支配する男×抵抗する男

DOGS dog eat dog 上

DOGS dog eat dog

DOGS dog eat dog 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神292
  • 萌×235
  • 萌6
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
31
得点
1619
評価数
335
平均
4.8 / 5
神率
87.2%
著者
里つばめ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
シリーズ
GAPS
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784813033646

あらすじ

仕事の話しながら
盛ってんじゃねーよ

丸ノ内署生活安全課の巡査部長である
矢島千紘には秘密の恋人がいる。
元上司で現在は警視庁捜査二課で管理官の斉藤 誉だ。
ある日、丸ノ内署に斉藤が指揮を執る捜査本部が置かれる。
二課が捜査中のT建設贈収賄事件だが、
斉藤の指名で矢島も手伝うことに。
仕事中も平然と手を出してくる斉藤に
振り回される矢島だが、
気づけば事件に巻き込まれて!?

DOGSマニア待望の新作登場!!

表題作DOGS dog eat dog 上

斉藤 誉、30歳、元上司で警視庁捜査二課のエリート管理官
矢島千紘、29歳、丸ノ内署生活安全課の巡査部長

その他の収録作品

  • Short Break(描き下ろし)/カバー下:登場人物の細かい情報の紹介、小ネタ、あとがき

レビュー投稿数31

言葉を交わさないからこそ二人の関係が近づいたお話

すごくネタバレしてると思うのでご注意ください!
大好きなDOGSの続編なのですが色んな要素が詰まっていて何から語りはじめたらいいのかわからなくてレビューが書けませんでした。
無印もラブコメでありながらしっかりと二人の仕事ぶりが描かれ事件の謎も多かったですが、今作は「これはBLなのかな?」というくらい本格的に事件が描かれます(誉め言葉です)それは斉藤さんの仕事場が、丸の内署にいたころよりもかなり政治色の強い環境に変わり、上からも横からも斜め上からも圧力がかかっているから。

矢島くんは正念場だと噂されている斉藤さんの邪魔をしたくなくて(あいかわらず言葉たらずな言い方で)距離を取ろうとするのですが、斉藤さんは矢島くんを指名して同じ捜査班にひきいれ以前と同じように接してきます。けれど自分に対するまわりの反応から矢島クンは斉藤さんとの立場の違いや変化を思い知ります。さらに予想外の人や出来事から斉藤との関係を強引に自覚させられていくのですが、その過程がもどかしく、でもそこが矢島くんらしくもあり…やはりdedは『矢島くんが斉藤さんへの想いを自覚し恋人としての覚悟をきめる過程のお話』だと思いました。
矢島くんの感情が爆発するあのシーンは本当にせつなかった…

斉藤さんは最初に矢島に手をだした時から一貫してまったくぶれずに矢島だけを溺愛しているんですけどねw
実は無印から継続してラブコメしてる斉藤さんと、シリアスな矢島くんのずれがスゴイ!もちろん事件は超シリアスなので更に混乱します(笑)
美容師とか要さんとか新キャラの面々とかいろいろ語りたいことがあるけど、やっぱり斉藤誉がめちゃくちゃ斉藤誉でカッコよかったです!!!!!
上巻の描きおろしも、いろんな意味で衝撃的だったのでぜひぜひ読んでほしいです。

3

この作品が1番好き!!!

もうこの2人の物語を読むために生きていると言っても過言ではないほど続きを首を長くしすぎて待ってましたよ。前巻からかなり時が経ちましたが、読んだら一瞬で時がスタートしました。
上下読みたい気持ちと読み終わってしまう切なさ。

余談が長くなりましたが、感想を述べますと最高のの一言です。シンプルな感想が1番分かりやすいですよね。

とにかく私史上受けランキング断トツ一位の矢島。
両思いになった途端受け受けしくなる受けは好きじゃないので、本当に彼は変わらず(斎藤さんを好きな気持ちは進展してます)安心して読んでられます。
そして斎藤さんの矢島への愛を絶妙な感じで堂々と出していくところが最高でございます。
この2人しか勝たんです。
グッズが欲しいと思えるほど好きなBL作品です!死ぬまで続いて欲しいです!!

8

続編待ってました!

大好きなDOGSシリーズの3作目。まさかの上下巻なんて嬉しすぎます。
一巻はお仕事、二巻はプライベートメイン、今作はまたお仕事メインです。一巻でちらっと話がでてきた贈収賄事件を斉藤が指揮することに。久々に二人同じ職場ということでイチャイチャを期待していたのだけど、階級差が邪魔をしてイチャイチャどころか会話さえ、目さえ合わない上に、斉藤に憧れて矢島を敵視する若手キャリアの登場や、仕事中にも関わらず矢島へ女性を押し付けたがるKY上司が出てきて、ますます二人の仲が遠ざかりもやもや。上巻は斉藤が何者かに拉致されるシーンで終わり、いても立ってもいられず、すぐ下巻に手が伸びるのは先生の思惑通りでしょうか。
ストーリーが面白いのであっという間に読み終えましたが、あの矢島一筋の斉藤が若手キャリアの頭を撫でたり、そのくせ矢島には冷たい態度をとるので、矢島視点で読む側としては悲しい気持ちになりました。女性の部下の頭を撫でるのは完全にNGですけど、男の部下はセーフ?いえ、これはBLなのでそれもNGだと思います!どういう意味があったのか斉藤にききたい。
でも巻末にある二人のプライベートシーンに救われました。彼シャツをする矢島が見られるなんて!嬉しそうな斉藤がまた微笑ましい。
下巻はきっと矢島も読者も救われる展開になるはず?振り幅が大きければ大きいほど喜びも大きくなるから!と期待して下巻へ。ということでもう夢中。(以下、下巻感想に続く)

6

上巻のみの感想…下巻はまだ読んでません!

