まるで初めての恋みたいに

marude hajimete no koi mitaini

まるで初めての恋みたいに
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×22
  • 萌14
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
10
得点
73
評価数
23
平均
3.3 / 5
神率
17.4%
著者
ユキムラ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
価格
¥560(税抜)  
ISBN
9784048541558

あらすじ

 河野は金庫のセールスマンだが、極度の上がり症で、クビ寸前になっている。訪れた設計事務所で、所長の伊藤に異様に親切にされる。伊藤は河野に一目惚れしていたのだ。恋人兼事務係として伊藤の事務所に転職する河野。しかし河野はこのまま世話になりっぱなしではいけないと思い、再び転職を考える。そんなとき河野の前に現れたのが、伊藤のかつての同級生であり、重要なクライアントの藤堂だった。迷っているならうちに来るよう誘われ、河野は迷う。

表題作まるで初めての恋みたいに

建築デザイナー
セールスマン

同時収録作品吐息を消して、雨音で(前編・後編)

出版社リーマン
フリーカメラマン

同時収録作品すべてをあなたに

鬼課長
部下

レビュー投稿数10

ししとうがツボでした

働く社会人3カップルの短編集です。
表題作「まるで初めての恋みたいに」と「吐息を消して、雨音で」は全2話、「すべてをあなたに」は1話完結なのですが、その長さに応じた丁度良いストーリー展開です。

それだけでもリーマン好きには堪らない1冊なのですが、私の一番のツボは、作品と作品の隙間ページに神崎のイラストと共にそっけなく描かれていた「まるで初めての恋みたいに」に藤堂の秘書として登場する神崎(33歳)の好きな食べ物が「ししとう」だということ。

私はししとうって偶にすごく辛いのがあって苦手なのですが、意外性にドキリさせられました。神崎はクールで堅実そうなのにそういう博打的要素が好きなのかとか妄想が止まらなかったです。

ユキムラ先生は他の作品で、ストーリーに出せなかった設定を語られていたことがあるのですが、こういう細かい部分まで考えておられて、隙間ページにちらっと描いてくださるのが個人的に大好きです!

2

可愛いぞーーう

いやー、ユキムラさんの描くリーマンはやっぱいいな~。
表題作連作他、2作で合計3カップルの話。

表題作は売れない上がり症の営業マン・河野〔受〕が、設計事務所所長・伊藤〔攻〕にずっと一目惚れをされていて……って話でこれがなんともいえず可愛いのです。
伊藤が河野に一目惚れした理由は、自分の設計した家を良い表情で見上げていてくれたからで。
伊藤も何故か河野を知る前から彼が設計する建築物が好きで。
そんな建物という絆が彼らを出会う前から結びつけていたのですな。
恋人同士になってもなかなかエロにまでいかない、そんな所も胸きゅんなのであります。

ストーリー自体に凄い捻りがある訳ではないんだけど、これをユキムラさんが描くと凄くいいんだよな~、うん。

0

どれもいい感じです

3つのカップルのお話が収録されているのですが、どれも可愛くキュンキュンするお話で、甲乙付けがたいです。
強いて言えば、やはり表題作のカップルが一番よかったかな。
タイトルどおり、初恋のような反応の二人がとても可愛くて。
攻めはヘタレと言えばヘタレに入るのでしょうが、ヘタレというより初々しい感じが出てて、とても好みでした。

2つ目のお話の「吐息を消して、雨音で」は、先輩・後輩、再会という設定が私好みです。
これは受けが恥ずかしがり屋でとても可愛い。ずっと想いを忘れられないでいた、という切な系のお話です。

0

三角座りは反則

なんですか、この、ソファに三角座りって、
かわいいじゃないか、このヤロー

表題作、ふぁ
なんか、いろいろ、つっこみたいことはあるはずなのに
この、ソファの上で、膝を抱えて三角座りがあまりにもキュートだったので、何だか、諸々どうでもよくなっちゃう。1C

0

働く男たちの、優しくて素敵なお話ばかり三編

ほんわかほのぼの風味で、キュンと切なくなる、優しい、そんなお話ばかりでした。

『まるで初めての恋みたいに』
キュンキュン、とっても良かったです。
攻めも受けも二人とも可愛かったなー。
見た目が怖いメガネ攻め、実はヘタレって分かってギャップ萌え。
あがり症な受けが一生懸命お仕事をしてるのになかなか思うようにいかず、でも常に前向きなのが好感でした。

『吐息を消して、雨音で』
ツンデレの照れ屋な受けがかわいいー。
攻めがカメラをいじってるときに目があって、顔を赤らめてばっと目をそらした受けが可愛すぎて、心臓を捕まれました。
なるほどと思い、攻めが少しずつ受けに心惹かれていき結ばれるラストまで、キュンキュンニヤニヤしっぱなしでした。

『すべてをあなたに』
上司に恋した部下のお話。
「3日位前からだ」ってセリフがツボにきて笑っちゃいました。
面白かった。

0

可愛い働く男たち

表題作の建築家×セールスマン。
一目惚れから始まった恋、はいいのですがサクサク進みすぎてイマイチ話に入り込めず。
きっかけは一目惚れでもいいけれど、そこからもう一歩のめり込む何かが欲しかったかも。
二話でわかりやすいアテウマ来た!!と思ったらまさかの展開だった。

