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omega no tadashii seifukuhou
【あの強靭な正しさの塊が崩れ落ちるところが見たい。アイツが正しくあればあるほど、犯されたくなる(倫也)】
エロス度★★★★★★★★
おやおや、本能に抗う超真面目αとαにレXプされたい願望ある倫欠Ωの正反対な2人の組み合わせが最高ですね。
作中にガッツリとモブαに倫也が拉致監禁レXプ場面があるのが神っています。
シリアスな場面もあり、コミカルな場面もある。
明暗のバランスがとれたストーリーも素晴らしい。
征一が病的なまでに正しくあろうとする理由もなかなかにトラウマものですが、それが倫也の甘く妖しい言葉・匂いの毒に誘われて理性と本能に板挟みされている様が秀逸。
αの本能を征服し征服されたい倫也の心境の変化もグッときます。
クスリを使ってでもαに自ら犯されることを好むΩとαの本能に屈したくないαの新感覚でスリリングなオメガバース作品。
無理矢理、にあまり見えないけど無理矢理な描写が結構あるので苦手な方は要注意です。
Ωである音無がαである正城が本能と理性の狭間で苦しんで最終的に負けるのを見ることを目的に行動しているので、本能と理性を揺さぶるように煽りたてていく姿が人によっては不快感を覚えるかもしれません。がとにかくそういうシーンの描写がすごい。日常が描かれているところからスイッチが入ったかのようにガラッと雰囲気が変わって、色っぽさと緊張感があって思わず息を呑んで読んでいました。
尻で抱くとも違う今までにない設定と展開のオメガバースで最初から最後まで最高に面白かったです。好きとか運命とかの甘い感情ではなく、犯したい独占したいという本能をテーマに描かれたオメガバでした。最後に甘い感じも楽しめるのも良かったです!!
好きなシチュエーションが詰まりに詰まった作品。
攻めは受けのうなじがしかいにはいると、理性失うほどめちゃくちゃに興奮する。αらしくうなじを舐めて噛んで自分のものにしたくなるし、うなじは性癖。
そのうなじフェチを形成させたのが、父親(α)の不倫相手(Ω♂)。
受けはレイプされるのが好き。攻めが自分の項を見て興奮したり、フェロモン受けて平気なフリしてるけど実は勃起してましたみたいな展開に興奮するタイプ。
すれ違いがはじまると、受けがモブαに誘拐される。
よくある展開だと、受けがモブに挿入される直前に助けに入るけど、がっつりレイプされます。しかも攻めと付き合うまではレイプされたい欲強かったのにそんなに喜んでない。
モブに犯されながら攻めと電話させられるシチュがあって、神かと思った。
襲い受け、ド誘惑受け、マゾ受け、NTRが好きな人には本当にオススメです。
オメガバースのお話で肉体的にというよりも精神的にじわじわと、受けが攻めを責めていくタイプ。過去に父親のことでトラウマをかかえていた攻めが、色んな葛藤をする描写がとても分かりやすく描かれており最後の最後で本能に飲み込まれてしまったシーンが個人的にとても良かったです。その前に受けにトラウマのことを指摘されたり、自分の本能に応えても良いだろ的なことを言われ変わったのもあると思いますが。
あと他の雄に犯されるシーンも個人的にこの受けだからこそありでした。
正城(α)×音無(Ω)
道徳の欠如で淫乱っぷりの
ガンガン犯されたいΩ・音無。
超真面目で誠実な
本能に従わず、絶対に無理やり犯さないα・正城。
1〜2話を読んで、
音無に絆される
正城の真面目様が面白いから、
Ωがαを翻弄するラブコメだと思って・・・
意外と重厚な精神的負債!が切ない!
特に心がねじれたαの心と体の闘いが痛くて苦しい〜!
ただα×Ωの関係性に留まらない
オメガバースの辛味を味わえる一冊。
大学生の音無が、
誰でもいいから犯されたくて、疑似発情剤を飲んで、
男に犯されているところを、
同じ大学の正城に助けられる(邪魔されてしまう)。
音無が正城に犯されたいと思っているけど、
正城はその気配ゼロで、
隠された本能が溢れそうになっても、何もしないまま。
それを見透かす音無が・・・ という始まり。
音無、
ドMでただ乱暴に犯されたい性癖
→自分を犯さず正城の真面目さにますます興奮してしまう!
→正城と付き合っても犯されないまま
→さらに正城の「真面目さ」を「犯したい」!
→ドSの征服欲も入り混じって、
ラット促進薬まで使って正城の欲望を引き出そうとする
→なかなか上手くいかなくて・・・
→正城を犯させて苦しませたくなる欲望がどんどん膨らんでいく!
そんな音無が正城の本能にぶつけていく攻防展開がかなりヘビー!!
正城、
Ωに欲させられるαが嫌い。
αの自分が大部分が嫌い。
抑えてきた本能に隠された欲望を
音無に強引に引き出されて、
悪当て馬の効果のプラスで
もうどうでもいい感じで暴走してしまう。
最初は正城のαの本能をむき出しにして、
音無としたいのに、
理性で抑えようとする
必死な我慢パワーが尊くて萌えた!
真剣な交際を通して、経験ゼロで、手順も正しくて・・・
真面目すぎるだけだと思っていたけど、
読み進むと、
それは彼のトラウマ、心因性の抵抗だよね。
音無を守る一方で、
実は自分自身も守っているのだ。
自分を血が出るまで噛みしめたり、
泣きじゃくったりする姿が・・・!
複雑で深い〜!痛々しくて・・・最高。
満たされないエロ願望に圧迫される音無。
「理性」と「本能」の葛藤に圧迫される正城。
欲望に追い込まれていく2人。
音無の歪んだ行為が正城に矯正されていって、
正城の抑えきった欲望が音無に解放されていく。
正城のトラウマも含めて、
ある意味お互いの救済愛だね。
ゴールの、愛のある正しいセックスにたどり着く2人。
正城の愛情は純愛度1000!
そんな正城の愛でイチャあまラブにとろけられる音無が超可愛い!
エロシーンでの感情の狂おしさが悶えるほど生々しい!
音無のうなじにド溺れる正城・・・!
その噛みつくような舐める光景が神!
絵が力強く綺麗で、
2人の心理も繊細に描かれていている
「本能」と「理性」の間で揺れ動くオメガバースで、
思い込んでいた想いがぶつかり合って、
心の壁を乗り越えて、
徐々に愛に変わっていく2人の姿に、心グッとが震えてしまいました!