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hebineko
蛇の目×猫塚
参号ミツル先生の高校生味もたっぷり味わえて、
辛さも温かさに包まれて、
闇と光のバランスがすごく良くて素晴らしい!
まさに激重愛の別の領域!
愛を装う、激重執着、攻め・蛇の目。
愛を信じる、超単純ピュア、受け・猫塚。
重い、ダーク、歪んだ、狂気・・・かな?
蛇の目の執着が「重い」けど、
それでも超純粋な交際をする2人!
ちょっと「ダーク」な雰囲気の中で、
猫塚の明るさが活き活きしている!
蛇の目の「歪んだ」思考の上に、
猫塚の正義感が輝いている!
蛇の目が「狂気」全開だけど、
猫塚がで平常心で受け止める!
本題は、蛇の目の執着が猫塚を飲み込むんじゃなくて、
猫塚の無邪気なキラキラが蛇の目を照らしていくのだよ!
正義の進み方も超優しい高校2年生の猫塚が、
屋上で蛇ノ目(他校の高校3年生)を飛び降りると勘違いして止めに行ったら、
泣かれてしまい、それが蛇ノ目に興味を持たれてしまう。という2人の出会いで、
まもなく猫塚が蛇ノ目に交際の告白をされて、
彼を信じて付き合うことに踏み切る。
しかし、蛇の目の目的は愛じゃなくて、
単に猫塚を征服したくて、
依存させてから捨てるつもりのという歪んだ感情・・・。
注目すべきポイントは、
2人のそれぞれの背景!
2人ともなかなか不憫で、
家族に愛されている猫塚が、
運命的な不憫のおかげで、
体力が弱いけど、心の力がめちゃ強い。
家族に愛されていない蛇の目が、
後天的な不憫のせいで、
体が強いけど、心が暗雲に奪われている。
もう一つ注目すべきポイントは、
猫塚の愛の広がり方!
蛇の目の偽の愛情に、
その裏の孤独や真実を見透かしながら、
蛇の目の偽物の愛に、
本当の感度で、体が徐々に開発されていく同時に、
心の愛情がグイグイ拡大し、
一生懸命に蛇の目を受け入れながら
まっすぐに気持ちを表現する姿に感無量!
で、この作品の最大な見どころはやっぱり、
蛇の目の愛への変化!
最初はただの猫塚への翻弄心なのに、
徐々に猫塚の純粋無垢な反応に翻弄されていく!という逆転で、
全く愛がなく、無性に執着しまくて、
気づいたら本気の愛に落ちてしまう過程がたまらない!
蛇の目の狂おしさを楽しみつつも、
ゾクゾクには行かないから、安心で読める。
その蛇の目のド癖や歪んだ心に向ける
猫塚がそれに気づかずに見えても、無自覚でも
真の感情がほのぼのとした真の愛に変えられる関係が、
蛇の目の執着っぷりの狂愛と、
猫塚の無邪気全開の純愛が混ぜ合わせて、
刺激的な性癖に突き進むエッチが刺さりながら、
エロキュンも可愛らしい!
対照的な2人の心理描写から、
高校生の様々な感情が伝わってきて、
蛇の目と一緒に、猫塚の元気や勇気、そして愛をもらった気分で、
グッと共感を呼び起こす骨太な作品でした!
・コミコミスタジオ限定特典描き下ろしマンガ入り4Pリーフレット
描き下ろし漫画2P:
デートする時、蛇の目の一言で、
猫塚の頭が一日中混乱状態になってしまう・・・
・応援店描き下ろしマンガペーパー:
猫塚の学校に迎えに来た蛇の目の目的は・・・
・電子限定描き下ろし漫画1P:
蛇の目にケンカ禁止された猫塚が、
それを破って、蛇の目からお仕置きを受ける・・・
蛇ノ目くん×猫塚くん
高校生同士で1歳違い(学校は違います、蛇ノ目くんが1歳上)
お名前から一瞬ケモミミ系?とも思いましたが現代の高校生BLです
でもあんまり学生服を着ている、という以外は高校生感は少ないかな…?