個人的には編集×カメラマンの話の方が好みでした。
最初から実らないと諦めて、それでも想うのをやめられなかった高校時代のエピソードが切ないです。
恥ずかしがり屋な受がかわいい。

上司×部下
部下の移動話が出て、好きだからこそ離れようとする不器用な上司の話。
こんな上司がいたら惚れるわ。良い感じにおっさんっぽいのもツボです。

絵柄は文句なしで可愛いと思います。

0

愛しきリーマンたち

3話入ってて

『まるで初めての恋みたいに』
建築家×訪問販売

『吐息を消して、雨音で』
記者×カメラマン

『すべてをあなたに』
上司×部下

どれも秀逸~v


どの作品もコメディタッチで、そんなばかなwといったノリなんだけど
理由がきちんとあって、理由きいても、まあたしかにファンタジーだけど
なんだろうしっくりくるんだよ。
欲を言えば、どれももう少し絡みをきっちり描いてほしかったけど。
一番『吐息を消して、雨音で』のカメラマンのコがかわいくて
表情だけで萌えました。
ふたりがキスして、がぶり寄りで受けが押し出しするんですよw
想いのたけが強いほうが押し倒すんだけど
攻めはその想いにたいして「追いついてやるからな」って言うところが
もっとも萌えでした!!!

とにかく絵が好み。
おっさんから、健気まで、すべて好きな顔だった。
ユキムラさんとは男の趣味が合いそうw

1

伊吹亜弓

こんばにちは☆
きょうは気になっていた作品2作も、かにゃこさんのレビュでチェックできて嬉しいです♪(もう1作は四ノ宮先生のです)
ずっと気になっていたこのコミクス…やはりイイんですね!!
最後の「男の趣味が合いそう」の言葉にすごくグッときました… (*´Д`)
おっさんを求めて補完してきます!
素敵レビュありがとうございます☆☆

3つのストーリー

受はおかしな方向に暴走するタイプです。せっかく恋人の建築事務所で働けるというのに、「公私混同」だとか、「好きなヒトにふさわしく」あるために別の職場で自立したいとか、変に気を遣って、攻との関係をこじらせてしまいます。こういう、ちゃんと見張っていないとフラフラしてしまう、保護欲を刺激するところが萌えポイントです。

受の髪の生え際が後退しつつあるように見えるのが気になって仕方ありませんでした。

表題作ほか、カメラマンの話と、上司と部下の話があります。

1

まるで初めての恋みたいにレビュー。

あすかコミックスさんなので凄くピュアな1冊に仕上がっていました。
というか、タイトルからしてピュアなかほりがプンプンしてときめきます。

表題作は設計事務所の所長(建築家)×セールスマンの話。
所長はセールスマンに一目惚れ。売れないセールスマンだった河野はリストラされてしまいます。一目惚れした相手のピンチに、室長ったら河野さんを自分トコの事務員にしちゃったよ!
公私混同ばっちこーい!好きな相手を手に入れる為に使える手札は使うぜ!

とても大人とは思えない判り易い行動に動機息切れが…。
可愛い、スゲー可愛い大人の恋だ。
一歩間違えば主従モノになっちゃいそうだけど、攻がヘタレなのでそういう強引系な流れにはならず、ゆっくりと恋をしていく過程や2人の感情面が描写されていて満足出来ました。
へタレな攻も素敵だったが、受も仕事への責任感とか早く仕事を覚える為に必死になっているトコが守られてばかりじゃないんだなって感じがして好感が持てました。仕事をキチンと頑張る大人はカッコ良いです。

ユキムラさんが描くキャラは、不器用で、だけど必死で、なんだか読んでいて凄く応援したくなる。そして巧くいった時は彼らの幸せがずっと長く続けば良いと祈りたくなる。
そういう魅力的な大人キャラが大好きです。

他収録作。
・吐息を消して、雨音で
ライター×無口カメラマン。カメラマンがライター妹の元カレという複雑関係モノ。

・すべてをあなたに
先輩×後輩のリーマンモノ。ユキムラさん御得意のパターン。

不器用な大人の恋を読みたい方にオススメ!

0

働く男ばかり☆

表題作は売れないセールスマン河野と建築家伊藤のお話。
伊藤はガタイがよくて常に眉間にシワが寄る様な顔なのに河野に対してはものすごいヘタレで自身がないくせに行動派、そして乙女。
お互いに好きだけどなかなか一歩踏み出せない、自身がもてない二人にじれったさを感じつつも悶えてしまいます。
二作目もリーマンのお話。偶然再開したのは高校時代に妹が付き合っていた相手。だけど、彼には妹と付き合っていたことにワケがあった・・・。決して叶うことのない想いと、片想い、言葉の呪縛。
せつない想いになれます。
三作目は上司と部下のお話。突然冷たくなった上司に部下は・・・。
絵柄は少し雑な感じもしますが、それもまたストーリーにマッチしていい味を出していると思います。

2

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