斜陽の先

shayou no saki

斜陽の先
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神29
  • 萌×223
  • 萌14
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
14
得点
281
評価数
71
平均
4 / 5
神率
40.8%
著者
生芥 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784866696447

あらすじ

父親が多額の借金を残し蒸発し、ひとりぼっちになってしまった尾見。己から全てを奪った借金取りの男・篠目に襲い掛かるも、何故だか男は尾見に興味を持ち後継人になると言い放つ。冷遇されるとばかり思っていたが、篠目にも組の人間にも可愛がられ戸惑いつつもすくすくと育ち、高校生になった尾見は篠目に対して特別な感情を持っていることを自覚する。恋愛対象として見てもらえなくていい、ずっと傍に居たいー。慎ましくそう願う尾見の気持ちを知ってか知らずか、卒業後にカタギに戻すと言われてしまい……。

表題作斜陽の先

ヤクザの組頭
高校生,篠目に拾われた孤児

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数14

ご都合主義

あらすじで惹かれました。「犬が飼いたいから」と引き取った孤児は、立派な頭の良い子な高校生に育ちました。

引き取った親分から、組員皆に溺愛されて育ち、反抗するわけでも甘えるでもなくクールな受けくん。

彼の気持ちを知り、手放す覚悟を決める親分に思いをぶつける受けくん。

全体的に薄味、都合よすぎで途中から手放す理由の一つに対立する組の代替わりがあるので、もしかしたら今までの良い関係性を保てなくなる、おれの弱みのおまえが狙われるのは嫌だっていうのも、鈍い私でさえ先が見えました。

0

執着愛!

尾見がヤクザに引き取られ組長の篠目にそれはそれは構い倒され可愛がられ…。
立派に高校生になって。
なのにもう出て行けって(泣)

篠目の溺愛がどっち?親子愛?性愛?
もしかして尾見が攻める方?
とハラハラしてました。

ヤクザ物ですが怖いことはなく、溺愛オヤジと悶々と悩む高校生が仲間に囲まれなるようになるお話かな?

ジーンときたのに言語化できません。
尾見が自分の居場所を自分でもぎとって、篠目との関係もとびこんで。

尾見の友達がとても良い子でそこも良かったです。

0

ハートフル893モノ

※ネタバレなしにしてますがカプ名とあらすじ以外の一切の情報欲しくないタイプの方は閲覧非推奨です※

初レビュー。元々893モノは好物でしたが、任侠×ハートフル(???)という新ジャンルというかここにしかないジャンルにどっぷりいってしまいまんまとファンになりました。
今後作家買いする予定が立ってしまった…

人によっては独特な絵柄に感じるかもしれませんが、キャラデザインからデフォルメ絵まで最高です。受けの尾見くんはそんなに表情筋が豊かな性格ではありませんが、表情筋が動かないのに性格が見えるんですね……何?そしてそんな尾見くんの表情筋も情緒もぐっちゃぐちゃにしてくるずるい大人、篠目さん。

そしてキャラクターデザインが魅力的すぎる。普段落ち着いてて優等生でメガネで(?)…だけどこうと決めたら頑固で突っ走る一途な尾見くん。
胡乱で甘くてだらしない様に見えて、いきなり893な一面を見せる篠目さん。沼ります。
あとは尾見くんにとってのキーキャラクターになってくる友人達や組の皆も個性豊かで可愛いです。
作者様のXにキャラの身長比較がありますが、身長比較できるくらいキャラが多いです。そして個性が豊かです。
個人的な好みですが、メインカプの名前が中性的でなくて男らしいとめちゃくちゃ萌えます(※個人の感想です※)。としゆきさんとしょーごくん。あまりに良すぎる……(死)

キャラクター以外の話もします。

テンポが…いい!応援上映したい!コーレスしたい!漫画が…上手い!!
あとエロパートがエロい!あまりにエロすぎる!これはもうタグがついてるので言っていいと思いますが正常位から寝バックまである最高仕様。私がレビューを書いている時エロは標準とありましたが、(ストーリーメインでエロ尽くしではないにしろ)個人的にはすごくえっちです。♡喘ぎや濁点喘ぎが好きなタイプのお姉様方には刺さりそうです。

続きはないんですか……!?!?!?!?!?