普通の高校生にしてはなかなか過酷な生活状況に感じるし。。。
現代の、とは書きましたがだいぶBLファンタジー寄りの設定は多めかも?(どちらも1人暮らし設定とか…)
でも、商業を読んでいる中でここを上手く活かしてくれたり気にしないで読ませて下さるなら読者としては嬉しい限り!と思えるタイプかな?と思います
結果特徴的なそれぞれのキャラのバックグラウンドに説得力が出る為の要素として働いてる、これぞファンタジーマジックだな♪と楽しめます
今回の攻め受けの2人はキャラ萌えしたい人にとって拘りが感じられる属性だと思います
分かり易そうだけどちゃんと表面だけで分かるような浅さが無いのも読み応えがありました!
特に両視点で進むお話しなのもクライマックスに向けて山を感じられるのもとてもいいです
序盤は受けの猫塚の圧倒的な光のヒーロー感 VS 蛇ノ目のダークヒーロー感を感じ、蛇ノ目が魅せる甘やかしと執着の魅せ方にゾクゾクドキドキします
特にケンカと濡れ場、中でも濡れ場はニッチさとねっとり感を備えていて楽しかったです//(〃ω〃)//挿入自体までいく前のプレイが豊富ですし(挿入後のプレイも豊富ですが…♪)挿入に至らない所への意味もキャラの性格やストーリーを考えると萌えられます♡
レビュータイトルにも書きましたがとにかく蛇ノ目のダークサイドに堕ち切れない感じがとても良い!堕ち切らない、というより猫塚に出会った事で浮上して来たのかもしれませんね(ღ˘͈︶˘͈ღ)
ベッドの上でも押されまくってるように見えてちゃんと蛇ノ目に向かい合おうとしてる感じがTHEヒーローですし圧倒的な太陽受けだなって思えます
描き下ろしの内容もすごく良かったですし1冊での楽しみ方が厚かったです
先生の描かれる実は恋愛赤ちゃん系な攻めがすごく好きだなლ(´ڡ`ლ)と改めて思えた作品でした!
修正|残念な白抜き…(シーモア)今回は尿道プレイもあったのでやっぱり白抜きは残念…あと、あまりお見かけしない顔面騎乗位もあった事も自分のメモ用に書いておきます♡
アンソロの読み切りでお見かけした記憶があります
一冊まるっと表題作で、好きです
ヘビとネコ
ヘビの方は掴めない感じ
最後まではっきりと素性は明かされてないのかな
背負ってる物が大き過ぎて大変
けれど、お話が進むにつれて可愛い表情も見られます
ネコちゃんは真っ直ぐ真面目で純粋
可愛くて好きだな
BLでは珍しいキャラクターな気がします
お顔も可愛い
この二人、ヘビが年上なのもいいです
最初騙してるときのヘビのネコへの態度も、自分の気持ち自覚してからそれに逆らおうとするところも、結局ネコの手のひらの上なのも、ヘビくんの憎めなさが良かったです
どっかで見たことあるなぁと思ってたら、初エッチアンソロジー「君とはじめて」に収録されていた短編なんですね。うちの本棚にバッチリあります!
久しぶり再読してみたら、確かにありました。
あの短編を1冊の単行本にまでストーリーを拡大させたのは非常に面白いですね。"初エッチ"というテーマの登場人物には少し違和感ある蛇ノ目のダークな存在感が異質でしたので、気にはなってました。数年経ってからのまさかの単行本化は驚きのニュースでした。
ゾクッとする表紙、アブノーマルな執着攻め。
怖めなストーリーかなと思いきや、1人の相手に執着し恋心を自覚していく男のお話です。攻め視点で描かれているから尚更好きになっていくプロセスが分かりやすく、丁寧な心理描写も相まって物語に深く入り込めました。
黒い思惑でもって猫塚に近づく蛇ノ目の感情が、正義感が強く疑いを知らない猫塚に狂わされていく。猫塚の汚れない想いに浄化されたのか?それともこれは救済?…どちらにしても、猫塚との関わりで蛇ノ目の感情が変化していく動きは1番注目すべきところなので、最後までお見逃しなきようお願いします^ ^
