです〜!!!
身体がデカくなった銀河の絶妙な子供っぽさと大人っぽさが混じっている感じが好きです。
昔と今の対比を楽しめるところが、幼馴染カプ作品の良さの一つですよね!
ゆいつ先生の絵柄、ぽってり唇も大好きです。

ちえみのビジュアルがいいのでスピンオフ希望!と思ったんですが、いまのところ望み薄いかな...
『バカな犬ほど愛おしい』の還もそうなんですが、ゆいつ先生のヤンキー風キャラが大好きなんです。

5

離れられない、逃がしてやれない

幼馴染の拗らせ
めちゃめちゃ良かったです
拗らせといっても、ぐだぐだではなくてモヤモヤみたいな感じで可愛かった

ちえみが良いキャラで、見た目のわりに可愛いらしい名前なのも個人的に好きです

銀河がカッコよくてワンコで一途で、いいとこ取りでした
好き

琉叶もかっこよかった
この二人最強でした

酔った気持ちがバレちゃって、そこから緩やかに激しく関係が変わっていくのが良かった
嫉妬や自分の気持ちに気づいたところが丁寧に描かれていて感情移入しやすいです

4

後悔なんて無い関係

ゆいつ先生の絵が本当に好きなので、今回もたくさんの魅力的な肉体美をありがとうございます!!という感じでした。
身体だけではなく人間味を感じる表情もすごくイイ。格好いいのに笑顔が可愛いってすごい破壊力では…?と何度も悶えました(笑)

幼い頃から一緒にいた幼馴染同士の銀河と琉叶。親友として付き合ってきたけれど実はずっと銀河は琉叶に片想いをしているという、ストーリー自体はわりとあっさりめでしたが。
銀河が抱えているもどかしい感情はシンプルな展開だからこそ伝わるモノがあったと思うので、大きな波がない中でふたりの日々に変化が訪れる様子が心地よかったです。

琉叶への想いを隠し通してきた銀河のこれまではきっとツラい時もあったと思うのですが、そういう部分も全部吹き飛ぶような幸せが訪れてくれて本当に良かったなと思いました。

そして描き下ろしのふたりの絡みのエロさがもう最高で…!本当にいいものを見せてもらいました。大満足。
彼らのその後もぜひ見てみたいです。

3

質感が伝わる美しさ

ストーリーとしては王道ですが、ますます美麗な絵に圧倒されます。
幼なじみの仲の良さ、距離の近さが自然に感じる描写。
肌が触れ合う気持ち良さ、質感が伝わってくる絵にうっとりします。
顔立ちの美しさ、造形、立体感がわかる角度のついた描き方が好きです。

琉叶が銀河に触れられることが嫌じゃない、自分のことが好きならそう言わせたいと触れられたり触れるシーンに引き込まれました。
琉叶への気持ちは絶対に言えないと思っていた銀河だけどキスされたりあれだけ迫られるとあっさり認めちゃう。
なんかぬるっとくっついた?!とこういうのもありよね〜とおもしろかったんですが。
すれ違いがあったり、後々お互いどう思っているかをすり合わせることもちゃんとして。
自分は相手につり合わないんじゃないかとそれぞれ思っていることも話ができて。
やっぱり相手のことが好き、一生一緒だからなというラストがよかったです。

銀河がモデルとしてかっこいい姿を全身で引きで見られたら美しく映えるだろうなぁ、見てみたかったなぁと個人的には思いました。
おでこが見える銀河が凛々しくて好きです。

3

変化を怖がる男と変化に向き合う男

ウジウジ・ナヨナヨしてない受け、カッコいい!
ヘタレな幼馴染みの心を暴く攻め方に惚れ惚れしました(*´∇`*)

やたら引っ付くし、けしかけるし、エロ方向に煽るし、無自覚にも程があるよ。これで何の感情もなかったら酷すぎるよ。と、銀河に同情しかけた前半部分でしたが、琉叶が気持ちを自覚してからの行動がとても早く、その潔さに男気を感じました。
女性っぽい気質の受けが多い中、ちゃんと雄らしさで攻めを好きにさせるところが好印象!これぞBL。男と男の恋愛をちゃんと読ませにきてます。


20年近く琉叶に片想いをしている銀河の一途さは鉄壁で、執着攻めといえばそうなんですが、幼馴染みで親友の関係から抜け出すことを怖がるヘタレさが非常に焦ったくて仕方ない。片想い歴が長すぎて、前に進んで想いを伝えることより、この関係の居心地の良さに甘えてる部分が見えてしまう、そんなキャラクターです。
このガチガチに凝り固まった片想い脳は、琉叶の方から何かしないと動かないのが分かるので、銀河、もうちょっとしっかりしてよー、と。良い感じの雰囲気と状況を琉叶にお膳立てしてもらってもなお、臆病な銀河に喝を何発入れたか分かりゃしません。

そういったヘタレ攻めと男前受けの攻防を楽しむストーリーなので、新鮮っちゃ新鮮な幼馴染み作品を目いっぱい楽しみました^ ^
スパダリの素質があるのにそうならない気弱さが健気でもあるし、イジらしいですね。琉叶との関係が変わることを恐れる銀河の、これまで琉叶と過ごしてきた時間を大切に思ってきた歴史の重みが、一歩踏み出すことを遠ざけているのは非常に困ったことですが、恋は1人でしても恋愛は2人ですることなので、琉叶のアプローチによって想いが遂げられたのは嬉しいことでした(*´︶`*)♡


幼馴染みで親友の距離感だから分かり合えることはたくさんあると思うけど、逆に近すぎて分かりにくいところもあるかも知れない。そんな複雑な恋心を描いたちょっぴり切なく、でもたっぷり甘い作品でした。
幼馴染み歴としては20年近い彼らですが、恋人歴としてはまだちょっとの期間で、これからがスタート。これまでとは違う感情で恋人関係を手探りで進んでいく2人に期待していきたいです。

2

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