初レビューで全く上手く書けませんが、皆様自己責任で読んでください。最高です。私はこれから作家買いすることを決めました。
(この作品を読んで前作も買いました)

2

独特な世界観

漫画の描き方的にも一見ダークさも感じられシリアスもあるようなそんな先入観から入り、最後まで読めば年上×年下の甘めのお話。ヤクザ攻めということから受けくんの設定的には可哀想なところもあるし。攻めさんが途中までわりとクズな人なのかと思わせられる反面、やはり溺愛していたことが分かる。
最後に完全合体を果たしたところでまだまだ終われないくだりのところで、小便漏らすまで犯すぞの台詞にはぞくぞくしました。スピンオフかちょっとした番外編あるならえち濃厚話読みたいです

0

うーん

ヤクザ×高校生!溺愛モノ。
マンガチックなのにかっこよくスタイリッシュな絵はめちゃめちゃ好きなんですが~~~
肝心のストーリーが浅いかも…!
表紙の素敵な絵とヤクザモノということでだいぶ期待していましたが、若干肩透かし。ライトなヤクザモノなので血とか無理な人にはおすすめかもしれません。
キャラは面白いと思います。シンジくんとかかっこいいです。
エロもしっかりエロくて良かった。
ただストーリーがほんと何も頭に入ってこなかった笑
つまらない…というか、何がメインなのか謎。

0

一途愛の勝利

前作『牧田くんの恋路をジャマすると死ぬ』で
目が死んだイカれ攻めがインパクト絶大だった生芥先生の新作です♪

さて、今回はどんなイカれっぷりを見せてくれるのか…と思いきや、
あれ?予想外の純愛? 
※読者の個人的な感想です

子供の頃に実の父親に捨てられ、ヤクザの篠目に拾われた尾見。
以来、篠目とその舎弟たちから溺愛されて育つも、
高校を卒業したら出ていくよう篠目から言い渡され…。

鬱陶しいくらいに尾見を溺愛しておきながら、突然の絶縁宣言?
飄々としていてヤクザの首領というには威厳も掴みどころもなく、
一体この男は何を考えているの…?とその裏を疑ってしまいましたが、
蓋を開けてみれば何のことはなく彼の脳内を占めるのは尾見のことだけでした。

ヤクザの頭というだけあって時折危険で残酷さを見せる篠目ですが、
尾見に対しては案外まともな保護者なんですよね。
尾見を愛しているからこそ彼の将来を憂い、縁を切ろうとした篠目。

けれど、その10代とは思えぬ落ち着きぶりの裏側で
実は篠目に一途に片想いしてきた尾見はそんなこと納得いくはずもなく。

普段は涼しい顔で塩対応なくせに、篠目の傍にいるために
快楽で籠絡しようと身体を張ったりと一生懸命な様が愚かで可愛くてもうね…。
実際はそんなことせずともとっくに両想いなわけですが…。

その後も篠目からは突き放されて続けるも決して諦めず、もがくもがく。
ドライと見せかけてこんなに情熱的で一途なんてギャップがありすぎる…!

そんな尾見の誘いを断ることもできず、つまみ食いしてしまう
大人げない篠目ですが、最後の一線だけは超えず留まってくれるところに
尾見へのガチ愛が感じられてよかったです。

基本はデレですが、その内に秘めた尾見に対する執着は実は凄まじく、
両想いが判明した後の初エッチではずっと我慢してきた性欲と執着の
箍が外れてしまう篠目にドキドキが止まりませんでした///
ドロドロに蕩けきった尾見を前に「小便漏らすまで犯すぞ」と
ひた隠しにしてきた執着が垣間見える瞬間が格好良すぎるんです…!
真面目な顔してエロエロに煽りまくってきたり、どろどろに
とろけきった表情が可愛いすぎるという尾見のギャップを遥かに超え、
余裕の優勝でした♥