猫塚の泣き顔に囚われて執着する蛇ノ目なんですけども、猫塚を自分に依存させて溺れさせる彼のゲームは、蛇ノ目が支配しているようで実は支配権は猫塚にあったのかなと思わざるを得ませんでした。
出会いのときからもう勝負決まってましたよね。完全に猫塚に囚われちゃってんですもん。
自分の方が場をコントロールしてますよ感で、実は……なヤツ、結構好き(*´︶`*)好きな感情を前にして取り乱すなんて最高じゃないですか。
胡散臭いニタリ顔の蛇ノ目の表情が崩れていく変化が楽しくて、素の姿で猫塚と絡む2人のやりとりにホッコリしました。
偶然に出会ったDK同士のふたりですが蛇ノ目も猫塚も高校生らしいところがあまりないので、青さや初々しさに誤魔化されることなくその関係だけに目を向けながら。
帯に書いてある「無自覚すぎる執着愛」という言葉がぴったりな蛇ノ目の歪んだ愛情表現に恐怖しつつ萌える、そんなお話でした。
人一倍正義感が強く人を疑うことを知らない猫塚に善人の顔をして近付いた蛇ノ目。
彼の笑顔の裏に歪んだ感情があるとは思いもしない猫塚は告白も受け入れ身体も許していくわけです。
何に関しても一生懸命で汚れを知らない猫塚をジワジワ侵食していくような、蛇ノ目の冷たい眼差しには何度もゾクゾクしたし、お人好しすぎる猫塚が心配になったりもしたけれど。
本当のことを知った猫塚のほうが結果的に一枚上手な様子になんだかじわっときて、一緒にいるうちにそれぞれの感情が動いていたことを感じられたのがすごく嬉しかったです。
苦しい過去や複雑な家庭環境など重たい部分もあり、激しめなプレイも甘い雰囲気を感じる絡みもあって。
色々な表情を楽しむことができた作品でした。
お人好しで真面目な猫塚は、ある日蛇ノ目という男を助ける。
それ以来、猫塚は蛇ノ目に付きまとわれてとうとう恋人同士に、、、というお話。
このお話の何がイイって、まず攻めの執着大好きマンが諸手を上げて喜びたくなる不穏なお表紙です(褒め言葉)。
それからお表紙負けしていない、蛇のような攻めのしつこい愛。(本人は猫塚から指摘されるまで気付いていなくて、またそれがよかった…♡)
あと、受けの前では弱弱なフリをしているけど、実は秘密裏に受けの仇? をサイコパスな感じで闇に葬っているほど強強なところ。
まさに蛇のようにねっとりとまとわりついた攻めの執着愛が終始最高でした!!
攻め的には遊んでポイっ(っ・-・)⊃ ⌒Ꮚのつもりだったのが、いつの間にか愛おしくなってるとか好き展開しかなくて、執着攻め好きな方の2024年課題図書と思いました!!
元はアンソロだったんですね…連載になってありがたきですし、この構成に納得でした。
蛇に睨まれた蛙、
ならぬ蛇の目に執着されちゃった猫塚。
蛇の目の自殺(勘違い)を止めるためから始まった恋人関係だけれど、
蛇の目の愛(それも嘘)に誠実に応えて身も心も委ねようとする猫塚が
健気で可愛くて…愛でたい欲を駆られまくりでした。
何を考えているかわからない蛇の目ですが恋人同士になると愛でて
甘やかしての溺愛ぶりで、てっきり蛇の目もそんな猫塚に一目惚れ
しちゃったゆえの執着なんだと思って読んでいたのですが…
目的を果たしたらポイ捨てする気満々だったなんて!
わかってはいたけれど、性格わるぅ!!
とはいえ、最終的にはまんまと絆されて執着しちゃって、
ミイラ取りがミイラになっちゃってたので平和的攻めザマァでした。
大体にして自分以外に泣き顔を見せるのが許せないなんて、
それってめちゃくちゃ大好きじゃん。
普段は腹黒スマートな蛇の目でしたが、その根底は寂しがり屋の
かまってちゃんだったのね…。
そして、単純そうに見えて蛇の目のそんな素顔に気付いた上で
丸ごと受け容れてくれていた猫塚は実は聖母受けだったのかも?