なんなの!なんなの!なんなのよ!あの若手キャリアは!矢島さんが嫉妬してるじゃないの!でもあの矢島さんを敵対視する目付きだけは頂けないなぁ!
斉藤さんにお仕置きされちまいな!って思ってしまう上巻でした。

今巻では大きな案件を指揮する斉藤さんが格好良くて、興味がないであろう政治的な駆け引きだって矢島さんとの未来の為の布石にする為なのかしらと想像しながら読みました。

矢島さんに女性を紹介しようとする二課の広瀬さんにイラついて、否応にもトラブルに巻き込まれて行く矢島さんにハラハラし、最後に斉藤さんに迫った危機に彼がどんな対応をするのかワクワクしました。

ちょっとサスペンスが強くてシリアス寄りですが、矢島さんしか見えてない斉藤さんの執着と、斉藤さんに対して思いが強くなった矢島さんに激萌の上巻でした。
読み応え十分で下巻が楽しみです。

7

事件よりラブを

3度の飯よりDOGSの2人が好きです。なので、本作はとことん恋愛描写が抑えられていたのがもったいなくて仕方ありません。斉藤の溺愛と、矢島の言葉に出さない激重感情と、そんな2人のぶつかり合いや恋愛関係がもっともっと見たかった。
とはいえ素敵なシーンもたくさんあって、中でも煙草の煙から斉藤とのキスを思い出すシーンは、セリフなしの数ページなのに甘さ、切なさ、萌えのすべてが詰まった断トツの神シーンだと思います。このシーンと描き下ろし2話の甘さのおかげで読後感がぜんぜん違うし、次作まで生きていけそうです。
クールな斉藤はたくさん見られたので、次作では汗だくで矢島を愛する姿が拝みたいです。

6

No Title

俺様ここに極められって感じの攻めですが、愛は重いのです。今巻になって受けの方も相手への思いを意識し出したのが良かったです

3

掘られた上に彫られそう

このシリーズが大好きなので、ページが少なくなっていくのが悲しいので手が止まり、各ページの扉の男どもがセクシー過ぎて手が止まり。いや〜小細工なしの白背景で魅力的なイラストが描けるって素晴らしいです、里先生。

元部下に「王様かな」って思われる股下100mの攻めたる斉藤さん。隠れファンが多そうな織田検事。なんたがとっても胡散臭い広瀬さん。タイプの違う新たな犬、花村くん。真面目な良い子なのにいつでもいつまでも不憫な矢島さん。

4話で、ベッドの上で見つめあってからのキスとかしてんのこの2人!?となった。
すれ違ってるのかすれ違いまですら到達できてないのか。案外「あの人が忙しくて相手してくれない」が的を射てど真ん中なのかも。ストレスの吐口にされることを嫌がってた節もあり、矢島ってかなり熱量持って愛されてたいお姫様よね。

9

ただ甘いだけじゃない2人

今回はお仕事中のお二人の場面が多いのですが、相変わらずの噛み合わなさだったり、言葉が足りないカップル…それにお互いイラついたり、すれ違ったり?なんですが、、、
でも!前作よりも確実に2人の関係が深くなってるのが滲み出てます。
イチャイチャ無しでラブを表現出来る里先生すごいです!(安心して下さい!たまにイチャイチャはあります!これがまた萌えます!)
繰り返し読んで毎回違う場面で2人の愛を感じるのでリピート確定な2冊です。

4

男臭いの最高

里つばめ先生の作品の中でも特にハードボイルドかつ男臭さが最高な作品。スーツを着るだけで漏れる色気にリアルさもプラスされてる雰囲気がたまらなくいいです。神様攻様斉藤誉様。

5

変わらぬ男たち

本音をいえば、本命はGAPS。
なんですが、世界観が一緒ということで読み始めたこちら。

オリジナルCPに比べると、ちょい甘さ控えめビタ-な二人ですが、
今作ではデレが見れたりすんのか??と期待を寄せつつ読み始める。

結果からいうと、変わんねえなぁー。

斉藤は相変わらずやりたい放題の暴君だし、
矢島はやられ放題だけど素直になれないし、
なんて言いつつ、揺らがない二人が案外好きだったりするんだけど。

でも、少しは変わったのかも。
主に斉藤の執着が強化されているような…

今作は上下巻という大ボリュームということで、
ストーリーも2冊ぶっ通しの長編仕立てとなっています。

とある疑惑を巡り、殺人事件未遂が起き、
その過程で八島が子供を預けられたり、斉藤が事故に巻き込まれたり、
矢島が誘拐されたり…と本格派警察ものの雰囲気がプンプン。

だけど、そんなシリアスさにもかかわらず、
斉藤は子供や女の子に矢島をとられて嫉妬してるし、
この男だけは終始ブレることはありませんでした(笑)

一に矢島、二に矢島、三、四がなくて五に矢島というように
本当に斉藤の頭の中は矢島のことだけ。
素直じゃないのでものすごくわかりづらいんですが、
よ~く観察してみればその行動原理の全てが矢島。

これだけ愛してやまないのにどうして「愛してる」の一言も出てこないのか。
でも、それが斉藤という男なんですよね。

矢島も肌でそれを感じているからこそ、不覚にも絆されていて…
今巻では斉藤を敬愛する新キャラも登場し、部下の只ならぬ様子に
やきもきしてしまう矢島も見れてしまいます♪

上巻ではそんな互いに無自覚に嫉妬し合う二人と、
シリアスな事件が展開されてゆきます。

果たして事件の黒幕は…?下巻へ!

8

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