途中すれ違いから距離を置いたり、篠目からフられてしまうも、
基本は両者共にベタ惚れがダダ漏れなので切なさも
ハピエンまでのおいしい隠し味…と安心して読むことができました。

尾見の生い立ちや極道と材料はそれなりにシリアス揃いな本作ですが、
いざ出来上がってみるとアングラ感は薄めで寧ろラブコメだったり、
アットホームな一家の風景が楽しい作品でした。
強面な男たちが尾見のことを「坊」と呼んで弟のように愛でまくり、
そんな見かけだけは物騒な彼らを「兄貴」と呼んで慕う尾見の
関係性が微笑ましかったです♪
ちなみに篠目と尾見とのことは舎弟たちにもバレバレで
密かに応援されちゃっていました(笑)

1

篠目さん、ほんとに手出す気なかったんか???えぇ??


(尾見くんをしっかり自分好みに育てているくせに、)尾見くんの将来を考えて?組に入れず手放そう?としたことから、篠目さんに恋する尾見くんが焦って篠目さんを体で繋ぎ止めようとする→お互いがお互いをかなり深く好きなのに、相手の深度を軽視するせいですれ違う感じの流れだと思います。

尾見くんのことを想う篠目さんの考えも分かりはしますが、尾見くんの力業解決がすごく良かったです。
あと、尾見くんが自分のことを好き(love )だったら話が変わってくることになったんかい!という気持ちにもなりました(笑)


眼鏡で冷めてるキャラクターかと思った尾見くんが、いろんな意味で可愛くて、惹かれました。
尾見くんの回顧から 依存 という形や 尾見くんの精神性の布石はあったな。とも。


寝間着エッチや丸まる足の指など、すごく良かったです。
一回出した後まだ更に続けるときの、まったり間延びした喋り方から変わるのが滾りました。


でも、尾見くんから親父を奪ったのは篠目さんだっていうのは業が深いなとも思いました。逃げる親父の「ごめんな」は辛い。
ギャグや可愛さで忘れそうになるけど。

2

大人に見えない

 渋いタイトルや表紙から想像するより随分ライトなヤクザものでした。まだ子供である尾見はともかく、組の頭である篠目まで、裏社会の組織のトップとは思えない口調と態度。部下への態度がラフだったり、柔らかかったりするのは全然構わないしむしろ好感度も上がるけれど、それは折に触れてちゃんと威厳を見せてくれたり、トップである所以が垣間見えたりするからこそ良いのであり、この作品ではあまりそういう場面が描かれずずっとノリが軽かったので、ヤクザものの醍醐味を味わえませんでした。デフォルメされたコマももう少し少ないと良かったかもしれません。

1

ペットから本妻へ♪

小さな頃に不本意ながらもヤクザの篠目に拾われた少年尾見くん
篠目は壮絶な環境ながらも生命力に滾り自分の顔に大きな傷跡を残す程の刃を向けてくる尾見くんの気概を気に入ったのか、ペットとして彼を持ち帰ります
そして「ペット」を愛でるように年月をかけ尾見くんを可愛がり、少年だった尾見くんは高校生に~
そして尾見くサイドは自分からダメ親だったけれど当時は依存していた父親を奪い、自分が歯向かった相手の篠目だったのに、、、気付けば恋心を育てていた…と

大人になりつつある尾見くんの将来を案じこのまま自分の手元(ヤクザ組織)に置いておいてはいけない、、、と尾見くんを自分の元から手放そうとする篠目…
恋心を抱えた尾見くんは勿論篠目の元を離れたくない…

さてさてどーする?どーなる?
って感じでヤクザという設定が活きたお話しの展開をしていきます

2人を囲む脇キャラも程好く登場します
篠目サイドは勿論、組関係の輩たち
輩なのでみんなオラオラしつつも尾見くんを構いたくて構われたい!そんな気の良い身内に優しいタイプの人達なのでほっこり系です
尾見くんサイドは高校で出来た友人2人と街中で出会った破天荒な伸司という男
高校の友人2人は尾見くんが高校生だった事を読者に思い出させてくれるという意味では貴重な存在、伸司は掴みどころはないけれど憎めぬ、尾見くんにとっても貴重な存在でいい味出してます

