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neko koi ni kogareru
詩郎のマンションに将太が押しかけてきて同棲する事になった2人。人との距離感がバグっていてグイグイ来る将太に振り回される詩郎。付き合って一安心かと思ったらそうはいかない展開で…。
将太がビッチになった原因の過去は切ないし、それがずっと追いかけて来るのも怖い。自分のしてきた事の虚しさに気づいてしまった将太が、汚いと自らを傷つけるのが悲しくて。でもそれを汚くない…って詩郎が抱きしめたのに涙。
感情の起伏が乏しい能面みたいだった詩郎と暴走してばかりの手負い猫の将太だけど、お互いにこの人だからこその結び付きなんだよね。傷を癒せる存在。この2人が出会えて本当に良かった。
そして将大と椿も出てきて嬉しい〜。このシリーズほんと大好きなので、花ちゃんといっくんも含めまたみんなのお話がぜひ読みたい!再びどこかで会えますように。。。
性悪将太が可愛くてでもちょっと怖くて。
詩郎に恋をしてとうとう生まれ変わり心を入れかえると思ったら…?
詩郎にベタベタかと思いきや嫉妬をまんまと煽るところも、将太やりますね!
詩郎に自分を見つめてほしくてほしくて。
初めての家庭教師に再会して将太が自分のことを汚れてる手垢まみれだと感じるところ、必死で洗い流そうとするところ、ジーンときました。
詩郎が将太に外堀埋められた?はずが、俺しかあいつの面倒は見られんって!
とうとう将太は一方通行ではない愛を手に入れましたね!
とんだ性悪で誰にも手に負えなかったあの将太が…(泣)
それにしても本当に阿部あかねさんは絵が上手くて表情もすごく良いですよね!
あの流し目や上目遣いの色気!
それに子供から若者からオッサンからお爺さんまでちゃんと描きわけられる技術!
なにより台詞の絶妙さ!1作でシリアスからギャグからユーモアからじんわりまで。
しかもなかなか自分で言葉に出来ない人のズルさやモヤモヤが描かれているところとか、もうなんでこんなにたくみなんですか!?
ずっと大好きです。
もはやラブストーリーなのか正直わからないんだけど…阿部あかね先生にしか描けない神作品だと思います。ギャグ人間ドラマ…というか、詩郎はんも将太も拗らせすぎているというか、なんというか…死んだ情緒をお互いに見つけ出すまでをすごい飾りなく描いている気がします。BLで描かれる単純明快な、「好き、俺も好き」の対極にあるようなギャグ人間ドラマというか…。ガラ悪純文学。BLでこれ描いていいんか?、てかDear+誌のテーマは「恋愛至上主義」だったはず…これいいんかw?なんだけど、とにかく神作品だと思います。こんな作品は読んだことがありません。私が自身は自分を玄人とは思わないけど多分玄人向けだと思います。
本編でも本当に好きなのか分からなかったカップルで、続編期待して読みました。
相変わらずの二人。他人の、そして自分の気持ちにすら興味なしという醒めた二人。将太の方はましてやHに何の特別な感情もなかったという割ととんでもない奴同士。
続編があまーくなるはずもなく、でも二人の関係の中で、やっとお互いに人言らしくなった、そんなお話でした。
全てができた詩郎。このくらいの渋いおじさんのカッコ良さが出てて阿部さん素晴らしい。
そんな詩郎は,将太に好き好き言われて絆される。柄にもなく嫉妬したりして、将太は陰でプククってなってる。
なので、途中までは将太の本気度が全然分からなかった。ラストぐらいまで疑ってました。
でも、詩郎への愛から、これまでのふしだらな自分が汚れているという強迫観念にやられそうになるところで、やっと将太も人間らしい感情を持つようになったのかなと思いました。
詩郎も少しずつ変わっていくのかな。
最初の頃から随分時間が経ったシリーズですが、どのカップルも魅了的ですね。
阿部あかね先生「猫、愛を知る」の続編ありがとうございます♪こんなにすぐに読めるとは思わなかったので大感激です。
部屋に籠って読んでいたんですが、何度も吹き出して怪しい人になっていました。
前作で将太が改心したと思っていたんですけど、詩郎の危惧する通り人ってなかなか変われないんですよね。それは詩郎も同じでこの2人ちゃんとくっ付くのかしらと心配になるほどでした。
ですが終盤からの流れにはちょっとだけグッと来て感動しました。将太の手綱を握れるのは詩郎しかいないし、詩郎の心を動かすのも将太しかいないんです。
椿と将大の再登場も嬉しかったんですが、将大がちゃんとお兄ちゃんしてたのにホッコリしました。
そしてなんと言っても周りが2人の仲を歓迎してるのに爆笑させて頂きました。
あのクソきのこの漫画と最初は思っていましたが、今ではシリーズの中で1番好きなCPになりました。
阿部あかね先生はこういうお話を描かせたら本当に天才ですね。大好きです。