タイトル「へびねこ」だから人外モノかなって思ったらそれぞれの苗字、蛇ノ目くんと猫塚くんってカプ名タイトルなだけでした。
2人の表情、ひらがな表記なのと歪んでいる感じで爽やかなお話ではなさそう感が出てます。
これね、攻めの救済ストーリーです。受けの絶対的光属性に闇属性の攻めが利用して無様に捨ててやろうと思ってたら惚れさせられてしまうのです。
猫塚くん、特別可愛い顔じゃない(ように私には見える)のに、とても魅力的な子なのよ。
不幸な境遇なのにへこたれない、おじいちゃんに大切に育てられたんだなとわかるいい子。
対して蛇ノ目くんは、狡賢く人生勝つか負けるか騙すか騙されるかの世界で生きてる。
これね、高校生設定じゃない方がすんなり読めたな。ほぼ高校生感なかったし、高校3年なのに893の仕事してるって違和感あるよ。
ところどころ、ん?高校生だったよね?大人過ぎん?と思わされたけど、攻めの救済大好物、SMっぽいのも大好物なので楽しく読めました。
紙本で購入
紙でも完全白抜きで残念でした。せっかくの綿棒プレイだったのに。
先生のインタビュー記事を拝見して気になりました!
このお話しの着想元がまさかのあのおもしろ動画だったという事に驚きました
作家の先生の感性って凄いですね
私はあの動画を見てただただゲラゲラ笑うのみでしたw
まさかの着想元に驚く位に作品自体のトーンはそんなコミカルさは感じにくいちょっと落ち着いたトーンかな?と思います
攻めと受けのキャラの対比がしっかりと描かれているので特に蛇ノ目に焦点があたればあたる程仄暗さみたいな雰囲気を感じます
とは言えそんなにじっとり重いシリアスな訳でもないのでメンタルが弱っていても沈むような雰囲気ではないのでそこは安心して読めると思います
あんまり元気がない時に無理矢理テンションをあげたい訳ではない、、、でもただただ優しいお話しを読みたい訳でもない、、、そんな時にはスッと入っていけるようなちょうど良さがあるのではないかと感じました
2人のキャラに集中して読める展開なのもいいところではないでしょうか?
集中して読み進めた結果、猫塚のキャラはある意味期待通りでしたが、蛇ノ目のキャラは読み進める事で勝手にもっと裏があるんじゃないか…?という期待値がドンドン上がってしまった感じがあり。。。かわいさを感じるようなギャップ自体を感じる事で楽しめた部分もありましたが、個人的にはゾクッとする何かをもっと期待していたような所もあったので、読後は少しくすぶったかな?と感じた部分もありました
結局蛇ノ目は根っからの悪いヤツじゃなかったって事ですね
蛇目というビジュアルに勝手に過度な悪意みたいなものを抱いてしまい過ぎた所は先入観があったかもです
あと、ちょっと気になったのが蛇ノ目の舌ピアス
表紙でもキラっと見えるし終盤、屈託なく笑った時にもピアス見えるんですけど。。。付けてなかったりする事も多いし、折角舌も長いという設定だったからもっと舌ピアスを活かした絡みがあっても良かったのになぁ~っていうのも少し残念だったかもです
キスも多いし攻めフェも舐め系も積極的だったからこそ見たかった、、、という欲張りな目線での評価です
今回は限りなく萌2寄りの萌えです
元になったアンソロジーの読み切りは既読で「続きが読みたい!」と感じた作品でした。こうして一冊になってヤッタ!って感じ。
読み切りは、こちらでは「2nd bite」として収録されている部分なんだけど。
ここからちょっと辛口感想です。ほんと勝手な個人の感想なんで読み捨てでお願い!
↓↓
読み切りの時はもう少し色々と曖昧だったと思うんです。で、そこが良かったの。
ちょっといじめたいのは蛇ノ目の愛し方。
そこには決して悪意は無い。
超粘着な彼氏にロックオンされて、戸惑いながらも愛される受け…
…その時はそう感じながら読んでて、そこが好ましかった。
でも本作は。
やっぱり一冊の長さにする時にはっきり動機付けとか方向付けとか、性格の元になる子供時代とか必要になるんだろうし。
メリハリとか考えると、はじめ悪意、でもやっぱり本当に好きになる…っていう展開になっちゃったのかなぁと思う。
でも私は残念だった。
好きな子の色んな顔を見たい、そんな気持ちを悪意始まりにした。そこが残念だった。
最後は猫塚が大きく包むからそこは救われました。「萌」で。