少し作風全体に不穏な空気感を醸しながら始まっていく事もありちょっとエッジが効いた感じなのかな⁇なんて深読みしていたのですが、脇キャラの雰囲気や腹の中が読めないながらも飄々とした篠目の優男ながら変態さを滲ませる発言に段々と読むスタンスの方向転換をしていきます
そう!なんかちょっと重めな感じとかかな~なんて思ったけれど、、、蓋を開けてみたらとっても楽しいコミカルBLでした(о´∀`о)

攻めも受けも執着の仕方がへたっぴで、愛情表現の仕方も受け取り方もズレてただけっていうすれ違いBLです←楽しいヤツ♪好き!

この流れが分かって来る流れは楽しく、そして篠目のエロさにもドキドキ出来ました( ´3`)~♡
想いが通じ合った後の篠目のペットとしてではない尾見くんの可愛がり方と尾見くんから癒されてる感じとかも色気あってとても良き♡
見所はやっぱりずっとチラ見えしていた篠目の背中の観音様がババンと拝めたシーンですかね~
墨の描写に手抜きがない所だけでも心が躍ります♪
しかも観音菩薩をチョイスする辺りも篠目のキャラに合っていて解釈一致です‼的な興奮を楽しませていただきました(〃∇〃)

少々パワープレイなお話し運びや文字数多めな読みにくさもあったはあったのですが、、、多分これは私が作者さまの作品を初読みっていう所が大きかったかな?とは思います
独特なお顔立ちの攻めさまでしたが不思議とずっと色気を感じられる魅力があり、最後迄楽しかったです

修正|白抜き…しかも結構絡みに迫力ありめな描写も多いのでめちゃくちゃ白抜きが邪魔で、、、なんか見辛くなっていて勿体なかったなぁ~…特に兜合わせの白抜きはマジで悪だと思っています。。。(DMM)

1

突き放す必要は無かったかな

生芥先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
わちゃわちゃ 3
エロ 2
任侠 2
な感じだと思います。

篠目組組頭の篠目さん×高校生の尾見くんのカプです。

父親が借金を残し蒸発し、独りになってしまった尾見くん。そんな尾見くんを、借金取りに訪れた篠目さんが引き取ると言い出して…。

本編の雰囲気から読み易いかと思いますが、如何せん自分の読解力が乏しいからか、キャラクターの心理描写がイマイチ分からなくて、感情移入や萌えに繋がらなかったです。

篠目さんに恋心を抱いている尾見くん。だけど篠目さんの言動から不毛な恋だと自覚していたり、照れ隠しから全く表情を変えず接していので、本当に篠目さんのこと好きなの?と疑ってしまいそうになりました。
その後、組を追い出されると知ってからは身体で繋ぎ止めようとするのですが、今までの無表情や無関心な感じからいきなり絡みに持ち込もうとしているのには、ちょっとツンデレやギャップ萌えにはならなかったですね。

篠目さんの方も、尾見くんの告白に「愛しているよ」と答えたのに結局尾見くんの為でもあると、突き放した篠目さん。それなのに、尾見くんが身体を鍛えて強行突破するようになると、あっさり受け入れて、しかも尾見くんからの告白の意味をちゃんと理解していなかったのに、ちょっと、えぇ…ってなりましたね。執着や溺愛している割には、尾見くんからの想いには鈍感で浅慮ですね。

2人の想いが通じ合ってからの絡み描写で、篠目さんが「若くないし」と言っていて、その言葉に尾見くんが「俺は若いので」と返答する描写と篠目さんの背中の紋が見えてからの「言ったよね」のちょっと物騒な発言など、絡み描写の官能さにはドキドキしました。

尾見くんの友達や篠目組の人達など、脇役キャラが多く登場して結構わちゃわちゃしていて、今作の雰囲気が比較的明るめなので、仄暗くて血生臭い様な任侠要素はありませんので、読んでみては如何ですか。

0

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う