阿部先生作品の中で前作がいちばん好きでして。
その続編。うれしいです。
前作でくっついたかと思ったのに…そうでもなかった。
こじれまくった2人の性格ではわからなくもないというか、読んでいるうちにそういうことか、とわかってきました。
そりゃあの2人ですもんね。そうは問屋が卸さない。
両者とも気持ちは本物だったけど、接し方や行動が素直じゃないというかうまくないんでしょうね。
詩郎なんて自分の感情がわからないんだから。
そんな詩郎に愛されているかわからない将太はああいう性格だからひねくれる。
詩郎が嫉妬や罪悪感を自覚するところ、将太が過去にしたこととそんな自分を嫌悪するところ、それを詩郎が癒す場面はさすが阿部先生でした。
さらっとした流れだけど、グッとくる。人間の業の描き方が毎度お上手です。大好き。
脇キャラも皆すばらしい。ここも阿部先生の好きなところ。
詩郎の父、舎弟たち、将大、椿も最高。
何より私はコテコテの大阪弁がしっくりきすぎて気持ちよくて。
一人称「ワシ」で辛辣な詩郎、性悪な将太、ほか独特な大阪弁の言い回しが大好きです。
続編楽しみにしてました。読み始めは何とも不穏な雰囲気でしたが、だんだん将太の拗らせた可愛さが見えてきてほろりとしちゃいました。詩郎ちゃんもいろいろ考えてるのが可愛くて、重たいお話のはずなのに、ちょいちょい挟まれてくる小ネタ(大ネタ?)が面白くて今作も大変楽しませて頂きました。
このシリーズ大好きで椿も久しぶりに見られて嬉しかった。やっぱり美しい。すごく好き。良かった良かったなラストですが、まだまだこのシリーズが読みたいです
これね…
私、未だにこのキノコ許してないんよ。
いっくんに何したのか。忘れんよ。
だから「華と楽」「〜、愛を知る」のレビューでもギッタギタのボッコボコになれや、と書いたんだけど。
詩郎よ。
甘すぎん?
まあね?詩郎にしてもどこかぶっ壊れてる人間だから?
正直2人がくっつけばそれ以外にメーワクかかんなくていいかも!という結論に達したよ。
とにかくキノコに罰を!って思ってたんだけど、自分のしてきた事を「汚れ」と自覚して、自分で自分を罰してたからヨシとする。
でもすぐ詩郎が許しちゃったからなぁ。キノコざまあが足りないよ。
不器用ーーーー
もぉ…2人ともとっても不器用な感情迷子さんの恋
しかも1人はだいぶ大人な年齢で割と何事もうまくクールにいなして来たタイプ(その実、クールとちゃうょ?……単に感情が湧き難い上に表情筋が死亡しているだけっていうホントは残念さん)な攻め、詩郎
そしてもう一方はとにかく自由奔放に好きに生きて来た翻弄系根無し草タイプ…※ビッチとも言うw…(が‼そもそもなんでそんなんなったんゃ…?と、いう実は向き合ったら闇の深い部分を見ないようにしてきたとんでもない繊細で自己防衛力が高いのに仕方を間違えてしまった残念さん)な受け、将太
そりゃ拗れちゃいますわな…w
( )の中がこの続刊で主に露わになった部分で彼らの「人間味」を感じる部分です
特に将太の”そもそも”の所は結構重めだったなぁ…
全体的な作風のお陰で中和されてはいるし、必要以上に痛々しくならないようにはなっているけれど、、、やっぱりあの銭湯での将太の行動には胸が痛くなってしまう…
結局2人とも「ほんとの気持ち・ほんとの自分」に気付かない事で「自分を保って来た」2人
そんな2人が本能的にさらけ出せる相手を手繰り寄せ、離れられなくて、手放せなくなっていくお話しです
相手の嫉妬を煽る為に騙しているようで、本当は1番自分自身を騙して来たんでしょうね……切ないですね
シリーズ3組の中で実は1番重めなCPのお話しだったですかね~
前2組も大好きでニヨニヨ(´∀`*)ウフフ♡と覗かせていただく感じに対して、この2人は「幸せにおなり~( ;∀;)」と見守りたいタイプの違いを感じます
1番爛れた2人だからこそ蓋をしていたピュアな部分が隠されていた事を知ってしまい、守ってあげたくなっちゃうような…そんな萌が詰まってました
ほんと、大好きなシリーズです♡
椿さんと将大が揃って登場してましたね~
いっくんと花ちゃんを本編に出せなかった…とあとがきに登場させて下さってましたねw先生の愛を感じます
キリは良くまとまっていますが、全員集合でのただただラブラブハッピー(&エロエロ///)なお話しなんかを見れたら長年の肩凝りも治ってしまうんじゃないか⁈って位狂喜乱舞確実なのです (>ㅅ<)
ひっそりと健やかな日々への願いを込めてこのシリーズが続く事を願っています♡
詩郎の押しかけ舎弟の我流(がいる)くんと将太の”鹿のケンカ”めっちゃ笑ったし癒されました(笑)
将太にも普通~のお友達が出来たん…か…な???
あーー…やっぱり続きがまだ見たいシリーズです!
愛と恋を知った後は?何が待ってるんだろ~なぁ~???